大島で鯛めしを食べる。  TOURING     
  2024年5月5日(日) しまなみ海道を周遊する。(その1)
 12:22 鯛めしを食べて満足して

 GWツーリング3日目は今回のツーリングのメイン、しまなみ海道を走っています。
 四国側から1つ目の大島まできて昼食に鯛めしを食べました。

 「満足。\(^o^)/」

 しまなみ海道のツーリングを続けます。
 12:35 大島を巡る

 改めて書いておくと、しまなみ海道は西瀬戸自動車道の愛称。

 本州と四国の間、今回の四国側から大島〜伯方島〜大三島〜生口島〜因島〜向島〜尾道(本土)と大きく6つの島を7橋(10橋)で結んでいます。

 各橋梁には、歩行者、自転車、原付のみが通行できる専用路が設けられているのが特徴で、本州四国連絡橋の他の2ルートとは異なるところです。

 また、しまなみ海道の途中にある6島すべてインターチェンジがあり、一般の人でも、ここ大島と同じように島に降り立つことができます。

 今回のツーリングでは、ただ単にしまなみ海道(西瀬戸自動車道)を走っただけじゃつまらないので、この6島すべてに下りて巡ってみようと考えました。

 まずは、昼食を食べた大島から巡ります。
 時計方向に回ります。
 12:39 愛媛県道337号名駒友浦線(なごま ともうら せん)で

 それでは、お昼を食べた能島水軍から県道337号線で大島の東岸を南下します。

 道幅は狭いです。

 wikiにも県道337号線の情報はありませんね。(笑)

 島の外周道路はもう少し整備されているかと思っていましたが、それほどでも。(笑)
 センターラインのない1.5車線の対面通行の県道で、すれ違うクルマはありませんでした。
 このルートは、オフ車とかアドヴェンチャータイプのバイクがお薦め、GSX-Rの様なスポーツバイク向けの路線ではありません。

 でも、景色は良いです。
 12:42 行先看板で

 さらに進むと、行先看板。

 さて、内陸の国道317号線に行くか、このまま県道337号名駒友浦線を走るか。
 ツーリングマップルで確認すると、国道317号線は大島の背骨の様に島のセンターを突き抜ける感じで走っています。
 それじゃ面白くなさそうなので、そのまま名駒友浦線を進むことにします。
 12:44 悪食だね

 県道337号名駒友浦線に進むと、”落石注意”の看板。

 道路は土を被ってて轍の部分だけアスファルトが露出している感じです。

 酷道・険道好きとまでは言わないけど、こんな道を選ぶのは悪食だね。(笑)

 わくわくはするけど。

 横須賀から遠路はるばる愛媛県まで来て選ぶようなツーリング ルートじゃないね。(笑)
 12:51 引き続き

 悪食の道を走ること10分弱、ちゃんと舗装されて道に出た。 と思いそのまま左折して県道337号線を続走。

 センターラインがあったり、なかったりの路線が続きました。(笑)

 12:56 愛媛県道49号大島環状線に

 県道337号線を南下して名駒の集落まで進むと県道337号線は終わり。

 右折すると今度は県道49号線に入ります。

 ツーリングマップルで確認すると、県道49号線は、今走ってきた県道337号線がカバーしている区間以外は大島をグルっとほぼ1周走っています。

 このまま県道49号線で島を巡ります。

 
 13:00 来島海峡大橋

 県道49号線を進み西岸側に出ると、午前中渡ってきた来島海峡大橋が目の前に現れます。

 壮大だね。

 よくこんなところに橋を架けようと思ったものだと、感心しちゃうね。

 13:07 海の駅よしうみいきいき館

 さらに進むと、橋のたもとに”海の駅よしうみいきいき館”がありました。

 ちょっと休憩。
 ついでに写真。

 写真も撮れるときに撮っておかないと、この後の景色は予想できませんからね。

 ちなみに”よしうみ”はこの辺りの地名が”吉海”と言う地名からだと思います。
 13:13 3橋が

 海の駅で休憩した後、県道49号線を進みます。

 来島海峡大橋3橋がしっかり見渡せる場所があったので、また停まって写真撮りました。

 3橋分の6橋塔が見えています。

 ちなみに3橋の途中にある2つの島は、手前側が無人島、向こう側は有人島で、西瀬戸自動車道からクルマでは直接下りられませんが、歩行者、自転車、原付は下りることが出来るみたいです。
 13:15 造船所が

 来島海峡大橋に別れを告げて県道49号線を進み西岸になると、突然目の前に現れる造船所。

 「うぁ、こんなところに造船所があるよ。」

 「造船所の資機材はどうやって運んだんだろうなぁ。」なんて考えたら、海から運べばいいだけで、別に陸送する必要は全然なかったね。
 頭が固くなってる。 (-_-;)
 13:23 県道49号線は快走路

