from Circuit   
 2013年6月30日(日)  全日本ロードレース選手権 第4戦 筑波(決勝-1)
       
 10:18 最初のレースは

 朝のウォームアップ走行が終わり、今日最初のレースはJ−GP3からです。

 自分は普段まず行くことのない、最終コーナーアウト側のスタンドに陣取ってレースを観戦することにしました。

 各マシンはピットアウトをしてサイティングラップを行い、既にグリッドに着いています。


 最終コーナーのスタンドは安全対策のため、全面に金網が張り巡らされています。 写真写りが悪いことは勘弁願います。 <(_ _)>

 10:23 レーススタート

 レッドシグナル消灯でレースがスタート。
 J-GP3の決勝は25周で争われます。

 最終コーナーをトップで飛び込んできたのは#55の國峰選手。
 2番グリッドからスタートして、トップを奪いました。
 國峰選手はまだ16歳にならない、youthの選手。
 この先が楽しみな選手の一人ですね。

 2番手は#3の山田誓己 選手。
 昨日の予選、コースレコードとなる59秒035を叩き出し、予選1番手からのスタートになります。

 しかし、250ccの単気筒で59秒台とは恐るべし。
 自分なんて600ccのバイクで1分4秒台がベストだ。 (-_-;)

 10:26 トップ入れ替え

 トップを走る國峰選手、3周目に、ダンロップ下で惜しくも転倒!

 代わって2番手に付けていた山田選手がトップに立ちます。

 山田選手は2番手以降を引き離し、単独で首位を独走しています。

 10:27 宇井選手は

 写真を撮っていると、最終の入り口で1台転倒。

 マシンとともにライダーも滑ってきました。


 転倒したライダーは、#41の宇井陽一選手。

 昨日の予選12番手タイムでしたが、スタート良く飛び出し、上位を走行中に惜しくも転倒し、リタイヤとなりました。
 でも、ケガは無いようでよかったですね。

 10:46 ファイナルラップ

 3周目にトップに立った#3山田誓己選手。
 その後、一度もトップを譲ることなく、途中からは周回遅れも出しながら、ファイナルラップ最終コーナーに飛び込んできました。


 10:48 優勝

 優勝は3周目からトップに立った山田誓己選手でした。

 2位は、3周目にトップ走行中にダンロップ下で転倒した國峰選手。
 ダンロップ下で転倒した直後、23位まで順位を落としましたが、すぐさまコースに復帰。
 怒濤の追い上げで、2位まで順位を戻しました。

 1位の山田選手と言い、2位の國峰選手と言い、若い世代は恐るべし!
 将来が楽しみですね。

 3位は去年のチャンピオン、徳留選手が入りました。

 
 11:14 選手紹介中

 J-GP3の決勝の後は、ST600クラスの決勝です。

 各マシンは既にコースイン、1周のサイティングラップを行い、各グリッドに着いています。

 現在、各グリッド毎に選手紹介が行われています。


 11:26 スタート

 選手紹介の後、1周のウォーミングアップ。
 各マシンがグリッドに戻ってきました。

 レッドシグナル消灯で、クラッチミート!

 今決勝スタートです。

 ST600の決勝は25周で争われます。


 11:27 1周目

 1周目、最終コーナーにトップグループが戻ってきました。

 トップで戻ってきたのは、#6コハラレーシングの渡辺一馬選手。
 昨日の予選58秒002のトップタイムでポールポジションをゲット。
 ホールショットを決めました。

 2番手は昨日の予選では3番手RC甲子園の中富選手。

 3番手に#76ペトロナスヤマハの伊藤勇樹

 4番手、5番手にはIto-Racingの#14 岩崎選手、#77の井筒選手とつづき。

 その後ろに6番手#71の小山知良選手、そして國川選手はその後ろ、7番手の好位置に続いています。
 11:31 4周目

 4周目、#2中富選手が#6の渡辺選手を抜いて、トップが入れ替わります。


 11:37 中盤へ

 レースは中盤へ。

 途中6周目に#77の井筒選手が転倒、戦線を離脱しリタイヤ。

 國川選手は順位が一つ上がって6位へ。

 前を行く#71の小山選手を追います。

 コーなの入り口では、小山選手の背後に迫ります。
 ペース的には、國川選手の方が速そうですが、小山選手を抜くまでには至りません。


 11:43 追う・逃げる

 4周目にトップに立った#2中富選手はひたすら逃げ続けます。

 #6渡辺選手は背後に付き、追い抜くチャンスを探ります。

 ペース的には後ろに付ける#6渡辺選手の方が速そうですが、こちらも抜くまでには至りません。


 11:47 左右に

 最終コーナーの入り口では、#6渡辺選手は左右にラインを外して、抜くチャンスをうかがいますが、ベテラン#2の中富選手はなかなか抜かさせてはくれません。
 中富選手はしっかりインを締めていますね。

