GSX-R    
2020年9月13日(日) フロント フォーク交換後の確認走行
 9月11日(金) フロント フォークをオーリンズに交換

 前々回の記事で書きましたが、GSX-Rのフロント フォークをオーリンズに付け替えました。

 8:21 すぐに乗りたいのが人情

 新しいパーツを着けたら、すぐに乗りたくなるのが人情と言うものです。

 と、言うことで、13日の日曜日、ちょこっと近場を走りに行きたいと思います。

 ただ、天気がイマイチなんですよねぇ〜。
 すぐに降り出すような雲じゃありませんが、思いっきり曇ってます。

 このところ、週末になると天気があまりよろしくありません。
 
 基本、天気って7日間周期で変わっていく様な感じで。
 日曜日が雨だと、毎週末 雨が続きますよね。
 昔の人は、天気の周期を感じ取って、1週間を7日にしたんじゃないかと想像します。
 この週末雨パターンも少〜しずつズレて、来年はweek day が雨日になってくれるといいんですが。
 8:22 走行距離

 ここまで、GSX-Rで走った距離は 25,029 km。

 燃料ランプが点滅してますね。
 まずは、ガソリン入れないとね。

 とりあえず目的地は、いつもの山中湖。

 最近ご無沙汰の忍野の柳原うどんまで行って昼を食べて帰ってこようと考えてます。

 オーリンズに換装後、まず一発目に跨がってみて、1Gでの沈み込みで、フロントがちょっと高いかな。って感じ。
 このファースト インプレッションって言うのは大事。
 人間ってしばらくすると、慣れちゃいますからね。

 それでは、出発しましょうか。
 9:10 いつもの

 自宅を出発して、横須賀市内の shell でガソリンを給油。

 西走して三浦半島を横断、相模湾沿いに出たら、国道134号線に西走を続け、江ノ島近くにあるいつもの吉野家までやってきました。

 まず、朝食を食べます。


 ここまで、市街地だけなんだけど、オーリンズに付け替えて感じたのは、前輪がストレスなく転がっている感じです。
 転がり抵抗が減った感じで、今まで前輪から伝わってきていたインフォメーションが減った様な感じです。
 この辺りは、オーリンズのサスの方が(たぶん)精度がいいので、前輪がきれいに回ってくれてるのかな? (単に気のせいかもしれないけど)
 9:11 雨雲レーダーだと

 吉野家では定番の牛丼、たまご、みそ汁を注文。

 運ばれてくる間に、スマホで雨雲をチェック。

 全然、雨雲はないですねぇ。

 外は曇ってますけど・・・・。

 9:46 行けるとこまで

 江ノ島近くにある吉牛で朝ご飯を食べた後、引き続き国道134号線を西走。

 大磯からそのまま国道1号線の西湘バイパスに上がり西走を続け、橘本線料金所までやってきました。

 目の前に見える箱根の山々は、雲が低く垂れ込めていて、「あれ絶対降ってるよ〜。」 状態。

 今日は雨の中まで走る気はありません。

 まあ、行けるところまで行ってみましょう。
 9:50 しなやかに

 西湘バイパスの西走を続け、間もなく小田原インター。

 ここで一般道に下ります。


 西湘バイパスはほぼ全線砂浜の脇を走る様な路線で、橋梁の形式で作られています。
 そのため、橋脚の部分に道路のつなぎ目があります。
 昔やっていたカーグラフィックTVでは、このつなぎ目をいかに、静粛性を保って乗り越えるかが高級車の指針になっていたくらい、つなぎ目が続きます。

 バイクでも、いかにしなやかに吸収してくれるかの判断材料になります。
 以前のノーマルのBPFだと、結構突き上げがあったのですが、オーリンズはしなやか奇麗に乗り越えていきます。
 ここのところ右手首が関節炎っぽいですが、しなやかに通過するオーリンズはとっても楽です。 (^_^)v
 10:06 ブレーキングが

