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  2020年8月4日(火) Go to トラベル ツーリング【1日目:午前】
 6:03 ツーリングの朝は

 暑くなる前に。

 夏場のツーリングは、気温が上昇する前に首都圏を抜け出したいところです。
 けれども、去年のお盆休みのツーリングの記事を見たら、1時間遅い出発なんだね。

 例年であればもう少し早めに出発するけど、今年は新型コロナウィルス感染症の自粛があったりして、動き出しが悪いです。
 (とりあえず、都合の悪いことはコロナのせいにしておく。)

 さて今日の記事では、前回の記事でも書いたとおり、Go to トラベル ツーリング と言うことで、東北北部に向かいます。
 6:04 出発します

 走り初めの距離計は 22,055 km からスタートです。

 初日の今日は、青森県の三沢まで行く予定です。

 このルートは、去年の北海道ツーリングとまったく同じルート。
 同じパターンだと面白く無いので、最初は秋田市に向かう予定でしたが、天気予報を見て、やっぱり最初に三沢に向かうことにしました。

 三沢は2016年から毎年夏に訪れているので、これで5年目になるんですね。

 メータの水温計が 28℃を示しています。
 エンジンをかけた瞬間で、ほぼ外気温と同じのはずなので、今の気温は28℃。

 気温が上がる前に早々に出発しましょう。
 横須賀インター

 自宅を出発し横浜横須賀道路の横須賀インターまでやってきました。
 
 横横経由で首都高に接続します。

 横横を使うと10分くらいかな時間を短縮できます。
 けど、その通行料450円はちょっと高い。 今日はちょっと贅沢。
 6:26 ベイブリッジで定点観測

 横横の金沢支線から首都高速湾岸線に接続し、北上していつも定点観測をしている横浜ベイブリッジまでやってきました。

 関東地方では一昨日の8月1日に梅雨が明け、雲が多いものの青空が広がっています。
 今年の梅雨は長かったですね。

 そう言えば、今シーズン首都高を使って北上するツーリングは初でした。

 新型コロナウィルス感染症の影響で、ツーリングに出かける回数が減っています。
 6:45 レインボーブリッジ経由で

 首都高湾岸線の有明JCTから11号台場線に入り、目の前にレインボーブリッジが見えてきました。
 この位の距離から見るレインボーブリッジがきれいですが、写真にすると小さくなっちゃいますね。

 横浜方面から東北道に抜けるルートは主に3ルート。

 1つ目は、葛西JCTまで進んで首都高中央環状線(C2)を使うパターン。
 ナビだと、「このルートが一番早い。」と言ってくることが多いです。

 2つ目は、今走っているレインボーブリッジから首都高都心環状線(C1)を走るパターン。
 カーブが多くてペースは遅いように感じますが、たぶん距離は一番短くて、バイクで走ると一番早い気がするので、今走っているこのルートを走ることが多いです。

 3つ目は、大井ジャンクションから山手トンネルを走るパターン。
 夏場は無いな。 
 夏場トンネルの中は、40℃近くになることも。 熱中症になるよ。
 大雨が降っている場合は、逃げ道として使いますが。
 7:10 浦和本線料金上

 首都高で都心を通過して、首都高川口線に入り、北上して東北自動車道の浦和本線料金所までやってきました。

 ここまで、自宅から1時間ちょっと。

 ここから東北自動車道を北上し、岩手県の一関インターまで向かいます。

 8:26 那須高原サービスエリア

 東北自動車道を北上し、那須高原サービスエリアまでやってきました。

 ここでちょっと休憩。

 GSX-Rでの自宅からの航続距離は大体この辺りまで。

 ここまでで、去年より約30分の短縮。 順調です。
 去年は浦和からしばらくお盆の帰省渋滞でしたから。

 お盆の前の週ってこともあるだろうけど、コロナの影響で走っているクルマの台数も少なめなんだろうね。
 8:34 朝食を食べる

 ここで朝食食べます。

 食べたのは、白河ラーメン(780円)。

 那須高原サービスエリアは栃木県だけど、白河ラーメンはお隣福島県の白河市発祥のご当地ラーメン。
 まあ、お隣だから良しとしておきましょう。(笑)

