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2010年6月27日(日) 北海道ツーリング(1日目) | |||
小樽 〜 札幌 〜 留萌 〜 ノシャップ岬 〜 宗谷岬 | |||
3:42 目が覚めると 船室の蛍光灯が一斉に点灯して目が覚めました。 フェリーの到着時間50分前になり起床のため部屋の電気が点けられました。 窓から、少し明るくなった外を見ると、積丹半島がが見えています。 そして、そわそわと下船の準備を始めます。 |
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4:12 小樽港 小樽港のフェリー埠頭が見えてきました。 接岸はもう目前です。 雲はあるものの、おおむね青空。 北海道には梅雨がない! (*^_^*) |
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4:25 カーデッキへ 着岸前になり、カーデッキへ。 バイクに荷物を積み直し、下船の準備をします。 バイクの下船は四輪車が済んでから、一番最後の下船になります。 |
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4:45 今回の北海道ツーリングは 走り始めの距離、 20,477 km。 北海道ツーリングの始まりです。 今回の北海道ツーリングは6月26日から7月3日までの予定です。 26日に自宅を出発して、新潟発のフェリーに。 1日目:27日の早朝に小樽に到着。 宗谷岬に向かいます。 2日目は、宗谷岬を出発して、ルートはまだ決めていませんが、上富良野に宿泊します。 ここまでは、事前に宿の予約をしてあります。 3日目は、上富良野を出発して、道東へ。 道東の3湖周辺もしくは釧路へ。 昔行ったとき、イイ思いをした和商市場へ、行ってみたいと思っています。 4日目の行き先は決めていません。 道東周辺にいるか? 天気次第で未定です。 5日目は北海道に宿泊する最後の夜です。 どこに宿泊しているかは未定ですが、到達地点は札幌です。 札幌も事前に宿を予約しておきました。 6日目は札幌を出発して、どこに行くか未定です。 深夜には苫小牧発のフェリーに乗り、帰路につきます。 7日目、7月3日は1日フェリーの中で、このツーリングも終わりです。 これが、今回の北海道ツーリングの予定になります。 |
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4:52 小樽を出発 フェリーから下船し、小樽の地に降り立ちました。 それでは、出発します。 初日の今日は、最北端の地、宗谷岬に向かいます。 |
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4:59 まずは 小樽を出て、まずは札樽(SASSON)自動車道は使わず、一般道の国道5号線で札幌方面に向かいます。 小樽から、宗谷岬までは約400kmの道程。 出発する時間が早いこともあり、時間的に余裕があります。 逆に言うと、R1の航続距離が250km程度のため、途中で給油をしなければなりません。 北海道の地方部に行くと、ガソリンスタンドの営業は朝8:00からがほとんどです。 うまく、給油箇所を選ばないと、途中でガス欠になる可能性大です。 宗谷岬までのルートで、道中ちょうど中間地点に留萌(るもい)の街があります。 次は留萌の街で給油を予定します。 |
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5:30 朝食? 朝食もガソリンスタンドと同じよう。 朝からやっている食堂はありません。 今回何年かぶりに北海道に来ましたが、国道沿いに吉野家やすき家などの牛丼屋が出来ているのに、少々驚き。 24時間営業のコンビニも当たり前の様に出来ていました。 前回来た6〜7年前には、ほとんど無かったように記憶していますが。 話が逸れましたが、北海道上陸の1食目が、吉牛じゃ冴えません。 と言うことで、札幌にある中央卸売市場の場外市場にやってきました。 ここなら、早朝でも食事ができるでしょう。 と考えていたら、甘かった。 (^^;) 海産物を売るお店は5時ぐらいからやっていましたが、大体の食堂は7時から。と言うことでした。 orz |
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6:00 電波塔 場外市場で朝食が食べられなかったので、コンビニでおにぎりでも食べて、先に進もうとも考えましたが、時間に余裕があるので、早朝から札幌の市街地見学をすることに。 まずは、大通り公園の電波塔。 東京スカイツリーを見てしまうと、この低さが逆に安定感があって安心して見ていられますね。 最近の高層マンションの方が明らかに高い。 |
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6:11 札幌駅 用はないけど、とりあえずJR札幌駅。 駅の建物がきれいになっていました。 (いつの話だ?) |
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6:37時計台 大通公園近くにある、時計台。 「実際に見ると、小さくてガッカリするよ」 と良く言われますが、 去年高知のはりまや橋を見ているので、 「思ったよりちゃんとしてるじゃん!」 と言うのが、正直な感想。 朝のこの時間から、散歩がてらひっきりなしに見物者がきている人気のスポットですね。 |
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7:05 朝食 札幌の時計台を見たあと、ふたたび場外市場に戻ってきました。 それほど広くない場外市場をグルッと一周。 海産物のみやげ屋のお兄さんが教えてくれたお店へ。 お店の名前は寿し処 平野屋さん。 早速、入ってみることにします。 |
