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11:31 ハイエースにGROMを積んで 今日はハイエースにGROMを積んで、なじみのバイク屋”K2Y”に行きます。 ゴールデンウィークにフロント フォークオイルを交換したんですが、その後フロンフォークがオイルをお漏らし。 組み付けるときにちょっとミスって、オイルシールに傷が付いちゃったみたいです。(自覚あり) (-_-;) なので、フォークオイルを2週間前に交換したばかりですが、今日はフロント フォークの修理にK2Yに行きます。 K2Yに行くのは、オイルシールを交換するときに使う専用工具を持っていないから。 「専用工具買っちゃおうかなぁ〜。」ってちょっと誘惑に負けそうになりましたが、ふと我に帰って |
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14:01 K2Yに到着 横須賀の自宅を出発して、途中でお昼を食べ、千葉県八千代市にあるコシカワモータースK2Yに到着。 日曜日の昼時は、飲食店は混んでいて、どこもウェイティング状態でした。 なので、あきらめてコンビニでサンドイッチと惣菜パンを食べて、今日のお昼は終わりと言うことで。 |
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14:02 スペース借りて 早速、ハイエースから空いているスペースを借りて、GROMを降ろして作業します。 K2Yとのお付き合いは前の店舗の習志野店時代から何だかんだで30年。 昔は、学生のお客さんとかレースやっている連中とか、みんなお金がなくて、店先の場所を借りて自分で修理していたものでした。 今は店先で修理しているのなんて自分くらい。 今は居なくなっちゃいましたねぇ。 時代が流れて、今どき店先借りて修理なんて、色々な意味であり得ないですよもんね。 前世紀の化石みたいなもんです。(笑) なので、この記事を読んだからって、お店に行って「場所貸して下さい。」って止めてくださいね。 |
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10:21 ジャッキを なんて書いている間に、エンジンの下にジャッキをかまして、フロント フォークを取り外しました。 (エンジンの下にジャッキをかますのは自己責任でお願いします) 不安定で恐いね。 ( ̄。 ̄;) だれか来て、イジられないように注意しないと。 |
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14:25 キャップボルトを外す フロント フォークが単体になったところで、キャップ ボルトを緩めて、キャップボルトを外しました。 取り外しの細かい作業を知りたい人は、前回のフォークオイル交換の記事を参考にしてね。 |
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14:29 フォークオイルを抜く 外した左右のフロント フォークをひっくり返して、フォークオイルを抜いていきます。 2週間前に新品を入れたばかりで、気持ち的には再利用したいところですが・・・・。 作業しているのがクリーンルームとかだったらね。 ホコリや砂が入る危険性も無いけど、ここ外ですから。 (^_^; 新品のフォークオイルをケチったばっかりに、またトラブルが出たら泣くに泣けないので、新品に交換しちゃいます。 |
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14:35 ダストシールに アウターチューブ端にあるダスト シール。 一番最初にフォークオイルを交換した時に割れているのに気が付いて、気になっていたんですが、今回オイルシールを交換する機会にダストシールも交換しちゃいます。 |
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14:36 ダストシールを外す ダストシールを取り外すと、中にオイルシールが見えてきます。 |
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14:36 ストッパーリングを オイルシールを取り外す前に、オイルシールを留めているストッパリングを取り外します。 |
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14:42 アウターを取り外す ストッパーリングを取り外したら、インナーとアウターが取り外せる状態になります。 インナーのアンダーブラケットに万力を噛まして、アウターパイプを強くストロークさせて引き抜きます。 と、ちょっとづつオイルシールがズレてアウターが外れます。 |
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14:42 ダンパAssy アウターを取り外して、残ったインナー。 GROM だと、この状態でスプリングとダンパーが分解できません。 で、インナー一式で”ダンパAssy”の名称になってます。 |
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14:44 パーツは インナーパイプには下から、黒いゴム製のオイルシール、ワッシャの様な形状のバックアップ リング、銅色のガイド ブッシュ、灰色のスライド ブッシュ 、ピストン リングのパーツが組み付けてあります。 そして、インナーパイプのオイルシールの下にオイルが通る穴(オリフィス)が4方向に開いています。 で、前回オイルを抜く作業の時に、この穴のところをオイルシールを通過させちゃいました。 この穴って、エッジが立っていて、たまに悪さをしてオイルシールを傷めることがあるみたいで。 たぶんそれが、オイル漏れになった原因で自覚があります。 |
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14:44 オリフィスの位置は 今後もフォークオイルを交換する機会があるかも知れないので、同じ過ちを犯さないように、オリフィスの位置を測っておきます。 オリフィスの位置は、インナーのアンダーブラケットから約31cm。 オイルを抜くときやエアー抜きをするときに、オイルシールがここまで来ないよう、注意してストロークさせよう。 |
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14:56 再利用 今回、ダスト シールとオイル シールは新品に交換します。 写真に写っている金属製のパーツは・・・・? 勿体ないから、今回は再利用します。 まだ5,000kmくらいしか走ってないしね。 それほど消耗もしてないでしょう。 |
