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2008年9月22日(月) 富山ツーリング(2日目) その2

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13:07 国道471号

 高山大山林道を後にして、国道471号線を東進して平湯方面に向かいます。

 高原川に沿って走る国道471号線は、曲がり角の小さい中高速コーナーと直線からなる片側1車線の国道です。
 飛騨方面から平湯方面に向かう場合、国道41号線と158号線の裏道的な国道で交通量は少なく、ここも気持ちよく走ることができます。
 ただ、本気で走ると、カーブが緩いため、とんでもない速度になってしまいます。
13:15 奥飛騨温泉郷

 国道471号線で奥飛騨温泉郷の栃尾まできました。

 国道471号線はここで右折して、平湯方面に向かいます。

 ここを直進すると、新穂高温泉まで行き、行き止まりですが、ツーリングマップル見ると、オススメの道になっています。
 お腹も空いたので、食堂を探しつつ、直進して新穂高方面に行ってみることにします。
13:17 県道475号槍ヶ岳公園線

 栃尾温泉の交差点から県道475号槍ヶ岳公園線に入り、新穂高を目指します。

 写真に写っているのは、おそらく”西穂高岳”かな。

 県道475号槍ヶ岳公園線は、ご覧の様に穂高にまっすぐと延びる直線路です。
 景色が雄大で、それこそ、この山々がアルプスと名付けられたのも納得してしまいます。

 奥飛騨温泉郷は、新穂高温泉や先ほどの栃尾温泉など5つの温泉地の総称です。
 時間に余裕があれば、立ち寄り湯でも、と思いますが、それより今は「お腹空いた〜」
13:19 とりあえずカマタの

 「とりあえずカマタの」と”蒲田トンネル”

 写真を写さない、わけにはいきません。

 ちなみに、県道475号線の脇を流れる川の名は”蒲田川”とカマタ三昧。(^_^)v
13:24 新穂高ロープウェイ

 県道475号槍ヶ岳公園線を終点の新穂高ロープウェイの発着場まできました。

 北アルプスの山々が眼前まで迫ってきます。
13:31 北アルプス大橋

 新穂高ロープウェイの発着場からの戻り道、ちょっと脇道に入ってみました。

 沢にかかる橋を渡りながら、ふと後ろを振り返ると、北アルプスの山々が!
 Uターンして写真を撮影。

 後ろを振り返らなければ、出会わなかった風景。
13:38 錫杖岳(しゃくじょうだけ)

 こちらは、県道475号線から見える、錫杖岳。

 厳しき切り立った岩山と秋空。
14:00 平湯に到着(山菜喰処 よし本

 
奥飛騨で寄り道をしたため、遅くなってしまいましたが、国道471号線に戻り平湯に到着です。

 お腹が空きました。

 2時になって、中休みをしているお店が多く、あまり選んでいる暇はありませんでした。

 さっそく、平湯温泉のバス停の角にあった、”山菜喰処 よし本”に入ってみます。
14:07 朴葉味噌定食

 注文したのは、朴葉味噌定食。そば大盛りにして¥1,600也(並¥1,400)

 朴葉味噌が焼けて香ばしくなるのを待っている間に、蕎麦をいただきます。

 昨日食べた蕎麦がとっても美味しかったこともあり、あまり期待はしません。と言うより、ここで蕎麦を頼むのはちょっと間違い?

 それでは蕎麦から、
 「う〜ん・・・・悪くない」
 「良くもないけど、悪くもない。この手のお食事処でこれだけの蕎麦が食べられれば上出来です。(^_^)

 そろそろ、朴葉味噌が、ジュワジュワと音を立て始めて、良い香りを出し始めました。

 ちなみに、朴葉味噌は高山地方の郷土料理だそうです。

 それでは、朴葉味噌を頂きます。
 焼いた朴葉味噌に混ぜてある、きのこ類とネギが焼かれて香ばしくて美味しいですね。
 ご飯が進みます。
14:15 完食

 燃料は固形燃料ではなく、ちゃんとした、炭です。

 こうゆう、ちょっとしたことが、おいしさを倍増させますね。

 ちなみに、この”朴葉味噌定食”に飛騨牛を加えた定食も、\3,000とちと高いですが、あります。

  ごちそうさまでした。

 美味しくいただきました。
 

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14:19 出発

 お腹も一杯になりましたので、出発します。

 ここから先は、通行料金¥600ーを払って安房トンネルを通るか、険道の安房峠を通ろうかと考えていましたが、安房峠まわりだと時間がかかるので時間に余裕がなくなってきたのと、かなり道が狭く悪いので、楽をして安房トンネルを通って、長野県に入ることにします。

