2009年7月20日(月) 秩父ツーリング(その1)

7:08 ツーリングの朝は

 少し曇り気味。

 今年は例年より6日ほど早く、7月14日に梅雨明け宣言がありました。
 関東地方で例年梅雨が明ける7月20日の今日は、雲が低く浮かんでいました。

 今日は先々週に行った、雁坂トンネル経由で秩父に再訪します。
7:08 秩父からの

 走り初めの距離は 16,433km。

 前回のツーリングでは、始めて雁坂トンネルて通って、秩父へ抜けるルートでツーリングに行きました。
 
 秩父までのルートは結構良かったのですが、秩父からの帰路がイマイチ。ツーリングを楽しめませんでした。
 
 ツーリングから帰って、ツーリングマップルを眺めて、他に良いルートは無いか探して、今日は別のルートを走ってみることにします。
7:14 横浜横須賀道路で 

 前回のツーリングでは、海沿いの国道134号線を通って富士五湖経由で甲府にアクセスしましたが、今日はルートを変えます。

 まずは、横須賀インターから横浜横須賀道路(通称 横横)に上がり、北上します。

 デジカメの撮影時間を見ると、自宅から横須賀ICまで約5分の距離。
 このくらい離れていれば、自宅の”ありか”はバレない?

 
7:22 六ツ川料金所に到着

 横須賀ICで横横に上がり、終点(起点)の六ツ川料金所まできました。

 この横横は距離の割に料金が高く、横須賀IC→六ツ川料金所間の料金はバイクでも¥750です。
 その間の距離はわずか21kmあまり、普段は使いません。
 今日は、ETCの休日特別割引が適用されるので、¥400。
 \400円であれば、したみちの国道16号線の流れの悪さを考えると、使っちゃいますね。

 そう言えば、横須賀IC→六ツ川料金所間21kmを約8分で走行と言うことは
 21km÷8分×60分 = 157.5 km
 1時間に約160キロ移動できると言うことか?
 デジカメに内蔵されている時計壊れてるね。たぶん。(笑)

7:48 朝食

 朝起きて、出発の準備をして、すぐにツーリングに出発。
 今朝も朝食を食べずにツーリングに出発しました。

 横横から保土ヶ谷バイパス経由で国道16号線を北上し、相模原警察署近くまできました。

 ここで、朝食にします。

 朝食はいつものように、牛丼?
7:52 やっぱうな丼でしょ

 昨日19日は”土用の丑の日”。

 と言うことで、吉野家でも、期間限定の”うな丼”。

 そう言えば、今年の夏はまだ”うなぎ”を食べてないなぁから。と思い、ちょっと、否、かなりチープなうな丼を注文。
 みそ汁、お新香付きで¥550也。

 パックの山椒が、下手な鰻屋のテーブルの上に置きっぱなしの山椒のみたいに香り飛んでいなくて、旨かった。

 うなぎを一口食べて、『あっ!そう言えば、金曜日に呑みに行った焼鳥屋でつまみに鰻の蒲焼きを食べました』
 忘れてました。
 呑んで忘れてしまうんだから、鰻の蒲焼きなんて、高いつまみを頼まなきゃいいのに・・・・と思うのは、いつも酔いが醒めてから・・・(^^;)
8:13 相模川を渡る

 横須賀から雁坂トンネルへの登り口となる甲府へ向かうには、国道16号線で八王子まで行き、そこで中央高速に上がるのが定石です。
 が、八王子には行きません。ETCの休日特別割引で安いとしても。国道16号線が大体渋滞しているので嫌いです。
 
 相模原で朝食を食べた後、相模原警察署のある交差点を左折して上溝方面へ。
 その後、県道54号相模原愛川線に入り、相模川を横断する高田橋まできました。

 ”海の日”の今日は早朝から河川敷に車を乗り入れ、バーベキューを楽しんでいるグループをたくさん見ることができます。
 
 ここまで市街地を走っていた県道54号線は、この高田橋を渡ると、徐々に田舎道へと変わっていきます。
8:24 県道514号宮ヶ瀬愛川線へ

 県道54号線を北西に進み、途中ショートカットして、県道514号宮ヶ瀬愛川線終点の交差点まできました。
 県道514号線は、国道412号線から宮ヶ瀬湖のやまびこ大橋までを結ぶ県道です。

 ダム建設にともない造られた県道は片側1車線で道幅も広く、走りやすいカーブで結ばれていますが、要所要所のカーブには速度抑制のため(?)のカマボコ舗装が施され、せっかくの湖沿いの道路は台無しです。

 この登坂車線のある直線道路、交通量も少なく、リッターバイクだとついついアクセルを開けたくなりますね。
8:28 宮ヶ瀬湖

 宮ヶ瀬湖沿いに県道514号線を起点まで西進し、右折して、県道64号伊勢原津久井線に入り、宮ヶ瀬湖に架かる”やまびこ大橋”を渡ります。

 やまびこ大橋からは、梅雨の大雨に備え水位を下げた宮ヶ瀬湖を望むことができます。
 
8:36 国道413号線(道志みち)

