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8:14 今朝は早めに朝食を取り、ホテルをチェックアウトして、ライン川下りの出発点、マインツの停船場に来ました。 今日は予定が盛りだくさんです。 まず、あるじ達が宿泊したマインツを8:45発の観光船でコブレンツまでライン川の川下りをします。 コブレンツには14:10に到着予定です。 日本を出発する前に、乗船するのが日曜日と言うこともあり、一応インターネットで予約をしておきましたが、特に予約をしなくとも十分な余裕がありました。ただ、予約料金などは必要ないので、予約をしておいても無駄にはならないと思います。 川下りの後、コブレンツを14:48発の急行列車で、マインツを経由してフランクフルト空港まで行きます。 フランクフルト空港には15:59に到着です。 姉は仕事の都合でドイツ旅行は今日までです。みんなで姉をフランクフルト空港で送り出します。 姉を送り出した後、母親と嫁とあるじは、フランクフルト空港16:42発の特急電車でハンブルグに向かいます。 ハンブルグには20:36分に到着する予定です。 |
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ライン川下り観光船のチケット売り場にはすでに何人かの人たちが集まっていました。 あるじと母親、そして嫁はドイツ2日目にミュンヘンで購入した周遊券(ジャーマンレイルパス)が使えますので、チケットを購入する必要はありません。 姉は今日帰国するので周遊券は購入していません。姉の分のチケットを購入しました。 マインツからコブレンツまで大人1名、42.9ユーロ=約5,750円でした。 |
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ライン川の川下りは、左の写真にあるとおり、左下のマインツを出発して、コブレンツまで下る旅程です。 途中、両岸にはさまざまな城や街、ブドウ畑が広がっています。 時刻表にあるように、遊覧船は途中何カ所かの停船場に停まりながらライン川を下っていきます。 |
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8:29 遊覧船の中はこんな感じで、展望レストランになっています。 室内にいたければ、コーヒー一杯で出発から終点まで居座っていても何の問題もありません。 当日はマインツから乗ってくるお客さんはほとんど居ず、ごらんの通りガラガラの状態でした。 |
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8:39 気候が良くて天気が良ければ、上の屋外デッキに出てベンチに座りビールを飲みながら過ごすのもよろしゅうございます。 ビールはドリンクスタンドがありますので、好きなだけ飲めます。(もちろん有料) |
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8:48 船はマインツの港を出発しました。 |
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8:58 マインツを出てすぐに、ライン川とマイン川の合流点にきました。 まだまだ、周りの風景は市街地です。 |
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9:02 早速、次の停船場に着きました。 その後、川下りのトピックスが多い中央部分に行くまでに、次々とお客さんが乗ってきて、最終的にはほぼ一杯の状態になり、トピックスの箇所を過ぎると、だんだんと降りていきました。 |
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9:32 船はまだまだ市街地を下っており、景色が少々退屈なので、コーヒーブレイクにしました。 ドイツではコーヒーを注文すると大抵、この様なポットで出てきます。 1ポット=3.6ユーロ=約480円。 カップでも注文出来ます。カップ1杯で注文すると1.8ユーロ=約240円 ドイツのコーヒーはアメリカと違い、やや濃いめ日本人好みの濃さです。 (最近はスターバックスに代表されるアメリカのコーヒーも濃くなりましたが・・・) |
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9:50 遊覧船は時々、コンテナや車を積んだ貨物船とすれ違います。 貨物船は川専用で、横波による転覆の可能性がないのと川幅の狭いところもあるからかもしれませんが、長さの割に幅がやたらと狭い見慣れない形をしています。 ライン川を貨物船が行き来していることは、海上交通が近隣の人々の生活を支えていることが想像でき、ドイツの人たちにとって重要な役割を果たしていることがうかがえます。 |
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10:31 小一時間が経ち、周りの景色は市街地からブドウ畑へと変わってきました。 この先、コブレンツまで行くと、ライン川はモーゼル川と合流します。 この地域はドイツワインの生産地として有名な地域です。 |
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10:45 川下りの途中、両岸にたくさんの城を見ることができます。 船から眺めているときは、船内にガイドが流れることもあり、次々と現れる城に、「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とか言っていますが、ドイツの人には悪いのですが、一つ一つ、名前を書いて、由来を書いても読む方も退屈、書く方も退屈なので省略します。 これら両岸の城は、中世の昔から長い間ライン川を挟んで、違う民族同士にらみ合いを続けていたために出来たものです。 |
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10:45 こちらは、川の中州に築かれた「ねずみの塔」と言われる建物。 昔ここを通る船から関税を徴収していた時期があり、この塔はそれのためだそうです。 |
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10:46 こちらはかなり古いタイプの城。 河岸の道路では、日曜日と言うこともあり、たくさんの人たちがサイクリングを楽しんでいました。 |
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11:00 また、別の城。 城が見える度に、乗客は右舷に行ったり、左舷に行ったりして写真を撮っています。 あるじは後らから写真を見ても、どれがどれだかわかりませんでした。 |
