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  2021年10月31日(日) 襟裳岬に行く。
 8:42 釧路から

 10月の26日火曜日から仕事で北海道の釧路に逗留しています。

 今週末は初めての休日です。

 せっかく北海道に来ているので、どこかに出かけようと思います。

 これまで北海道にはバイクツーリングで4回か5回訪れています。

 それぞれの北海道の突起部分、南西は函館、北端は稚内、東端は納沙布岬。
 ですが、南端の襟裳岬は訪れたことがありません。
 (正確には襟裳岬より函館の方が南に位置しますが。)

 でも、端は端。
 襟裳岬は北海道を代表する観光地の一つでしょう。

 と言うことで、タイトルにもあるように、今日は襟裳岬に行きたいと思います。
 8:43 トラックで観光

 襟裳岬には会社のクルマで。 小型トラックですが・・・・・。 ( ̄。 ̄;)

 まわりの人は、まさかトラックで観光しているとは思わないですよね。(笑)

 釧路から襟裳岬までの距離はおおよそ190km。
 google 先生は約3時間半の道のりとおっしゃっています。


 それでは、出発します。
 9:13 国道38号線を東進

 釧路の市街地から国道38号線に入り、まずは帯広方面を目指して東進します。

 釧路の市街地を抜けるまで、しばらくは片側二車線が続きます。

 日曜日の午前中と言うこともあり交通量は少なく順調に流れます。
 9:43 白糠町

 釧路の市街地から40km弱、白糠町(しらぬかちょう)を通過中。

 この区間の国道38号線は、大きく弧を描くように浦幌町の手前まで太平洋沿岸を走ります。

 北海道ならではの雄大な景色が広がります。
 すかっとは晴れてないけど。( ̄。 ̄;)

 この先、浦幌町に入ったところで国道38号線を左折して北海道道1038直別共栄線に入ります。
 10:09 北海道道1038直別共栄線(ちょくべつ きょうえい せん)

 国道38号線から道道1038号線に入り太平洋岸に沿って南西にクルマを走らせます。

 さらにクルマ少な。(笑)

 本州で4桁の地方道って見たことないけど、流石北海道4桁の道道があるんだ。

 道路は単調で、ペースの遅いトラックの運転は退屈です。(笑)
 10:13 国道336号線へ

 道道1038号線を南西くクルマを走らせること15km、国道336号線との交差点までやってきました。

 この交差点を左折して国道336号線に入り、浦河、広尾方面に進みます。

 あとは、襟裳岬の近くまで国道336号線上を走るだけです。
 10:15 酪農地帯を

 国道336号線に入り進路はやや南に向きます。

 国道は少し内陸部に入り、広大な酪農地帯を走ります。

 この様に広がる景色は本州ではお目にかかれない風景”北海道に来た感”が湧きます。

 10:34 紅葉

 この時期は、紅葉の季節が終わり始めたくらいかな。

 道路の左右に紅葉した木々を見ることができます。

 曇っていて写真写りはイマイチだけど、運転している自分には十分に紅葉を楽しませてくれます。

 こんな時期に仕事じゃなければ北海道を訪れることはありませんでしたが、ちょっと得をした気分です。
 普通、観光でこんな時期に訪れること無いですもんね。
 
 紅葉が凝縮された公園の様な場所はありませんが、走りながら時折目に飛び込んでくる紅葉も悪くはありません。
 10:54 写真は映えませんが

 右の丘みたいな場所、紅葉が綺麗だったので写真に写したんですが、曇っていて映えないですね。
 残念。 (ーー;)

 CANON のカメラは写実的と言うか、実際に見た感じに近いと感じるので使っています。
 こう言った天気の時には残念な写りになってしまいますね。
 ただ、SONYとかコントラストが強いのかな、実際の見た目以上に綺麗に写ってしまうのは、個人的にはあまり好みではありません。
 後から写真を見て、こんなに綺麗だったっけ。と思うのも変でしょ。 (個人的な意見です)
 
 10:58 ロケットの大樹町(たいき ちょう)

