2010年8月29日(日) 全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 in スポーツランドSUGO 決勝

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5:28 決勝の朝

 決勝の朝は仙台市内を5時半に出発。

 SUGOには6時半前に入る予定です。
5:53 ご当地おにぎり 

 出発前に、コンビニで朝食を調達。

 車の中で移動中に食べる。

 
 コンビニで買った”ネギ塩牛タン” 関東地区ではお目にかからない、仙台ならではのご当地おにぎり?

 にんにく仕立てで、微妙にスタミナを付ける。

 朝から少々、車内はニンニク臭。(笑)
6:19 SUGOに到着

 6時半前にSUGOに到着しました。

 ピットのシャッターを開けて、ピットロードに立つと昨日までと同じように、微妙な曇り空。

 昨日、一昨日と同じ様な曇り空だったので、今日も天気が崩れる心配はなさそうです。

6:21 準備

 ピットでは、朝のウォームアップ走行の準備を始めます。

 ST600クラスのウォーミングアップ走行は8時半から。

 タイヤを十分に温めて、空気圧を安定させたいので、2時間前にはタイヤウォーマーを巻きたいところ。
6:30 暖気

 まずは、マシンをピットから出して暖気。

 昨日の午後クラッチ板を交換したので、エンジンを十分に温めてオイルの漏れがないか、冷却水の漏れがないか、オイルのレベルは大丈夫かを再度、入念に確認します。

 タイヤは昨日の予選で使ったユーズドタイヤ。
 決勝は20周。 予選で18周使ったのコンディションとしては、レース後半に近い状態。

 昨日の予選、早々にタイムを出したチームもあるので、朝のウォーミングアップ走行でのタイヤのコンディションは各チームそれぞれ。
 あくまでも他のチームとの比較ではなく、自分のマシンの仕上がり具合をチェック。
7:17 シミュレーション

 暖気も終わり、タイヤウォーマーを巻いたところで、國川選手はマシンに跨り、今日のレースのシミュレーション。

 イメージでSUGOのコースを周回する。
 
  
8:07 天候かわらず

 ウォーミングアップ走行20分前。

 昨日までであれば、8時を過ぎれば、空は晴れてきていたが、今日は曇りのまま。

 太陽が出ていないので、路面の温度上昇の具合が気になるところ。


8:29 ウォーミングアップ走行開始

 8時半になります。

 マシンをピットロードに並べ、ピットロードの出口のシグナルが青に変わるのを待ちます。


 ウォーミングアップ走行時の写真は無しよ! <(_ _)>
8:52 ウォームアップ走行終了

 ウォームアップ走行が終わり、ピットに戻ってきました。

 タイムは1分32秒928で4番手、トップから0.35秒落ちでした。

 昨日からのタイムを見ても、決勝20周を見据えたロングランは問題なさそうです。
9:24 JSBクラスのウォーミングアップ走行開始

 9時25分になり、JSBクラスのウォーミングアップ走行が開始になりました。


 自分たちは、決勝に向け、タイヤを交換。ウォーマーを巻いて準備を進めます。
 メカの川瀬さんも、クラッチ交換をした箇所の緩みなどのチェック、セッティングの再確認をしています。
10:36 準備完了
 

 決勝に向け、マシンの準備は完了。

 國川選手は、これまでやってきたことを振り返っては、決勝のシミュレーションを続けているようす。 

 ピットクルーは、やることがあるときは、手足を動かしていればいいが、やることが終わったときは、意外に手持ちぶさたで落ち着きません。
 何かあったときにすぐに動けるよう、しかもなるべくライダーを刺激しないよう、近くにいて静かにしています。
 (意外に気使ってます。ハイ)

 
11:02 戦闘準備 

 決勝のコースインは11時15分から。

 ピットからマシンを出して、エンジンの暖気をはじめます。

11:10 コンセントレート

 レースの支度を終えて、國川選手がピットにやってきました。

 決勝前は、サングラス。
 自分が集中するためもありますが、どうしても決勝前は目つきも悪くなりがち。(笑)
 余計な雑念を捨てるためのサングラス。
 
 
11:11 Petronas YAMAHA

 2つとなりのピットには、スポット参戦で予選2番手、4番手のPetronas YAMAHAのマシン。

 本国ではDUNLOPタイヤで走っている様ですが、今回は急遽PIRELLIタイヤを装着。

 ストレートも速いR6は強敵です。
11:16 コースインの準備

 11時15分、定刻にST600クラスのコースインが始まりました。

 國川選手、ヘルメットを被りコースインの準備をします。

11:20 グリッドに

 コースインをして、SUGOのコースを1周。

 グリッドに着きました。

 予選5番手、グリッドは2列目の真ん中からのスタートになります。



 今年度、大会毎にドリンクを提供していただける Dydo ドリンコ さん。

 今週のSUGOは暑く、自分たちもたくさん飲みました。 ありがとうございます。 <(_ _)>
11:20 レースクィーンさん

 アンブレラを持っているのはホンダのレースクィーンさん。


 『かわいいですよね!』 とだれかが言ってました。 (^^)


 自分は写真撮るのに一生懸命でその場で気付かず。(-_-;)
 後から見ると、「確かにカワイイ (^^)」
11:22 選手紹介 

 選手紹介も終わり、サイティングラップ5分前。

 ここで、ピットクルーは退場、コースの外に出ます。
11:30 スタート

 選手紹介の後、サイティングラップが終わり、各マシングリッドに着きました。

 シグナルタワーのレッドシグナルが消灯して、今、レーススタート!


