2009年8月8日(土) 筑波サーキット練習走行(30発目)   
       
4:41 2カ月ぶりの練習

 今日は、6月6日の筑波戦から約2か月ぶりに練習に行きます。
 いつものように、ETCの早朝割引の恩恵を受けるために、4時半過ぎに自宅を出発です。
 

 前回の筑波戦で、ほぼ2年ぶりに4秒台前半を出すことができ、自分的には好調なイメージが残った状態での、練習になります。
 ただ、コンディションも春から夏へと変わり、2カ月のブランクがあるので、走り始めは慎重にいこうと、移動しながら考えています。
 しかし、いつもであれば2走行分の予約をするのですが、今日は予約がB2の1走行分(30分)しか取れませんでした。
 それなので、この30分の走行をいかに有効に走ることができるか。考えどころではあります。
4:43 空模様の

 いつもは、自宅から天候を記録するために、空模様の写真を写していますが、今朝は忘れていました。

 走り始めて、しばらくして気が付き、ハイエースのフロントグラス越しに東の空の写真を一枚。
 今日は天気は良さそうです。


 前回のレースで4秒前半が出た。と言っても(筑波戦の)ST600のトップクラスが0秒台で走っていることを考えると、46歳のオジサンライダーと言えども、課題はあるわけで。
4:55 八景島シーパラダイス

 自宅を出発して15分。
 朝焼けの中に八景島シーパラダイスが見えてきました。
 ちょっと雲が多いかな。

 課題の一つは、前回の筑波戦での1ヘアの写真を見ると、バイクが全然寝てない。
 「寝かし慣れていない」
 他の絡んでいるバイクと比較して、バンク角が違い過ぎでした。タイヤの能力を全然生かし切ってないですね。
 練習量が不足していることもあるとは思いますが、そうも言ってはいられない。
 考えるにインに付くのが早すぎみたい。
 思えば、クリップの前のインに付いてしまって、アクセルを開けられず、パーシャルにしているときがあります。
 今日は、必ずしもインに付けなくても、ヨシとして、コーナーの進入速度を上げて、タイヤのバンク角を有効に使えるようにトライしてみたい。
5:52 当然間に合う

 いつもの常磐三郷バリヤーに到着しました。
 ETCの深夜割引枠に間に合いました。

 
 もう一つの課題は、ブレーキング。
 ブレーキングに関しては、いままで余裕をもってかけるようにしていました。
 半分ロートルのサンデーライダーが、ブレーキングで無理をしても、リスクが大きいので、あまり詰めていませんでした。
 ただし、ハルナさんが3秒台前半へと行ってしまったので、自分としても少しでも食い下がりたいところもあるわけで、ブレーキングに関してはもう少し詰めてみようと考えている次第です。
6:46 筑波サーキットに到着

 今日取れた予約は、B2クラスで10:30から。

 時間に余裕があるので、途中のコンビニでのんびり、いつもより、ちょっと遅く筑波サーキットに到着しました。

7:07 S時の裏に

 2日前の当月予約(最終の予約日)に予約満杯だったので、パドックはもう少し混んでいるかと思いましたが、それほどではありませんでした。

 ハイエースをS字の裏に駐めて、B2以外の走れるクラス、『A1、A2、B1のチケットを買います』の紙を貼りだし、CBRはいつでも走れるよう、準備をして待ちます。

 湿気が高いので、ガスっていて、筑波山を見ることはできません。
7:16 天気は曇り

 筑波サーキットに近づくにつれ雲が増えました。
天候は曇り、雨は降りそうもありませんが、湿度が高くジメッとした気候です。


7:19 チケットを買いに

 7:20から暖気はできますが、1走行目がB2が10:30からなので、時間に余裕があります。あり過ぎます。

 暖気の前に、チケットを買いに行きます。

 予約は一杯のはずですが、駐車スペースはまだ余裕がありますね。
7:39 P-LAPが変?

 チケットを買って、CBRにガソリンを入れて、暖気を開始。
 P-LAPに前回のデータが残っていないかの電源を入れると、表示が変?!
 壊れたか?
 でも、いじっていると、正常動作に復帰。
 バッテリーが減っているのかも。
 新しい電池を買っておいた方がよさそう。

7:51 B1をゲット

 CBRの整備をしていると、
 『B1ありますけど、いりますか?』
  8:30からのB1クラスゲットしました。
 譲ってくれた人ありがとう。

 ラッキー。これで、今日2本走れます。

 横須賀から往復5時間くらい、¥10,000位かけて、走行1本30分じゃ、満足できません。
 やっぱり、2本は走りたい。
 (3本は、体力的&集中力が無理!)
7:59 気温26℃

 曇っていることもあり、思ったより気温は上がらず26℃

 路面温度は 31.0℃

 と、湿度は高いですが、8月としては、いいコンディションの方です。

 
 
1走行目 8:30から。

 1走行目、8:30から、B1クラスの走行が始まりました。

 2か月ぶりの走行になるので、最初は慎重に!

