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  2016年4月30日(土) 本土最南端の昼食【そば処 甲貴】
 13:51 そば処

 GWツーリング、九州上陸初日の昼は肝属郡南大隅町町(きもつきぐん みなみおおすみちょう)の佐多伊座敷(さたいざしき)にある、そば処 甲貴に入りました。

 ツーリング・マップルで伊座敷にある”時海”と言うお店をお薦めしていたんですが、残念ながらナビで見つけることができず。

 それに加えて伊座敷港の集落では既に昼の営業が終わったラーメン屋さんぐらいしか飲食店は見当たらず、昼食を食べ損ねるかと思いましたが、ようやく見つけたお店です。

 それでは、早速入店!


 13:51 お邪魔します。

 と勢いよく入ったら、靴を脱がないと入れませんでした。(笑)

 店内は、民家を改造・・・・・否、民家そのもの。

 夜は家族の居間になるんでしょうね。

 一般の家庭に「お邪魔しまーす。」と上がる感じです。

 13:53 お茶は

 鹿児島県はお茶 知覧茶が有名で お茶が美味しいところでもあります。
 (鹿児島県は静岡に次いで2番目のお茶の収穫量を誇ります。)
 お茶を飲みつつ、壁に講釈が貼ってあったので読んでみると、蕎麦粉は金砂郷(茨城県)から取り寄せているとのこと。

 鹿児島県には高隈(たかくま)と言う蕎麦の産地があるのに、わざわざ関東から取り寄せるなんて。
 このお店は、外から訪れた観光客がターゲットではなくて、近隣の住民がメインのターゲットなのかな。
 それであれば、わざわざ関東から取り寄せた蕎麦粉は地元の人にはありがたいものでしょうから。
 
 なんて思いつつ、蕎麦が供されるのを待っている間スマホを取り出して先ほどの”時海”を検索してみると・・・・・。
 『あーっ、あった!』  と、思わず声に出しそうでした。(T_T)
 時海のお店は、通りの一本裏にあるみたいです。

 思わず店を出たくなりましたが、時すでに遅し。 (-_-;)

 ”一期ゼロ会”。
 13:59 そば定食

 しばらくして料理が供されてきました。

 注文したのは、”そば定食(750円)”。

 暑かったので、冷たい蕎麦を注文しましたが、冷たい蕎麦はこの蕎麦定食だけでした。
 他のメニューはすべて暖かい蕎麦と、温暖な気候のこの地で面白いメニュー構成だと思いました。

 それでは、さっそく『いただきます!』

 蕎麦は純手打ちと言うことで、機械打ちでしょうか。

 そろっていない手打ちより、そろっている機械打ちの方がよろしいでしょう。(笑)
 蕎麦はちょっと香りが少ないですね。

 14:06 ご馳走様でした。

 汁は、一口くちに運ぶと・・・・、「甘い!」

 ご存じの方も多いと思いますが、九州の醤油はたまりの様な甘い醤油を普段使います。
 この蕎麦汁もその甘い醤油を使っているようです。

 関東、特に東京を中心とした江戸蕎麦の汁はキリリと辛いくらいの濃いめの汁が主体です。
 ので、それを正統としてきた自分には、すみません、ちょっと口に合いませんでした。
 汁そのものは、カツオの出汁が良く出ているんですけどね。
 
 まあ、これも地域地域に根付いた食文化と言うものです。

 完食です。

 『ご馳走様でした。』

 14:12 出発

 それでは、今回のツーリングの一番の目的地、佐多岬に向けて出発します。


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