三沢に泊まる。   TOURING     
  2020年8月5日(水) Go to トラベル ツーリング【2日目:午前】
 8:54 ツーリングの朝は

 ちょっとのんびり。

 今日は、佐井村までの往復ツーリング。

 佐井村は本州の北端にある下北半島の西側に位置する村です。
 わかり易く説明すると、本州最北端、マグロ漁で有名な大間町の下(南)に隣接する村です。

 リヤシートには、カッパだけ。

 今回は三沢に連泊なので、大荷物はホテルに置いていきます。
 連泊だと、中日(なかび)は運ぶ荷物を減らすことが出来るので、良いですね。
 バイクも軽快に走らせることが出来ます。
 8:54 出発します

 走り初めの距離計は 22,909 km からスタートです。

 佐井村と言えば、景勝地の仏ヶ浦。

 ではなくて、自分の場合は”ウニ”。 (食い気優先)
 去年の納沙布岬ツーリングの道中にも食べようと考えていたんですが、時間切れになっちゃて食べられませんでしたからねぇ〜。
 の、リベンジじゃないけど。

 もちろん交通量が少なくて、快適にツーリング楽しめることも、訪れる理由の一つです。


 それでは、Go to トラベル ツーリング、2日目スタートします。
 9:04 青森県道170号天ヶ森三沢線(あまがもり みさわ せん)

 ルートインのある三沢の市街地を出発、三沢空港を避ける様にまずは東進。

 滑走路の端まできたところで、左折して青森県道170号天ヶ森三沢線に入り北上します。

 県道170号線はほぼ全線の20kmあまり、畑の中を突っ切る気持の良い路線です。

 急カーブはなく ほぼフラットで、途中信号機は2箇所ぐらいだったかな、市街地を早々に離脱できるルートです。
 たまにいるクルマは通勤途中が多い様で、ペースがよろしいです。(笑)
 同じペースで走っていると、スピード違反で捕まっちゃうんじゃないか。と、ドキドキしちゃうほどです。(笑)
 9:15 国道338号線

 県道170号線を起点まで北上し、国道338号線との交差点までやってきました。

 交差点は工事中。

 この交差点を左折して、国道338号線に入り、むつ市方面を目指します。

 9:27 緊急避難

 国道338号線に入り北上を・・・・・続・け・た・い。
 ところですが、お腹の具合が。 (>o<)
 途中にあったコンビニに緊急避難。

 昨日、ちと飲みすぎた。 かな。
 お酒じゃなくて、昼間の水分補給が・・・・。
 否、昼夜通して水分摂取過多だな。 きっと。 ( ̄。 ̄;)


 この国道338号線も、一番最初に走った2014年は、三沢〜むつ市の間コンビニは確か 1軒しか見かけませんでしたが。

 今はある程度増えて、緊急避難しやすくなりました。
 以前だったら、なかなか見つからず、緊迫感がマックスになっていたことでしょう。(笑)
 9:46 雲行きが

 コンビニに緊急避難したので、ちょっと落ち着きました。
 ふたたび国道338号線を北上します。

 朝からずっと曇っていましたが、空の様子が暗くなってきました。
 斜めから差し込む日の光で、木の陰はできてますけどね。

 デジカメのオートモードで撮ると空は明るく見えるけど、これから向かう先の空は雨が降っていそうな雲です。
 9:54 パラパラと

 北上を続けると、降り出しました。 パラパラですけど。

 大した雨じゃないので、カッパも着ないで、そのまま走り続けます。
 この程度の雨だったら、カッパを着て蒸すより、着ない方がマシです。
 夏場は下手にカッパを着ると、汗で蒸れて着ている服がジットリして不快ですからね。

 パラパラ雨で路面はうっすらと濡れてきました。

 さて、今回タイヤはブランニューになったMICHELIN のPOWER GP に履き替えてきました。
 所謂、ハイグリップタイヤに位置づけされ、溝も少なめ。

 なので、ウェット路面でちゃんと機能するのかな。
  と、思いまいますが、しっかりとしたグリップ感があり、不安はありませんね。
 9:55 海はなかなか

 さて、国道338号線ですが、北海道の函館を起点として、下北半島の大間から佐井村、陸奥湾沿いを走り、むつ市を東西に横断し、下北半島の付け根の部分は、東側の太平洋沿岸を南下して、三沢市を通過し、おいらせ町まで続く、海上区間を含む国道です。

