TOURING     
  2024年11月4日(月) 南信遠州ツーリング2024(前半)
 7:26 ツーリングの朝は

 流石に暑くはない。
 もう11月ですからね。  日も短くなりました。
 今年は10月までほとんど夏の感じでした。

 今日のツーリングは・・・・。
 先月、信州の角間温泉にツーリングに行きました。
 志賀・草津方面へのツーリングは寒くなったので今シーズンはあれが最後。

 今日は南下するルート。

 諏訪インターから国道152号線を南下して浜松に抜けるルートでツーリングをします。 日帰りです。

 この方面は去年も10月の末に訪れたエリアになります。
 7:28 この週末は

 この週末は”文化の日”を含む3連休でした。

 2日の土曜日は、沖縄方面に台風21号が接近、その影響で前線が刺激されて静岡県では東海道新幹線が運休になるほどのかなりの雨が降りました。

 2日後の今日11月4日(月)は天気は回復して晴れて、ツーリング日和になりました。

 それではぼちぼち出発します。

 走り初めの距離計は

 52,847kmです。
 7:46 自宅を出発して

 自宅のある横須賀を出発して、まずは目指すは中央道の諏訪インター。

 自宅から西走して国道134号線に入り、逗子海岸までやってきました。

 ここ最近、中央道へのアクセスは、新湘南バイパスの茅ヶ崎海岸 ICから自動車専用道に上がるのが自分の中でのトレンド。
 休日の午前中の東名高速横浜町田 IC前後の下り線の渋滞が回避出来るルートです。

 そこそこ、いい天気。
 それでも水平線近くは雲があって富士山は見えません。
 8:11 茅ヶ崎海岸 ICから

 国道134号線を西走して、神奈川県を東西に分断する形で流れている相模川の手前にある新湘南バイパスの茅ヶ崎海岸 ICまでやってきました。

 今回もETCのツーリングプランを駆使。

 昨日の晩に、”首都圏 東名・中央道コースワイド”に申し込んでおきました。
 8:31 厚木PAで

 茅ヶ崎海岸 ICから新湘南バイパスに上がり、そのまま北上して相模縦貫道の厚木PAまでやってきました。

 ここまでざっくり1時間。

 この先の八王子JCTは渋滞の多発地帯なので、渋滞突入の前にちょっと(トイレ)休憩しておきます。

 8:46 八王子JCTはすんなりと

 厚木PAで休憩した後、相模縦貫道を北上して八王子JCTまでやってきました。

 渋滞してないよ、今日は。

 週末の午前中に渋滞してないなんて初めてじゃないかな。

 なんか、肩透かしを食らった気分。(笑)

 9:13 初狩(はつかり)PAに

 八王子JCTから中央道に入り西走して初狩PAまでやってきました。

 渋滞していると初狩PAまで、それなりの時間がかかったりするので、初狩PAで休憩しようと決めていました。

 けど、空いていたので1時間かからなかったね。

 休憩ばっかしている感じだけど、駐まりました。

 初狩PA(下り)からは富士山が見えるんですが、今日は霞んでぼんやり見えるだけ。
 それでも頂(いただき)に雪が無いのが確認できます。

 11月に入っても、山頂に雪が無いなんて、初めてじゃないかな。
 天気予報でも、観測史上初。って言ってましたもんね。
 9:41 中央道を西走中

 初狩PAで休憩した後は、トイレに行きたくなければ諏訪 ICまで出来るだけノンストップで向かいます。

 途中、中央道の韮崎 IC〜須玉 ICの間、片側1車線の対面通行で集中工事を継続中。
 この記事がネットに上がっている頃には、今年の工事は終わっていますが。
 (工事は12月の初めごろまでだったかな)

 この工事は来年も続くのかな。
 この区間って工事をやっていなければ、スムーズに流れる区間なので、時間がロスして勿体ないんですよねぇ。
 9:44 八ヶ岳連峰

 韮崎 ICを過ぎるころには目の前に八ヶ岳連邦が見えてきます。

 快晴じゃ。 

 暑くなく、寒くなく気持ちいいです。

 バイクで走るのに、暑くなく寒くない時期って一年で春と秋のほんの一瞬なんですよね。
 10:05 諏訪 ICで

 八ヶ岳連邦を右手に見ながら、中央道を北西に進み諏訪 ICまでやってきました。

 白樺湖方面に北上するのであれば、諏訪南 ICで下りることが多かったですが、今日は国道152号線を南下するルート。
 それだと諏訪 ICの方が正解です。
 
 空が真っ青だね。
 10:09 給油1回目は

 諏訪 ICで高速を下りたら、インター近くのapollostationで今日1回目の給油。

 ENEOSのスタンドと隣同士なので、間違えるような同じ轍は2度と踏まない。様にしよう。(笑)
 10:43 高遠(たかとお)までの国道152号線は

 諏訪インター近くでガソリンを給油したら国道152号線に入り浜松方面を目指し大きく南下します。

 右手前方に中央アルプス連邦が見えています。

 諏訪から伊那市高遠町の市街地までの国道152号線は山間部を走るワインディングロードです。
 全線センターラインのある片側1車線の対面交通の路線です。
 高遠までの間、途中にある杖突峠(標高1,247m)を挟んで曲がりの深いコーナーや浅い中低速コーナーとバラエティのあるコーナーが続きます。
 軽いブレーキングとアクセルワークで走れる気持ちのいい区間です。

 ただし、高遠に近づくと、速度を計ってくれる人を過去に2回ほど見かけたので、注意は必要だと思ってます。
 ここ数年は見かけていませんが、年中通る路線でもないのに、2回も見かけるということは速度計測の頻度は高いんじゃないかな。
 10:49 高遠から先の国道152号線は

