2009年5月6日(水) 四国ツーリング(5日目) 宿泊(足摺)

18:55 宿に到着

 四国ツーリング5日目、足摺岬に近い宿毛(すくも)にある宿”はたご”に到着しました。
 
 宿のある場所が、高知県幡多郡なので、”幡多”を旅館の古い言い方”旅籠”にかけて”幡多郷”(はたご)としたようです。

 素泊まり¥2,500

 1階が居酒屋ですので、夕食が食べたい人は「1階の居酒屋でお好きなものを」と言うことになります。
 自分みたいな酒飲みには徒歩0分のありがたい宿です。
 ただし、夜遅くまで居酒屋をやっているので、普通の朝食は準備出来ません。と言う変わった業態をとっている宿です。
 ただし、朝食が食べたい人は事前に頼んでおけば、おにぎりを作ってくれます。(有償)
19:01 室内は

 部屋は2階に3部屋あり、1階にも1部屋あるみたいです。
 自分が泊まったのは一番奥の6畳間。
 国道沿いの部屋です。

 木造なので、夜車の音がうるさいのではと思ったのですが、夜間の交通量は皆無に近く、まったく気にすることなく寝ることができました。
 (まあ、うるさくても自分は眠れるんですけどね)

 素泊まり¥2,500の宿ですから、当然お遍路さんもお客さん対象になります。(普段はお遍路さんがメインかもしれない)
 そのためもあってか、布団はおごって羽毛、快適な睡眠を取ることができました。


 ※ ただ、タオル、歯ブラシ、浴衣等ありませんので、その辺は注意!
19:36 夕食です

 この宿はるるぶに掲載されていたので、ツーリングに出る前、ネットで調べたところ事前に料理を予約しておいた方がいいと書いてありました。
 ゴールデンウイーク最終日の宿泊で、どっかこっか空いているのは間違いないので、宿は前日に電話で予約。
 そのときに料理もおごって一番豪華な¥3,000をお願いします。
 それでも、宿泊費と合わせると、¥5,500とリーズナブル。

 夕食はご覧の通り、これに鍋とみそ汁、ご飯が付きます。
 左上の天ぷらは、鰺とキビナゴそれに自宅の畑で取れたやま山椒。
 刺身は、キビナゴとタコと・・・・忘れました。
 焼いてあるのもキビナゴ。

 他の料理は以下。
19:37 うつぼのタタキ

 まずは関東の人間からすれば珍味。
 高知の海沿いの家では比較的食べられているみたいですが、”うつぼのタタキ”

 味はあっさりしている、よりも以前に無味に近い、歯ごたえがあり、食感が愉しい。
 何の抵抗もなく食べることができます。
19:43 草履エビのみそ汁

 こちらは草履エビのみそ汁。
 草履エビの半身が入ってました。

 みそ汁で煮込まれているので、繊細な味はわかりませんが、味は濃厚。伊勢エビとかより味が濃いんじゃないでしょうか。
 みそ汁にいい出汁が出て、旨い!
19:43 鍋は

 鍋の具材は”赤やがら”。
 初めて聞いた魚(食材)です。
 豪快にぶつりにして入ってます。

 ネットで調べると都会に出れば、超高級魚だそうです。
 ただし、現物は「これ食べられますの?」と聞きたくなるほど奇異。
 刺身が美味とありますが、漁・市場が休んでいるゴールデンウィークの最終日には、刺身を望むのはちょっと無謀かな。
 鍋は上品な出汁が出ていて、白身の身は癖がなく、柔らかくて上手いです。
 チャンスがあれば刺身で食べてみたいもんですね。
20:55 完食 

 完食です。

 料理はどれも美味しゅうございました。

 ただ、漁をやっている時に泊まれば、もっと新鮮な美味しい物が食べられそうな予感がしました。


 ごちそうさまでした。

 生ビール2杯と焼酎2杯(¥2,000)飲みました。

 食事の後、部屋に戻って。

 部屋にテレビはありません。

 インターネットが出来る環境もありません。

 特にやることもないし、お酒も入っているので、早々に寝ます。

 深夜になって走っている車もありません。
 その代わりカエルの合唱が聞こえてきます。

 お休みなさい。

 Zzzzz!
6:54 朝目が覚めると

 携帯のアラームが鳴る前、遮光性の弱いカーテン越しの朝日に起こされました。

 窓の外を見ると、青空は見えているものの、やはり雲が多い空です。
 
 昨晩は早く寝たので、睡眠も十分です。

 
8:01 出発します

 朝食はお願いしませんでした。

 近くに朝からやっている喫茶店があると言っていましたが、せっかく足摺岬の近くまで来て、モーニングセットも無いだろうと、早々に出発することにします。

 昨晩、食事の時話をした青年の隣に駐めてあった広島県の三原市からきたバイクはすでになく出発していました。