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   2009年6月6日(土) 筑波ロードレース選手権 第2戦 TC600 決勝
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10:12 ドライセッティングへ

 予選終了後、9時半からライダーズブリーフィングがありました。

 以前は決勝前のスタート進行の中で行われていましたが、今回はスタート1時間半前でした。
 ブリーフィングの中で、アドバイザーの川島賢三郎氏からの話で、
 『今日は難しいコンディションです。TC600の短いレースの中で、ドライのタイヤで行くか、ウェットタイヤで行くかは、走っているマシンから”水しぶき”が上がっているかです』との一つの判断材料の話がありました。
 (ブリーフィングは直前じゃなく、今回の様に少し時間の余裕があった方が、しっかりと聞けますね)
 9時半過ぎの時点で、予選を走っているマシンから水しぶきは上がっていません。
 そしてこの後行われるST600の予選で、おそらくライン上はドライになるはず。と踏んでブリーフィングから戻るとすぐに、ドライのセッティングに変更します。
 (まるえさんも『ドライでしょ』と言ってました) 
10:30 決勝前の準備

 今日はハルナさんのデビューレース&自分も約1年半ぶりと言うこともあり、アイスエイジさんがきてくれました。


 スタート前チェックは10:35〜10:49まで。

 その間に、チェックを受ければ良いので、予選の様に焦る必要はありません。
 
 ガレージでしっかり決勝の準備をします。


 実際、タイヤの変更などでバタバタしていて、うっかりガソリンを入れるのを忘れるところでした。(汗)(-_-;)

 こうゆう時も、我が有能なヘルパーたちは『カマタさん、ガソリン入れました?』と確認の声をかけてくれます。(笑)
10:47 スタート進行開始

 決勝は定刻の11:00から15分遅れて、11:15からの予定です。

 ただし、スタート前チェックは定刻の10:35〜始まります。

 確実に準備が終わるまでガレージにいて、つなぎを着込んでスタート前チェックを済ませ、ウエイティングエリアでスタート進行を待ちます。

 つなぎがスムーズに動くよう、ストレッチ。
10:48 コンディション

 コンディションは相変わらず、曇っており比較的低めの気温です。

 気温 20.2℃

 路面温度 22.4℃(10:20現在)

 雨量3.5mm

 雨量は3.5mmと出ていますが、既に止んでおり、空の明るさは少し増しています。

 湿度は高いですが、暑くなく、走りやすいコンディションです。
10:49 ウェイティングエリアにて

 オパミン
 『カマタさん、そんなに太っちゃダメじゃないですか!』

 Rカマタ
 『いや、そんなにぃ〜』

 オパミン
 『そんなに、って言ったって、お腹のところのファスナー、きつくてひっくり返っちゃってるじゃないですか。ちゃんと痩せないと、もうヘルパーにきてあげませんからね!』

 Rカマタ
 『すみません』

 とは、言っていない。

 レース前のイケイケのアドバイス中。
11:05 アイスエイジさんからのアドバイス

 『1周目、最終コーナーの入口で1台、抜け!』

 「・・・・・・・えっえっえっ?!」(心の中の叫びである)
11:05 ピットロードオープン

 スタート進行が始まり、ピットロードがオープンになりました。

 ここから、3分ほどピットロードがオープンになり、コースインできスターティンググリッドに着くことができます。
 ピットロードがクローズになると、コースイン出来ませんので、ピットからのスタートになります。(F1とかで、エンジンを交換した車が時々やってますね)

 スターティンググリッドは決まっているので、コースインを焦る必要はありません。
 ギリギリまで、タイヤウォーマを使って、タイヤの温度をなるべく高温へ。
サイティングラップ

 ピットロードからコースインし、サイティングラップ、最終コーナーの入口。
 コースを1周し、スターティンググリッドに着きます。

 サイティングラップ中もタイヤの温度が下がらないよう、加速減速を繰り返します。

 WGPもまだタイヤウォーマーが導入されていない1970年代後半、ケニーロバーツはスターティンググリッドに着く前のウォーミングラップ、最終コーナーをリヤブレーキを引きずってリヤタイヤを温めていたのは、あまりに有名(?)な話だ。(って、ちょっと話が古過ぎか)
11:10 スターティンググリッド上で 

 サイティングラップを行い、スターティンググリッドにマシンを止めます。

 肩越しに見える黒いヘルメットはハルナさん。
 グリッド4番違うと、かなり後ろだ。

 グリッドは4列目のアウト側。

 選手紹介の間に、宇井選手が各ライダーを回ってヘルメットのアゴひもをチェック(?)、そして一声かけていきます。
 自分のところにきて、
 『イン側スタートは路面がまだ乾ききっていませんが、アウト側は乾いていて有利ですね!』
 「そおかぁ〜。有利かぁ〜」(と心の中でニンマリ!)

