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 2011年6月4日(土)  全日本ロードレース選手権 第2戦 大分・オートポリス 予選・レース1      
       
朝、ホテルの窓から 6:38 今日は予選と決勝レース1

 3日連続同じ写真でゴメンね。 (-_-)

 今日も昨日に同じように、天候はぼんやりと曇り。

 今日は土曜日、いよいよ本番、全日本ロードレース 第2戦 オートポリスの開催です。
 
 ST600クラスは
 11:00 から予選
 15:35 から決勝レース1が開催されます。

 今回オートポリスの2&4では、ST600クラスは初の2レース制。

 土曜日の今日レース1、そして、明日の日曜日にレース2が行われます。

 予選までは時間の余裕がありますが、準備もあるので、ホテルを7時半に出発します。

オートポリスに到着。 今日は晴れ! 8:14 オートポリスは晴れ

 いつものようにミルクロードを上がりオートポリスに到着しました。

 今日の阿蘇地方の天候は晴れ。 雨が降る心配はありません。 (^_^)v



ピットロード。 フォーミュラーニッポンの給油設備。 8:56 ピットロードには

 バイクの準備が終わったところで、ピットに必要な機材を運びます。

 まずは、サインボードから。

 ピットロードには、フォーミュラーニッポンで使用する給油装置やホイルレンチのラインがセッティングされています。
 普段のバイクのレースでは見ない機材ですね。

 フォーミュラーニッポンのタイムスケジュールを見ると、
 今日の午前中、1時間のフリー走行
 今日の午後、ノックアウト予選
 そして、明日の午後には、決勝。

 練習とかセッティングのための、走行は午前中の1時間だけ。とバイクのレースからすると非常に短いのに驚かされます。 (@_@)

タイヤマーキング 9:21 タイヤマーキング 

 昨日、テストで使ったタイヤを朝一でダンロップのタイヤサービスで交換してもらい、9:15から始まったタイヤマーキングにやってきました。

 レギュレーションで今日の予選・決勝レース1で使えるタイヤは3セット。
 決勝で1セット使うので、予選では2セットを使うことができます。

 まずは、予選用の2セットをタイヤマーキングします。

 決勝用は、予選の後に再度タイヤマーキングをする予定。

 
 タイヤマーキングは早めに済ませて、早いところタイヤウォーマーにかけたかったのですが、ちょっと出遅れてしまったね。

 車検場にはすでに行列ができてました。

nakajima racingのマシンを回収。 9:27 フォーミュラーニッポンのマシン

 ST600クラスのタイヤマーキングが行われている間、コース上ではフォーミュラーニッポンのフリー走行が行われていました。

 車検場にクラッシュしたフォーミュラーニッポンのマシンが運ばれてきてました。

 サイドポンツーンには”nakajima racing”の文字が。
とりあえず記念撮影。 9:29 とりあえず記念写真

 ユニックで無造作に置かれたフォーミュラーニッポンのマシン。

 とりあえず、記念写真を撮ってしまう飯野さん。(笑)


 nakajima racing だからドライバーは中嶋一貴選手かと思ったら、#32は小暮選手。 中嶋一貴選手は調べたら PETRONAS TEAM TOM'S でした。
 親子で違うチームなのね。

 撮った写真は若干ハレーション気味。(-_-;)
再びピットロード。 フォーミュラーニッポンのフリー走行中。 9:38 フリー走行中

 タイヤマーキングが終わって、再び機材をピットに運びます。
 
 コースでは、フォーミュラーニッポンのフリー走行中。

 台車を押してピットロードを歩くのが、ちと怖い!

マッチだ! 10:01 マッチです。  

 ピットに機材を運んで、パドックを歩いていると、なにやら人だかりが・・・。

 ピット越しにピットロードを見ると、KONDO RACINGの近藤真彦。と言うより”マッチ”です。

 ファンのみんなと一緒になって、コンパクトデジカメをいっぱいにズームアップして、写真を撮る。 
 けど、ちっちゃくてダメだ! これじゃわからない! (*_*)

 ミーハーだね。(笑)
マシンはニューカラーリング。 10:30 ニューカラーリング

 予選開始30分前。

 マシンの準備は完了です。

 昨晩遅くまでのこって貼ったステッカーも新たにニューカラーリングのマシン。
 初のお目見えです。 (^_^)v
 
ピットインゲートで通せんぼ 10:54 ピットインゲートで

 予選開始10分前になって、バイクをパドックからピットに移動しよう。 と思ったら、ピットロード手前のピットインゲートで止められてしまいました。

 せっかく暖めたタイヤが冷えるといけないので、急遽発電機とタイヤウォーマーを持ってきてタイヤを保温します。
 バイクを移動するタイミングをちょっと失敗。(>_<)

 ピットを借りているチームはピットからスタートできるのに、パドック組はコースインゲートからのスタート、待遇が悪いね。

予選直前。 ニューカラーリングをお披露目。 10:59 予選開始直前

 予選開始直前にピットインゲートが開いて、バイクをピットに移動。

 ここで、國川選手も来てお披露目の撮影会。

 
予選。コースインの準備。 11:00 予選開始

 11:00になり、予選が始まりました。

 國川選手も走行の準備を始めます。


 今回の予選は、F1やJSBと同じようにノックアウト方式で行われます。

 今回のノックアウト方式の予選はQ1、Q2、Q3の3回。

 Q1は40分間で、今日の決勝レース1の全部のグリッドを決定します。
 Q1の後、約10分間のインターバル。

 Q2は15分間で、Q1の上位24台が走り、明日の決勝レース2の
 13位〜24位のグリッドを決定します。
 Q2の後、約10分間のインターバル。

 Q3は10分間で、Q2の上位12台が走り、明日の決勝レース2の
 ポールポジションから12位を決定します。
他のマシンの間隙を縫って、コースイン。 11:01 間を縫って 

