12:58 姉吉(あねよし)地区に到着 (概要) 2014年の8月は仕事で青森県の三沢市に逗留しています。 今日はツーリングがてら本州最東端に行ってみることにしました。 (本文) 本州最東端にはバイク(クルマ)では行けません。 宮古市重茂(おもしげ)の姉吉地区とにバイクを置いて歩いて行く必要があります。 宮古市の市街地で昼食を食べた後、姉吉地区にある自然歩道の入口に到着。 何台かクルマが停まっている駐車スペースと思われる場所にバイクを駐めます。 駐車スペースには、他にバイクが1台だけ停まっていました。 |
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13:04 歩き始めます バイクを駐めて、歩いて行きます。 本州の他の最南端とか最西端、最北端はほぼクルマでアクセスできますが、ここ最東端だけは”自然歩道”を歩いていく必要があります。 その距離 3.8 km! \(゜o゜;)/ 普通に歩くと、片道1時間の道のり。 最東端だけが、他の四端と違い、敷居が高いですね。(笑) しかも、看板の下に小さく 「カラスに注意 バイクで来た方の荷物を荒らすことがありますので、お気をつけ下さい。」 と書いてある。 気を付けろ、と書かれてもバイクを離れちゃうので、どうしたら良いの? |
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13:04 自然歩道 さて、この歩いていく”自然歩道”が問題。 『おいおい”熊”出るよぉ〜!』 (゜o゜; |
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熊鈴 で、前もって買っておきました。 ”熊鈴” しかも、地元の南部鉄製。 これならたぶん効果がある! はず。 (-_-) さっき自然歩道から出てきた役所の人も、熊鈴持ってましたよ。 ( ̄。 ̄;) (と言うことは、ホントにでるのか・・・!。) でも、ネットを見ると、バッタリ出くわしたり、親小熊だと効果がないとか・・・。 いろいろと好き勝手が書いてあります。 |
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13:05 チリンチリン それでは、チリン チリ〜ンと行きますよ。 最初のスタートは、いきなり急勾配の登り。(汗) 下のGPSレコーダーの記録を見ると、標高0メートル付近から1キロの間に標高130mぐらいまで一気に標高を上げます。 一気に汗が噴き出てきます。 |
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13:09 標高が 5分ほど歩いて、かなり標高が高くなってきました。 と言ってもGPSレコーダーを見ると60mくらい。 歩いた距離もわずかに400mと先が思いやられます。(>o<) 自然歩道からほとんど景色は臨めません。 歩いていいて、たまたま海が見えたので、シャッターを押しただけ。 ふだん山道なんて歩き慣れてないから、疲れるのだよ。 いくら岩手県と言えども、8月は暑いです。(汗) 熊、大丈夫かなぁ。 |
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13:18 まだ1km 歩き始めて15分ほど経ちました。 ところどころにある距離標。 姉吉からまだ1kmしか歩いていません。 (ToT) まだこの先、3km近く。 正直もう飽きてきました。(汗) 自然歩道は1本道で、ところどころにこうして距離標があるので、迷うことはありません。 熊、ホントに大丈夫かなぁ。 |
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13:22 たまにこうゆうところがあります。 まあ、完全に整備されている訳ではないので、大雨の後とかは要注意ですね。 熊、出ないよねぇ。 |
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13:33 それなりに涼しい 関東で8月のこの時間に山歩きなんかしたら、(自分だったら)熱中症で倒れちゃう。 でも、なんだかんだ言っても岩手県まで来ると、それなりに涼しいんだね。 気温はたぶん28〜29℃。 木陰があるのがありがたいです。 右手にはデジカメ、左手にはペットボトルの500ccの水を持って歩いています。 この辺りまでですれ違った人、2人。 1人は熊鈴ぶら下げてたけど、もう一人はお気軽に散歩って感じでした。 大丈夫なんだろうか・・・? 熊。 |
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13:46 久しぶりに海 岬に行くのに、歩いている自然歩道から海がほとんど見えないのは、なんとも残念な感じです。 そして久しぶりに海が見えました。 まだまだ標高高いですね。 岬まではまだ距離がありそう。 この辺りで、6人の親子連れとすれ違った。 お父さんは、熊鈴もってたけど・・・。 と言うことは、もしかしたら熊が出るかもしれないと、想定しているわけで。 熊が出たら、子供達を守るためお父さんは戦う覚悟が出来てるんだろうね。 でも、きっとお母さんが襲われても、見殺しにしてお父さんは逃げちゃうんだろうね。(爆) (失礼) |
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13:50 あと0.3km そんなことを考えながら、熊に怯えながら歩き続けていると、”とどヶ先灯台まで0.3km”の距離標が現れました。 もうすぐだ! \(^_^)/ |
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13:53 本州最東端の碑まで 木々の間から海が見えてくるころ、”本州最東端の碑まで”の看板が、あと120mです。 真っ直ぐ進んでとどヶ先の灯台には向かわず、自然歩道を脇にそれ本州最東端の碑に向かいます。 今回の第1の目的は”本州最東端”だからね。 |