 そして、コース前方を見て、集中力を高めていきます。


 が、写真的にはお腹のひっくり返ったファスナーが緊張感を台無しにします。

 
11:11 ほら

 10番グリッドは、最終コーナーを立ち上がってきたマシンが通過するライン上にあります。
 そのため、ほら、路面が乾いているでしょ。

 で、右側は乾いていない。

 そんなことでも、精神的にはとっても有利になります。
11:12 レースが始まります

 路面はほぼ完全ドライと言っていいでしょう。

 タイヤ交換は正解でした。
 (逆にウェットでグリッドに着いたマシンは無かった様です)

 ストレートのイン側はまだ乾いていませんが、ライン上ではありません。

 1コーナの入口は少し湿っている程度で、ちょっと注意が必要かも。

 あと、2ヘアの入口も少し湿っているようですが、インを刺すことがなければ、通過するラインではありません。

レーススタート

 レースがスタートしました。

 スタートでグリッド3番目の選手がフライング。
 ちょうど、自分からシグナルを見る視線上にあったので、見えて。
 『やっちゃったねぇ、ラッキー』と思ってました。
 
 これで、3番グリッドの後ろにいる選手も影響を受けてかスタートが悪く、自分が1コーナに入るときには、乾いた路面も功を奏して6番手ぐらいで。

 「よし、よし」と思ったのもつかの間、コーナーのスピードが遅すぎ!
 コーナーでバラバラっと抜かれて、ほぼグリッドと一緒の10番手くらいに。
 『あ〜あっ、もったいない』

 何台か後ろにハルナさんがいますが、知るよしも無い。

 しかし、みんなマシンがカラフルだなぁ。

 R6軍団に囲まれてしまった!(汗)

 いやぁ〜。写真を見て愕然!

 バイク寝てないね。

 ずーっと、中古タイヤばっかり使っていたせいか、エッジまで使ってベタァっと寝かせることを忘れてる。
 と言うか、体が拒否ってるみたい。

 3台のR6の中、1台だけCBRでツーリングしているみたいです。
 
 追跡するハルナさん。

 自分は4台手前で逃げている。(つもり)
 (途中、いつ抜かれるか。と結構気にしながら走る)

 しかし、ダンゴになっているとは言え、タイム悪すぎです。

 ラップタイムを見ても、愕然!


 少しばらけてきました。

 久しぶりのニュータイヤ。

 目茶苦茶グリップします。
 やっぱり、新品は良い!

 けれど、思い切って荷重をかけることができないみたい。(やっぱり、ある程度新しいタイヤで慣れておくことも必要です)

まだ、走行会。

 だいぶ慣れてきましたが、写真を見る限り、まだ走行会?

 今回、BT003を初めて履きましたが、BT002Proより柔らかいように感じます。
 周りの評判だと、つぶせればグリップ力は1番あるが、つぶすのが難しいらしいです。とのこと。
 自分的には,BT002Proの方が固かったこともあり、難しかった様に感じましたが、タイヤの固さとつぶせるか否かは、別の問題?
最終入口

 最終コーナーの入口。

 こちらも、緊迫感がない。

 なんか、ツーリングっぽいよね。

 先ほどから、ずーっと引っかかっている14番の選手。

 タイム的には1秒近く遅いので、抜かんきゃいかんのだが・・・

 R6はストレートが速く、なかなか抜きづらい。
 (要は抜くのが下手なのである)