 ST600の決勝は20周で争われます。

 
11:30 飲み込まれる 

 レーススタートで、1コーナめがけ目の前を通過していくマシン。

 5番手スタートの國川選手、スタートは悪くありませんでしたが、前が詰まってしまい、順位を8番手あたりまで落とします。

 『あ”ーー! 勿体ない。』


 コンデジで、カメラを止めて、高速で目の前を通過する被写体をカメラに入れるのは至難の業。

 『俺って、天才!?』

 『いえ、まぐれです』

 決勝の写真も無しよ! <(_ _)>  『だめじゃん!』なんて言わないで!

 
 なので、MFJのHPからラップチャートを転載。

 1周目 8位でホームストレートに戻ってきた國川選手。
 2周目には、#36の徳留選手が脱落し、7位へ。
 7周目には、#3 RC甲子園ヤマハの佐藤裕児 選手が転倒し 6位へ。
 次の周、8周目には前を走る#26 稲垣 選手をかわして 5位へ浮上。
 前を行く#2 RC甲子園ヤマハの 中富選手の背後にピッタリとつけ追いかけます。
 
 後半15周目、 #2 RC甲子園ヤマハの中富選手をかわして、4位浮上。

 ここで、中盤からペースが落ちてきた#25 Petronas YAMAHA Thailand の選手のペースが落ち、射程圏内に入ってきますが・・・・
12:01 レース終了

 20周のレースはここで、終了。

 1位は#29 Petronas YAMAHA Thailand の Chalermpol Polamai 選手。(発音できん!)

 2位は #30、ポールスタートの山口 辰也選手。


 
12:01 フィニッシュ

 3位は #29と同じくPetronas YAMAHA Thailand の Decha Kraisart 選手。(同じく発音できん!)

 3位の#29の選手は後半、ペースががた落ち。
 毎週、國川選手は1秒以上ギャップを縮め、最後は3秒までギャップを詰めましたが、残念ながら届かず。
 
 そして、4位に#19 國川選手。 

 あと、2周あったら・・・・(レースにタラレバは無いよね)


 それでも、4位は全日本、自己ベスト更新! (まだまだ、成長過程!)
12:15 終了後の

 レース終了後、6位までのマシンは車両保管になります。

 そして、今日は、2位、4位、6位のマシンはエンジン分解!・・・・・・(汗)


 『ありゃりゃ、エンジン分解?ですか』

 全日本では不正が無いようきっちりとしてますね。


 それで、メカさんは急遽、工具を取りに。

12:15 悔しい

 レース終了後、ピットに戻ってきた國川選手。


 自己ベスト4位に入ったものの、スタートの出遅れがなければ、もっと上を・・・・と、すごくすごく悔しそう。
 レースやってる人間は、それじゃなきゃね。 (^_^)v
12:18 車両保管

 マシンはピット下のガレージの保管中。

 中では、エンジンのヘッドのバラシをしています。

 エアコンも扇風機も無く、レース直後マシンの残熱で、中は蒸し風呂状態。

12:20 ピットウォーク

 一方、ピットでは昨日に引き続いて12時20分からピットウォークが始まりました。

 マシン保管で、置いておけるマシンが無いので、今ひとつ締まりませんね。

 仕様がないので、サインボードを前に置いてみたりして。


 「MFJさん! この辺のタイムスケジュール。一考お願いします」

12:45 始まってみれば

 それでも、ピットウォークが始まってみれば、たくさんのファンの人たちが、國川選手のところに寄ってくれます。

 
 でも、レース終了後10分ほどで、ピットウォーク。 


 炎天下、ライディングスーツを着たまま、1時間のピットウォークはきついですね。

12:55 ありがとうございます

 ピットウォークの間、たくさんのファンの人が訪れてくれます。

 ファンの方々、『ありがとうございます! (^^)/~~~』


14:16 車両保管 解除

 車両保管が解除になりました。

 ガレージからマシンを回収してきました。

 ヘッドが外されて、インジェクションも取り外されてプラプラしてますが・・・


 これ戻すんですよね。 大変だ! (>_<)
14:17 カムシャフト

 車両保管でエンジン分解して、チェックされるのは、このカムシャフト。

 4サイクルエンジンの要(かなめ)です。

 これで、パワーやトルクの出方が変わってしまうので、当然チェックされますが、改造が許されていないST600では、当然標準の部品が着いている。

 もちろん、問題なしで OK!
17:24 日が傾いてきました

 午後のJSBも終わり、アジア選手権も終わって、今日のレースはすべて終了しました。

 SUGOのコースも日が傾いてきました。


 片付けやら、なんやらあったりして、流石に体は電池切れ気味、JSBはコースサイドではなく、ピットにあるディスプレイで観戦。
 
 JSBのレースレポはありません。(すみません)

17:24 復帰中

 ピットウォーク後、昼食を食べ、マシンを修復。

 マシンを修復しながら、撤退の準備。

 マシンももう少しで組み上がります。


 なんか、学校時代の”お残り勉強”みたいな気分です。 (^^;)
17:36 撤収

 マシンも組み上がり、練習用のカウルを装着して、後はトラックに積み込むだけになりました。

 走行データをパソコンに吸い上げて、データをチェック。

 ぼちぼち、撤収します。


 今回のレースは4位でしたが、筑波の5位と、表彰台へは確実に近づいています。

 次回、岡山国際サーキットのレースでは、表彰台を狙おう!

 このレースを終えて、ランキングは2位になりました。


 次戦、全日本ロードレース 第5戦 岡山 は 9月25日(土) 26日(日) です。   


 乞うご期待!