GROM    
   2021年2月7日(日) 強化スプリングに換装とか
       
 11:45 コロナ禍?

 寒くて乾燥する季節になり、新型コロナウイルス感染症の感染者が急増。
 1月8日から緊急事態措置が発令されて、不要不急の外出や会食の自粛が叫ばれています。

 自分のホームページは基本バイクで出かけたり、出先で食事をしたりと、出来れば止めておいた方が良いんじゃないの〜。 的な話題が中心。
 なので、記事が停滞気味。

 じゃなくて、本当は仕事が忙しい。 
 年明けに、メインの仕事以外のを引き受けてしまい、仕事始めから土日の休みなく働いています。
 記事が停滞している理由の半分は、これ。 残りの半分はコロナの性にしておこう。

 枕が長くなりました。 (-_-;)

 今日の話題は、久しぶりにバイクネタ。 GROM、いじります。
 11:46 ここまでの走行距離は

 昼前に週末の買い出しから帰ってきました。

 GROM のここまでの走行距離は 1,776km。

 前回が、去年の4月に 995kmでオイルを交換しました。
 11:49 オイルを抜く

 まず、オイル抜いちゃいます。

 前回のオイル交換から、781kmしか走っていませんが。

 まあ、ほぼ1年経っているので、よろしいんじゃないでしょうか。

 交換するオイルも1リットルも要らないので、そんなにお金もかからないし。

 14:40 オイルを抜く理由は

 このタイミングでオイルを抜く理由はこれ。

 左がクラッチの強化スプリング。
 右は磁石付きのドレンボルト。

 これらに交換します。

 強化スプリングは、バイク仲間 兼 呑み仲間のMAOHさんからのいただきものです。
 MAOHさんもGROM乗っていて(MAOHさんが先)、クラッチのスプリングを強化したものに交換しました。
 ただし、6個あるクラッチのスプリングの半分、3本だけ。
 6個のクラッチスプリングを全部強化したものに交換すると、強すぎるらしいです。
 ので、3本だけ交換して、余った3本を自分がもらいました。 
 14:41 ドレンボルトは

 昼食を挟んで、バイクいじりを続けます。

 3時間程放置して、オイルはしっかり抜けたでしょう。

 右は今まで使っていた純正のドレンボルト。

 左は社外品の”武川”のドレンボルト。
 武川のはアルミ製で滅茶苦茶軽いです。

 14:41 磁石付き

 武川のドレンボルトに換える理由はこれ。

 磁石付きなんです。

 右は純正。
 左は武川ので、真ん中に磁石が埋め込まれています。
 (言われないと、よくわからないけど・・・。)

 GROMには、(外付けの)オイルフィルターがないんです。
 なので、少しでも鉄粉とかが取れるように、磁石付きに変更しようと思いました。

 14:50 付ける

 取り付けました。

 でも、武川のがアルミ製とは、知らなかった。(汗)
 
 買うときに商品の説明を良く読んでませんでした。

 ワッシャーが付属していたので新品に。
 14:52 推奨のトルクで

 推奨の締付けトルクは、アルミ製と言うこともあってか純正より低め。

 アルミなので、勘で締めるとなめちゃいそうで怖いですね。

 ちゃんとトルクレンチを使って、推奨トルクの20N/mで締めておきます。

 ゆるみ止めのワイヤリングの穴も開けてあるので、ワイヤリングしておいた方が安心ですね。

 と、思ったらエンジン側にワイヤリングを通す孔が無かった。( ̄▽ ̄;)