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14:57 エッジが立っている ただし、ダスト シールとオイル シールを交換するのに邪魔なので、いったん取り外します。 インナーフォークにはメタル類の位置が決まるように、一段細く溝が切ってあります。 この部分もエッジが立っているので、オイル シールとダスト シールを組み付けるときに傷める可能性があるので、ラップとかを巻いて養生します。 |
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14:59 外した部品は インナーフォークから外した部品類。 順番を間違えないように、左から順番に並べました。 組み付けるときは、右から順番にね。(笑) |
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15:01 おニューのパーツは 今回新品に交換するパーツ。 オイル シールとダスト シール。 それに、オイルシールの位置を決めているオイルシール ストッパーリング。 |
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15:07 ラップを巻いて それでは、部品を組み付けていきます。 その前に、組み付けるときにオイル シールとかダスト シールとかゴム製の部品を痛めないように、エッジが立っている部分にラップを巻きます。 ラップを巻いたら、部品が挿入しやすいようにフォークオイルを塗っておきます。 |
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15:13 組んだら シール類を新品にして、部品類を組み付けました。 組み付けたら、ラップは要らないので、取っちゃいます。 |
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15:15 アウターパイプを インナーパイプに部品を組み付けたら、アウターパイプを挿入します。 オイルシールをアウターパイプに圧入しますが、滑りがいいようにオイルシールの外側にも少しフォークオイルを。 |
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15:56 専用工具で ここで専用工具が必要。 オイルシールを圧入するのに使う”オイルシールドライバ”。 アウターとインナーの間、オイルシールの部分に当てて、上部をリング上のウエイトで打ち込みます。 GROMのインナーの径がφ31。 CBR600RRと共通に使えるんだったら買っちゃうところですが、径が違いすぎるので、共用できません。 (CBRはφ41だったかな?) |
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16:11 オイルを入れる オイルシールを打ち込んで、ストッパーリングを入れて、ダストシールをセットしたら、フロント フォークにオイルを入れていきます。 規定量は220ccちょっとなので、メスシリンダーにちょっと多めの230cc測って入れていきます。 |
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16:11 あっ! (゚Д゚) あふれた! (゚o゚; 一辺にダンパーまでオイルが回らないので、一度で全部は入りません。 って前回も自分で書いているんだけどね。 写真を撮るのに一生懸命で、気が付いたらあふれちゃった。( ̄。 ̄;) フォークオイルはフォークをフルストロークしておいて、ギリギリまで入れたら、フォークをストロークさせて、エアーを抜いてダンパー内にオイルを回して、を繰り返してね。 |
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16:25 オイルを入れたら 何回かストロークさせてオイルが入りました。 あふれて、こぼれちゃった分がわからないので、適当に追加。(爆) |
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16:39 レベルゲージを フォークオイル充填の基本は多めに入れて、余分を抜く。 余分を抜くのに使うのは、フォークオイル レベルゲージ。 金属製のストローを設定したい寸法に合わせて使います。 自分のGROMの油面高さは規定値で75mmです。 けれど、フォークオイルの粘性が高いので、簡単にエアーは抜けません。 できれば一晩放置したいところですが、ここではできないので、今日は少なめに抜いて(多めに充填しておいて)、後日もう一度レベルあわせをすることにします。 エアーが抜けることを考えて、とりあえず油面は5mm高い70mmにしておきます。 |
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16:40 油面を調整 ストローの長さを70mmに合わせたら、余分のフォークオイルをアウターチューブから抜いちゃいます。 |
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16:58 オイル充填終わり 左右両方のフォークのシールの交換と、オイルの充填終わりました。 後は、取り外した順番でフロントフォークをバイク本体に戻していきます。 |
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17:00 フォークを仮付け まずは左右のフロント フォーク戻しました。 |
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17:05 規定トルクで タイヤを取り付ける前に、フォークを固定する三つ叉のピンチ ボルトを規定トルクで締め付けます。 フロントフォークの突き出しは、マニュアル通り規定値の”0mm”で。 |
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17:36 交換作業終了 三つ叉のピンチボルトを締めたら、タイヤを取付け。 次に、フォークのキャップボルトを規定トルクで締め付け。 その時点で、フォークにねじれが出ないように、サスをストローク。 ストロークさせたら、トップブリッジ側のピンチボルトを締め付け。 て、ハンドルを元の位置に戻します そして、ブレーキキャリパーも取り付けて、規定トルクで締め付け。 最後に、フロントフェンダーを戻せば作業完了です。 |
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17:52 積込み とりあえず、今日の作業はここまで。 GROMをハイエースに積み込んじゃいます。 後は、自宅に戻って放置してエアーが抜けたら、再度フォークオイルのレベル調整をすればOKですね。 オイルレベルの調整は今度の週末にでもしましょう。 (つづく?) |