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13:55 本州最東端の碑はソコ ”本州最東端の碑”ソコ。に到着。 『どこだよ!』 って、写真の真ん中をズームアップすると。 |
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13:55 本州最東端の碑 ”本州最東端の碑”に到着〜。 姉吉の駐車スペースから1時間弱。 着いたねぇ〜。 でも、見事に周りに何もなし。 人も居ない。(笑) |
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13:59 記念撮影 そして、いざというとき対クマの武器になるだろう持ってきた(笑)三脚を使って記念撮影。 写真を撮ったときは気付かなかったけど、後で写真を見てみたらシャツの上半身が汗で色が変わってツートンのシャツになっちゃってる。(笑) |
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14:00 人影が 最東端の碑から左手を見るととどヶ先の灯台。 灯台の下には休憩スペースらしきものがあって人影が見えますね。 それでは、とどヶ先の灯台に行ってみましょう。 |
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14:09 とどヶ先灯台 最東端の碑からとどヶ先の灯台まで歩いてきました。 とどヶ先の”とど”は魚(さかな)へんに毛と書いて、”とど”ですが、HPでは”環境依存文字”で化けてしまうので、ひらがなで表記しています。 さて、このとどヶ先の灯台ですが、1902年(明治35年)に初点灯し、太平洋戦争により消失。 1950年に再建されたそうです。 今は自動化され無人ですが、1966年までは灯台守(とうだいもり)が住み込みで管理していて、その灯台守の夫人が書いた手記が映画「喜びも悲しみも幾年月(1957年)」のモデルになったそうです。 ”日本の灯台50選”に選ばれており、灯台の高さは地上から34m、三陸海岸で一番明るい灯台だそうですが、灯台が点灯する夜まで居る度胸は自分にはない。 |
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14:14 水平線をバックに 最東端なのでここから先は海しかありません。 ここから見える島もないしね。 雄大だね。 これだけ広く水平線が見えるところも、なかなか無いよね。 今日は天気も良いので、水平線をバックに写真を撮ってみる。 |
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14:15 結構高い せっかく最東端まで来たので、海岸まで行って太平洋の打ち寄せる波でも触ってこようと思ったけど、結構高い位置にあるんで無理だね。 (^_^;) GPSレコーダの記録を見てみると30m以上ある。 ビル10階建て以上あるから、飛び込んだら死ねるな。 さて、最東端の碑で写真も撮ったし、とどヶ先の灯台も訪れました。 (他に何も無いので)、ずっと海を眺めているわけにもいかないので、ぼちぼち戻ることにしましょう。 |
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14:17 幻の滝 自然歩道の戻り口までくると、道標はバイクを置いてきた”姉吉”と”与奈”の2方向。 与奈には行きませんが、姉吉の下にちっちゃく”ちょっと絶景 幻の滝 50m”とあります。 幻の滝の響きは心を動かされますが、けど、もういいや。 一応、目標を達成したから、切りがないので、戻ります。 |
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14:18 ライディングシューズは 今回、出発する前に靴を、歩きやすいスニーカーにしようか、ライディングシューズにしようか迷ったんですが、歩く距離が3.8km×2(往復)=7.6km とまあ大したことないからと、ツーリング重視でライディングシューズを履いてきました。 これが、外れ! やっぱライディングシューズは山道を歩くに向かないわ。 両足ともかかと部分はマメが出来てるね。 と言うか、すでに皮がズルむけてるな。 『イタイぜ! (T-T) 』 |
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15:06 帰り道は 帰り道は、行きと同じ道なので、かなり端折った(はしょった)。 でも、足の皮がむけて痛い。 痛くて足を引きずるように歩いている姿は、まさか4km弱の自然歩道を歩いてきたようにはとても見えないほど痛々しい。(笑) 自然歩道も最終区間、一気に下ります。 下りなので、かかとは痛くないんだけど、今度はつま先に体重が乗って痛い。 まあ、ライディングシューズなんて言うのは、平地ぐらいならまだしも、山道を歩くのには向かないことがわかった。 (今更、当たり前か) |
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15:10 バイクが見えた 眼下に駐車スペースが見えました。 \(^_^)/ 自分のバイクの他に自転車とクルマが1台駐まっています。 「カラスにいたずらされてないかなぁ。」 今さら急いでも仕様がありませんが、気持ち急ぎます。(^_^;) |
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15:19 戻って来ました。 駐車スペースに戻って来ました。 上から見たとき、自転車かと思いましたが、カブでした。 (汗) しかも、大阪からの日本一周中の強者でしたね。 (゜o゜;) 行きは1時間かかりませんでしたが、帰りはマメが痛くて1時間以上かかってしまいました。 『いやいや、普段山道を歩き慣れていないこともあって、疲れました。』 それでは、帰ることにしましょう。 |
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歩行 距離 4.2 × 往復 = 8.4 km |