 2,3周して、P-LAPの動作を確認すると、25秒代???
 P-LAP、壊れたか?
 P-LAPに表示される周回数はすでに10周近い!
 「あ”ー。6月から、区間タイムが計測できるように変わったんだぁ〜」
 なので、F1のスティントの様に、「1周で3回もタイムを計測している〜」
 「タイムがわからん!」
 と言っても、タイムは出てない走り。
 (と言うことで、いつものラップタイム表はありません)
 後で、速そうなラップを、携帯の電卓で計算すると、5秒の前半。
 
 ついでに書くと、いつも撮っている走行前に前後のタイヤの写真、忘れました。
 今回のタイヤは、完全にユーズド。
 2年前に300km越え履いたBT002、3分山残り(それは残ってないと言うのでは・・・)
 真夏にタイムなんて出ないんで、在庫処分も兼ねて、使い切っちゃいます。
 今日履いて、終わりにする予定。

 走ってみると、夏場で路面温度が高い+古い消耗タイヤで、滑る!
 結構、あっちこっちで滑っていますが、路面温度が高いときは、ニュルニュル滑って、急に抜けることも無いので、まあ、大丈夫。(かなぁ。ほんとにぃ)
 気が付けば71ラップ(71÷3=24ラップ)もして、終了。

 気温もそれほど高くなかったことも幸いしてか、バテることもなく、終了。

 そう言えば、フロントのブレーキのタッチがとっても悪い。
 
※ 調べてみたら、P-LAPVの区間タイム計測は6月17日から開始と筑波サーキットのHPにありました。
9:43 やっぱり区間タイム

 B1の走行が終わり、パドックに戻ってきました。

 P-LAPの裏ブタを開けると、やっぱり設定が違っていました。

 設定ボタンを”A”から”B”に変えて、対応OK。

 これで2走行目は通常のタイム計測ができます。
10:07 天気は好転

 2走行目開始前。

 天気は好転して、青空が見えてきました。

 それにともない、気温も上昇。
 路面温度も上昇しそうです。
10:07 湿度は高くない

 2走行目前に、コントロールタワー下に行って、コンディションを確認。

 今回はデジタル温度計ではなく、アナログ温度計。
 気温は30℃手前。
 路面温度は9時の時点で33.8℃なので、10時半の2走行目にはかなり上がりそう。
 気温の上昇に伴って、湿気は下がり、湿度は60%と、比較的過ごしやすい湿度です。


 2走行目を走る前に、B1の走行枠を譲ってくれた人にお礼を言いに。
 そうしたら、
 『動作が大きすぎるみたい。動作が大きいので、タイミングが少し遅れてるみたいですよ。動作をコンパクトにしたら、もう少し速く走れると思います』
 と、ありがたいアドバイス。
 確かに、思い当たるフシがあり、試してみる価値はありそうですね。
10:13 パッドが無い!

 2走行目に向けて、マシンをチェック。

 1走行目で、フロントブレーキのタッチが悪かったので、
ふと、フロントパッドを見ると、ほとんど無いじゃん!

 そう言えば、6月の筑波戦の前に減っていたんで、スペアを買っておいたんですが、筑波の予選は雨だったので、保つだろうと交換せずにそのままにしていました。

 もう1走行ぐらいは保ちそうですが、タッチが悪いので、
10:30からのB2の走行までにあまり時間がありませんが、交換しちゃいます。
10:24 パッドの交換終了

 パッドの交換が終わりました。

 角が剥がれていたパッドもあり、溝が無くなっていたパッドもあったので、交換しておいて良かった。

 ブレーキのタッチもしっかりに戻りました。

 次の走行まで5分しか無くなっちゃいました。

 急いで、つなぎを着て準備します。
  2走行目 10:30 から

 準備が遅れて、先頭グループがストレートに戻ってきたところでコースイン。

 1走行目は昨晩の豪雨で、所々土が残っているところがありましたが、2走行目までにみんなが走ったので、ライン上に土が残っているところは無くなりました。

 1周目、ゴールラインに戻ってきて、P-LAPが正常に動いているのを確認。
 ペースを上げます。

 前に3台、ちょっとペースが遅い。

 1コーナのラインを立ち上がり重視にして、立ち上がり、
2速→3速、右から左に切り返して、3速→4速。
 S字1個目の左、縁石、ラインには載らず、クリップに着く・・・

 ズダダッ、ズダダッ!
 
 と、フロントタイヤが2回、跳ねるように滑って。

 為す術無く、左側に転倒!

