龍泉洞に戻る。 | |||
2017年8月13日(日) 2017年 夏 旅 (2日目:お昼はまだ?) |
13:17 ルートは ”2017年 夏 旅”2日目の昼は岩手県の岩泉町にある”龍泉洞”を観光しました。 昼食を食べ損ねたので、早々に移動してお昼を食べたいと思います。 |
|
13:28 国道455号線を さて、これから先のルートですが、今晩予約してる宿は宮古です。 龍泉洞から宮古に向かうには、に国道455号線を東進して海沿いに出て、国道45号線で三陸海岸に沿って南下するのが一般的な最短ルートです。 けれど、この区間の国道45号線は、2014年にツーリングしているので、まあ今回はいいかな。 今日はさっききた道を国道340号線まで戻って、少し遠回りになりますが、まだ走ったことのない、その先の国道340号線を走って、宮古に向かうことにします。 まずは岩泉町の市街地から国道455号線に出て盛岡方面に西走します。 |
|
13:38 340号線の 国道455号線を西走して340号線との交差点までやってきました。 さっきはここを右から来ました。 ここを右折して、走ったことのない国道340号線で南下したいと思います。 ちなみに、ここまで走っても岩泉町。 岩泉町は本州で一番大きな面積の町です。 でも人口は1万人を切っているので、人口密度は約 9.5人/km2 とぶっちぎりに少ない一桁。 |
|
13:38 酷道の予感 左折して酷道340号線に入るとすぐに道幅が1.5車線に。 目の前に見える山の上の方は雲に覆われています。 酷道の予感がします。(笑) |
|
13:40 国道340号線は 国道340号線はしばらくは1.5車線で進みます。 センターラインはありませんが、スピードを落とせば、普通のクルマ同士の離合は問題ありません。 でも、滅多に対向車は来ないけどね。(笑) |
|
13:42 所々 所々、センターラインのある路線に変わります。 歩道が広いから、この区間は近年になって改良された区間みたいですね。 この先、国道340号線で宮古市の茂市(もいち)と言うところまで南下しますが、センターラインのある片側1車線になったり、1.5車線になったりを繰り返します。 |
|
13:46 あめ〜。 山間部に入り、標高が上がると同時に雨が降り出しました。 やっぱり上の方は雨が降ってましたね。 |
|
13:46 廃線 国道340号線と平行するように走っているJRの廃線。 凄いね。 こんなところを線路が通っていたんですね。 レポを書きながらWIKIってみたら、宮古市の茂市から岩泉を結んでいたJRの岩泉線なんだって。 元々は第二次大戦の時に耐火レンガの材料を運ぶために建設された路線で、2010年7月に発生した土砂崩れによる脱線事故のため運休。 そのまま復旧することなく、2014年の4月に廃線になったらしい。 今は2017年だから、7年前までは列車が走っていたんだね。 |
|
13:50 傷跡 さらに国道340号線を南下すると、壊れたガードレールが現れてきます。 未だに残っている去年の8月の台風10号で被災した傷跡かな。 山奥にあるここまで、復旧の手が回るのはまだ先のことになりそうですね。 |
|
13:53 人、人だよね。 山間部を走っていると、人。 人だよね。 子供も居て、家族連れですけど・・・・・。 近くに家らしいもの、見当たりませんでしたけど。 「どこから歩いてきたんでしょうか?」 「なんで、こんな山の中歩いているの?」 「怖いですねぇ〜。 (゜o゜;」 |
|
13:57 ラジオは入らない ちなみにラジオはFMはおろか、AMも入りません。 カーステのラジオは、ずーっとサーチしっぱなしです。 もちろん、携帯(スマホ)も圏外です。 秘境だね。 岩泉町。(笑) |
|
14:00 雄鹿戸隧道(おしかど ずいどう) 国道340号線を標高を上げつつ南下し、タイトなコーナを走り、峠付近にあるトンネルまでやってきました。 トンネルは押角峠(おしかど とうげ)にある雄鹿戸隧道。 ”漢字”は違う表記だけど、読んだときの”音”は一緒。 幅は結構狭くて4.6m。 普通車同士であればすれ違えますが、大型車だとちょっと厳しい。 ちなみに、大型車は通行禁止じゃないので、大型車も対向でやってくる可能性はあります。 (笑) 昭和10年頃に開通した、全長約580mのレンガ造りのトンネルで、心霊スポットとして有名みたい。 昭和10年開通当時は、日本でも有数の長大なトンネルだったみたいですね。 岩手県でも比較的積雪が少ない地域ですが、通年通行可能らしい。 でも、冬期はバイクじゃ無理ですね。 凍結必至ですから。 |
|
14:01 宮古市へ 雄鹿戸トンネルのある押角峠を通過すると、国道340号線は岩泉町から宮古市に入ります。 |
|