 国道152号線を南下して、高遠町の市街地を過ぎ、天竜川水系の三峰川(みぶ がわ)に沿って南下を続けます。

 10:51 三峰川は

 途中、国道152号の三峰川橋上から見える三峰川。

 一昨日の台風21号の影響の雨で水が多いですね。
 それもかなり濁ってます。
 10:54 狭い区間に

 国道152号線を南下し、三峰川から離れると山間部に突入。
 道幅が狭くなり、センターラインはなくなります。

 この季節らしく路面には落葉がたっぷり、道路脇は危険です。
 ラインが外せません。(笑)
 11:02 標高が上がるにつれ

 山間部に入り、途中にある標高1,424mの分杭峠に向けて標高を上げていきます。
 標高が上がるにつれて、最初緑だった木の葉も黄色く紅葉していきます。

 11:04 分杭峠(ぶんぐい とうげ)に

 この区間の最高地点になる分杭峠までやってきました。

 分杭峠は地磁気のN極とS極の磁極が相殺されている”ゼロ磁場”として有名らしいです。

 周辺には駐車場がないのでシャトルバスが運航されていて、ハイキングの人たちが利用しているようです。
 バイクなら、短時間路肩に駐めて、写真を撮ることぐらいはできます。(^_^;)

 分杭峠を過ぎると、長野県の伊那市から大鹿村に入ります。
 11:05 どっかこっかで

 分杭峠を過ぎると、途中に何か所かの道路の補修箇所が現れました。

 この区間の国道152号線は、中央構造線上にある場所も多く、崩れやすい宇地盤です。
 そのこともあって、雪の無い時期、どっここっかで工事しています。

 今日は路面のコンディションが良くありません。
 落葉に加えて、一昨日の雨の影響か道路に土や砂が出ているところが多数あります。

 途中で、モンキーに追い付きました。
 けど、抜かない。
 路面コンディションが良くないので、そこそこいいペースで走ってますし、人柱になってもらいましょう。(笑)
 11:23 通行止め

 分杭峠の南下を続け大鹿村役場のある交差点までやってきました。

 この先、地蔵峠を抜けて遠山郷までの区間の国道152号線は通行止めを継続中。
 長期通行止め状態ですね。

 調べてみたら令和3年4月からみたいなので、もう3年半近く通行止め状態が続いている訳だ。
 自分自身も以前に2回くらいしか走った記憶がありません。

 この区間、正直復旧させる気があまり無さそう。
 今は、”三遠南信自動車道”の開通が優先みたいですもんね。

 ここから先の国道152号線は通れませんので、長野県道59号松川インター大鹿線で迂回します。
 11:39 井戸入沢の滝

 大鹿村の国道142号線から県道59号松川インター大鹿線に入り、小渋川に沿って松川町方面に向け西走します。

 途中、県道沿いに滝が突然現れます。
 そこそこの迫力。

 道路沿いに見られる滝も珍しいので、Uターンしてバイクを停めて写真に収めます。

 調べてみたら、”井戸入沢の滝”ってちゃんと名前が付いているらしいです。
 が、周囲に看板とか何もありませんけどね。

 滝は全部で落差が100mくらいあるらしいですが、見えるのはこの部分の45mくらいです。
 滝はこの下も続いていて、県道の下をとおり小渋川に注ぎます。

 小渋川は天竜川の支流で、南アルプスを源流に天竜川にそそいでいます。
 河川の長さは40kmもありませんが、標高差が2000mもある超急流の河川だそうです。
 少し上流では

 井戸入沢の滝がそそぐ小渋川の少し上流。

 小渋湖の手前では、一昨日降った雨の影響でここでも川が濁っています。

 中央構造線上にあるこの辺りには崩壊地形が多数あり、雨が降ると土砂となって天竜川に流れ込むそうです。
 11:43 中央アルプスが

 井戸入沢の井戸から県道59号線を西走します。

 松川町の市街地に近づくころには、正面に中央アルプスが目に飛び込んできます。
 11:59 昼食は松茸か

 県道59号線を西進すると、google先生が「そのまま国道153号線まで行かず手前の県道18号伊那生田飯田線に進め」とな。
 ここは素直に言うことを聞いて、県道18号線に入り南下します。

 ぼちぼちお昼になるので、沿線に目ぼしいお店は無いか走っていると・・・。
 ”松茸の浅井商店”の幟(のぼり)が目に飛び込んできました。

 「松茸かぁ〜。」

 しばらく走りすぎて、路肩に停まってスマホで調べてみると、松茸料理が食べられる様です。
 
 「高いだろうけど、せっかくだから食べちゃおう!」
 と戻ってきました。

 意を決して暖簾をくぐると、「食事の提供は今年は昨日で終わりなんですよぉ」とのこと。
 残念。 でも、散財せずにすんだかな。(笑)
 12:16 昼食は”う”

 松茸に後ろ髪を引かれ・・・ませんでした。

 前向きに県道を南下し、その後国道153号線に入り南下を続けると、今度はお洒落なカフェの様な造りのお店。
 看板には”う”の一文字のみ。
 「うなぎ屋か?」と思いましたが、うどん屋でした。(笑)

 駐車場に駐まっているクルマの台数もそれほど多くないので、待たされることもなさそう。

 「今日はここだな。」
 とバイクを駐車場に駐めます。


(つづく)
 午前の道程:横須賀(自宅) 〜 茅ヶ崎海岸 IC 〜 諏訪 IC 〜 国道152号線 〜(分杭峠)〜大鹿村〜下伊那郡高森町 : 300.69km
         昼食です。