鈴鹿まで来る。  CIRCUIT RUN    
   2014年12月6日(土) 鈴鹿サーキットスポーツ走行(西コース)その1
       
 7:37 西コースゲートに到着

 今日は鈴鹿サーキット西コースのスポーツ走行を走ります。

 昨晩8時過ぎに自宅を出発して、途中で仮眠、今鈴鹿サーキット西コースのゲートに到着しました。


 フルコースのモータースポーツゲートと比べると、かなりチンケ。
 と言うか、比べるのが可哀想。(笑)

 
 入口でSMSCの会員カードを見せてご入場。
 7:38 南コースは

 『おっと、今日はDUNLOPのサポートのトレーラーが来てますね。

 でも来ているのは、ミニサーキットの南コース。

 今日はカートのレースが行われる様です。


 自分は西コースなので、このまま進みます。

 7:39 パドックに

 駐車場、じゃなくて西コースのパドックにやってきました。

 ガラガラじゃ〜。 (゜o゜;)

 
 
 7:41 端っこに駐車

 人間って不思議なもので、これだけ空いているんだから、広いど真ん中に駐めれば良いものを、端っこの方に並んで駐めちゃうんだよね。(笑)


 7:47 すばらしい!

 ハイエースから、タイヤウォーマーのために発電機を下ろそうとしたら、周囲から発電機の音が聞こえてこない。

 よく見ると、電源ボックスが!

 2011年にヘルパーで西コースに来たときには無かったような、気付かなかっただけか?

 これで、発電機を回さずに済みますね。 すばらしい!

 筑波のパドックにも欲しいなぁ。

 8:21 結局

 ハイエースからバイクを下ろし、走行の準備。

 先週末にタイヤ交換をしてBRAKINGのディスクを装着しました。

 けど、チャタが出ていたbremboのディスクプレートにあきらめられず、結局フロントのディスクをまたBRAKINGからbremboに戻しました。
 (あきらめ悪いね!)

 8:38 準備完了

 タイヤのエアーを確認して、タイヤウォーマーを巻いて準備完了。

 持ってきたポットでお湯を沸かして、後で缶コーヒーをお燗しよう!

 後は、ガソリンが無いので買ってこないとね。


 8:48 ガソリンを買いに

 ガソリンを買いに、フルコースにあるshellのガソリンスタンドまでやってきました。

 ここで、サーキット価格リッター193円の高級ハイオクを購入。

 以前なら、鈴鹿サーキット前の交差点にあるshellで買えたんですが、今は携行缶では売ってもらえないので、致し方なく携行缶で買うことができるサーキット内のGSで購入しないとダメなんだよね。

 まあ、事前に地元で買っていけばいいんだろうけど・・・・。


 この後、パドックに戻ってガソリンを入れたら、走行券を購入。

 9:30 確認走行

 鈴鹿のスポーツ走行がある日は、朝一番と午後一番にコースを確認するための確認走行枠があります。
 レース前のサイティングラップみたいなものだけど、コースを2〜3周できます。
 
 今回、西コースを走るのが初めてで、Uターンする箇所を走ったことが無いので、9時半から開始の”確認走行”を走ってみました。
 ついでに、bremboのフロントディスクの確認も兼ねて。(^_-)

 Uターンの箇所には、パイロンが置いてあって、分かるようにはなっていました。

 パドックでお隣さんが同じST600マシンだったので、聞いてみたらUターンの箇所は、フルコースの時と同じように130Rを普通に全開で立ち上がって、ブレーキングポイントが手前とのこと。
 130Rも控えめに入っていかなきゃダメかな?と思っていたので、とても参考になるアドバイスでした。 『ありがとうございます。』
 

 で、実際に走ってみると、確認走行なので、ペースカーも走っててペースはゆっくりめです。

 確かに130Rを立ち上がると、Uターンの箇所が確認できます。

 でも、Uターン路はかなり狭い。

 街中の交差点みたいです。
 これは、最終のシケインもヘアピン立ち上がりの二輪シケインにも共通していることです。

 きっちり速度を落とさないと、「おっとっと!」しちゃいますね。

 そして、bremboのディスクは確認走行ではチャタは出ず、”しめしめ”です。
 (^_^)v
 
 2周して、スプーンを立ち上がったところで、タワーでチェッカーを振っているのが見えたので、コントロールラインを通過してもう1周できますが、そのままピットイン。
 ピットインのピットロードが短いんで、スプーンを立ち上がったら、後続にオカマ掘られないように気を付けないと、危ないですね。
 10:33 コントロールタワー