 しかし、この選手と比べても寝てないねぇ。

 こちら、2番手争い。

 ゼッケン18番は、今回ポールスタートの小倉章太郎選手。

 自分の20秒ほど前でゴールします。
いかんです。

 次の周でもまだ、抜けない。


 2枚上の写真とまったく同じ位置です。
 
 R6の方がストレート速いのに、これだけ寝かさないで、同じペースで走れるんですねぇ。(と関心している場合ではない)
抜きました

 12周目、1コーナーの立ち上がりから、加速重視のラインを取って、1ヘアピンのイン側を刺して、止まりきれず少々ご迷惑をおかけしましたが、抜きました。

 間違いなく、時間かけすぎですね。

 13周目から、前がいなくなったのでペースアップし、4秒台で走りますが、15周のレースでは時すでに遅し。



 とりあえず、ハルナさんの前でチェッカーを受けてウキウキしてたけど、ラップタイムを見るとひどいね。
 写真とラップタイムで2度、愕然とするね。

 前半のダンゴの時は6秒台。

 その後中盤で、前に1、2台置いて5秒台。

 最後に抜いて、4秒台。


 遅すぎです!

 レポを書いていて、だんだん腹が立ってくる。


 決勝中は、2秒台が2台、3秒台が6台です。
 トップとのタイム差、43秒。
 15周レースなので、1周平均3秒。
 ダメじゃん!

 やっぱ、前の方で走ろうと思ったら、3秒台で走らんとね。

 ドングリの背比べも、これじゃレベルが低すぎる!
11:34 レース終了

 リザルト、完走21台中 11位。

 上でも書いているけど、もっと頑張らないとね。
 首かしげているが、何だかなぁ。事前にもっと準備できたんじゃないだろうか。
 (レースに”たられば”は無いが、反省点はたくさんある)

 このあたりを走っているようだと、入門クラスに位置づけされているTC600でさえ出場する意味がないんじゃない。

 練習も手を抜きすぎじゃないかな?と反省。


 レース終了後、オパミンとまるえさんからも、体のキレがない!
 体重は減らさないと、と当たり前のご意見。
11:43 ガレージに戻って

 ガレージに戻って、とりあえずハルナさんより前でチェカーを受けて、ニコニコしている。

 でも、後から考えれば、今日のこのコンディションだったら勝って当たり前だと思わないと。
 ハルナさん初のレースで、予選は初のウェットタイヤ。
 で、決勝はドライ。
 初めてのレースで厳しい洗礼を受けている。

 今の状態で、次のレースをやれば、間違いなく負けるね。
 負けたくなければ、しっかり練習!
 
12:13 モナークで昼食

 何はともあれ、無事レースは終了しました。

 レース後はみんなでモナークに行って昼食。

 
 筑波通いをした人にはあえて説明する必要はないが、モナークは筑波サーキット正門の向かいにあるレストランである。
 たいがい、こういったイベント会場(?)の近隣にあるレストランって期待できないんですが、ここは別。
 結構、美味い。いやいや”結構”なんて書いたら失礼。
 正直、本格的で美味しい。お薦めです。

 で、注文はカツカリー、¥1,400。

 筑波サーキットはこのモナークと言い、中のレストランのモツ煮と言い、レベル高いです。
 美味しゅうございました。

 (そう言えば、今回はモツ煮食べませんでしたね) 
12:39

 昼食を食べ、片付けをします。

 14:15からST600クラスの決勝があります。

 午前中、雨の中で行われたST600クラスの予選で忠夫レーシングの佐藤選手が3番手に入りました。
 決勝は、佐藤選手の応援にいきます。



 次戦8月に行われる第3戦は仕事の都合でエントリーはなし。

 次回のエントリーは最終戦の第4戦と今年は2戦のみの出場になりそうです。
13:21 走行後

 レース終了後のタイヤ。

 15周回の決勝のみ走行と言うことで、走行距離も30kmそこそこ。

 へっちゃらな顔してます。

 まだまだ、いじめても全然平気。

 もっと速く走りましょう。
13:16

 決勝の結果を見ると、イマイチ不甲斐ない結果です。

 ラップ平均で5秒8。(-_-;)

 正式なリザルトはこちら ↓  http://www.jasc.or.jp/result/2009/2/090606_r.html

 ヘルパーにきてくれる人たちに申し訳ないのと、これだと面白くないと思う。
 せめて、ライダーとしてはお立ち台に上がるくらい頑張らないとね。


 ST600の決勝は佐藤選手のブログで、お楽しみください!


 ※ 当日、ヘルパーにきてくれた、まるえさん、おぱみん&アイスエイジさん。
   そして、写真を撮ってくれた葛谷さん。
   ありがとうございました。
  
   そして、ハルナさんのヘルパーにきた横山さん、入江さん、お疲れ様でした。

 ハルナさんとは次回またね!
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