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7:09 で、注文は、欲張って。 ウニ、イクラ、カニの三色丼(¥2,000) アスパラのお吸い物付き。 (朝食からお金かけすぎだ!) やっぱ、関東の人間からすると北海道と言えば、ウニ、イクラ、カニが王道。 他に、ホタテやホッキ貝、サーモンにイカなんかもあるけど、食材が増えれば良いってもんじゃないよね。 ウニは新鮮で美味しい。 関東で食べると結構形が崩れちゃったりしているのが多いんですよね。 もちろん、とっても高いお金を払えば別ですけど。 イクラの醤油漬けも、イイ塩梅です。 (^o^) カニは、水分が抜けて、ちょっとパサパサ。ちょっと残念。 |
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7:18 ごちそうさまでした。 完食! 旨かった。 朝から贅沢しちゃいましたね。 満足、満足、大満足! ご馳走さまでした。 さて、出発することにしましょう。 |
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8:19 場外市場で朝食を食べた後、札幌を後にして、国道231号線で留萌(るもい)を目指します。 札幌の市街地では、日曜の早朝にもかかわらず、そこの通行量がありましたが、市街地を抜けるころには通行量は減ってスムーズに流れます。 おおざっぱに石狩市まできたところで、海が見えてきました。 |
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8:38 国道231号線 国道231号線は、ところどころ切り立った岩山を縫うように、日本海に沿って走ります。 この路線は片側一車線の道路で、直線と中速コーナーになる緩いカーブとが組み合わされており、バイクを軽快に走らせることができます。 また、北海道の道路の多くは、除雪時のため路側帯が広く取ってあるため、道幅が広く走りやすいことは走りやすい。 |
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8:59 造形的に 造形的に面白い山があったので、写真を一枚。 国道231号線から見えるのですが、特に名前も無いみたい。 しかし、ここまでの道のり、曇っていることもあって、ちょっと寒いです。 気温はおそらく20℃以下、予備に持ってきたトレーナーを着ようか悩む。 |
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10:09 留萌で給油 留萌に到着しました。 ここで、予定通りガソリンを給油。 10時であればガソリンスタンドも当然オープンしている。 札幌を出発して、途中石狩市を通過してから後、途中に町らしい町もなく、ちゃんとしたガソリンスタンドも無かった様な・・・ 恐るべし、北海道。(>_<) |
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10:32 国道232号線 留萌の市街地から、今度は国道232号線で稚内方面を目指します。 海岸線は険しさが無くなり、ただただひたすら一直線。 湿気が高く視界が悪いので、真っ直ぐに延びた道の先、どこまで続いているのかわかりません。(汗) 恐るべし、北海道。(*_*) |
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11:28 速度取り締まり 北海道内各所にある定置式の速度取締り機。 (本州にもあるけどね・・・) 速度違反をしても、前からの撮影なので、前にナンバーのないバイクは対象外だが、この後にレーダーパトが隠れていたりすることが多分にあるようだ。 四輪車も、ここを通過して、安心して速度を上げると、”御用!”となる。 関東ではお目にかかることがないが、車の頭にレーダーを積んだパトカーが結構走っています。 自分の比較的、走る速度が遅くない方なので、気を付けて走っていましたが、レーダーパトの存在は忘れていました。(汗) ここに到達するまでに、既に1台レーダーパトに捕まっている四輪車を見て、レーダーの存在に気がついた次第です。(^_^;) |
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11:40 道の駅 富士見 留萌でガソリンを入れ、約1時間半。 退屈になったところで、ちょうど道の駅 富士見と言う看板が見えたので、ちょっと休憩。 富士見と言っても、本当の富士山が見える訳ではなく、沖に浮かぶ利尻島の利尻山(通称 利尻富士)のことである。 道の駅の駐車場にバイクを止めて、ビックリ! 『利尻富士どころか、海さえ見えませんぜ!』 道の駅からは防風林(?)が邪魔をして見ることはできません。 いくら外から来た車を止めたいからって、 『ウソいつわりはいけませんぜ。旦那!』 |
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11:44 利尻富士 道の駅 富士見の裏にある小高い丘に登ると、海の向こうにぼんやりと利尻富士を見ることができました。 今日は、水温に比べて気温が低いせいか、海面付近は靄(もや)がかかって、くっきりとした利尻島を見ることができません。 利尻と言えば、利尻昆布で有名ですが、この美味しい利尻昆布を食べて美味しく育っているのが”ウニ”。 今回のツーリングでは、利尻島に渡ってみたかったんですが、断念。 理由はあとでね。(^^) |
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11:52 パト 小樽からここまで、郊外では実質、制限速度+20キロ程度で車は流れています。 ここまできて、前方にパト。 制限速度、ピッタリの60kmとか、50kmで走ってます。 (>_<) 速度取締りをする交機パトじゃありませんが、制限速度を超過して追い抜くこともできませんし。 じっと我慢で走ります。 |
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11:53 こーんな道も こーんな道も制限速度50kmだったりするわけで。 あまりの退屈さに、寝てしまいそう。(笑) 「バイクが止まって感じる!」 |
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12:06 手塩 国道232号線で手塩(てしお)までやってきました。 ここまで、約15分ほど、制限速度に付き合わされました。(勘弁して欲しい!) ここで、左折して国道232号線を離れ、北海道道106号稚内手塩線(通称 オロロンライン)に入ります。 |