 確認走行が終わって、一応Uターン路も分かりました。

 ディスクもチャタが出なかったので、このままの状態でスポーツ走行を走ることにします。

 1本目の走行が11時05分からで少し時間があるので、スポーツ走行の受付をする西コースのコントロールタワーを見に行ってみることにします。


 正面に見えるのが、西コースのコントロールタワー。
 かわいい! と言うより、ちっちゃ。 (^_^;)
 10:34 ピット

 西コースのピット。

 筑波よりショボイ!(笑) 
 エビスの東コースよりショボイ!(笑)

 ピット出口側にガードレールがあるので、マシンの出し入れは出来ないのは、筑波と一緒だね。

 ピットと言うより、工具類置き場ととらえた方がいいだろう。


 10:34 結構曲がってる

 ピットからスプーンカーブ方向を見ると、結構曲がってる。

 バックストレッチ(西ストレート)とは言うけどかなりのカーブが入っているね。 曲率は1000Rだけど。

 しかも、スプーンの立ち上がりから下っていて、落差が約15mほどあるので、こっちから見ると壁のように見える。


 10:35 西ストレートは

 西ストレートの1000Rの真ん中辺りから、今度は軽い登り勾配で、その後縦断方向の勾配は0へ。

 なので、バイクで走っているとカマボコ状になるので、先の見通しが悪くなります。

 西コースで使っていると、ここでピットアウトしてくるバイクとラインが重なるので、西コースのスポーツ走行の時は、西ストレートは一番右まで寄らないよう気を付けて走らないとね。



 10:35 パドックという名の

 ピットも一廻りしたので、パドックに戻ります。

 パドックと言っても、パドックと言う名の駐車場だよね。(笑)

 しかも、大雨が降ると水没するらしい。


 1本目の走行が11時05分からだから、もどってマシンチェックして、皮つなぎを着て、準備をしましょう。
 

 走行の準備をしていると、コースアナウンスが『雪が降っている箇所があります。』

 って、マジですかぁ〜。(T-T)

 寒い訳だ。(>_<)
11:05 1本目

 11時05分、定時になってコースオープンになりコースイン。

 今シーズン、タイヤをMetzelerにしてから、こんだけ寒い中での走行は始めてなので、慎重に走り始めます。


 コースインして、西ストレートを130Rに向かって走り、インラップなので、130Rはクリップを開けて、西コースのUターン路へ。

 『Uターン路、狭っ!』

 そして、メインのコースとの間に少し段差があるみたいだけど、滑らない?、大丈夫かな? 確認しながら走行。

 そして、Uターン路から立ち上がり。

 なんか、街角の交差点を曲がっているみたいで、気合い入りません。
  (^_^;)
 デグナーへ
 
 Uターン路から本コースに入ると、そこはDUNLOPカーブの途中。

 フルコースの走行であれば、全開でDUNLOPコーナーを立ち上がってくるところです。

 ここから、超低速で立ち上がって、デグナーの1個目に向かいます。

 なので、フルコースの走行のときと、西コースの走行のときでは、デグナー1個目の進入速度が全然違うので、ブレーキングのポイントも全然違います。(よね)

 西コースからのアプローチでは、スピードが乗っていないので、ブレーキングは一瞬、 「パンってブレーキかけて、パンって寝かしこむ感じ。」
 で、考えている暇がないね。
 反射的に体を動かさないとダメ。 リズムが大事。

 そして、デグナーカーブへ。

 去年、始めてデグナーを走ったときは、デグナーの1個目と2個目の曲がっている角度は同じくらいで、90°くらい曲がっていると思ってた。
 でも、去年のレポを書くときに改めてコース図を見ると、1個目は曲がり込んでないんだね。 45°くらい。 それに対して、2個目は90°と曲がり角度は大きく違うんですね。
 しかも、1個目から2個目に向かって、かなり下ってる。 
 『難しい〜!』 (>_<)
 ヘアピン

