GROM    
   2023年11月25日(土)、26日(日) グリップヒーターを取付け
       
 11月25日(土) 14:23

 8月から仕事先の往復にGROMを使っています。

 今年はいつまでも暖かい日が続いていますが、冬は必ずやってきます。

 寒いぞ、冬は。 当たり前ですが。

 これまではバイクに乗る分には寒くても気にしなかったんですが、問題は朝仕事先までGROMで行って、すぐにパソコンを操作しなければならないこと。
 寒さで手がかじかんで動かなそうです。

 14:33 グリップヒーターを

 それなので、手の寒さ対策としては一番の”グリップヒーター”。

 ネットで購入。

 バイクパーツの大手KIJIMA製でございます。

 機種はGH-10と言うタイプで、スイッチが左ハンドルのグリップに一体になっている機種です。
 14:35 中身は

 さっそく開梱。

 なんか色々なパーツが入ってますね。

 14:37 まずは

 さっそく、作業開始。

 まずはバーエンド外します。

 14:38 グリップの長さ

 グリップの長さを確認。

 大丈夫だぁ。

 グリップの長さは何種類かあるみたいですが、ネットで買うときにバイクの機種を選んだら自動的に長さも選んでくれているみたいです。


 14:40 グリップを外す

 まずはクラッチ側の左ハンドルから、今着いているグリップを取ります。

 左側は、普通接着材を付けてそのまま差し込んであるだけ。

 ハンドルのパイプとグリップの間にエアーを送り込んで剥がしてやります。

 こんな時はエアーがあると便利。 代わりにパーツクリーナーとか使えるけどね。
 14:40 取れた

 さっくり取れたが。

 接着材が残ってるねぇ〜。(+_+)

 取りましょ。

 14:59 接着材を取る

 こびり付いた接着剤を取る。とかの作業が一番手間がかかるんですよね〜。 嫌い。

 両面テープ剥がしとかパーツクリーナを使ったけど、イマイチ。

 最後はシール剥がし用のヘラを使ってゴシゴシ。

 まあ、大体取れたところで、取り付けるグリップが入るか寸法を確認。

 大丈夫そうですね。
 15:03 G17を

 グリップを取り付ける前に定番の接着材”G17”を塗ります。

 15:13 グリップを

 G17を塗ったら、グリップを入れていきます。

 って「入らねぇよ!」 (`Д´)

 寸法ピッタリ。

 メッチャクチャ固い。

 取説読んだら、”プラハンとかで叩くな”って書いてあるので、一生懸命手で。
 ようやく、ここまで入ったけど。

 15:18 手の皮が

 手の皮が痛いと思ったら、マメが出来て潰れてた。 (>_<)

 最近、事務仕事ばかりだから、手の皮が軟弱になっちゃったね。

 でも、痛いぜ。 (T_T)

 15:23 左側は

 20分近く格闘して、ようやくグリップが入りました。

 左側のグリップは装着完了です。


 接着材なんて塗る必要なかったですね。

 続いて、右側に移ります。
 15:35 今度は右側

 今度は右側。

 左側のグリップで格闘したことを考えると、右側は・・・・。

 「大丈夫です。」

 右側はアクセルホルダーと一体なので、押し込む必要はありませんから。

 15:35 アクセルワイヤを

 右側もまずは今までのグリップの撤去から。

 右側のグリップはアクセルワイヤとつながっているので、アクセルワイヤを外す必要がありますが・・・・。

 「外れません。」

 アクセルワイヤに余裕がなくて、太鼓を外すほど余裕がありません。

 と言うことは、エンジン側のスロットルドラム側でワイヤーを緩めてやらないとダメみたい。
 15:39 リヤボックスを外す

 で、スロットルドラム側でワイヤーを緩められるか見てみると、右側のシェラウド(カバー)を外さないとダメみたい。
 
 右側のシェラウドを外すためには、シェラウドの盗難防止のためにシートの下にボルトが隠れていて、シートを外す必要があります。

 で、自分のGROMはリヤボックスを付けていて、これを外さないとシートが外れません。
 面倒臭いったら、ありゃしないわ。 (T_T)