 県道49号線は快適です。

 全線センターラインがある片側1車線の対面通行の県道です。

 海岸線に沿って、曲がりの浅い中低速コーナーを直線で結んでいるような路線です。
 海岸線に近い場所を走っているため、アップダウンはそれほどありません。

 交通量は少なく、時々、サイクリングで走っている人とすれ違います。
 流石に自転車だと大変そうです。(笑)

 13:25 見えてきたのは

 県道49号線で大島の北岸まで回ってきました。

 遠くに見えるのは、この次の伯方島と大三島をつないでいる大三島橋。

 橋の右手が伯方島、左手が大三島になります。

 大三島橋は来島海峡大橋とは違う形式で、アーチ橋です。

 後で渡ります。

 13:29 大島大橋は

 さらに時計回りに県道を走ると、大島と次の伯方島をつないでいる大島大橋が現れました。

 大島大橋は橋長840mで、来島海峡大橋のおおよそ半分のサイズ。

 これまで見てきた橋と違って、橋塔も細くて、ちょっと頼りなく見えてしまいますね。

 13:30 水上水軍の能島を

 県道49号線はグルっと回って、スタート地点に近い東岸へ。

 沖に見えている左手の島が、村上水軍が城を構えていた能島です。

 
 大島を

 大島とグルっと回ってきました。

 走ってきた軌跡は左の地図の通りです。

 大島一周は、GPSの軌跡をたどると約35kmで所要時間が1時間くらいでした。

 島に大小はありますが、途中にある6島全部巡るのは、時間的にちょっと無理かな。


 
 13:34 大島北インターから

 大島に2つあるあるしまなみ海道の大島北インターまでやってきました。

 大島には南と北の2箇所のインターがありますが、どちらもハーフインターです


 本州側と行き来する場合は、この大島北インターで出入りする必要があります。

 と言うことで、しまなみ海道に上がります。

 13:38 大橋大橋を

 大島北インターからしまなみ海道に上がり北上。

 先ほど下をくぐってきた大島大橋を渡ります。

 大島大橋の橋塔の高さは97m。
 これも来島海峡大橋の約半分。

 このくらいのサイズの橋塔だと、あちらこちらで見ることがあるので、凄さ感は薄いですね。

 大島大橋を渡ると、その先には伯方橋がありますが、伯方橋は高速道路の高架橋の様に箱桁橋で橋塔はありません。
 知らないうちに通過してしまいました。(笑)

 13:39 伯方島に

 大島大橋・伯方橋の連続した2橋を渡り伯方島に入りました。

 伯方島に入るとすぐに伯方島 ICが現れます。
 もちろん、下ります。

 

 13:40 伯方インターは

 伯方島インターに到着しました。
 大島北 IC〜伯方 IC間の料金は350円でした。
 (ゴールデンウィーク中は休日料金は適用されず、平日料金になります)

 伯方島のインターチェンジは1箇所です。

 今走ってきた大島のハーフインターとは違い両方向に出入りできる通常のインターチェンジの構造です。

 13:48 大三島橋を

 伯方島のインターは島の南西に位置します。

 インターを下りるとすぐに島の南西側沿岸を走っている国道317号線にアクセスします。

 国道317号線に入り、伯方島の時計回りに走ります。

 走り始めるとすぐに見えてくるのが、先ほど大島からも見えていた大三島橋。

 伯方島はしまなみ海道の6島の中では比較的小ぶりで、南側で大島と、西側で大三島と接続しています。

 13:49 愛媛県道50号伯方島環状線(はかたじま かんじょう せん)に

 国道317号線で伯方島の北西部まで進むと県道50号線に接続します。

 伯方島環状線は、国道317号線でフォローされていない伯方島の帆北東沿岸を走っています。

 伯方島はこの県道50号線と国道317号線の2路線で周遊することができます。

 13:53 伯方島を

 県道50号線を時計回りに走行して、伯方島の東岸に入ってきました。

 途中、ヘルメットにカメムシがぶつかってきました。
 「臭っせぇぇ。」
 吐きそうだね。 カメムシと衝突するのは、このホームページをはじめてから3回目(1回目2回目)。
 今年は、カメムシが大量発生しているらしいけど、気を付けようがないね。

 瀬戸内海らしく、点々と島が浮かぶ海を眺めながらバイクを流します。

 伯方島沿岸を走る県道50号線と国道317号線は全線センターラインのある片側1車線の対面通行の路線です。
 県道・国道とも海岸線に近いところを走るため、ほとんどアップダウンはありません。
 海岸線に沿って曲がりの浅い緩いカーブを直線が結んでいる様な路線で、ストレスなくバイクを流して走ることができます。
 全島に渡ってクルマは少ないです。
 伯方島

