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2015年10月25日(日) 黒部ダムを訪れてみました。(2日目その1) |
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9:09 ホテルをチェックアウト 今回は久しぶりに嫁さんと1泊2日で旅行です。 昨晩はここ”くろよんロイヤルホテル”に宿泊しました。 昨日は2回の事故渋滞に遭遇し、自宅からこのホテルまで移動しただけで終わった1日でした。 そのため『今日は観光せねば』、と普段であれば朝はスロースターターの嫁さんも、気合いが入っていて9時にはチェックアウトすることができました。 (^_^;) |
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9:14 出発 それでは、黒部ダムに向かい出発することにしましょう。 今日の走り初めの距離計は 106,141km です。 |
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9:20 扇沢へ向かう 長野県の大町市から黒部ダムに行くのには、黒部ダムを建設するときに掘られた関電トンネルを通ってトロリーバスを使って行くルートしかありません。 このトロリーバスの発着場は扇沢にあります。 くろよんロイヤルホテルから黒部ダムへのトロリーバスの発車基地となる扇沢までは、9kmほどの道のりです。 GPSレコーダーのログを見ると、くろよんロイヤルホテルのある場所の標高はおおよそ900m、扇沢の標高はおおよそ1400mとクルマは徐々に標高を上げていきます。 標高が上がるにしたがい、周囲の木の葉も徐々に紅葉から落葉へと変わっていきます。 |
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9:30 駐車場に 扇沢の駐車場に到着。 ここの有料駐車場にクルマを駐めます。 ここに来る人は99%、このあと黒部ダムに行くのにトロリーバスの料金を払うんだから、無料にして欲しいところです。 無料にすると、置きっぱなしにするとか色々と問題はあるからなんでしょうけどね。 |
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9:30 扇沢車両基地 クルマを駐めたら、トロリーバスの発進および扇沢車両基地のある建物へ向かいます。 駐車場には大型の観光バスも到着済で、混み始めと言ったところでしょうか。 |
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9:41 乗車券を購入 扇沢から黒部ダムまでのトロリーバスの乗車券を購入。 直近の10時発車のチケットが買えました。 往復でお一人様¥2,570也。 黒部ダムへの入場料込みと言うことで、まあまあのお値段。 |
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9:44 隣国の人たち 乗車口まで来ると、『うわぁ!すごい人だ。』 大勢の人がバス待ちで並んでいました。 そして、そのほとんどの人がわからない言葉をしゃべっている隣国の人たち。 8割以上は、中国か韓国の人の様で、日本人は2割もいないんじゃないかな。 以前、TL1000に乗っているときに夏場ツーリングで立ち寄ったことがありましたが、そのときは外国の人などほとんど見かけることはなかった様に記憶しています。 『時代は変わったなぁ〜。』と感じますね。 まあ、15年ほど前の話ですが・・・・。(-_-;) |
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9:55 改札が始まり 出発の5分前になって改札が始まりました。 改札を通りトロリーバスに向かいます。 バスは5台ほど待機していました。 それではさっそく乗り込みます。 |
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9:56 バスに乗り込む 待っていたバスの3台目くらいに乗り込むと運良く席が空いていたので、着席。 6月に骨折した足がまだちょっと痛むので、座れると楽です。 バスには座れないお客さんもいますが、ギュウギュウ詰めではありません。 売れた切符の枚数に応じて、バスの台数を調整しているようです。 |
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10:01 発車オーライ 10時の定時になってバスは発車オーライ。 出発してすぐ急カーブの急勾配を登り、車両基地の裏側へ。 まもなく、バスは関電トンネルに突入します。 黒部ダムに向かうトロリーバスは架線から給電を受けて走る電気自動車です。 黒部ダムとここ扇沢を結ぶ関電トンネルは、延長はおよそ5kmほどです。 この工事用に掘られたトンネルの断面形状は必要最小限度の大きさにしかないため、トンネル内でバスは離合できず、決められたダイヤで交互通行によりバスは運行されています。 トンネルは狭小で内部には換気設備を設置するスペースが確保できないため、排気ガスを排出しない電気式のトロリーバスが使用されるんですね。 |