 15:43 ベースプレートを

 リヤボックスのベースプレートを取り外しました。


 15:44 次にシート

 ベースプレートを外したら、次にシートを取り外し。

 15:47 ボルトが現れる

 シートを外したら、出てくるのが写真中央辺りにあるボルト。

 これ外さないと、シェラウドは外せません。

 15:53 シェラウド外れた

 右側のシェラウドが外れました。

 街乗りバイクって、メインの作業しているよりも、こうしてカバーとかを外している作業の方が時間がかかったりするので、まどろっこしいです。

 レース仕様のCBR600RRとかだと、カウルはクイック ファスナで駐めてあるだけなので、5分もあれば、カバーは全部外せますもんね。


 15:54 スロットルワイヤーを

 シェラウドを外すと、現れるのがスロットル ドラム。

 この左側のボルト緩めてあげて、アクセル ワイヤーに余裕を作ってあげます。

 15:57 グリップを抜き取る

 アクセルワイヤ外れた。 難なく外れた。

 ので、今まで着いていたグリップは簡単に抜き取れます。


 15:57 右側のグリップ

 右側のグリップ取れたよ。

 上の丸い2つの穴は、アクセルワイヤのタイコが入る部分ね。

 引き側ワイヤーと戻し側のワイヤの2つあります。
 15:58 アクセル側のドラム

 で、今度新しく着けるヒーター付きのグリップは、汎用品なので色々なバイクに対応出来るように、アクセル側のドラムが3種類入ってます。

 
 15:58 ドラムを選ぶ

 今までのと合わせてみると、一番小さなドラムで良いみたい。

 15:59 グリップに

 巻き取り部を選んだら、巻き取りのタイコをグリップに取付け。

 16:03 グリップを取付け

 そして、グリップをハンドルバーに取り付けて、アクセルワイヤーを組み付け。

 ここからちょっと格闘。

 組み付けてみたら、ハンドルを右に一杯切ったときに、アクセルワイヤの戻りが悪くなっちゃってね。

 色々と調整。

 16:16 アクセルワイヤーを調整

 結局、エンジン側のスロットルドラムのワイヤを引きすぎていたみたい。

 アクセル ワイヤの遊びを少なくしたくて、引張過ぎていたみたいです。

 適当にワイヤに遊びがある位置で、アクセルワイヤを固定しているロックナットを締めます。
 これで、アクセルワイヤはスムーズに動くようになりました。
 16:31 バーエンドキャップを付けて
 
 アクセルワイヤの調整が終わったら、バーエンドキャップを取り付けて、そしてこの状態でアクセルの動きを確認。

 問題ないね。

 さて、左右のグリップヒーター、物理的には付いたけど、配線してあげないと、ただのグリップ。(笑)

 配線をしようと思ったけど、辺りが暗くなり始めました。

 この年齢になると、薄暗くなるとダメね。
 細かいところが見えません。

 配線は明日することにします。
 16:37 今日はこれまで

 本日の作業はここまで。

 右側のシェラウドは、明日の配線作業で外すかもしれないので、このままの状態でガレージにしまいます。

 それでは、続きは明日。
 

 11月26日(日) 9:57 昨日の続き

 昨日の続き。

 昨日は、グリップ ヒーターを取付までしましたが、配線はまだなので、続きの作業します。

 9:59 シガーソケットから

 このGROMは中古で買いました。

 前のオーナーが電源取れるように、シガーソケットを付けていたんですよね。

 ここから取れれば楽かな。
 
 給電を確認

 グリップヒーターは普通、キーをオンにしたら給電する電源を使用します。

 バッテリー直とかでキーをオンにしなくても給電している電源から取ると、グリップヒーターを切り忘れたときにバッテリーが上がっちゃいますからね。
 シガーソケットは、常時給電のものもありますからね。