 11:47 ワンミスで

 #16國川選手も#71の小山選手を追い続けます。

 一般的にコーナーの入り口では國川選手が装着するDUNLOP、立ち上がりでは小山選手が装着するBSが優位と言われているようですが、立ち上がりでも小山選手の背後にピタリと付けてチャンスをうかがっています。

 小山選手のワンミスで前に出られるチャンスがあるんですが、そこは世界選手権を戦ってきた小山選手、そうそうミスはしませんね。

 11:48 トップ入れ替え

 レースも残すところ3周。

 最終コーナーの入り口で#2中富選手のインを突いて、#6の渡辺選手がトップに立ちます!


 この臨場感はやっぱりサーキットに来て観戦しなきゃわからないよ。

 

 11:50 ファイナルラップ

 ラスト3周でトップに立った#6の渡辺一馬選手。

 2位の中富選手よりペースが速く徐々にギャップを広げていきます。

 ファイナルラップ、最終の入り口ではここまでギャップを広げました。

 このまま最終コーナーを立ち上がれば優勝です。


 11:50 チェッカー

 渡辺一馬選手、中富選手がチェッカーを受けました。

 3位争いは#14の岩崎選手が#76の伊藤勇樹選手をかわし3位でチェッカー

 5位争いは#71の小山知良選手が逃げ切って5位でチェッカー。

 國川選手は小山選手を捕まえることが出来ず、6位でチェッカーを受けました。


 11:51 ウィニングラップ

 ウィニングラップ、早々にピットロードに戻ってきたのは#2の中富選手。

 やはりラスト3周で抜かれ2位になったのには、喜んでいられない心境でしょうね。

 11:52 久しぶりの

 去年の最終戦から雨に祟られて、上位進出が出来なかった國川選手、久しぶりに上位でチェッカー。

 なんとなく嬉しそうですよ。


 11:53 ウィニングラップ

 これがウイニングラップだね。

 渡辺一馬選手、喜びいっぱいだ。

 渡辺選手はST600クラス初優勝。

 今まで、惜しいところを走っていたけど、なかなか勝てなかった。

 本当に嬉しそうだ!

 レース結果

 正式なレース結果が発表になりました。

 2位でチェッカーを受けた中富選手ですが、レース中救急車がコース上にいることを知らせる白旗提示中に他車を抜いたことににより、”白旗無視”の30秒加算のペナルティを受け、10位に転落。
 そのため、3位〜10位が1つ順位が繰り上がりました。

 その場でレース観戦をしていた自分の見地からすると、当日のレースは転倒車も多くあちらこちらのポストで黄旗や白旗が出されていました。
 見落とすことは決して許されることではありませんが、うっかり見落としてしまう、うっかり追い抜き中に掲示区間に入ってしまう可能性は多分にあったと思いますね。
 個人的には、うっかり見落としてしまったら、元のポジションに戻ればOKだとは思うんですが、30秒加算のペナルティは厳しいかな。
 渡辺選手とトップ争いをする面白いレースを見せてくれただけに残念です。

 はともあれ、正式結果で國川選手は1つ順位が上がって5位、自分の記憶が正しければ、全日本ベストかベスト対かな。
 そして、トップからのギャップも約8秒とかなり近い。
 今後のレースに期待ができますね。(^_^)v

 12:30 ピットウォーク 

 ST600のレースの後、12:30からはピットウォークです。

 今年の筑波のピットウォークは、ピットロードだけじゃなく、ホームストレートも使ってのピットウォークです。

 筑波のピットが短いこともありますが、ホームストレートを使うのもなかなか良いアイデアですね。
 サーキットを走ったことがないお客さんなどは、コースに入ったこともないでしょうし、実際に立ってみるとコースって広いなぁ〜。と感じると思うんですよね。

 12:30 良い笑顔だ 

 國川くんの赤い3輪車レーシングチームを記念撮影。

 久しぶりの上位入賞で、みんな良い笑顔だ。

 表彰台に上がったら、もっといい笑顔が見られるんだろうね。
 (期待しよう)


 國川くんがDUNLOPの契約ライダーなのに、バックにBSのBATTLAXの広告が写り込んでいるのがいかにも素人カメラマンらしいね。(笑)


 12:37 すごい人出

 ピットウォークですが、上位入賞のため、バイクは車検場に保管状態。

 バイクが無いと締まりませんなぁ。(笑)


 それにしてもすごい人出で、大盛況ですね。


 午後からは、J-GP2とJSBのレースです。