 で、だ。
 味が薄い。 麺も水っぽい。
 一瞬、コロナに罹患して味覚が鈍くなったかと思っちゃいましたよ。 (゚o゚;)

 たぶん麺は多加水麺で、それを茹ですぎちゃった感じ。
 そして麺の水切りが悪くてスープが薄まっちゃったんだろうね。 としておく。
 8:53 1回目の給油

 朝食を食べたら、ガソリンを給油。

 自宅から那須高原サービスエリアまでの距離はおおよそ260km。
 GSX-Rだと、燃料ランプが点滅し始める位の距離です。

 入ったガソリンの量は12.96リットル。

 復習をしておくと、このGSX-Rのガソリンタンクの容量は 17.5リットル。
 
 燃料ランプの点滅が始まるのが、-3.5リットルの 13リットルくらいからかな。

 ここまでの燃費 260 ÷ 13 = 20km/リットル

 高速道路を一定の速度で巡航してきたので、GSX-Rとしては燃費ヨシでした。
 10:09 菅生パーキングエリアで

 那須高原サービスエリアで給油をした後、一関インターまでの中間地点ぐらいの位置になる菅生パーキングエリアで休憩します。

 ここで水分補給。

 途中、雲行きが少し怪しくなってきたけど、降られずに済みました。

 那須高原サービスエリアまでの間は、太陽が出ず雲が多かったこともあり、気温が上がらず25℃程度で快適に走ることができました。
 
 けれど、福島県に入ると湿度が上がり蒸し蒸しする気候になり、水分が欲しくなりました。

 11:16 一関インター 

 宮城県にある菅生バーキングで休憩した後も引き続き東北自動車道を北上し、岩手県に入り最初のインターチェンジとなる一関で高速を下ります。

 ここまでで、去年とほぼ同じ時刻に。
 
 去年はお盆期間中で渋滞があったり、流れが悪かったりしたのでね。
 今年はスムーズでした。

 11:23 ガソリン給油2回目

 一関インターを下りたら右折して国道342号線へ。

 那須高原SAからちょうど260km、燃料警告灯のランプは少し前から点滅を始めました。
 GSX-Rにガソリンを給油するタイミングです。

 インターのすぐ近く、国道342号線沿いにある shell で今日2回目のガソリンを給油します。

 ガソリンの給油量は 14.35 リットル。

 この区間の燃費は 260 ÷ 14.35 =18.1 km/リットル

 ここまで、ペースは大きく変わらないので、平均して 19 km/リットルくらいかな。
 11:43 岩手県道19号一関大東線(いちのせき だいとう せん)

 一関インター近くの shell でガソリンを給油した後、国道342号線から岩手県道14号を経由して、そのまま直進して県道19号一関大東線に入りました。

 県道19号線に入り東進し、磐井川に架かる大東橋を渡ってすぐに道路標識にしたがって左折。
 引き続き県道19号線を北東にバイクを走らせ、名勝地の猊鼻渓(げいびけい)の交差点までやってきました。
 ここまで来る途中、反対車線に速度計測用レーダーを積んでいると思われるパトカーが歩道に乗り上げて隠れていましたね。
 岩手県はレーダーパトがあるので、要注意です。

 それに、先日みたネットの新聞では 速度超過 20km以下での取締り件数は、岩手県が日本一みたいなことが書いてありました。
 10kmくらいの速度超過でも取り締まられる可能性があるので、注意が必要ですね。
 11:50 国道343号線へ

 県道19号線を北東に走り、国道343号線との交差点までやってきました。
 国道343号線はこの交差点の左側から来て、直進方向に進みます。
 自分もこの交差点を直進して、国道343号線に入り、陸前高田方面に進みます。

 一関の市街地からここまでの県道19号線は、全線センターラインのある片側1車線の約22kmほどの距離の県道です。
 中速コーナーを直線が結び、若干の勾配がある路線はほとんどの区間が里山を走ります。
 先に書いた猊鼻渓までの区間を除き、交通量は少なく、バイクを気持ち良く流すことができます。
 