 今は、下北半島の付け根の部分、太平洋沿岸を北上していますが、ちょっと内陸を走っているため、なかなか海を眺めることができません。

 ちょうど、東通り村の白糠漁港付近まで来て、視界が開けて海が見えたところで写真を一枚。

 曇天で、イマイチの風景。(笑)
 10:24 2度目

 国道338号線で東通り村に入り、北上を続けると、338号線はゆっくりと進路を北から西へと変わり、むつ市方面に進みます。

 むつ市の市街地に入り、今朝から2度目の緊急避難。(笑)

 蒸し暑くて汗も出るし、下からも(失礼!)水分を失われるので、水分も補給しないと・・・。
 でも、(シートの上に置いてある)缶コーヒーのブラックじゃ、利尿効果があるから、適切な水分補給とは言えないなぁ〜。
 せめて、吸収しやすいスポーツドリンク系がお薦めの様な気がするんだが。

 この先、むつ市を離れると、自分の記憶だと緊急避難できるところが無いような・・・。 ちと不安。 (-_-;)
 10:35 釜臥山(かまふせやま)

 むつ市の市街地で緊急避難して落ち着いたみたいなので、引き続き国道338号線を西走して、市街地を抜けます。

 右手前方は恐山山地の最高峰(下北半島最高峰?)となる標高878mほどの釜臥山です。
 がっつり雲に覆われて、降ってるよね。 降ってる。 きっと降ってる。 (T.T)

 降られるかなぁ〜。

 
 10:46 陸奥湾沿いに

 国道338号線を左手に陸奥湾を見ながら、西走。

 降られたねぇ〜。 (ーー;)

 大した雨じゃないんだ。 これが。
 路面がちょっとウェットになる程度。

 さっきと同じ、ポツポツですよ。
 カッパ着るほどじゃないし、心が折れてUターンする程じゃない。

 いっその事、土砂降りになってくれたら、あきらめてホテルに戻るんだけどね。
 連泊だから、ホテルに戻れる。
 ホテルでのんびり過ごすのも、良いぞぉ〜。 なんて、悪魔のささやきが聞こえてきそうですが、心が折れるほどは降ってこないので、前に進みます。

 ところどころ雲が切れている箇所が見えているのが、心の救い。(笑)
 10:56 県道46号川内佐井線(かわうち さい せん)へ

 国道338号線を西走すると、県道46号川内佐井線と分岐する交差点までやってきました。

 この先の国道338号線は、陸奥湾フェリーの埠頭がある脇野沢(わきのさわ)まで陸奥湾に沿って走ります。
 その後、進路を北側に取って、佐井村に向かいます。
 
 以前走ったことがあり、1000ccのスポーツバイクで走るのには、ちょっと狭かったと記憶しています。
 
 ただし、今この記事を書きながら、脇野沢から佐井村までのルートを確認したら、ちゃんとセンターラインがあって、かなり良くなっているみたいです。
 次回、来ることがあれば、走ってみたいですね。

 さて、今日はこの先の交差点を右折して、県道46号線で内陸側は走ることにします。
 11:04 県道は

 県道46号線に入り、北上します。
 雨は止んでいますが、路面にはウェット パッチが残っています。

 川内川に沿って走る県道は、この先の県道253号線との交差点までの区間、約14kmの距離で標高差は70m程度しかないので、ゆっくりと標高を上げて行きます。 
 リッターバイクで走ると、上りの勾配にはほとんど気が付きません。

 県道46号線は、センターラインのある片側1車線の対面通行の県道です。
 川内川に沿って走り、緩いカーブを直線を結んだ、交通量が極小の路線です。

 ご覧の様に深い森林の中走っているので、野生動物の飛び出しに注意です。 
 県道46号線は通称”かもしかライン”。
 カモシカが出没するんですかね?
 11:08 未走破区間へ

