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14:41 キャリパーをオーバーホール GSX-Rのフロントブレーキのパッドがもう少しで無くなりそうです。 このGSX-Rですが2016年製。 実際に乗り始めたのは2017年からですが、すでに8年経過しています。 今回、ブレーキパッドを交換する機会にブレーキキャリパーのオーバーホールをしようと思います。 まずは、GSX-Rをガレージから引っ張り出して、青空ガレージ。 |
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14:43 交換するパーツは キャリパーのオーバーホールの作業内容は、オイルシールとダストシールを新品に交換します。 ブレーキパッドとシール類は前もって、K2Yに頼んでおきました。 |
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14:44 その他に その他に、ブレーキフルード。 MOTUL のDOT4を準備しました。 と、写真が切れちゃってますが、ピストンを取り外すための専用工具の”ブレーキキャリパー ピストン脱着ツール”。 名称に”脱着”をうたっているが、使うのは外す(脱)のときだけです。 |
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14:51 右のキャリパーから では、作業開始。 まずは右側のキャリパーから。 キャリパーを取り外して。 今着いているパッドを確認。 残りは、少な目。 パッドが残り少ない状態で、真夏の暑い時期に酷使すると、ブレーキがブカブカになりがちです。(個人的な感想です) |
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14:52 汚れてる まずはブレーキパッドを外して。 ピストンにダストがこびり付いてますねぇ。 個人的に、この状態で新品のパッドを取り付けるために、ピストンを押し込むのは気が引けます。 もちろん、ピストンを押し込む前に掃除するのは前提ですが。 この状態でピストンを外します。 |
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14:54 ピストンを外す ブレーキレバーを握っていくと、ピストンが押し出されて、どれか1個のピストンが外れます。 1個外れたら、後は先ほどのピストン脱着ツールを使って、1つずつ取り外していきます。 |
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15:03 シールを取り外す。 ピストンを外すとブレーキフルードが垂れてきますので、バイクの塗装面に付着しないように注意。 ブレーキフルードで塗装が剥げちゃいますからね。 ブレーキフルードを垂らしつつ、古いダストシールとオイルシールを取り外します。 |
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15:06 取り外した 取り外した部品。 シール類は新旧が混在しないように、古いのはこっちのトレイにひとまとめにしておきます。 |
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15:08 汚れたピストン ピストン汚いね。 洗浄します。 こんな状態を見ちゃうと、パッドを新品に交換するとき、パーツクリーナーかなんかでちゃっちゃと掃除して、ピストン押し込んじゃうのは、かなり気が引けます。 |
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15:11 余計なゴミを シール類を取り外したキャリパーは、シールの溝にゴミが付着していないように掃除。 終わったら、コンタミが付着しないように、エアーを吹いておきます。 |
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15:14 ピストンは掃除 ピストンは再使用するので、掃除してきれいになりました。 CBRのピストンみたいに金メッキだと、きれいにし甲斐があるってもんですけどねぇ〜。 |
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15:22 あたらしいシール類は 新しいオイルシールとダストシール。 ブレーキフルードに浸して、なじませます。 オイルシールとダストシールは明らかに厚さが違うので、誤組の心配は大丈夫ですね。 マニュアルを確認しましたが、シールに裏表はありません。 |
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15:28 新しいシールを 新しいシールを組んでいきます。 ちょっと細かいけど、指で押さえながら入れられるサイズですね。 |
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15:30 シールを組んで 反対側もシールを組んでいきます。 シールを組んだら、ピストンにもブレーキフルードを塗って、組んでいきます。 ちょっと入りにくいけど、ピストンを曲がらないように真っすぐにして押せば、ニュルっと挿入できます。 |
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15:40 キャリパーを掃除 ピストンを組んだら、周りに付着しているブレーキフルードを掃除しちゃいます。 ブレーキフルードは水溶性なので、水洗い。 今回はブレーキホースは外してないので、バケツに水道水を用意しておいて、キャリパーごと水没させて丸洗い。 キャリパーはきれいになりました。 |
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15:52 ブレーキパッドを あっ、ボケた。(笑) こんな時にカメラのバッテリーが切れました。 ので、別のデジカメ持ってきて写したけど、勝手が違ってボケちゃいましたね。 キャリパーにピストンを組んだら、ピストンは一番奥まで押し込んで、ブレーキパッドのバックアップスプリングを組付け。 その後に、新品のブレーキパッドを取り付けます。 これで、右側のブレーキキャリパーのオーバーホールを終わりです。 後は、車体に取付けて、トルクレンチで締め付け。 ブレーキフルードの充填は、反対側のキャリパーが終わってからになります。 |
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16:07 左側を 続いて、左側のブレーキキャリパー。 やることは、右も左も同じです。 でも、整備記録だから同じことでも写真を撮ります。 |