 伯方島を反時計回りにグルっと周遊。。

 GPSの軌跡をたどると伯方島は20km弱で小ぶりです。
 それもあって島の滞在時間は30分くらいでした。
 
 伯方島は交通量が少なくて、道も整備されているので走りやすいですね。

 ただちょっと小さくて走り足らない感があるかな。
 14:07 伯方島インターから

 それでは、伯方島を周回したので、同じ伯方島インターからしまなみ海道に上がります。

 14:09 大三島橋(おおみしまばし)を

 伯方島インターからしまなみ海道に上がりました。

 先ほど遠くから眺めた大三島橋を渡ります。

 大三島橋の長さは328mです。

 14:09 大三島橋を

 大三島橋を渡橋中。

 アーチの模様が不思議。 目がチラチラします。(笑)

 自動車専用道の脇には、歩道と自転車用、原付用のそれぞれのレーンがあります。
 サイクリングをしている人を多く見かけますね。

 しまなみ海道は、歩行者・自転車・原付および二輪車が風速15m以上で通行止め、クルマは速度規制が入ります。
 風速が25m以上になるとクルマも通行止めとなります。

 風速25m以上になることは滅多にありませんが、15m以上は無いことはありません。
 島に遊びに来ていて、帰ろうとしたら二輪車通行止めなんてなっていたら、目も当たられませんね。(笑)
 14:11 大三島も

 大三島橋を渡橋し、大三島に入ってきました。

 当然ここも下りますぜ。(笑)

 

 14:14 右手に多々羅大橋(たたら おおはし)

 大三島 ICの手間、しまなみ海道を走行中、右手に見えてきたのは多々羅大橋です。

 14:14 大三島インターに

 大三島インターに到着しました。
 伯方 IC〜大三島インター間の料金は350円でした。
 (ゴールデンウィーク中は休日料金は適用されず、平日料金になります)

 大三島もインターは1箇所です。

 ここで下りて、ここで上がります。
 14:24 道の駅で

 大三島インターを出たら、ちょこっと走って”道の駅多々羅しまなみ公園”で休憩。

 今日は暑いですね。

 たぶん25℃を越えて夏日です。

 クーリングにソフトクリームいただきます。

 「冷たくて、美味しい。」 (*^o^*)

 
 14:40 大三島橋を眺める

 ソフトクリームでクールダウンしたら、ツーリングを続けます。

 大三島も周遊するつもり。

 でも、休憩中に時間を見たら、もうすぐ3時になるんですね。

 これから渡る島も、この大三島から生口島〜因島〜向島の4島あります。
 逆に言えば、まだ2島しか回っていません。

 急ぐなり。

 道の駅から国道317号線の東岸を南下して、目の前に見えているのは、今渡ってきた大三島橋。
 基本、時計回りに走ります。
 14:52 愛媛県道51号大三島環状線で

 大三島橋のたもとで国道317号線は終わり、県道51号大三島環状線に入り周遊を続け、大三島の南端付近までやってきました。

 先ほどの道の駅付近から大三島橋付近までは国道317号線との重複区間になります。

 なので、この県道51号線を走り続ければ大三島の周回はできます。


 午後になって雲が増えてきましたね。

 天気予報では明日から天気は下り坂の予報です。
 15:03 さて

 県道51号線を周遊して大三島の西岸へ。

 T字路に突き当りました。

 大三島を周回するのであれば、左折して県道51号線へ。

 時計を見ると3時を過ぎましたね。

 後、3島残っているので、のんびりしている時間はありません。

 周回はあきらめて、右折して県道21号大三島上浦線(おおみしま かみうら せん)でしまなみ海道の大三島 ICに向かうことにします。

 15:13 県道21号大三島上浦線で

 県道21号線で大三島の内陸部に入り東進中。

 左手に多々羅大橋が見えてきました。

 大三島は

 大三島はグルっと回れませんでした。

 時間が押してきたので周回したのは、下半分だけね。

 走った距離は40km弱になるかな。
 一周すると60km弱になりそうですね。

 大三島はしまなみ海道で一番大きな島になります。

 島の滞在時間は、休憩を含めて1時間くらいでした。

 
 15:16 大三島インターから

 それでは、大三島は周回できませんでしたが、下りたインターと同じ大三島インターからしまなみ海道に戻ります。


 15:17 多々羅大橋(たたらおおはし)を

 大三島インターからしまなみ海道に戻ったら、多々羅大橋を渡ります。

 多々羅海峡大橋は来島海峡大橋とは違って斜張橋と言う形式です。
 ちなみに来島海峡大橋は吊り橋です。

 長大橋の建設では吊り橋の方が有利らしいのですが、吊り橋はほら地面からワイヤを引っ張らなければなりません。
 この多々羅大橋がある場所は地盤の状況が良くなく吊り橋には適さないため、斜張橋の方式を採用したらしいです。
 斜張橋だと、橋塔の両側からワイヤで引っ張る形なので、両岸の地盤への依存性が低いそうです。(よくわからんけど・・・・)
 で、結果斜張橋。

 多々羅大橋の長さは来島海峡大橋とほぼ同じで1,480mで橋塔の高さは226mと200mを越えています。


 この多々羅大橋を渡ると、県境を越えて愛媛県今治市から広島県尾道市に入ります。

(つづく)
         尾道に進む。