 今日は時間が足らなくなるかも知れないので、ワイヤリング用の穴あけは次回にしよう。 (次回のネタか?)
 14:52 結構

 ドレンボルトを締めたところで、オイルを廃油用のタンクに移します。

 交換してからの走行距離は800km弱しか走っていませんが、結構汚れていますね。

 排気量が小さいので、いつもブン回して走ってますし、オイルの量も大型バイクより少ないので、その分汚れるんでしょうね。

 14:55 クラッチは

 オイルを抜いたところで、本日の本題。

 クラッチのスプリングを交換する作業を始めます。

 クラッチはほとんどのバイクと同じエンジンの右側。

 このカバーの奥。
 14:55 クラッチ カバーを外すには

 サービスマニュアルを見ると、クラッチ カバーを外すには、右側のステップ ホルダーを外す必要があるらしい。

 面倒なので、そのまま出来ないか観察しましたが、ダメみたいね。
 リヤブレーキの部品が干渉しそうです。

 14:58 ホルダーのナットは

 あきらめて、素直にステップ ホルダーを外すことにします。

 GROMの右のステップ ホルダーを止めているナットは、リヤのスイング アームのシャフトなんですねぇ〜。
 右のステップ ホルダーはナット側なので簡単に外すことが出来ますが、左側のステップ ホルダーを外そうと思ったら、スイング アームのシャフトを抜かなきゃならないので、大仕事になります。
 今回は、左側のナットを外すだけなので、大丈夫。 大仕事にはなりません。たぶん。
 で、このナットが凹んでいる中にあります。
 ので、緩めようと思ったら、ソケット レンチが必要。
 オープンエンドやメガネレンチじゃ、ちと無理。
 二面幅が19oのボックス レンチ。
 持っていないと、このナットを外すためだけにボックス レンチを買ってこなきゃならないので、高いものにつきますぜ。(笑)
 
 15:08 手を加えてある

 3箇所で止めてあるナットやボルトを外して、ステップ ホルダーを外そうと思ったら、引っかかって外れない。
 引っ張って外したいところですが、リヤのストップランプ スイッチのケーブルがちょっと短い。

 よく見ると、ケーブルが加工してあって、屈曲していてビニールテープが巻いてありました。

 前のオーナーはステップを変更していたのかな?

 「変に手を加えてあるのはヤダね。」

 
 15:08 カバーだった

 ケーブルを無理に引っ張って断線すると面倒なので、干渉しているマフラーのボルトを外してみたら、この部品はマフラーのカバーだったのね。

 中から出てきたマフラー、ダサッ! (笑)

 カバーは前に狭いところを走っていた時にこすって、角にサビが出ています。

 今までマフラーの本体だと思っていたので、社外品にでも交換しようかと思っていたけど、これだったら、カバーだけ交換すれば良いかな。
 15:09 外れた

 マフラーのカバーを外したら、無理することなくステップ ホルダーを外すことが出来ました。
 15:11 ボルトを緩める

 では、クラッチカバーを外していきます。

 クラッチカバーは 12本くらいのボルトで固定してあります。

 クラッチ カバーは歪みやすいので、ボルトは全体を少しずつ緩めていきます。
 1本だけ、とか片側から順番にとか緩めちゃダメよ。 みたいなことが、サービス マニュアルには書いてある。

 ので、基本通り対角線上に少しずつ、緩めていきます。
 15:13 クラッチケーブルを

 カバーを外す前に、ボルトを緩めたところで、クラッチケーブルを外しておきます。

 15:14 ボルトの長さは

 カバーのボルトは全部外れた。

 全部で12本くらいだったかな。
 ボルトを抜きながら、ボルトの長さを確認。

 ボルトの長さは全部一緒の新設設計。

 組付けるときに間違えることが無いですね。

 ちなみに、前に乗っていたCBR600RRのクラッチ側のボルトなんて、長さの違うボルトが混在していて、組付けるときに間違えそうで困っちゃう設計。

 ボルトを外したら、カバーをプラスチックハンマーで軽く叩いて、クラッチカバーを外します。
 15:16 はずれた

 クラッチ カバーはがっつり固着しているかな。と思ったけど、軽くあっさり外れました。
 ガスケットが(昔と比べて)良くなっているんですね。

 昔のガスケットだと、べっとり締めけ面に付着して残っていたましたけどね。
 写真にもあるように、きれいに取れました。
 ガスケットの再利用もできますね。(推奨するものではありません)
 15:16 オイル フィルター

