7日目:2009年5月9日(金):徳島市〜鳴門〜淡路島〜横須賀

8:57 最終日は

 四国ツーリングもいよいよ最終日、8日目です。

 昼食を高速に上がる前、淡路島で昼食を食べたいこともあり時間的に余裕があるので、出発はいつもより少し遅め、9時に徳島市を出発します。

 ツーリングの2日目に発覚したエンジンオイルの滲みが悪くなっていないか、出発前にバイクの下を確認しましたが、オイルの垂れとかはありませんでした。
 なんとか、横須賀に戻るまで保ちそうです。

 今日は2日目にレプソル21原さんと待ち合わせをした鳴門に向かい観光。
 その後、淡路島に渡り北上して、明石大橋の手前で高速に上がり、横須賀に戻る予定です。


 本日走り初めの距離は、15,093km
9:27 鳴門大橋 

 2日目と同じ道順で、鳴門大橋が見えるところまでやってきました。

 この前ここに来たのが5月の2日で今日は9日、四国ツーリングもあっという間の1週間でした。

 今日は土曜日、ETC休日特別割引の日です。
 
9:37 四方見橋から

 鳴門大橋の駐車場を過ぎて、2日目に休憩した県道183号亀浦港櫛木線の四方見橋に戻ってきました。

 まさに名前のとおり、四方を見渡すことができる景観ばっちりの橋です。

 初日に走ったとき、ここの写真を撮りたかったのですが、スルッとスルーしちゃいました。(寒)
 
 左手はウチノ海、右手は瀬戸内海へと通ずる小鳴門海峡を望みます。
 折り重なる島々が、なかなか瀬戸内海チックな景色を織りなしています。
 
9:48 鳴門公園

 県道183号線で写真を撮った後、鳴門公園まで戻ってきました。

 駐車場にバイクを駐めて、大鳴門橋を見に行きます。
 (右隣のバイクは他人のバイク)

 駐車料金¥100
9:57 渦の道へ

 鳴門海峡で寄ってみたかったのは、ここ”渦の道”。

 四国ツーリングの初日、通過したときに眼下に見える鳴門の渦潮を見て、凄いなぁ。と思っていました。

 後で”るるぶ”を見ると大鳴門橋の車道下部を主塔の近くまで歩いて行くことができ、鳴門海峡を上部から見ることができる。と書いてあったので、寄ってみました。

9:58 鳴門海峡に向かって 

 入口で料金大人\500を払って入場。

 車道の下部を主塔目指して歩いて行きます。
 主塔までは約450m

 
10:05 渦ってる

 渦ってますね。
 
 鳴門の渦は、満潮時と干潮時に現れるそうです。

 大潮の時は、その前後2時間、小潮の時は、その前後1時間ほど、渦を作るそうで、年がら年中渦っている訳ではないのですね。

 今日は大潮で、干潮が正午12時。

 なので、約2時間前の今頃から渦ができ始めらしいです。(まだまだ小さめだそうです)

 
 ちなみに、鳴門の渦潮の周りをウロチョロしている遊覧船は、¥1,500位から乗ることができるみたいです。
10:05 2層構造

 大鳴門橋は2層構造になっていて、上は車道が走っています。
 今、歩いている下層部分は、瀬戸大橋の様に鉄道を通すことができるよう建設されました。
 しかし、淡路島の北側に建設した明石海峡大橋は建設費を縮減するため、計画を変更し、道路専用の橋梁として建設されました。
 そのため、四国側と淡路島間に鉄道を敷設することはできますが、淡路島と本州兵庫県側は鉄道を敷設することはできず、完全な片手落ちの計画。
 事実、ここに鉄道を通すことは99.999・・・%ないでしょうね。
 
10:12 
 
 ”渦の道”の遊歩道は、所々床がガラス張りになっていて、鳴門海峡をのぞきこむことができます。

 海面からの高さ45mと、結構高い。

 まさかの時のために、ガラスの下にはワイヤーが張ってあるので、その上に立っても、恐怖感は今ひとつ。
 (でも、立っているのは端っこ)
10:47 鳴門北インターから

 渦の道で観光をした後、鳴門北インターから神戸淡路鳴門自動車道に上がります。

 
10:50 大鳴門橋を

 鳴門北ICで神戸淡路鳴門自動車道に上がり、先ほど下を歩いた大鳴門橋を渡ります。

 8日間滞在した四国を離れます。

 『ありがとう四国。楽しかった!』

 『また来るからなぁ!』と言えるかは微妙。

 来年来るかと言えば『ノー』
 他に行ってみたいところ、行っていないところ、がたくさんあります。
 再来年以降、ETC割引が無くなった後では、関東→四国のハードルは結構高い。
 