 宮ヶ瀬湖から県道64号線を北上して終点まで進み、国道413号線(通称 道志みち)まできました。
 国道413号線を西走し、山中湖方面を目指します。
 

 やまびこ大橋から国道413号線までの県道64号線は、約8kmほどの区間です。
 前半の宮ヶ瀬湖沿いに沿ってはしる区間は改良工事が完了し、片側1車線で中高速コーナで構成され快適に走ることができます。
 後半の区間は、改良工事は進んでおらず、センターラインの無い低速コーナが連続する区間です。
 いずれの区間も交通量は多くなく、快適に走ることができます。
9:10 道の駅どうし に到着 

 国道413号線に入り、西走すること約25km”道の駅どうし”に到着しました。

 ここで、コーヒータイム。

 南関東でツーリングロードとして有名な道志みち、途中にある”道の駅どうし”はツーリングのバイクで一杯です。

 山中湖までの国道413号線は、片側一車線の国道で、山伏峠までは道志川に沿って走るワインディングロード、山伏峠を越えてからは、道は山中湖に向かって下っていきます。
 この道志みちは、低速コーナーが連続する古い道路の区間と、直線を中速コーナーでつないだ改良工事が終わった区間が混在します。
 いずれの区間も、ライディングを楽しめますが、四輪車もそれなりの交通量がありますので、軽快に走るには、追い越しをする必要に迫られます。(白バイもときどきツーリング(?)をしているらしい。ので注意!
9:28 山中湖に到着

 国道413号線を山中湖まで進み、T字路に突き当たって右折、ここで国道413号線から離れ、県道729号山北山中湖線に入り、山中湖の北岸を西進します。

 天候は回復基調ですが、富士山は雲に隠れて見ることができません。
9:48 UFO雲 発見!

 山中湖から河口湖へ移動中、雲が切れ富士山が顔を出したかと思いきや、頭の上にはUFO雲。
 何十回、何百回と富士山は見ているが、こんなUFO雲は始めて見ました。

 山中湖からは表の国道139号線ではなく、忍野を抜ける県道717号山中湖忍野富士吉田線を西走し、国道137号線に入りました。
9:59 河口湖に到着

 左手に、UFO雲をたたえる富士山を眺めつつ、河口湖に到着しました。

 すぐに消えるかと思ったUFO雲は、まだその姿を消さずにいます。
 でも、ちょっと小さくなったかな。
 
10:04 御坂みちへ

 河口湖を離れ、引き続き国道137号線を北上します。

 今日は先々週のツーリングで通った精進湖には行かず、定石の御坂みちを使って甲府方面に向かいます。

 河口湖から先御坂までの区間、国道137号線は通称 御坂みちと呼ばれます。
10:08 旧道へ

 国道137号線を登り、御坂トンネルの手前まできました。
 そのまま、(新)御坂トンネルを一気に通過してしまうのも、もったいないので、旧道の県道708号富士河口湖笛吹線を進みます。

 県道708号線は、センターラインの無い対面交通、全面舗装の県道です。
 峠の頂上付近にある(旧)御坂トンネルに向けて登っていきます。
 今は、(新)御坂トンネルも無料(10年ちょっと前くらいまで有料であった)となり、旧道を登ってくる車は、観光目的だけなので極少です。
 旧道は、全区間小さく回り込んだ低速コーナーが連続し、ヒラヒラとバイクを切り返す楽しみが味わえます。
10:17 峠から

 県道708号線の(旧)御坂トンネルの手前にある天下茶屋に到着しました。

 ここ天下茶屋からは眼下に今走ってきた河口湖、眼前に富士山を望むことが出来ます。
 先ほどのUFO雲もかなり小さくなり、富士山がカツラを被っているように見えます。

 ここまでの区間は登りですが、(旧)御坂トンネルを通過すると、その先は下りの区間になります。

 
10:27 ふたたび国道137号線に

 旧道の御坂みちを抜けて、ふたたび国道137号線に戻ってきました。

 ここから先は、ひたすら甲府盆地に下っていく長い下り坂が続きます。

 この区間は道幅も広く、信号も少ないため、四輪車の交通量がそこそこあるにもかかわらず、比較的スムーズに走ることができます。
 ただ、カーブも中高速コーナーが中心で、リッターバイクの性能を引き出して気持ちよく走ろうと思えば、速度は3桁になってしまいます。
 
