K2Yの那須高原ツーリングで福島県の白河まで来ました。
通りがかりに、手打そば処の看板を見つけ、さっそく寄ってみることにしました。
お店の名前は「手打そば処 彩」です。
”そば処彩”は周囲を畑に囲まれた、数件からなる集落の中にあり、外観は民家を少し改造して店舗としている業態です。
さっそく入ってみることにしましょう。
店に入ると、すぐ石臼が目に入ってきます。
石臼の上にはそば粉が置いてありましたので、自家製粉をしている様です。
入ってすぐの所には、小上がりにテーブルが３卓ほどありますが、自分たちは奥の座敷に上がることにしました。
奥の座敷にはテーブルが６卓ほど、２０名程度は入りそうです。
料理が運ばれてきました。
こちらは、まるえさん、レプソル２１原さんが注文した、”そばＡ定食”。
そば＋トンカツライス？ですか。（あまり良く覚えていませんです）
続いて、自分が注文した”せいろそば”￥７００です。
一口かき揚げが付いてきます。（ちょっと嬉しい）
そばは写真でもわかるように、断面が長方形の特徴的な麺です。
薄く延ばして、厚め切ってあります。（ちょっときしめんっぽいです）
さっそく食べてみることにします。
香り、味ともに薄めです？？？
新そばのシーズンとなり、香りの鮮烈な新そばばかりを最近食べ慣れているせいか、あまり良いとは思えないのですが・・・・残念。
お店には地元会津産の粉を使い・・・と書いてありますが、会津らしさがありません。
自分の少ない経験では、会津産のそば粉は、デンプン質が多く、歯にぬかる様なことがありますが、味の強さが特徴だと思っていました。
新そばでは、デンプン質、油分が多く、ねちねちとした感触があるため、年を越えて少し陳物（ひねもの）になり熟成した方が良いような印象を持っています。
こちらは、コシカワドラえもんさんが注文した”三味そば”
おろしそば、山かけそばと天ぷらのぶっかけそばの三色そばです。
こちらは、アイスエイジさんとオパミンが注文したランチ３品セット。（￥９００）
せいろそばとミニかけうどん、ミニうな丼のセットです。
暖かいうどんと冷たいそばのセットと言うのも珍しいですね。
冷たいうどんとそばの相盛りと言うのは良くありますが。
アイスエイジさんはうまいと言っておりました。
そばについては、自分と評価が分かれる所ですね。
鳥そば（￥８５０）です。頼んだのは自分。
この季節、冷えた体に、暖かいそば。いいもんです。(^o^)
香りの強すぎる新そばは、あまり暖かい汁そばには合わないと、自分は思っていますが、そう言う意味で、この鳥そばは”いけます”。
汁により温められた蕎麦からの香りと、出汁の香りが混ざりあって、嗅覚に訴えてきます。
鴨の強い油も美味しいですが、あっさりとした鶏の味も暖かいそばに良く合います。
いずれにせよ、鳥の肉は蕎麦との相性が良いようです。
こちらは、美味しゅうございました。
このそば処彩、決して悪くはないと思いますが、自分が感じるに、福島産らしいインパクトがありません。
せっかく、福島まで来たのですから、福島らしい味の強いそばを食べたいものです。