10:54 淡路島南

 ほんの5分ほど前、神戸淡路鳴門自動車道に上がったと思ったら、大鳴門橋を渡ってすぐに淡路島南インターで下道に下ります。

 淡路島は兵庫県に属します。
 が、関東人の自分は、今回四国に来るまで、淡路島は○○県と言うのを、ちゃんと自信を持って答えられませんでした。
 
10:56 鳴門岬へ

 高速を下りて、鳴門岬方面へ、大鳴門橋を対岸から見ることができる”道の駅 うずしお”に行ってみます。
11:02 道の駅 うずしお

 淡路島南ICから約3km、道の駅 うずしおに到着しました。
 道の駅なので、駐車料金は当然無料。
 対岸は有料、と言っても、バイクは¥100と安価ですが。
11:05 淡路島側から

 淡路島側には道の駅があるだけで、特に観光施設らしいものはありませんでした。

 まあ、淡路島の北側には世界一の吊り橋”明石海峡大橋”がありますから、この大鳴門橋でも観光で稼いだら、対岸の徳島県に妬(ねた)まれます。
 (そんなことは無いと思うが・・・)

 せっかく反対側にきたので、ここで記念撮影。

 セルフタイマーで撮ったら、背が足りませんでしたぁ。
11:05 気を取り直して
 
 気を取り直して、もう一度。

 セルフタイマーに合わせて、思いっきりジャンプ!
 な、訳ない。
 台の上に上がって、撮影。

 いい記念になりました。

 次に行きます。
 
11:35 県道76号洲本南淡線

 ”道の駅うずしお”を後にして。淡路島の東岸を走るべく、まずは県道25号南淡西淡線(通称うずしおライン)を東進し、県道76号洲本南淡線に入ります。

 淡路島は、今からちょうど20年前、自分が25歳の時、神戸に8ヶ月間住んでいたことがあり、そのときにオートバイで来たことがあります。
 そのときは、明石海峡大橋はありませんでしたから、フェリーで明石海峡を渡ったんでしょうが、既に記憶がありません。
 あのころは、ホームページなど当然無く、ウインドウズさえ、その概念さえもありませんでした。
 当時はパソコンとは言わず、マイコンと呼び、NECのPC-98が発売され、しばらくした時期で、N88-BASICでPCを動かしていた。っけ?

 話が反れた。
11:44 南淡路水仙ライン

 淡路島の南東岸に沿って走る県道76号線(仮称 南淡路水仙ライン)を北上します。

 対岸は和歌山県で、最も近いところでは10kmほどですが、今日も湿気が多いため視界が悪く、対岸が見えることはありませんでした。

 20年前に淡路島に来たときは、道が狭く、漁港と漁港の間を狭い道を延々と走った記憶が残っています。
 今はきれいに整備され海岸線に沿って快適な走りやすい道になっていました。
12:34 昼食です

 県道76号線を北上し、洲本の市街地まで進み、今度は国道28号線に入り、北上を続け淡路市生穂まできました。
 今日、もう一つのお目当ては、”淡路牛”を食べる。

 と言うことで、ちょうどお昼もいい時間、早速入ってみることにします。
12:53 注文は

 このお店”るるぶ”に掲載してあり、¥2,100のサービスランチがあると言うことで寄ったのですが、既に売り切れ。
 結局、注文したのは\1,050お高いランチの”石焼きステーキセット・上”¥3,150也

 肉はわずか80gで部位はヒレでもサーロインでもなく、焼肉屋で言うところのいわゆるハラミです。
 さすがブランド牛、お高い。(汗)

 ヒレとかサーロインを普通に食べようと思ったら、1万円くらい覚悟しないとダメみたいですね。
12:54 いただきます

 タマネギ、でかぁ
 ではない。肉が小さいのだ。
 大きさは携帯とほぼ同じ、厚さは携帯より薄い!
 
 切っていなかったら、そして値段を知らなかったら、一口で食べてしまう大きさだ。

 さっそく、いただきます。

 「肉、うまっ!」
 ハラミですが、筋っぽさはまったくなく、柔らかい。
 逆に脂が多すぎるA5ランクのサーロインとかより、自分としては好みですね。
 石焼きの上に載っているのはタマネギで、関東まで聞こえてこないが、淡路島の名産らしい。
 焼いたタマネギが甘くて美味しい。
13:02 ごちそうさまでした。