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16:08 同じように まずは、現状のパッドの残りを確認。 こっちも残り僅かなので、同じように交換します。 左右のキャリパーを見た感じ、パッドは均等に減っているので、動きが渋くなっているピストンとかは無さそうです。 |
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16:12 ピストンを パッドの残溝を確認したら、パッドを取り外して、ピストンを取り外します。 |
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16:14 外した ピストン4つと、バックアップのスプリングを外しました。 |
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16:14 シール類を ピストンを外したキャリパーからオイルシールとダストシールを取り外します。 |
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16:15 ピックツール シールのゴムをキャリパーの溝から外すのに使ったピックツール。 滅多に使うことが無いので、アストロプロダクツの廉価品。 4本セットで1,000円位だったかな。 4本セットは先端の角度が色々とあって、自分が使ってみて、使いやすかったのが写真の角度。 |
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16:19 外したシール オイルシールとダストシール、各4本の計8本取り外しました。 |
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16:19 溝のゴミを シール類を取り外したら、取り外した溝にゴミが残ってないか確認しながら、エアーを吹いておきます。 |
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16:26 新しいシール類 左側も、新品のオイルシールとダストシール、各4個準備。 組付ける前にブレーキフルードになじませておきます。 |
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16:38 組んだ 右側と同じように左側も、ちゃちゃっとシールを組み込んで、ピストンを挿入しました。 新品のパッドを取り付ける前に、ブレーキフルードまみれになったキャリパーを水洗いしちゃいます。 |
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16:44 水洗いして 水洗いしました。 では、新品のパッドを組付けちゃいます。 |
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16:53 新品のパッドは 新品のパッド。 これまではMETALLICO製のブレーキ パッドを使っていましたが、値段が高いのと、純正でもそれほど効きに遜色ない感じだったので、安価な純正に戻しました。(笑) |
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16:53 パッドを面取る パッドを取り付ける前に、パッドの角をやすりで落としておきます。 所謂、”ブレーキパッドの面取り”っていうやつ。 必要論・不要論と色々ありますが、自分みたいに年がら年中タイヤを付けたり外したりする人間は、やっておいた方が楽。 と言うのは、以前レースのお手伝いをしているときに感じたんですが、レースをやるのにタイヤを2セットも3セットも準備します。 タイヤを交換するとき、ブレーキ ディスクを、毎回付け替える訳にもいかないので、タイヤのセット数だけディスク板も準備します。 予選のときとか、ピットでタイヤを交換するときにディスク板も違うものになります。 そのディスク板は微妙に厚さが違います。 交換したディスク板が少しだけ厚いと、パッドの角があるとキャリパーを付けるときに、そのままでは入りにくいので、パッドを少し開いてやらなきゃならない場合が出てきます。 面取りをしてあると、多少ディスク板が厚くても、ちょっとこじれば押し込むことができます。 なので、レースをやっているような人はパッドの面取りをしているんじゃないかな。 (文章が)長くなった。(汗) |
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16:54 わかるかな 面取りしました。 「わかるかなぁ〜。 わかんねぇだろうなぁ。」 って、このフレーズがわかる人は居ないよね。 1970年代に松鶴家 千とせ(しょうかくや ちとせ))が流行らせたフレーズです。 自分もほとんど記憶にないけど。(笑) 面取りしたんだけど、写真だとわからないね。 |
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16:55 パッドを組み込む 面取りしたブレーキパッドをキャリパーに組み込みました。 パッドの位置を、ベースプレートにマーカーペンでマーキングしておきます。 |
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16:57 キャリパーを取付け パッドを組み込んだら、キャリパーを車体に取り付けます。 締め忘れが無いように、トルクレンチで締めたら、写真に撮っておきます。 |
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16:59 ブレーキフルードを さて、ここからが大変。 ばらしたキャリパーにブレーキフルードを入れて、エアー抜きをしなければなりませんが、これがなかなかエアーが抜けない。 やったことがある人なら、きっとうなづく。(笑) |
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17:13 エアー抜きを ブレーキフルードを入れつつ、エアー抜きをしていきます。 エアーがなかなか抜けないんですよね。 ブレーキホースをドライバーの柄で軽くたたきながら、エアーを出していきますが、気泡がなかなかなくなりません。 |
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17:54 1時間近く 左右のブレーキキャリパーにブレーキフルードを送って、エアー抜きをしていたら、これだけで1時間近くかかっちゃいました。 まあ、これでエアー抜きは大丈夫でしょう。 最後はブレーキフルードをレベルゲージの上端まで入れて、キャップを締めて、回り止めを取り付けたら終わりです。 |
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17:54 作業終了 最後の最後に洗車。 ブレーキフルードが塗装面に残って付着していると、後から塗装が剥げてしまうので、フロント周りを重点的に水洗い。 今日の作業はここまでです。 では、片付けることにします。 (おわり) |