 国道336号線を南西に走り大樹町を通過中です。

 左手前にスペースシャトル的な模型がお目見え。

 大樹町はホリエモンが創設したロケットを開発して発射している民間企業のインターステラテクノロジズがある場所でした。

 大樹町ってこんな場所にあったんですね。

 民間ロケットが話題にならなければ、何も気にせず通過してしまうところですね。 
 11:11 150kmくらい

 ずっと延びる道路。

 バイクで150kmくらいのスピードで走ったら気持ち良さそう。
 (個人的な感想です。 実際にそんなことはしていません。)

 トラックだからスピード出ないし。
 でも、トラックだとゆっくり走っても許してしまう景色です。

 ちょっと雲が増えてきました。
 降られなければ、いいんですが。
 11:14 広尾町

 国道336号線を南西に走り広尾町の市街地に入るところでT字路にぶつかります。

 この交差点で国道236号線と合流して重複区間を走ります。

 左折します。
 11:21 えりも方面へ

 ちょっとトイレに寄って、重複区間を走ると1kmほどで重複区間は終わり。
 
 さっき合流した国道236号線は右に折れて浦河、苫小牧方面に向かいます。

 自分が進む国道336号線は”えりも”方面へ。

 道路標識に初めて”えりも”の地名が出てきました。

 11:37 断崖絶壁

 広尾町の市街地で国道236号線から分離すると国道336号線は海岸沿いを走ります。

 この辺から先の海岸線は”黄金道路”の名称が付く断崖絶壁が続きます。
 11:38 フンベの滝

 道路脇の断崖から水が湧き出している”フンベの滝”。

 落差や流れ出る量は多くはないけど、断崖の途中から湧き出る水で出来た滝を潜流瀑と言うらしくめずらかなり。

 冬になると凍り付き、氷瀑になるらしい。
 11:40 覆道とトンネル

 国道336号線は、この区間多くの覆道やトンネルが続きます。

 海岸線ギリギリまで日高山脈の端が迫ってきています。

 11:54 ごつい

 ごつい覆道です。

 この国道を構成している構造物は、維持管理をして次世代に引き継いでいけるのだろうか。
 この先に確かに生活をしている人が住んでいるんだけど。
 安全を維持するには、すごい費用がかかると思うんだ。
 12:01 トンネル多し

 左の覆道は残されている旧道で、右は危険な断崖部分を避けて山側に建設されたトンネルだろうね。

 何キロもあるトンネルが何本も造られています。

 その中には、北海道内で最長 4,941mの えりも黄金トンネル もあります。
 12:04 望洋台で

 途中にちょっとクルマを駐めるスペースがありました。
 望洋台と言うらしい。

 ちょっと高台になっています。
 トラックを駐めて、今走ってきた道を振り返ってみます。

 険しいです。

 荒天時には通行止めになることがあるそうですが、海が荒れたらダイナミックなんだろうね。
 12:09 北海道道34号襟裳公園線(えりも こうえん せん)

 さらにクルマを南下させると、えりも町の庶野(しょや)の集落へ。

 襟裳岬方面に進むには国道336号を左に折れて、道道34号襟裳公園線に入ります。
 12:10 道道に入ると

 道道34号線に入ると、海岸線を走る道路は緩やかな地形に変わっていきます。

 襟裳岬はもうすぐです。

 釧路を出発するとき、google map のルート案内だと所要時間3時間半だったので、11時半頃には着くかなと思ってましたが、予想以上に時間がかかりますね。

 お腹が空きました。(笑)
 12:13 何も無い

 道道34号線は ちょっと内陸側に入ります。

 襟裳岬はまだ見えませんが、歌にもあるように確かに何も無いね。

 やっぱり襟裳岬を訪れる記事を書くのだったら、1回くらいは”何も無い”と書いておきたいところです。(笑) 
 12:24 襟裳岬の駐車場に

 庶野で道道34号線に入って南下すること15分ほど、”えりも岬”の標識が現れました。

 左に折れて、襟裳岬の駐車場にトラックを入れます。
 12:24 襟裳岬灯台

 見えたね。

 襟裳岬の灯台です。

 12:25 ナビで

 ナビで確認。

 確かに襟裳岬にやってきました。

 それでは、駐車場にクルマを駐めて、クルマを降ります。

 まずは昼食だな。


(つづく)
 往路の道程:釧路〜国道38号線〜北海道道1038号直別共栄線〜国道336号線〜北海道道34号襟裳公園線:187km
     襟裳岬にやってきた。