 12:05 ループ橋

 一関市の大東町から国道343号線に入り東進して、途中笹ノ田峠付近にある笹ノ田大橋群までやってきました。

 この区間の国道343号線は笹ノ田大橋を含む3つの橋から、”の”の字のループ形状となっています。

 走っていれば確かにループ形状を体感できるのですが、全景をカメラに収めるのは鳥瞰的に見られる場所が無いので難しいです。

 国道343号線の先ほどの交差点からこの先の国道340号線の交差点まで区間、見所と言えばここくらいしかないかなぁ。
 走っていて気持は良いけど、観光地じゃないですからね。
 12:16 国道340号線に

 笹ノ田のループ橋から国道343号線を東進し、陸前高田の市内にある国道340号線との交差点までやってきました。

 お昼の時間になってしまいましたが、昼食は遠野で食べたいので、先を急ぎます。
 ここを左折して、遠野を目指します。


 一関市の大東町からここまでの国道343号線は、全線センターラインのある片側1車線の対面通行の国道です。
 大東町からはしばらく里山を走りますが、しばらくすると山間部へと入っていきます。
 山間部は、中低速コーナが主体のワインディングロードです。
 先ほどのループ橋がある笹ノ田峠を頂点として、東進すると陸前高田に向け山を下っていきます。
 国道340号線が近づくにつれ、標高が下がり、カーブの線形は緩やかになり中速コーナーを直線が結ぶ路線へと変わっていきます。
 交通量は少なく、ライディングを楽しむことが出来ます。
 12:25 まずは北上

 国道340号線に入り、遠野を目指し北上します。
 後は、八戸までひたすら国道340号線。

 先の東日本大震災の時、三陸の海岸線を走る国道45号線が津波の被害を受けて、多くの箇所で物資運搬の機能が失われました。

 震災まどの被害で国道45号線の機能が失われたとき、この国道340号線を物資輸送のルートに活用しようと震災以降改良が進められています。

 ここ、陸前高田から北上して国道107号線と交差する区間までも、改良が済んで、立派な道路になりました。

 バイクで走るには少々広すぎますが・・・。
 12:29 国道107号との

 国道340号線を北上し、国道107号線との重複区間に入りしばし西走します。
 重複区間の距離は約5kmほど。

 国道107号線は、起点を岩手県の大船渡市からスタートし、途中北上市、横手市を通り秋田県由利本荘市まで太平洋と日本海とを東西に結ぶ国道です。
 大船渡市と北上市や奥州市を結ぶ国道107号線は比較的交通量があります。
 交通はそこそこ流れており、特に面白味はありません。
 バイクで走るには、5kmほどのリエゾン区間、ちょっとガマンが必要です。
 12:30 単独区間で

 国道107号線との重複区間から住田町の世田米で離脱し、ふたたび国道340号線の単独区間に入り北上を続けます。
 単独区間は、遠野市の国道238号線の交差点まで、約16kmほど続きます。
 国道340号線に入ると、グッと交通量が減ります。

 この区間の国道340号線もほぼ改良が終わっているようで、緩やかなカーブと直線を結ぶ、全線センターラインのある対面通行の区間です。
 先の世田米から遠野までの間、標高は徐々に上がり、世田米では100mほどの標高ですが、遠野に入る手前遠野住田ICでは標高は400m弱になります。
 この区間はタイトなコーナは無く、フロントブレーキを強く握る必要はほとんど無いので、快適にバイクを走らせることができます。
 ただし、リッターのスポーツバイクで気持ち良く走ろうとすると、スピードは相当出てしまいますが・・・。 (^_^;)
 12:49 遠野食肉センター前を通過

 遠野の市街地に入りました。

 片側2車線になった国道340号線を西に向けてバイクを流しながら、2018年の9月に訪れた”遠野食肉センター”前を通過します。

 今日は寄りません。

 走りながら写真撮ったら、ピンボケでした。(笑)
 12:54 お昼に到着

 遠野食肉センター前を通過して、国道340号線を西に3kmほどバイクを走らせて、shell のスタンドの先を左折。

 300mほど走ると左手に看板が見えてきました。

 今日のお昼の目的地、”元祖じんぎすかん鍋 あんべ”にします。

 早速、駐車場にバイクを駐めます


(つづく)
 8月4日(火)前半の道程: 自宅〜一ノ関〜陸前高田〜遠野 :622.41km
      お昼を食べる