 小田原インターで西湘バイパスを下りて、下道を走り、ファミリーマート小田原荻窪店までやってきました。 ちょっと休憩。

 西湘バイパス下り線のパーキング エリアは去年の台風19号からの高波の被害で、大幅に縮小されて、トイレも簡易トイレを設置してあるだけ。
 なので、西湘パーキングは停まらず、ここまでやってきました。

 
 さて、ここまでほとんどコーナーリングらしいコーナーリングはしてないんですが、信号とかで普通にブレーキングすると、よく効く感じになりました。
 とくにかけ始めの初期の食い付きが良くなった感じ。
 オーリンズの加工精度が良くて直角・平行がキチッと出ている影響かな、それとも剛性の問題か。
 わかりませんが、今までのとは違う印象。 理由はどうあれ違うもんは、違って感じます。(単に気のせいかもしれませんが)
 10:08 雨雲が・・・・・

 さて、ここでふたたび雨雲チェック。

 これから向かう進路方向、雨雲ってますねぇ。

 ここから先がワインディングで本番なんですけどね。 (-_-;)

 
 10:10 南足柄広域農道

 小田原荻窪にあるファミマで休憩した後、いつもの南足柄広域農道の起点(終点?)までやってきました。

 農道って言うのは、農水省管轄の道路。
 国道は国交省管轄。 県道や市道なんかも基本は国交省に右ならえ。
 で、国交省の基準より、農水省の基準の方が、道路の曲がり具合も、上り下りの勾配もタイト。 まあ、基本は農道ですから。
 なので、バイクで走ると、タイトコーナーやアップダウンが激しくて、楽しいわけで。

 と言うことで、雑談で適度に行間が埋まったので、出発します。

 10:31 県道78号御殿場大井線(ごてんば おおい せん)

 南足柄広域農道を走り、県道78号線との交差点まできて、左折して県道78号線に入り、一旦足柄峠経由で静岡県の小山町を目指します。

 
 南足柄広域農道を走った感じでは、オーリンズのフロント フォークは基本しなやか。
 ただし、最初に跨がった時に感じたフロントが少し高い感じ(?)からか、コーナーリング初期のフロントがインに入っていく感じはやや少なくて、終始アンダー気味な感じがしました。
 ハンドリング自体は穏やかな設定なので、安心してコーナーに入って行ける感じです。
 ただし、弱アンダーな特性から、ちょっと大回り。
 個人的には、もう少しコーナーに入っていく時にクイックに頭が入っていく方が好み。
 その辺は今後のセッティングで対応できますね。
 10:32 低速〜中速コーナーでは

 南足柄広域農道〜県道78号線は、主に低速〜中速コーナーが主体。
 なので、中〜高速コーナーでの立ち居振る舞いはわかりませんが、今のところ概ね良好です。
 なによりも、ハンドリングの特性が掴みやすい感じです。

 コーナーのクリッピングからアクセルを開けていく立ち上がりにかけては、後輪の支配が多くなりますが、その場合でも、フロント周りが変に足を引っ張ることなく、快適なハンドリングです。
 フロント周りに対して、リヤがメインになる立ち上がりでは、サスペンションの動きが雑になる感じがして、フロントとリヤにややアンバランス感があります。(笑)
 10:35 ガッツリ

 県道147号線を西走し、足柄峠に向かっていると辺りはガッツリと雲が出てきました。

 この先、ダメかな。
 10:36 ガッカリ

 県道147号線で、センターラインのある片側1車線の区間から、センターラインがなくなる区間に入ると、やっぱダメだったね。

 辺りは完全に雲の中。 路面もシットリと濡れています。

 「う〜ん。」

 この先、雨が降っているのは必至。

 まあ、オーリンズのフロント フォークの感じは何となわかったので、本格的に降り始める前に、Uターンして帰ることにします。
 10:50 南足柄広域農道を戻る

 Uターンして、県道147号線から南足柄広域農道まで戻ってきたよ。

 南足柄広域農道も、日が当たらない箇所いはウェット パッチが残っている状態です。
 一般道の走行だと、こう言った路面状況が刻々と変わっていくので、あんまりハンドリングをセンシティブにするのは、気が抜けなくて疲れます。
 