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11:36 次から次へと出てくる城を見ていても、”金太郎飴”のごとく皆似たように見えて退屈してきました。 と言うことで、今日は車を運転する必要はありませんので、昼間からビーーーールにしました。(^o^)/ ビール1杯3.6ユーロ=約480円、さっきのコーヒーと同じ値段でした。 |
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11:37 ビールを飲み始めたら、外に出る気がしません。 何か見えてきても、船の中から横着をして、写真を撮影。 |
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12:06 ライン川下りの目玉、ローレライの岩山です?って。 言われなければ、決して気がつきません。 この岩山は川に突き出た形になっており、川幅が狭くなっていることから、昔は船が良く座礁したり、沈んだりしたそうです。 エンジン付きの船が当たり前の昨今では、何事もなく通過してしまいます。 |
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12:07 岩山の正面まで来ると、”LORELEY”と書いてあるのでわかります。 |
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13:06 ローレライの岩山も過ぎ、かなりのお客さんが停船場で降りていきました。 レストランも空いてきましたので、昼食にしました。 これはあるじが食べた「ニュルンベルグ風ソーセージ」 ソーセージにポテト、それにデミグラスソースの様なものがかかっていました。 味付けはかなりヘビーでした。 7.1ユーロ=約950円 |
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13:06 こちらは、嫁が食べた魚のフライ、タルタルソース添え。 比較的(あくまでも比較的)さっぱりとしていました。 12.4ユーロ=約1,660円 |
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13:57 なんだかんだしているうちに、コブレンツ到着の時間が近づいてきました。 |
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14:23 コブレンツには時刻表では14:10に到着予定でしたが、遅れています。 まだ、到着しません。 コブレンツ発の急行の時刻が14:49ですので、時間の余裕が無くなってきました。 地図を見ると、コブレンツの船着き場から列車の駅までは2キロ以上はありそうです。 荷物があるのでタクシーで駅まで行くしかありませんが、船着き場でタクシーを探しましたが、まったくいません。 ドイツでは流しのタクシーは無く、タクシー乗り場でしか乗ることが出来ません。バス停も無く駅までは歩いていくしか無いようです。 1キロほど歩いて行くと、運良くタクシー乗り場があり、そこからタクシーに乗り駅に向かいました。 |
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15:10 駅に着いて、ホームに立ったちょうどその時、急行列車がホームに入ってきました。 間一髪ぎりぎり、セーーーフ! だったのは、あるじと母親、そして嫁の3人です。 我々3人は周遊券を持っていたので、そのまま先にホームに行くことができました。 姉は周遊券を持っていないので、そのままでは電車に乗ることが出来ません。 窓口で切符を買っている間に急行列車は出発してしまいました。 姉とは離ればなれになってしまいました。 |
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15:16 あるじと姉は携帯電話を持っていたので、お互いに連絡を取り、姉は1時間後の急行列車でフランクフルト空港に向かうことになりました。 帰国便の時間には余裕があるので、大丈夫、ほっと一安心しました。 |
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16:28 あるじ達3人は先にフランクフルト空港の駅に到着しました。 予定ではここまできて、姉の見送りをして、ハンブルグに向かう予定でした。 あるじ達がフランクフルト空港駅を出発する時間までに、姉は到着しません。行き違いです。 |
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16:42 フランクフルト空港16:42発のEC(ユーロシティー)でハンブルグに向かいます。 座席は2日目のミュンヘンで事前に予約をしておきました。 予約料金は1人当たり3ユーロ=約400円、日本の指定席と比較するとかなり安いです。 列車は2等ですが、御覧のとおり2×2の4列シートで、列車自体もたぶん新幹線より広く、快適です。 ジャーマンレールパスですと、特急料金も2等までは追加料金なしで乗ることが出来ます。 |
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18:08 特急列車はドイツの丘陵地帯をハンブルグへと向かいます。 ハンブルグは20:36に到着の予定です。 |
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21:00 ハンブルグ駅には定時に到着しました。 左−嫁の妹、左−あるじの母親です。 (あるじの嫁は日本ではちょっと目立ちますので、割愛させていただきました) ちなみに、嫁と妹は似ていません。 嫁の妹は昨年ドイツ人と結婚して、ここハンブルグに住んでいます。 今回、ドイツ旅行をした理由の一つは、この妹夫婦を訪問することでした。 (嫁もあるじも、妹の旦那さんとは会ったことがありませんでした) |
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21:01 左が妹の旦那さんのオリーバーさん。 私よりもはるかに若く30歳、好青年といった感じです。 |
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23:02 ハンブルグではあるじ達3人は妹夫婦のアパートに泊めてもらいました。 今日の夕食は、嫁の妹が作った本場のタイ料理です。 ドイツに来て、本場のタイ料理を食べるとは思ってもいませんでした。 妹は嫁より料理が上手かも、とっても美味しかったです。 |