 マシンが先に離れていきま〜す。

 「あ”〜〜! やっちゃたぁ〜」

 ズタン、「痛てっ」 ズタン、「痛てっ」

 「なかなか止まらないなぁ」
 「あれ?いつのまにやら、CBR追い越しちゃったよ」
 グリーンに出てやっと停止。
 CBRはコース上に残ってます。

 「よっこらしょ」と起きあがる。結構、体中痛い。
 CBRを起こしには行けない体の状態。
 スポンジバリヤーの後ろに待避しようとしましたが、左のヒザが痛くて、スポンジバリヤーの上にジャンプできなーい。
 「右手、痛〜い!」
 右手のグローブを脱ぐと、手がプルプル震えてる。
 グーパア、グーパアできるので、骨は折れていないみたい。
 (骨が折れている可能性があるときは、無理に動かすのはやめましょう。折れた骨が動いて、神経を傷つける可能性があります)
 1コーナー出口のポストでは赤旗。
 「走行中の皆さんにご迷惑おかけします<(_ _)>」

 左肩が痛い。左腕を上げると、上がるので鎖骨は大丈夫そう?(結局折れていたんですけどね)
(骨が折れている可能性があるときは、無理に動かすのはやめましょう。折れた骨が動いて、近くにある血管を傷つける可能性があります)

 救急車がきたので、それに乗って、サーキットの医務室へ。
  医務室で

 救急車でサーキットの医務室に運ばれてきました。

 ヘルメットを脱がしてもらい。

 痛みが、酷くなってきました。脂汗が吹き出します。
 貧血で倒れそう!
 医務室の人に
 『目、閉じないでね。倒れるから』
 イスに座って、目を閉じると並行感覚が無くなって倒れるらしいです。

 冷たい水をもらって、2杯飲み干し。
 しばらくして、少し落ち着いてきました。
 
 革つなぎを脱がせてもらい。
 やっとで、普段着に着替えます。

 左のヒザが痛い。
 左胸も痛い。
 右手の甲の中指のあたりが腫れています。
 左肩が痛いので、鎖骨の辺りを触ってみると、段差が・・・
 自分 『折れてますね』
 
 病院行き、決定。
  八千代病院へ

 サーキットの車で、八千代病院に送ってもらいました。
 『(治療が)終わったら、迎えにきますので・・』
 サーキットのスタッフは帰って行きました。

 八千代病院では、医者に痛いところを言って、レントゲン撮影。

・左ひざ:
  医者 『骨折は無さそうです。靱帯が少し伸びているかもしれません』
  擦りむいた箇所は、消毒して絆創膏。腫れている箇所には湿布をして、終了。

・左胸:
  医者 『レントゲンでは折れているところ、ヒビは見あたりません。細かいヒビがあるかもしれませんが・・・。肺に悪さをしていることもなさそうです』
  特に治療法もないので、そのまま。

・左肩:
  医者 『鎖骨折れてます』
  自分 『単純(骨折)?』
  医者 『複雑です。3つになっているので、複雑骨折です。このままでは直りませんので、手術になりますね。(中略)
 地元に戻って、病院に行かれますよね? 今日は車ですか?』
  自分 『はい』
  医者 『一緒に来られた方は』
  自分 『いません』
  医者 『車の運転は無理じゃない?』
  自分 『・・・・(^_^;)』

・右手甲:
 医者 『中指の骨、ヒビですね。固定します』
 自分 『いや、固定はいいです。地元の病院でやってもらいます(^^;)』

 ここで、右手を固定されたら、車の運転ができません。(T_T)
 
 あとは、左腕の擦りむいた箇所を、消毒して絆創膏を貼って終了。
 
12:58 戻ってきました

 八千代病院での診察が終わり、筑波サーキットに戻ってきました。

 転倒したCBRとご対面。

 今回は、結構いっちゃってますね。

 
12:58 リヤ大破

 リヤのシートレールが折れて、マフラーが曲がり、リヤカウルも。大破です。(T_T)

 シートレールとリヤカウルは、新品交換ですね。

 マフラーは、見てみないとわかりませんね。
12:59 お預け

 フロントのスクリーンは吹っ飛んじゃってます。

 フロントのカウルも右側が取れちゃってます。
 これも、新品交換ですね。

 今回は結構かかりそうです。(T_T)
13:14 撤収

 左は鎖骨骨折、右は手の甲のヒビで、重い物が持てません。
 サーキットのスタッフに荷物を積んでもらって、撤収です。

 今日、15時着の便で嫁と嫁の友人が帰ってくるので、これから、成田空港に迎えに行きます。痛いけど。 (T_T)

 かなり痛いけど、迎えに行かないと、もうバイクに乗らせてもらえない。かな。 (>_<)