 県道46号線を北上して、県道253号長後川内線との交差点までやってきました。
 路面乾いてますね。
 集落のあるところに来ると、太陽の日が直接当たるので、路面が乾いています。


 うに丼を食べに佐井村に向かうには、この先を左折して県道253号線を走った方が近道です。

 でも、今日は今まで走ったことが無い区間を走りたいので、県道46号線を直進します。
 11:09 山間部は

 県道46号線のこれまで走ったことがない区間に入りました。

 山間部に入ると、ダメだね。
 生い茂る樹木が邪魔をして太陽光が路面まで届かないので路面が乾かずウェット状態。

 市街地は乾いているのに、ワインディング区間になるとウェット路面になるので、うっぷんが貯まります。

 ドライの路面で走れたら、とっても気持良さそうです。

 先ほどの県道253号線から北側の県道46号線は、むつ市と佐井村との市町村境に向けて標高 520mほどまで上げて行きます。
 途中にあるカーブも段々と小さなカーブへ。
 そして、大きく回り込む様に変化し、アップダウンが組み合わせれてワインディング区間になります。
 11:20 佐井村に

 県道46号線は、徐々に進路を西に変えて行きます。

 先ほどの県道253号線との交差点から走ること、同じ様に14km佐井村との市町村境までやってきました。
 何も無いね。
 周りは、緑一色。 実に緑が濃い。


 このルートの一番のリスクは、野生動物の飛び出しだろうね。

 ここまでの道中、見かけた野生動物は”猿”でした。

 ちなみに、佐井村はニホンザルの北限みたいです。
 11:25 ようやく人に

 先ほどの県道253号線の交差点から先、対向のクルマ、追いついたクルマ、もちろん追い越していったクルマは1台もなし。の貸し切り状態。

 ここで転けたり、マシントラブルで止まったら、誰にも発見されないだろうなぁ〜。
 たぶん携帯も圏外だろうし・・・・・。

 なんて、思いながら走っていると、工事中で片側交互通行の赤信号。

 「前から、だれも来ないよ。」

 でも、待つ。

 ここまで来て、ようやく工事中の人と会う。

 実に山深い。(笑)
 11:37 佐井漁港に

 陸奥湾沿いの国道338号線から下北半島の内陸をショートカットする形で北西に40kmあまり、海岸沿いに出てふたたび国道338号線と交差し、佐井村の佐井漁港までやってきました。

 埠頭から大間町のある北側を眺めましたが、相変わらずモヤっていて視界イマイチ。

 11:53 願掛岩(がんかけいわ)

 佐井漁港からは、国道338号線に入り、少し逆戻りする形で大字長後(ちょうご)の福浦漁港を目指します。

 途中にある海に突き出た形の高さが100mほどある”願掛岩”。

 ちょっと写真に撮っておこう。 と、思ったときは、時すでに遅し。
 ちょっと遠くて、モヤっていて、写真写りが今ひとつ。

 真横を通過するときは、ほぼ直立に立ち上がっている岩塊は結構迫力があるんですけどね。(構図の選択悪し)
 12:04 福浦漁港に

 佐井漁港から国道338号線を南下すること15kmあまり、うに丼が食べられるはずの”ぬいどう食堂”がある福浦漁港に間もなく到着します。

 海岸線まで切り立った地形で、奇岩で有名な”仏ヶ浦”はこの先にあります。

 仏ヶ浦の全景は、観光船で海側からしか見ることが出来ません。
 残念ながらバイクで道路からは見えませぬ。
 12:06 ぬいどう食堂に到着

 国道338号線で福浦川を渡ると、福浦漁港の集落に入ります。

 福浦川に沿って走り、橋を渡って少し進むと、左手にぬいどう食堂が見えてきます。

 それでは、店の前にバイクを駐めて、お昼(うに丼)を食べることにしましょう。



(つづく)
 8月5日(水)午前の道程: 三沢〜むつ市〜佐井村 :173.67km
      ウニ丼食べる?