 ドレンボルトの直上にある狭い部屋。

 真ん中にある黒いのはオイル フィルターらしいです。

 
 15:16 結構ゴミ

 引っ張り出して見ると・・・・。

 網になっていて、かなり簡易なフィルターです。

 何か変なよくわからない異物が引っかかってますよ。
 ( ̄▽ ̄;)
 結構、ゴミがあります。

 これ、クラッチカバーを外さないと、掃除出来ないのね。
 15:17 掃除した

 パーツクリーナーで掃除して、エアーで吹いて、さっぱり綺麗になりました。

 「気持ち良しす」

 この状態を見比べちゃうと、定期的に掃除したくなりますねぇ〜。

 15:20 ボルトは3本

 オイルのフィルターの掃除が終わったところで、クラッチ スプリングの交換します。

 で、クラッチスプリングは、6つ腕が出てきて、3本のボルトで固定されているのが、クラッチ。

 自分が知っているバイクだと、6本のボルトで止めてあるのが普通。

 GROMは排気量が小さくてパワーが少ないので、ボルト3本で大丈夫なんでしょうね。

 この3本のボルトを外します。
 15:25 クラッチ スプリング

 ボルトを外すと現れるのがクラッチ スプリング。

 全部で6本。

 
 15:25 強化スプリングは

 これ、もらった強化スプリング。 KITACO製。

 ノーマルよりちょっと太目。

 3本交換すると、約30%強化できるらしい。

 
 では、ノーマル3本を、この強化スプリング3本に変更しちゃいます。
 15:33 組み換えた

 ノーマル3本を交換して、強化スプリング 3本組換えました。

 で、交換してトルクレンチを使って、規定トルクで締付けます。

 大型のバイクと違って、(自分の予想以上に)低トルク。

 心もとない。

 ので、トルクレンチを使わないで締めたら、オーバートルクで締めて、ネジを舐めちゃう可能性大です。 自分の場合。
 15:53 カバーを組付け

 クラッチ スプリングを組み換えたら、クラッチ カバーの締付け。

 ここは基本通りに、規定トルクの7割くらいから、対角線上に。

 ここで手を抜いて、一気に規定トルクで締めちゃうと、カバーが歪んでオイル漏れの原因になる。 らしい。
 流石に、自分はやらかしちゃったことはないけど。(笑)

 自分が持っているトルクレンチだと、使用範囲の下限くらいからの締付けになります。
 ので、本音を言えば、もうワンランクトルクの範囲が低いトルクレンチが欲しいところ。 でも、止めておこうね。 工具がどんどん増えちゃうから。
 16:01 普段に比べると

 クラッチ カバーを組付けたら、ステップ ホルダーを組付け。

 これも、普段いじっているCBR600やGSX-Rに比べると、かなり低いトルク。
 16:05 組付け完了

 組付け完了。

 ボルトもナットも余ってません。 ( `ー´)ノ
 (威張ることじゃ、ありません)


 16:08 オイルは

 では、オイルを入れます。

 オイルは、推奨のHONDA ULTRA G1(10W-30)

 漏れなきゃいいな。(笑)
 16:21 外したスプリングは

 外したノーマルのクラッチ スプリングは、何かあったときのために取っておきましょう。
 って、こうやって取っておくから、色んなガラクタが増えちゃうんですよねぇ。

 保管場所は、バックステップの箱の隣。
 こうやって書いておかないと、もし次に使いたくなったときに、保管場所を忘れちゃうんで・・・。(笑)
 16:28 オイルを入れたら

 オイルを入れたらレベルチェック。

 オイルレベルの確認は、オイルキャップ一体のレベルゲージで。

 オイルの窓が付いてないので、微調整するのに少しずつ足しては確認をしなきゃならないので、ちと面倒。
 オイル缶から直接入れたけど、ジョッキを使った方が量の微調整がしやすいので良かったね。
 16:36 完了

 オイルの量を調整するのに、4〜5回ちびちび入れて、ようやくOKです。

 
 久しぶりのバイクネタの記事。

 自分はやっぱり、バイクネタの記事を書いているとき筆が進みますね。