 デグナーを立ち上がったら、ヘアピンに向けて全開、シフトは2つアップ。

 ヘアピン手前に右の100Rがあるんだけど、他のバイクを見ていると、アクセルを戻しているだけ? か軽くブレーキの舐めてる程度。 みたいですが、自分は(曲がりきれないんじゃないかと)ちゃんとブレーキング。
 その後、ヘアピンに向けてアクセル開け直してるから、たぶんブレーキングは軽くでいいはず。 だけど、恐怖心から出来ません。 (>_<)
 ここは走り込んで慣れないとダメだな。

 ヘアピンに向けては、進入速度が遅いこともあって、比較的アウトから入れる。 けど、手前の100Rからの進入速度を上げることが、優先ですね。

 ヘアピンを立ち上がって、シフト1つアップで二輪シケインへ。
 二輪シケイン手前で、ブレーキングして、1つシフトダウンで、シケインを右→左→右と切り返し。
 ここも、思った以上に狭くて・・・・。
 全日本とかで、ここでパッシングしているけど、自分が走った感じでは、パッシングなんて全然無理!

  
 スプーンカーブ

 たぶんここが一番タイムに差が出る。

 二輪シケインを立ち上がってから、右の高速コーナー、通称マッチャン。

 二輪シケインを立ち上がり重視で直線的に立ち上がって、一度アウト側に行って、奥の250Rでイン側のゼブラに近づいてクリップを取って、スプーンに向かうんだけど、なかなか上手くいかなくて、スプーンの入口のスピードがバラバラ。

 なので、スプーンの中のライン取りも毎回バラバラ。

 そして、スプーンの立ち上がりは、出口が見えてからアクセル開けると遅過ぎでアウトまできちっと行かない。
 出口が見える前からアクセルを開けていって、開け始めが早過ぎるとアウトに行き過ぎちゃって、しかも出口は下っているんで、オーバースピードは結構怖い。
 で、きれいに立ち上がったこと一回もなし。 (-_-;)

 西ストレート

 スプーンを立ち上がって、西ストレートへ。

 シフトは3速→4速→5速→6速へ。

 『さみぃ〜! さっき、雪降ってるぐらいだもんね。』

 走っていると、鼻水がぁ〜。 涙がぁ〜。 溢れてきます。

 風圧からヘルメットが揺さぶられて、涙で最終コーナーがにじんで見えない!
 ”かぁ!”と目を見開いても、滲んじゃう。
 『怖ぇえ〜。』
 って、とんでもなく手前でブレーキング。

 2速落として、130Rへ。 メタメタです。

 で、bremboのディスク、130Rでブレーキを引きずって入ると軽いチャタが出るね。
 けど、この進入方法が正しいか分からないし、チャタも大したことなかったので、次の走行で交換する必要は無いですね。

 
 なんて格闘しながら、周回を重ねます。

 Metzelerのタイヤも自分レベルだと、この気温の中でもちゃんとグリップしてくれていて、グリップ感は大丈夫そう。

 5周くらい様子をみて、鼻水と涙がちょちょ切れるんだけど、ちょっとずずペースアップ。
 10周を終了して、11周目スプーンに差しかかると、シールドに落ちてくるものが・・・・・。

 『雪だぁ。 (>_<)』

 そして、もう1周。 

 11周目にスプーンにくると、雪は横殴りに。

 『ピットインすんべ。』 で、1本目の走行終了
 11:30 ピットイン

 走行時間は11時35分まででしたが、流石に雪が降ってきたのでピットインしました。

 シールドには水滴が・・・。

 『あー寒かった。』


 1本目のベスト 1分41秒058 でした。 (ーー;)

 ちなみに、西コースのST600Rのレコードは1分26秒4。

 15秒落ち。 (-_-;)

 まあ、このコンディションの中、初めての西コースと言うことで・・・・・。


 2本目の走行は雪が降らないことを願います。
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