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  2014年11月2日(日) ひとり焼肉【一升びん 平生町店】
 18:21 泊まるべ

 昨日、今日の土日、全日本ロードレースの最終戦を鈴鹿サーキットで観戦してきました。

 2011年から毎年最終戦の鈴鹿に来ていますが、去年までの3年間はレースが終わったらそのまま帰宅するパターンでした。

 今年はカレンダーで明日の11月3日が”文化の日”で3連休。

 『それならば、泊まるべ。 (^_^)v 』

 と言うことで、鈴鹿市の隣の県庁所在地の津市を飛び越して松阪市に泊まることにしました。

 
 レースが終わり、鈴鹿サーキットからその足で松阪に直行。

 今夜の宿、松阪シティホテルに到着しました。

 18:32 部屋は

 ちょっと離れたホテルの無料駐車場にハイエースを駐め、部屋にチェックイン。

 鈴鹿のレース観戦は、ハイエースに車中泊していましたが、松阪では呑みたかったので、宿をとりました。 (道の駅とかで車中泊すると、なかなか飲みに行けないですからね。)

 部屋は、ちょっと前のホテルの造り、シングルなのにソファーがあったりして、今時のきちっと計算し尽くされたものより、ちょっと贅沢。

 ちゃんと無線LANも使えるしね。 (^_^)v


 18:33 三重県の美味しいもの

 窓の直下にはJRの松阪駅。

 今回松阪に泊まったのは、そう三重県の美味いものと言えば”伊勢うどん(-_-;)” じゃなくて”松阪牛”。  松阪牛を食べるためです。 (^_^)v
 (伊勢うどんじゃ酒の肴に呑めないからね。(笑))

 
 とは言っても、和田金に代表されるような高級店ではなくて、松阪牛のホルモン

 話は少々さかのぼりますが、20年ほど前、仕事で松阪を訪れたときに仕事関係の人が松阪牛のホルモンのお店に連れてきてくれました。
 そのとき食べた松阪牛のホルモンが美味かった! (^O^)

 それまで、松阪牛のホルモンなどは知りませんでしたが、松阪牛は解体されて精肉は全国に出回りますが、時間が経つと傷みやすい内臓肉は地元松阪で消費せざるを得ないので、安く食べられるんですよ〜。なんて話を聞いたと記憶しています。
 18:47 一升びん 平生町店

 そのときに連れてきてもらったのが、確か”一升びん”だった様な・・・。(^_^;)
 そして、小汚いお店だった様な記憶がうっすらと残っています。(-_-;)

 ネットで調べてみると、一升びんの本店もこの近所にありましたが、平生町店が元祖でもともとは本店だった様なので、ここを訪れてみることにしました。

 7時前に到着すると、店の前にはすでに2組の先客が並んで待っていました。
 ちょっと来るのが遅かったですね。 (^_^;)
 日曜日の夕食時なので、満席になるのは致し方ないです。
 逆に、日曜日の夜に満席にならないお店は期待できないですからね。

 並んで待つのは好きじゃありませんが、ここまできて他の店に行くのはあり得ないので、待つことにします。

 19:18 店内は

 店の外で30分ほど待って、カウンター席に。

 目の前に、使い込まれた七輪がど〜ん。

 失われた記憶を掘り起こしましたが、以前来た店はここじゃなかったですね。
 自分が訪れたお店は、テーブル席があったような・・・・。
 ここは、カウンター席と座敷の席がメインです。
 どうやら自分が20年ほど前に訪れたお店は、現在の本店だったようです。

 19:18 ひとり焼肉について

 まあ、それは良しとして、使い込まれた道具類、かなり燻(いぶ)された壁(笑)がイイ感じで、ひとり焼肉には居心地がいいですね。

 とは言え、座敷の席は基本グループ客、カウンターも見渡すとみんな二人連れ、お一人様は自分一人だね。( ̄。 ̄;)

 昔、著名な作家が「鍋は一人に限る」と言ったとか。
 自分に言わせれば、「焼肉は一人に限る!」ですかね。

 一人七輪に向かい、肉と対峙し、自分のペースで好みに肉を焼く。

 これが、ひとり焼肉の醍醐味です。(笑)

 19:20 まずは

 なんて、店内を見渡していると、定番の生ビールが運ばれてきました。

 肉がくるまで、キムチ(¥250)を突きつつ、ビールいただきます!

 『くぅ〜っ。旨い!』

 「一杯目は、生に限る!」かな。

 19:21 次々と

 次々と肉が運ばれてきました。

 注文したのは、右下の松阪牛上タン(\1,880)。
 厚切りで見るからに美味そうだ!