 で、シガーソケットの給電を確認。

 
 確認したら、キーがオンで給電するラインでした。

 このラインが使えますね。
 10:13 供給元を

 シガーソケットの給電元を追いかけていきます。

 電線は三つ叉の間を通って、ボディー側からきてますね。

 結局、シェラウドの裏を通ってました。 (>_<)


 昨日に引き続き、今日は左側のシェラウドを外さないとダメみたいです。
 10:16 左側のシェラウドを

 左側のシェラウドを外したよ。

 昨日外したので、勝手を覚えて、それほど時間かからなかった。(笑)

 10:17 たどっていくと

 電線をたどっていくと、ブラックボックスがありました。

 箱には”DAYTONAE”の名前があるので、社外品ですね。
 前のオーナーが取り付けた物でしょう。

 中を開けてみましたが、よく分からない基板が入っていたので、これよりも上流でグリップヒーターの電源は取った方がよさそうです。

 で、何だかんだで、このブラックボックスの上流のコネクターの所から電源を取りました。 (写真は忘れたよ)(笑)
 11:32 動作を確認

 接続が出来たので、動作確認。

 メインキーをオンにすると、グリップヒータのランプが点灯することを確認。

 キーをオフにすると消灯を確認。

 メインキーと連動してますね。 OKです。

 11:32 出力調整

 エンジンをかけると、まずは上の黄色のランプが点灯。

 ボタンを押すと、出力の調整が出来ます。

 赤が一番ハイパワーで100%出力。
 大体35Wくらいの電力を消費するみたいです。

 11:32 なかなか賢い

 ボタンを押して行くと、赤→青→緑→黄→オレンジ→赤と順番に変わっていって、青が20%、緑40%、黄60%、オレンジ80%と出力の調整が出来る様です。
 ボタンを長押しすると電源が切れます。

 また、バッテリーからの供給電圧が低くなると、自動で電源をオフにする機能が付いているらしく、バッテリー上がりを防止出来るみたいです。

 機能を全部確認していませんが、なかなか賢いです。
 11:33 取付けと動作確認

 グリプヒータの取付と動作の確認が終わったので、外したシェラウドとかを元に戻していきます。

 まずは左側のシェラウドから。

 11:44 左側のシェラウドを

 盗難防止とかの意味もあると思うんだけど、ボルトの種類か多くて、面倒です。

 で、六角穴付きとか普通の六角ボルトとか、プラスのネジとか、カウルクリップって言うのかな。
 色々使ってます。 (>_<)

 で、ようやく組み付けでけた。
 11:44 ネジ忘れなし

 ネジ類を入れておいたトレーに残りが無いから、大丈夫だね。 たぶん。


 11:56 右側のシェラウドも

 次に右側。

 でけた。

 11:57 シートを戻す

 左右のシェラウドを付けたら、シートを取り付けて。

 12:03 トップボックスの

 リヤのトップボックスのベースを取り付けます。


 12:06 時間かかった

 で、最後にトップボックスを取り付けて、復帰。

 グリップヒータの取付け作業終了です。

 ちょうどお昼の時間になりましたね。

 昨日2時間、今日2時間の計4時間。
  思った以上に時間かかりました。


 それでは、使った工具を片付けて、昼食にしましょう。



(おわり)
 おまけ

 さっそく、次の日から仕事先に行くのに使ってみた。

 「いや、いいよ。 良い。」

 実はあんまり期待してなかったんですよ。
 仕事の行き帰りって渋滞しているもんで、ブレーキレバーとクラッチレバーに指をかけっぱなしなんでね。
 なので、グリップが暖かくなっても、指先は冷たいだろう。と思ってました。

 けど、手の甲が温められると、血液が巡るんで、指先も暖まるんだね。
 
 
 ただ一つ、グリップヒータのボタンを操作しやすい位置にしたら、ウインカーを出すとき邪魔だった。
 グリップヒーターのボタンなんて、そんなに操作する頻度は高くないけど、ウインカーは頻繁に操作するでしょ。
 邪魔だね。
 今度の週末にでも位置を変えようかな。
 でも、接着材付けちゃったんですよね。(笑)