10:54 甲府の市街地 

 国道137号線(通称 御坂みち)を下り、国道20号線に突き当たり、左折して国道20号線に入り、ここで今日1回目の給油をします。

 出発するとき低く垂れ込めていた雲も今はなくなり、すっかり夏空に変わっていました。

 甲府盆地の夏は暑い!
11:29 国道140号線で山間部へ

 甲府の国道20号線でガソリンを給油した後、国道140号線に入り、雁坂トンネルを目指します。

 ここから先はしばらく、前回ツーリングで走ったルートと同じです。

 前回走った時と、大して交通量も変わらず、少なめで走りやすく気持ちの良いルートですね。
11:47 水分を補給

 国道140号線は上流にある広瀬ダムまで笛吹川に沿って標高を上げていきます。
 逆に下れば、富士川へと流れ、静岡県で太平洋へと注ぎます。

 広瀬ダムをすぎ、雁坂トンネルを通過する前に”道の駅みとみ”で休憩。水分を補給します。
12:02 雁坂トンネルを通過

 道の駅みとみで水分補給休憩をした後、雁坂トンネルを抜けました。

 前回のツーリングで山梨県側の坑門の写真を掲載したので、今日は反対側の埼玉県側の坑門の写真を掲載。

 右側の扉が閉まっている小さいトンネルは火災発生時の避難連絡坑。
12:03 雁坂大橋から

 これも、前回のツーリングで赤く塗られた豆焼橋から見た雁坂大橋を写しましたが、今日は反対に雁坂大橋の上から眺めた豆焼橋。

 
12:31 滝沢ダム

 雁坂トンネルから国道140号線を秩父方面に進み、滝沢ダムに到着しました。
 
 この辺りは、前回のツーレポと、話が被るので、さっさと次に行きます。

12:46 国道140号線を

 滝沢ダムを後にして、国道140号線をさらに東進し、宮平の交差点まできました。

 ここを道なり、左に進むと秩父の市街地へ、右折すると国道140号線の旧道に入り秩父湖、三峰神社方面に進むことができます。

 前回のツーリングで、時間的に余裕があるのがわかったので、右折して寄り道をすることにします。
12:54 県道278号秩父多摩甲斐国立公園三峰線

 国道140号線の旧道に入り、秩父湖を造りだしている二瀬ダムの手前で左折、県道278号秩父多摩甲斐国立公園三峰線(書くのがめんどくさくなるほど長い名前だぁ)に入り、秩父湖沿いの道を走ります。
13:08 三峰神社の駐車場前に到着

 三峰神社の駐車場”前”に到着しました。
 ここで、県道278号線は終点です。、その先は林道になっていますが、一般車進入禁止+行き止まりで抜けられません。

 県道から三峰神社は見えません。
 駐車場にバイクを置いて歩いていく必要があります。
 特に興味も無いので、今日は中に入らず、ここでUターンします。
13:09 リッパです。

 三峰神社の駐車場から秩父湖に向けて県道278号線を下っていきます。

 秩父湖から先、この県道は三峰神社しかありませんので、通行量は極少。
 ご覧の通りほぼ貸し切り状態です。

 休日の昼時にこの状態ですから、平日は・・・。
 この道路リッパ過ぎです。

 県道378号線は写真にあるような、片側1車線のセンターラインがある区間は半分くらい、秩父湖沿いの道はセンターラインの無い対面通行です。
 全体として、直線区間はほとんどなく、おもに低速コーナが主体の県道です。
 バイクで走るには比較的楽しむことができる延長10kmほどの県道ですが、先に書いたように抜けることができないので、往復する必要があります。
 
13:19 二瀬ダム&秩父湖

 県道を下り、秩父湖沿いを走り二瀬ダムまで戻ってきました。

 県道278号線は、この二瀬ダムの堤頂を走り、国道140号線と接続しています。
13:20 信号待ち

 二瀬ダムの堤頂とその先の国道140号線のトンネルは、道幅が狭く、四輪車が離合できません。
 そのため片側交互通行、信号機による交通整理が行われています。

 信号に引っかかると、5分くらい待たされます。

 信号に引っかかったので、エンジンを止め、ヘルメットを脱いで、小休止。
13:23 堤頂を走る。

 信号が青に変わったので、ダムの堤頂を進みます。

 当然、駐停車禁止。
13:23 場所がありません

 ダムのすぐ脇に造られた管理所。

 場所が確保できないようで山腹にへばり付くように建てられ、その下を県道が走ります。

 管理書の先はトンネルにつながっています。
13:24 トンネルも狭っ!

 ダム管理所の下をくぐると、その先は、いきなりトンネルになっています。

 トンネルの中で、県道278号線は国道140号線と合流。

 おそらく工事用道路として建設されたトンネルも、ダンプが1台通れるほどの大きさで、四輪車同士では離合不能、片側交互通行です。

 地山にコンクリートを吹き付けただけの壁面はちょっと怖い!
14:02 昼食です

 秩父湖から、国道140号線の旧道→現道へ戻り、秩父の市街地方面に進みます。

 秩父市街地の影森まできて、前回も立ち寄った蕎麦屋さん”いんなみ”で昼食にします。


  昼食に続く。
ここまでの道程

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