 そして、左下が松阪肉切り落とし(\620)。
 肉をトリミングするときに出た、いわゆる端材ですね。
 \620でどこまで美味しいか、お試しですね。
 実際に食べてみると、脂は少なくてちょっと硬いかな。
 肉の旨味よりも、タレの味が勝っちゃってる感じ。


 そして、奥が松阪牛テッチャン(シマチョウ)(\760)
 大腸の一部ですね。
 これは、当然ですが脂がノリノリ、そして柔らかくプニプニした食感が、好きな人にはたまらないですね。
 ビールが進んじゃいます。 (^_^)v

 19:23 上タン

 上タン焼いてます。 (^0^)

 脂が乗っている肉は、ちょっと焼きすぎぐらいで、脂が落ちて端っこが芳ばしくなるくらいが好み。

 上タンは脂は乗っていますが、サラッとした脂で、変な表現ですがあっさりしてます。
 あっさりしているので、いくらでも食べられそうですが、逆にあっさりしすぎてイマイチ食べた感がない。
 自分的には、もう少し脂っこい食べてる感がある方が好みですね。


 19:31 松阪牛特選

 そして、少し遅れて供されたのが、一升びんで一番高いメニュー”松阪肉特選(\2,280)。
 せっかく松阪まで来たので、次いつ来るかわからないので、と頼んでしまいました。(^_^;)

 どっかに行くと、「せっかく●●まできたので」、と切り札を切ってしまう。
 ”せっかく”と言う言葉を使いすぎの様な気がする。(汗)
 ”せっかく”は特別な時に使う言葉であって、1日に何回も使っていたら、”せっかく”じゃなくなってしまう。 よね。 (ーー;)

 ”松阪牛特選”はサーロインまたなリブロースと言うことで、これはリブロースですね。

 特選は味付けなしで供されて、自分で塩をして焼くんですね。

 
 
 19:31 焼いてみた

 塩をして、さっそく焼いてみた。

 「どうだ! 肉でかいだろう。(笑)」


 そして、食べてみた。

 『美味い!』

 旨いではない。 美味いである。
 品が良くて、勿体なく思ってしまう。(貧乏性である)
 やはり、ビールより酎ハイよりホッピーは無いが、ワインと言った感じである。

 そして、他の店員から”お母さん”と呼ばれるお店の人が、
 『特選も美味しいけど、自分らが食べるんだったら、上ロースだね。 上ロースも十分美味いよ。』

 「親切である。 (^_^)」
 20:02 上ロースを

 特選を食べた。

 けど、さらっと食べられてしまい、物足りなかった。( ̄。 ̄;)

 なので、お母さんお薦めの”上ロース(\1,430)”を頼んでみた。

 これも自分で塩をして、焼くんですね。


 見事にサシが入ってますね。
 赤身の中にサシが入るのは、日本の黒毛和牛だけの特徴だそうだ。
 海外で評価の高いアンガス牛などは、脂肪分が肉の中に入り込んでサシが出来ることがないそうである。

 20:11 ホルモン

 上ロースを焼いていると、追加で頼んだもう一皿、”松阪牛ホルモン込み(内臓ミックス)(\620)がやってきた。

 ホルモンは値段が安くて、盛りが多くてイイですね。 (^_^)v

 
 上ロースも美味しいけど、あっさりしていて、パンチ力がないね。

 やっぱり焼肉を食べるんだったら、パンチがあるホルモン系の方が良いかな。
 だったら、頼まなきゃいいじゃん。と言われそうだが、せっかく”松阪”まで来ちゃったからね。(爆)

 ホルモンは期待どおり、肉もパンチがあって旨かった。


 ロースとかは贅沢を言えば、厚切りにしてステーキで食べた方が美味いよね。
 20:26 食べたねぇ。

 『いや〜食べたね。 (´。`) 』

 肉とホルモンが合わせて6皿、キムチと写真には登場しなかったけどグリンレタス。
 飲物が、生ビールが2杯とウーロンハイが1杯。


 無理すればまだ食べられるけど、ホルモンと松阪牛の高いの食べたから、この辺でヨシ!としておきましょう。(笑)


 20:31 ご馳走様でした。

 今回はせっかく遠くから来たので、高い肉食べちゃったけど、次きたときはホルモンとか安い肉で十分楽しめるね。

 こんな店が自宅の近くにあると、良いんだけど・・・、体壊すね。(笑)


 『ご馳走様でした。 美味しかったです。 m(_ _)m 』

 〆て、¥10,420でした。



 20:34 帰って寝ます。

 店を出ると、近くにはこんな看板が・・・・。

 平生町店は、そんな繁華街の中にありました。

 『さあ、寄り道しないでホテルに帰って寝よう!』 (笑)



 
 「もう少し、鈴鹿から近かったら良いんだけどなぁ。」


 「次は本店に行きたいなぁ。」