 なにやら、ややこしい予選方式ですが、Q1でレース1のグリッドが決まるので、手抜きは出来ず、まずはQ1でベストグリッドを目指します。


 予選が開始され、先頭集団のバイクが先を争う様に一気にコースインしていきます。
 國川選手は一呼吸置いてコースがクリアーになったところで、コースイン。

 Q1は40分間あるので、フルに走れば20周回は走ることができます。
 しかし、周回を多く重ねると、タイヤが摩耗してくるので、ベストのタイムが出せるのはせいぜい10周程度です。
 焦ることなく、ガソリンを少なめに入れ、何回かピットインをしながら、セッティングを変えタイムを詰めていく作戦です。

 
途中、ピットイン。 セッティングを変更する。 11:16 ピットイン

 コースインし、何周かのタイムアタックを繰り返し、ピットイン。

 他のライダーのタイムを確認しつつ、ちょっとセッティングを変更。

 この後、再度タイムアタックのため、コースインをしていきます。

予選結果。 22位でQ2進出。 しかし、Q1で惜しくも転倒。 予選結果

 タイムアタック8周目に、1分57秒046。
 予選22番手につけます。

 予選終了10分前に再度ピットインし、予選Q2にほぼ進出できるのを確認。
 Q2に向け、セッティングを変更、ガソリンを給油し、ピットアウト。

 サインボードを出す準備をするものの、ホームストレートに戻ってこない!
 そういるうちにQ1の予選終了!

 國川選手はピットアウト直後に転倒。(>_<)
 
 骨折こそなかったものの、打撲。 バイクも少し壊してしまいました。
 
 そのため、Q2に進出はしたものの、走ることはできませんでした。
 残念! (>_<)
 
マシンを回収しに。 12:25 マシンを回収

 予選終了後、バイクを回収しに車検場へ。

 國川選手は、怪我の状態を調べに、メディカルルームに行っています。

 転倒したバイクは、上下のカウル、クラッチレバー、左ステップ、二次カバーが壊れているものの、大きな損傷はなさそう。
 フロントフォークの曲がりがないか、などをチェック。
 壊れた部品を交換し、スペアーのカウルを取付け、走行可能な状態に。

 決勝レース1は走行可能な状態に戻りました。

 國川選手も背中を打撲して、かなり痛そうですが、決勝は走るとのこと。


 ※ バイクの準備が忙しく写真を撮っている時間がありません。 <(_ _)>
マシンを修復し、決勝のグリッドに。  15:23 決勝のグリッドへ 

 15:15からスタート進行が始まりました。

 各マシンは、ピットロードからコースインし、グリッドに。

 スポンサーの”H-DESIGN ” の代表 細田さんもグリッドまで応援に。


 ST600は今シーズンから、グリッドに発電機の持ち込みが出来るようになりました。
 これで、タイヤが冷えてしまう心配はなくなりましたが、グリッドに運ぶ荷物が増えちゃいましたね。(汗)

 
1コーナーを見据える。  15:24 選手紹介のあと

 各グリッドに着いて、選手紹介。

 その後、1周のウォーミングアップ。

 各マシンがグリッドに付いて、シグナルレッド、消灯でレース1がスタート。

 レースは16周回で争われます。


 





 






赤旗中断。 一度ピットインで再スタート。  15:52 赤旗中断

 スタート直後、ホームストレートで多重クラッシュ!

 マシンがコースに残ったため、赤旗中断。

 各マシンはピットイン。

 ピットで再スタートを待ちます。 その間に3周余分に走行した分のガソリンを追加給油。

 

  

決勝結果   決勝レース1 結果

 決勝レースが再スタートされました。

 22番グリッドから飛び出した國川選手、1周目を1つ順位を上げ21位でホームストレートに戻ってきました。
 
 その後も、周を追う毎に順位を上げて、9周目には17位まで順位を上げます。

 ピットにいる自分たちは、15位以上がポイント圏内と思い、
 『あと2台〜!』 と、叫んでいます。

 その後10周目を過ぎて、転倒の痛みか、タイヤのタレか、少しペースが落ちてきました。
 10周目に順位を一つ落とし、18位。
 12周目にも順位を一つ落とし、19位。
 15周目にはペースの落ちてきた前のバイクを追い抜き、18位。

 そして、そのまま18位でチェッカーを、無事受けました。 

   決勝レース1 終了後

 打撲を負ったにもかかわらず、無事レース1を完走。 (^_^)
 ひとまず、ホッとします。

 後から調べたら、ポイントは20位まで、18位で3ポイントをゲット!

 そして、明日のレース2に向けて、マシンを整備。

 今日のレース1で2回の再スタートのため、クラッチが焼けてしまい、用心のため交換。

 日曜日の天気予報は、金曜日まで雨の予報でしたが、土曜の夕方に出された予報では、雨は大丈夫そう。

 レース2に使うタイヤは、明日決めてタイヤマーキングをすることにします。

 今日もより少し早く21時前に作業終了で撤収しました。

 『さあ、明日はレース2だ!』 (^0^)/
      翌日に続く。