 平湯の街では、ガソリンスタンドを見かけなかったので、そのまま出発しました。
14:40 国道158号線で長野に

 平湯を後にして、安房トンネル経由で、国道158号では松本方面に向かいます。

 そのまま松本方面に降りてしまうと、昨年のGO WESTツーリングのときと同じ道程になるので、奈川渡(ながわど)ダムから野麦方面に向かう予定です。

 ここで、R1の燃料ランプが点灯しました。
 ラスト50km。とりあえず、このまま158号線を下ってスタンドでガソリンの給油をします。

 
14:59 給油

 野麦峠方面との分岐点となる奈川渡ダムを通過して、ガソリンを給油します。

 長野県側の国道158号線は、上高地の大正池から流れ出した梓川に沿って下ります。

 岐阜の高山と長野の松本をつなぐこの国道158号線は、穂高連峰、上高地、乗鞍などの観光地や先ほどの奥飛騨温泉卿や平湯温泉、白骨温泉などの温泉地があり、生活道路+観光道路の要素が強く、交通量は常時多いです。

 そのため、ワインディングロードとしての路線として楽しそうですが、ツーリングの時は、移動区間とあきらめ、景色を楽しみながらのんびりと移動に徹した方がイライラせずにすみます。
15:05 トンネル内で分岐

 ガソリンを給油後、スタンドでUターンして奈川渡ダムの手前の入山隧道まで戻ってきました。

 入山隧道は、トンネル内部に分岐があるめずらしいトンネルです。

 カメラを構えていましたが、暗いのでシャッタースピードが遅く、ブレてしまいました。

 先ほど右側の安房トンネルから下りてきたトンネル内の分岐を今度は左折します。
15:06 県道26号奈川木祖線

 トンネルを出るとT字路にぶつかります。

 目の前は、奈川渡ダムによって梓川がせき止められた梓湖。

 右に行くと、今きた道に戻ってしまいますので、左折して県道26号奈川木祖線で木祖方面に向かいます。

 県道26号奈川木祖線は梓川の支流の奈川に沿って走り、以前街道だった名残か途中には民家が点在します。
 それでも、国道158号線に比して交通量は少なく、リズミカルにバイクを走らせることができます。
15:19 県道39号奈川野麦高根線へ

 梓湖のT字路から約10キロほど南下して、奈川の集落をすぎ、県道39号線との分岐まできました。

 県道39号線は、以前安房トンネルができる前は安房峠は冬期閉鎖だったこともあり、長野県と岐阜の飛騨地方を結ぶ主要道だったそうです。
 今となっては安房トンネルが主要道路となり、こちらが冬期は閉鎖されていることもあり、交通量も極少です。
15:30 乗鞍の山?

 県道39号奈川野麦高根線を西走して野麦峠の近くまできました。
 
 目の前の方角は、たぶん乗鞍高原?方面
 よくわかりません。

 県道39号奈川野麦高根線は、センターラインのない片側1車線の県道です。

 途中までは奈川に沿って走りますが、山間部に入り本格的なワインディングロードへと変わります。
 ワインディングの区間は道幅も狭く、回り込んだ低速コーナーが連続し、野麦峠へ向けて一気に標高を上げていきます。
 最初は一生懸命、バイクにぶら下がりながら、いい気分で走りますが、その内だれも来ることがない、山中で必至に走っている自分に醒めて、野生動物でも飛び出してきたら、どうしよう。など思い始め、ペースをちょっと落とします。 
15:34 野麦峠に到着

 県道26号線の分岐から約25キロほど走り野麦峠に到着しました。
 野麦峠にある休憩所でちょっと休憩。
 休憩所には「ああ飛騨が見える」と言って死んでいった”あゝ野麦峠”の石像があります。