 なのでね。 旋回性とか回頭性をあまり良くし過ぎるのも考えもん。
 クローズドのサーキットでは無いので、あまり緊張感があるハンドリングにするのもね。
 乗ってみると、レイラ スポーツさんの味付けの意味がわかるような気がします。

 どの辺に妥協ポイントを持ってくるかは、好みの分かれるところです。
 11:08 小田原インターまで戻る

 南足柄広域農道を南下して小田原の荻窪まで。

 そのあと、名無しの道路を南下して、西湘バイパスの小田原インター入口まで戻ってきました。

 ワインディングっぽい所を走れたのは、小一時間だったけど、何となくオーリンズの乗り味を感じることが出来ました。

 高いお金を払っていることもあって気持にバイアスがかかっちゃっていることもあるだとうけど、良いですねオーリンズ。
 これまで同じバイクで、違うフロントフォークに変更したことがなかったけど、「フロント フォークを換えるとこう変わるんだ。」 と言うところと、元々車体が持っている特性で、「こうゆう素性は変わらないんだぁ〜。」と言うことが体感出来て、面白いですね。
 11:15 西湘パーキングまで

 小田原インターから西湘バイパスに上がり東進して西湘パーキングまで戻ってきました。

 バイク、ボチボチ居ます。

 新型コロナウィルス感染症も、何となく一段落していると言うか、慣れちゃったと言うか、一時期に比べると人出もそれなりに戻ってる感じですね。

 この感染症の伝染力って言うのかな、1918年頃に流行して2〜3年の流行期間があったスペイン風邪(スペイン インフルエンザ)ほどの強さがなくて、1年位で落ち着いてくれたらいいんですけどね。
 11:19 ストローク インジケータ

 オーリンズのフロント フォークに標準(?)で付いているサスペンションのストローク インジケータ。
 走り出す前に、これをサスペンションの上まで移動しておくと、走っている最中にストロークしたサスペンションがこれを押し下げてくれる仕組み。 と言うほど大袈裟なものじゃないけど。 あると一つの目安になります。
 まあ、インシュロック タイでも代用できるけど。

 で、走った後に確認したら、ほぼほぼフル ストロークを使っちゃってる。

 一般道だっと、予測できないギャップを踏んだときなんかに、フルストローク行っちゃう時があるので、何とも言えないんですけどね。
 走っている途中で、”底付き”した感じはなかったので、まあこれでよろしいかと。
 今後、サスの底付きが感じられる様だったら、もう少し固くしてもいいかな。程度で。
 12:05 穏やか

 穏やかだね。

 西湘バイパスを東進して、そのまま国道134号線も東進。

 逗子海岸まで戻ってきました。

 今日は曇っているので、富士山も江ノ島も見えません。

 海辺では、ウィンド サーフィンをしている人がたくさん出てますね。

 12:30 昼食を

 自宅を出るとき、「夕方まで戻ってこないので、昼食は要らないよ。」と言って出てきてしまいました。

 ので、昼食べてから、自宅に戻ります。

 やってきたのは、以前にも記事にした京急横須賀中央駅の裏。
 トンネルを越えた所にある街中華の”青龍”。

 久々。

 13:05 自宅に帰着

 青龍で昼食を食べた後、自宅に戻ってきました。

 バイク、面白いな。

 サスペンションを変えると、当然だけど変わるんだね。
 
 サスを換えたからって、コーナーリング スピードが10キロ速くなることはないんだけど、乗り味って言うのから操作感って言っていいのかな。 これが違う。

 自分のバイク ライフは間違いなく終盤に差し掛かっています。
 もっと早く体感したかったですね。
 
 13:05 本日の

 本日の走行距離は

 25,192 − 25,029 = 163 km でした。

 良い路面コンディションでガッツリ走りたいです。


(おわり)
 確認走行の道程:自宅⇔足柄峠手前:走行距離 165.14km (GPSとバイクの距離計には誤差があります)