 当然完食。

 量的には完全もの足りませんでしたが、美味しかったです。

 ごちそうさまでした。

 
 次来ることがあったら、1万円札を握りしめてきます。
13:36 帰路に就く

 昼から豪勢に淡路牛を食べた後、国道28号線を北上し
、東浦インターチェンジの入口にあるシェルのスタンドでガソリンを満タンにしてきました。

 ここで、神戸淡路鳴門自動車道に上がり帰路に着きます。

 明石海峡大橋の付け根にある道の駅に行ってみようとも思いましたが、行きたいところを廻っていても、きりがないので、ここで終わりにします。
 それに往路の大渋滞を考えると、いい加減帰路に着いておいた方がよさそうです。
13:41 明石海峡大橋をわたる

 行きに渡った明石海峡大橋を渡る。

 帰りに見ても、やっぱりデカイ。

 こんなデカイ物、造るんだから人間って凄いね。

 行きのレポにも同じ様な事を書いた?
15:24 鈴鹿ICを通過

 明石海峡大橋を渡り、途中新名阪自動車道の土山SAエリアのシェルでガソリンを給油し、鈴鹿のインターチェンジまでやってきました。

 行きと同様、ここで下りる訳じゃないけど、鈴鹿サーキットにくることがあれば、所要時間の目安になるかなぁ。と思ってシャッターを切る。
16:42 菊川 御前崎ICで

 菊川 御前崎ICまでの距離看板で写真を撮る理由は、走行距離がちょうど3,000kmになったから!
 と、デジカメをメータに移動している間に100m走っちゃって、走行距離は3,000.1km。(惜しい)

 いずれにしても、このツーリング、3,000kmを越えました。

 ちなみに、下の写真のスピードメータの100km/hの真ん中の”0”の形がちょっと変だけど、気にしないでね。
 速度厳守の安全運転!
16:49 牧ノ原SA

 土山SAでガソリンを給油した後、行きにも給油した東名高速の牧ノ原SAでガソリンを給油します。
 (一応書いておこう、ここもシェルです)

 ここで給油すれば、自宅の横須賀までは給油せずに帰着できることは行きに実証済。

16:57 お腹すいた!

 昼のステーキが上品だった(笑)ので、小腹、否、お腹が空きました。

 ここで、静岡富士宮発のB級グルメ、”富士宮焼きそば”を食します。
 イワシとかの削り節がかかっているのが、富士宮焼きそばの特徴。

 お腹も、そこそこ膨れました。

 これで、自宅に戻るまでは保つでしょう。
17:06 飲んじゃった

 お酒じゃないですよ。

 高速走るとヘルメットが、虫の死骸だらけ。

 エアーインテークの右側、血みたいな赤いのが付着しているでしょ。
 高速走るので、エアーインテーク閉めていたんですが・・・
 2日目に続き”パシッ”と当たった瞬間、口の中に液体が入ってきちゃいました。(虫の体液、飲んじゃったよぉ。オェ!)

 通気性が良いのは良いことだけど、口に直接飛び込んでくるのは対策して欲しいなぁ。
17:44 戻ってきた感

 東名高速道路で由比(ゆい)を過ぎた辺りから、左手前に富士山が見えてきました。

 富士山が見えると、『関東方面に戻ってきたなぁ』と言った感がありますね。

 横浜町田のインターまでは、もう100kmを切りました。
18:34 横浜町田インターに到着

 淡路島で神戸淡路鳴門自動車道に上がり約5時間、東名高速自動車道の横浜町田インターに到着しました。

 距離、約540kmとちょっとスピードオーバー気味。(汗)

 帰りの高速道路は、行きの超大渋滞の面影もなく、流れていてすんなりと帰ってくることができました。

 ETCの休日特別割引を使って、¥3,450也

 自宅まではあと少し、安全運転で帰ります。
18:59 自宅に帰着

 横浜町田インターで東名高速道路を下りて、保土ヶ谷バイパスを経由で、横浜横須賀道路を通り、自宅に帰着しました。
 
 エンジンのオイル滲みも悪化することなく、無事走りきることができました。


 本日の走行距離

 15,839km−15,093km = 746km


 今回の四国ツーリング

 15,839km−12,610km = 3,229km


 8日間の四国ツーリングも終了です。

 走りに走った8日間、四国を満喫することが出来ました。

 ただし、山間部に入ると道は狭く、急なカーブが連続し、しかも舗装が荒れている箇所もあるため、スーパースポーツのリッターバイクには厳しい道がかなりあります。


 追)ツーリング直前に交換したDUNLOPのα11。
  初日の大渋滞高速道路ノロノロ走行や、ツーリング中のオイル滲みのトラブルでアクセルを開けていないこともありますが、3,000km強走って、まだ5分山以上残り。
 意外にライフは長いかも。
今日の道程


 ETC休日割引を駆使して、スイスイと高速道路を移動した、1日でした。


 ※ 写真をクリックすると大版が開きます