 野麦峠の標高は1,700m弱、明治時代真冬にこんな峠越えをしたら、凍死するわな。と思いきや、死んだのは凍死ではなく病死でした。
 凍死したのは、”八甲田山”の方でした。
 詳しく知りたい人は、ググるか”あゝ野麦峠”の本を買って読んでちょうだい。
15:38 野麦峠を越えて

 野麦峠を越えると、岐阜県側に入ります。
 
 岐阜県側の道はさらに狭く、交通量がさらに少ないようで、道路の端の方は砂が浮いているで、通行料が少ないからと言って、ワイドラインで走るのはちょっと危ないです。

 グループツーリングであればまだしも、ソロツーリングだと流石に延々と山中を走るこの道にも飽きてきますね。
15:57 国道361号線に出ました

 野麦峠から20分弱。

 ようやく国道361号線に突き当たりました。

 写真に写る橋は、昨日左から右へと走った国道361号線に架かる高嶺大橋。

 突き当たりを左折して、木曽福島方面に向かいます。
16:13 思いっきり逆光

 昨日曇天の中走った国道361号線も今日は晴れています。
 御嶽山も今日は臨むことができます。

 せっかくなので、ここで一枚。

 逆光で、ぜんぜん上手く取れませんでした。(×_×)
16:32 国道19号

 高嶺大橋から開田高原を快走して約40キロ、国道19号線に突き当たりました。

 ここまでの国道361号線は交通量も少なく、実に気持ちいい。
 自分の中では気持ちいい道、ベスト5に入りますね。
 (蕎麦も美味いし)

 国道19号にここで突き当たり、左折して伊那方面をめざします。

 ここから、伊那方面に右折するまで約10キロ、国道19号線は幹線道路で実に退屈。適当に流します。  
17:32 青い紙?

 堺正章の”厨房ですよ”じゃありませんが、

 『いただきました。青切符です!』

 幹線道路で気を抜いてのんびり走っていたら、法定速度50キロのところ23キロオーバーで白バイに捕まっちゃいました。

 免許更新から3年超、次回も青免許確定です。
 
 残念!

 次回からは”捕まらないよう”にします。(^^)/~~~
17:19 伊那に到着

 国道19号を10キロほど松本方面に向かった走り、右折して再び国道261号線に入り、伊那まで下りてきました。

 白バイのお巡りさんと道端で30分以上話し込んでいたので、遅くなってしまいました。

 今日はこれ以上、一般道を走りたくないので、伊那ICから中央高速に上がって帰ることにします。
17:53 日没

 伊那ICから中央高速に上がり、諏訪湖SAまで戻ってきました。

 サービスエリアから見える諏訪湖も日没に向かって闇を広げています。
18:07 諏訪湖SA

 日が暮れました。秋の夕日はつるべおとし。
 
 諏訪湖のSAで休憩して、横須賀まで一気に帰ります。
 
 国道19号に出て、ガソリンを給油しましたが、横須賀まで、もう1回給油しないとダメみたい。(あーめんどくさい)
19:41 八王子ICに到着

 諏訪湖SAから約150キロ、途中週末渋滞がありましたが、ちょっと時間がかかって1時間半ほどで到着。

 渋滞のすり抜けは大嫌いですが、渋滞に並ぶより”まし”ですね。
 
 ここからは、国道16号線で横須賀に戻ります。
21:22 自宅に帰着

 八王子ICに到着した後、八王子バイパスを使って国道16号線で横浜まできて、そこからは横浜横須賀道路で自宅まで戻ってきました。

 今日の走行距離

 9,872 − 9,287 = 585km

 今回のツーリングの走行距離

 9,872 − 8,752 = 1,120 km

 でした。

 今回の格言
 『走った距離だけ、白バイにつかまる確率が増える』
 なんてね。
21:22 リヤタイヤ終了

 購入時(中古)に装着されていたリヤタイヤが終わっちゃいました。

 K2Yに注文して、交換ですね。

ルートマップ

 富山市から中央高速の伊那ICまでの当日のルートマップです。
 
 地図をクリックすると、大版が開きます。

 データ容量が1.4メガと大きいので、ご注意ください。

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