14:05 酷道だね 国道340号線をさらに南下すると、未舗装の区間が。 台風10号で崩れたみたいですね。 林道とかなら未舗装でも許せるけど、国道だとこのレベルはやっぱり酷道かな。(笑) |
|
14:07 もっかトンネル建設中 岩泉線はJRとして民営化されてから廃線をしたかった様です。(赤字路線なのは明白でしょう。) けれど、上記の押角峠付近の道路状況が悪く、バスによる代替えルートが確保出来ないことから、廃線にすることが認められなかった様です。 ところが、前記の2010年の土砂崩れにより不通になり、復旧の目処が立たないことから、代替え案としてJR岩泉線の押角トンネルを廃線にした後、道路トンネルとして使うことで、酷道を国道に改良する計画の様です。 JRの押角トンネルは延長約3,000m弱の単線のトンネルで、そのまま道路トンネルとしては大きさが不足するので、もっか拡幅建設中の様です。 そのため、こんな山の中にトンネルの工事現場があって、大きな発電機が4台も鎮座していました。 このトンネルが完成すると、岩泉〜宮古間の国道340号線の隘路(あいろ)区間が緩和されることになるようです。 押角峠トンネル付近の酷道はこのトンネル開通により、たぶん走れなくなる(通行止め)ので、今のうちにバイクで走っておきたいところですね。 |
|
14:22 快走区間 押角峠の隘路区間を抜けると国道340号線は快走区間となります。 「貸し切りだねぇ。」 標高が下がると、自然と雨は上がります。 |
|
14:25 廃線駅? さらに国道340号線の南下を続けると、廃線になっているであろう駅を通過。 (ここを走っている時点では、この路線が旧JR岩泉線で廃線になっていることは知りません) ”中里”と駅の名前が書いてありますが・・・・。 写真で見ると、フォト・ショップで書いたみたい。(笑) で、なんで停まったかって言うと、次。 |
|
14:25 レンタルバイク? 国道340号線で駅前を通過すると、”レンタルバイク”の幟(のぼり)が・・・・・。 こんなところにレンタルバイク?と思い停まってみると。 幟は”レンタルバイク”じゃなくて”レールバイク”でした。 レールバイクって? |
|
14:25 単気筒エンジンの なんて考えていると、単気筒エンジンの音。 線路の上を何か走ってきましたよ。 |
|
17:25 何ですか? これ。(笑) 手作り感、満載です。 |
|
14:26 レールバイク ちょっと遅れて、後ろから線路の上を自転車が・・・。 (゜o゜; これが、レールバイクと言うものらしい、初めてみました。 レールバイクは2台の自転車を鉄のフレームで固定してあって、後輪がレールの上にあり、自転車を漕ぐと進むように作られています。 自転車版のトロッコですね。 これもネットを見てみると、全国の数カ所で廃線を利用して、(観光目的?で)やっているみたいですね。 |
|
14:26 転車台 そして、この黄色に塗装された部分が何かと思ったら、自転車の方向を変える”転車台”だったんですね。 これも手作り感、満載です。 レールバイクに使われている自転車は、電動アシスト付きです。 これならば、楽そうですね。 |
|
14:27 走り去る そして、先にやってきたエンジン付きのトロッコ(?)も走り去っていきました。 このレールバイク、2016年から始まったらしく、隣の岩手和久井駅とこの中里駅の間、3kmで乗ることができるらしいです。 もちろん、観光目的と言うかレクリエーション目的なので、通年毎日では無いでしょうから、乗りたかったら自分で調べてね。(笑) |
|
14:28 反対側は 中里駅から反対の茂市駅方面は既に廃線になって、線路はありません。 この路線も単線じゃなくて、複線であったら、交通手段としてのレールバイクもあったんでしょうけど。 単線だと、自由に行き来することができませんから、それも難しいですね。 |
|
14:35 記録的 中里駅を後にして、さらに国道340号線の南下を続けます。 また、雨です。 今年の8月は本当に雨が多くて、記録的だったそうです。 バイク乗りには嬉しくありませんね。 |
|
14:37 国道107号線 さらに南下を続け、宮古市茂市の国道106号線との交差点までやってきました。 この交差点を右折すると国道340号線との重複区間で、国道106号線で西走すると盛岡市へと向かいます。 左折して東進すると、今晩の宿がある宮古市に向かいます。 八戸自動車道の南郷インターを下りて、南下すること国道340号線はおおよそ120km。 交通量は少なく、バイクのライディングが楽しめるルートだと思いましたね。 是非、走ってみたいものです。 |
|
14:39 やっと昼食 国道106号線との交差点までくると、すぐ近くにそば屋を発見。 遅くなりましたが、昨日費引き続き、ようやく遅い昼食を食べることができます。 |
お昼を食べる。 |