2010年4月3日(土) 全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 in 筑波 ST600 ウォーミングアップラン

5:56 サーキットの朝は

 バンクで明ける。

 昨晩遅く筑波サーキット隣のオーバルコースに戻ってきて、ハイエース泊。

 
 ふと気付けば、車中泊をしている人は少ない。全日本だからね。


 筑波戦のときは結構多くの人が車中泊をしていますが、流石に全日本はプロ、セミプロの集団ですから。
 少なくとも、伊藤真一選手なんかが、ハイエースの中で寝泊まりしていたら、夢が無くなると言うものです。(笑)

6:06 ぞくぞくと

 國川選手のテントには6時集合! でしたが、少し遅れ気味。 (-_-;)

 オーバルコースには、ぞくぞくとスタッフの車がやってきます。
6:38 テントでは

 テントにはクルーのみんなが集合済。 でした。(^^;)
 

 國川選手とメカニックはディスカッション中。
 今日のセッティングの方向でも話しているのかな。
7:30 桜の花も 

 昨日の朝は、三分咲き程度だった桜も、昨日の日中の暖かさで一気に花を開きました。

 可憐な桜の花とは対照的に、数時間後には目の前のサーキットでは熱い戦いが繰り広げられます。
 
7:38 パドックに移動

 コースの外にあるテントからインフィールドのパドックにマシンを移動しました。

 全日本は決勝の朝、ウォーミングアップランがあります。

 木曜日からの練習走行、昨日の予選でと色々と試したセッティング。
 決勝に向け、方向性が正しいか、確認する最終段階です。


 ST600クラスのウォーミングアップランは8時20分から15分の予定で行われます。

 
8:07 あるじを待つ

 パドックであるじである國川選手を待つヘルメット。

 國川選手はアライヘルメットのサポートを受けているライダーです。
 
 
 
8:12 パドックでも

 パドックにライディングの準備を終えた國川選手がやってきました。

 ここでも、國川選手はスタッフとディスカッション。

 自分が納得する答えを出すためか、國川選手は周りの人たちと良く話をしています。


 写真の右端に、ちょこっと写っているのは、以前世界グランプリの250ccクラスに参戦していた関口太郎選手ですね。
8:19 ピットレーンに進む

 ウォーミングアップランが始まる前、ピットレーンにマシンを並べます。

 予選、決勝そしてウォーミングアップランでも、コースインするときの流れは同じ。

 機械仕掛けのように、淡々と作業を進めます。

 
8:21 ウォーミングアップ直前

 ウォーミングアップラン開始の時刻になりました。

 ピットロード出口で信号がブルーに変わるのを待ちます。

 各ライダー、決勝へ向け最後の調整・確認に入ります。


 今朝は、朝まだ早いこともあり、昨日の予選と異なり、少し気温が低めです。

8:25 まだペースは遅いですが

 ウォーミングアップランが始まりました。

 気温が低いこともあり、まだペースは遅いですが、4周目、國川選手は59秒4の2番手タイムで、好位置につけます。

8:28 赤旗中断

 4周を終了した時点で、S字で1台転倒。

 コース上にオイルが出たため、赤旗中断となりました。

 各ライダー、ピットに戻ってきました。


 ピットクルーは、タイヤウォーマーが巻かれたタイヤの温度が十分に上がっているか、確認します。
8:29 集中力

 赤旗中断によりピットで待機中。

 きっと頭の中で、マシンは筑波のコースを走っている。

 
8:31 興味津々?

 國川選手の隣には、去年JSBを走っていた山口辰也選手のモリワキ(ホンダ)のマシン。

 でも、ピットはYSP(ヤマハ)。

 
 ピットの中には、往年の名ライダー、シャケさんこと河崎裕之さんが・・・・。

 『こんなところに、ホンダのバイクを置くんじゃねぇ!』


 とは、言わない。(^_^;)

 みんな他のメーカのバイクに興味津々。のぞき込んでいる。
8:35 中断中

 赤旗中断から10分が過ぎようとしています。

 コース上に漏れたオイルの処理に時間がかかっているようです。


 待たされる時間が焦れったく感じます。


8:42 走行再開

 ウォーミングアップランが再開になりました。

 走行時間は残り10分ありません。

 セットアップが確認できるよう、果敢に走行を続けます。
8:53 ウォーミングアップラン終了

 ウォーミングアップランが終了し、パドックに戻ってきました。

 ウォーミングアップでは、國川選手6番手タイム。好調です。

 ウォーミングアップ、2位に付けたハルクプロの中上選手が、ブリヂストンユーザー、
 5位のSP忠夫レーシングチームの大崎選手がダンロップ、その他10位までの選手の内、8人がピレリユーザーと言う、ピレリタイヤの好調さがうかがえます。



 コースが狭い筑波サーキットは、パドック=インフィールド。
 レース中でも、ピット裏に普通の観客が入ってこられるのは、全日本が開かれているサーキットでも筑波サーキットだけでしょう。 
 それだけに見に来るお客さんには楽しみ。

 でも、ピットクルーは、観客の方とぶつからないか、気を使います。
9:04 天気、晴れ

 ウォーミングアップランが終わり、いよいよ決勝、ファイナルです。

 今日の天候は、雲が多いものの、晴れ。
 気温は昨日より下がり、花見時期の底冷えを感じさせる寒さです。
 

 ST600の決勝は、11時45分から。

 決勝の進行はその15分前の11時30分から始まります。


  いよいよST600の決勝のスタートです。