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  2020年8月6日(木) 秋田市で泊まって食べる。【寛文五年堂 秋田店】
 19:52 本家あべや

 Go to トラベル ツーリング、3日目は秋田市内に泊まりました。

 せっかく秋田まで来たので、比内地鶏でも食べようと、本家あべやで焼き鳥を食べました。
 けど、料理が出てくるのが遅くてね。


 気が短いので、別のお店に移っちゃいました。 (^_^;)

 19:58 寛文五年堂

 訪れたのは、本家あべやの2軒隣にある、いなにわ手織りうどんのお店
”寛文五年堂”。

 さっそく、入って・・・・。

 すでに入店してました。 ( ̄。 ̄;)


 本家あべやでは、名物の比内地鶏の親子丼を食べて、食事を〆ようと思っていたんですが、時間がかかりそうなので、止めました。

 それならばと、稲庭うどんで〆ようと思った次第。
 20:04 日本酒です。

 いきなり日本酒ですか。

 お品書きを見たら”じゅんさい”の文字が目に飛び込んできて・・・。

 秋田市まできて秋田特産品のじゅんさいを頼まない理由はありません。

 そして、じゅんさいを食べるのに、お酒を飲まない理由もありません。

 と言うことで、頼んだのは奇をてらわず、秋田のメジャー処”飛良泉”。

 ちょっと酸味のあるのを飲んでみたくなったので”山廃純米”を頼みましたが、意外にもすっきり、ちょっと肩すかし。
 美味しいのは間違いないけどね。 (^o^) 
 20:05 何?

 何でしたっけ?

 お通しに供されたのは、焼き麩? だったかな。
 20:07 じゅんさい

 つづいて、じゅんさいが運ばれてきました。

 じゅんさいは、ここ秋田市の北部に位置する三種町(みたね ちょう)が、国内生産量の90%を占める生産地だそうです。

 じゅんさいで食べるのは若芽の部分なので、収穫時期は4月下旬から9月上旬まで、旬は6月だそうですが、今の8月でももちろん美味しい。

 なによりも、チュルンとした食感は、清涼感があってたまりません。

 もちろん、お酒が進みますが、何か。


 秋田は海の幸、山の幸、畑の幸が独特かつ豊富ですね。
 20:10 稲庭うどん登場

 じゅんさいを摘まみつつ、飛良泉の山廃をちびちびしていると、稲庭うどんが運ばれてきました。

 色合いの違う2種類の麺が盛り付けられています。

 お品書きをみたら、乾麺と生麺の両方が食べられる”生麺・乾麺味比べ”と言うのがあったので、それを注文しました。

 稲庭うどんと言えば、普通は乾麺ですよね。
 生麺で供するところは、初めてだったので、これは食べずに帰れない。 と言うことで。
 稲庭うどんは冷たいのをチョイス。
 汁は、標準的な醤油ベースとゴマだれベースの2種類が付いてきます。
 汁も2種類あるので、これも味比べができますね。
 自分の様な欲張りの欲求を満たしてくれる、ナイスな一品です。(笑)
 正統の乾麺

 お店の壁に能書きが書いてあったので、写真に撮っておく。

 稲庭うどんと言えば、ふつう市場に出回っているのは乾麺。

 稲庭うどんは素麺とかもそうですが、”拉”して(麺を延ばして)、麺を作ります。
 蕎麦とか一般に出回っているうどんとかは、包丁で切って麺体にしています。
 なので、稲庭うどんとか素麺はエッジが立っていない断面形状。
 対して、蕎麦とかうどんは、包丁で切るので四角くエッジが立っている断面形状になります。
 その辺りが、食感の違いになり、稲庭うどんと一般的なうどんの食感の違いになっているようです。

 匠の生麺 

 ほとんど市場に出回っていない生麺。

 大きな違いは、乾燥工程だそう。

 生麺でもある程度は乾燥させているようですが、ほどほど。
 (そのまま、乾燥させたら普通の乾麺になっちゃいますもんね)

 で、麺にまだ水分量が多い状態で乾燥を止めるので、当然日持ちはしなくなるわけで。

 能書きはそのくらいにして、食べるなり。
 20:12 いただます。

 それでは、いただきましょう。

 食べ比べると、麺の食感が乾麺と生麺だと違いますね。

 乾麺の食感は、断面のイメージ的は”∞”感じ、つぶれてはいるけど、両端が膨らんでいるような。
 対して、生麺は ややつぶれた”○”で、楕円形みたいな食感です。

 生麺の食感は、噛んでみると”もちもち”しているのが特徴ですね。

 その辺は、スパゲティーの乾麺と生麺の食感の違いに似ているかなぁ~。なんて感じましたね。
 これは、並べて食べ比べないと、なかなかわからないかも。 (^_^)v
 
 20:19 間食

 もともと、ツルッとした食感で、食べやすい稲庭うどんですので、サッと食べて、完食。

 「ごちそうさまでした。」 <(_ _)>

 「美味しかったですね。」
 20:22 ホテルに戻る

 稲庭うどんの発祥は、秋田県の南部に位置する湯沢市。
 合併・統合前は、稲庭町、それ以前は稲庭村で、稲庭うどんの名称の由来となっています。
 湯沢市に行く機会があれば、本場で稲庭うどんを食べてみたいですね。


 〆の炭水化物もいただいて、満足したのでホテルに戻ることにしますか。

 去年までであれば、”夜の街を徘徊する”なんてこともしましたが、今年は新型コロナウィルス感染症の流行で、そうゆうことは自粛した方が賢明です。
 ちょっと、寂しいですが・・・。

 来年の夏には、たぶん収束しているでしょう。
 かと言って、収束したら徘徊すると言う意味ではありませんので あしからず。(笑)
      ホテルに戻る。