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10:10 離合 窓から手を延ばせばトンネル壁面に手がとどきそうなほど狭いトンネルを通り、間もなく黒部ダム側の停車場に到着しますが、一部広くなっている区間で戻りのバスと離合します。 |
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10:16 黒部ダム駅に到着 間もなくしてバスは黒部ダム駅に到着しました。 黒部ダムは富山県の立山町に位置します。 トンネルを走ってきた間に、バスは県境を越えて富山県側にきたことになります。 黒部ダム駅は地中に作られたバス停です。 珍しがって写真を撮る隣国の人々。 それに混ざって一緒に写真を撮る自分=日本人。(笑) |
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10:20 階段は220段 黒部ダム駅を下車すると通路は2通りあります。 一つはダム堰堤に向かう通路、もう一つは写真にある地下の220段の階段を登ってダム展望台へ向かう通路です。 足が少し痛みますが、せっかくここまで嫁さんを連れてきたことですから、220段の階段を登ってダム展望台へ向かうことにします。 |
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10:27 ダム展望台に到着 地中にある220段の階段を登り切ると、目の前が開けて”ダム展望台”に到着します。 『さっ。寒い!』 この地点は標高1,508mあるそうで、目の前には薄く雪化粧をした立山連峰を仰ぐことができます。 |
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10:28 眼下に黒部ダム そして展望台の眼下には黒部ダム。 『でっ、でかい!』 訪れるのは2回目だがその大きさに毎度感嘆する。 ダム堰堤の高さ186mあり、昭和38年に完成してから日本一の高さは破られていないそうです。 |
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10:54 観光放水は終了 ダム展望台からダムの堰堤に降りていきます。 ダムの真ん中から放水している写真がよく観光写真に使われていますが、あれは観光向けに行われている放水で、期間が決められており6月の下旬から10月の中旬までです。 そのため、今の時期観光放水は行われていません。 前回自分が訪れたときは、夏場であったので観光放水が行われていましたが、今回はなし。 嫁さんには見せてやりたかったんですけどね。 前回訪れたのは、1999年の8月。 そのときは観光放水もしていたね。 ※ 写真にマウスオーバーすると1999年にタイムスリップ! |
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11:10 どこのダム? ダム堰堤の端まで降りてきました。 ここでネームプレートをバックに嫁さんに写真を撮ってもらう。 嫁さんの興味があるものは、自分のスマホでバシバシ撮っていますが、私を撮ることには興味が無いらしく、ネームプレートの”黒部ダム”の”黒部”の文字が写っていない。(-_-;) これじゃ、どこのダムだかわかりゃしない。(笑) 嫁は、旅行などに行っても、あまり喜びを表に出さない。 観光に連れて行っても、楽しかったのかそうじゃないのか、イマイチわかりませんでした。 しかし、ここ数年嫁がスマホを使うようになってわかってきたのだが、自分のスマホのカメラでバシバシ写真を撮っているときは楽しんでいるようです。 今回も、自分のスマホでしきりに写真を撮っているので、きっと喜んでいるのだろう。 |
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11:24 撤収 暖かければもう少し長居をして、黒部湖を周遊する観光船”ガルベ”などにも乗ってみようと考えていました。 けど、南国育ちの嫁さんには寒すぎて、頭が痛くなるそうなので、この辺りで撤収することにします。 それでは、引き返して”黒部ダム駅”に向かうことにします。 |
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11:35 戻りのバスは 戻りのバスはほとんど待たずして、良いタイミングで黒部ダム駅を出発。 |
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11:50 扇沢に帰着 関電トンネルの中を15分ほど、長野県の大町市にある扇沢まで戻ってきました。 今回のメインの観光は無事終了。 お腹が空いたので、お昼ゴハンが食べられるところに移動することとします。 |