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12:20: 壮観 オロロンラインに入るとしばらくして、風力発電機群が目に飛び込んできます。 一直線上に等間隔に設置された風力発電機の容姿は壮観です。 道道106号稚内手塩線(通称 オロロンライン)は、文字通り稚内と手塩を結ぶ北海道道です。 路線の延長は、約70kmほどあり、ほとんどが直線で、海沿いに走る道路はほとんど標高の変化もないフラットな道路です。 片側一車線の全面舗装されたこの路線は、制限速度で走っても、1時間以上走りっぱなしの長い路線です。 |
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12:21 ふたたび利尻島 ふたたび、利尻島。 たぶん、この辺が陸地から一番大きく見えるかな。 利尻島は周囲60km弱の島で、周回する道路が整備されおり、バイクで走れば1時間ほどで1周してしまうほどの島です。 フェリーは、この時期1日3便ほどで、バイクで日中道央からくると、利尻島に渡れるのは、夕方の便です。 夕方の便で利尻島に渡り一泊。 翌日、利尻島を周回して観光すると、午後のフェリーに乗ることになります。 午後のフェリーが稚内に着くのは、夕方の4時半。 300kmほど離れた道央に戻るとすると、夜になってしまうので、バイクでは気が進みません。 また、稚内から利尻島に渡るフェリーは、往復で約¥14,000と、離島と言うこともあり割高。 利尻島の宿も同様に離島で、かつ厳寒の冬場はほとんどお客さんが期待できないこともあって割高感があります。(理由長いなぁ〜) 結局簡単に言ってしまえば、利尻島は暇とお金が無かったのであきらめたと言うことです。 (^_^;) |
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12:30 並べてみました せっかくなので、風力発電の塔の下にいって、バイクを並べてみました。 『うん〜。でかい!』 |
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12:40 どこまでも どこまでも直線。 電柱なし。 ガードレールなし。 『速度制限なしだったらなぁ〜』 『快晴だったら、どんな景色なんだろう』 |
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12:56 終点が近づいて オロロンラインも終点が近づいて丘陵が現れてきました。 日本海に面したこの辺りは、厳寒の冬場、日本海からの強風が吹き付けるため、高木(こうぼく)が育つことはありません。 寒さと風に強い生き残れる低木と一年草だけが姿を見せてくれます。 この山肌がむき出しになった様な景色が、夏場の今でも冬の厳しさをイメージさせてくれます。 |
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13:04 道道254号抜海港線へ オロロンラインも終点に近づいていました。 ここでオロロンラインは稚内に向け、内陸に進路を取ります。 自分はここを左折して、海沿いの道道254号抜海港線でノシャップ岬を目指します。 |
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13:23 ノシャップ岬に到着 分岐から約20分。 ノシャップ岬に到着しました。 ノシャップ岬は、日本海に沈む夕日がきれいなことで有名。 |
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13:29 稚内灯台 ノシャップ岬に立つ稚内灯台。 空は晴れていますが、海面付近は湿気が高く、遠望が効かないのが少々残念。 夏が近いこの時期では致し方ないのかな? |
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13:35 昼食 ここまできて、少し遅い昼食。 手塩からこっち、オロロンラインには食堂らしきところは皆無、ノシャップ岬まできてしまいました。 入ったお店は、ノシャップ岬にある何軒かの食堂の一つみなと屋さん。 |
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13:42 ホタテラーメン 注文はホタテラーメン。(¥1,000) 朝、贅沢をしたので、少し抑え気味に。 でも、旅行中だから、いつもよりかは奮発。 昆布と貝だと思います。 あと鶏ガラ出汁の少し濃いめ目の塩味スープ。 ちょっと不思議なな味ですが、結構いけます。 麺は、中くらいのちぢれ麺で、スープが良く絡みます。 ホタテはちょっと煮すぎて固くなっていたのが、少々残念。 ご馳走様でした。 |
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14:23 北防波堤ドーム ノシャップ岬で昼食を食べた後、稚内港にある北防波堤ドームへ。 昭和の初期、稚内港を守りつつ、内側を通路として使用できるように作られた防波堤で、北海道遺産に指定されている。らしい。 |
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14:30 利尻島・礼文島行きフェリー 北防波堤ドームの反対側、稚内港には利尻島・礼文島行きのフェリーがちょうど停泊していました。 |
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14:47 ガソリン給油 稚内の国道40号線沿いにあるスタンドで今日2回目のガソリンを給油。 留萌から205km、給油量 11.39リットル。 リッター18km! と、驚異的な延びを示す。 自分が運転するR1としては驚異的! 飛ばしてないからね。(ほんと) |
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15:01 宗谷岬まで 16km 国道40号線でガソリンを給油した後、稚内空港を右手に見ながら国道238号線で宗谷岬めざし北東に進みます。 宗谷岬までは16km。 目の前に、風力発電が立ち並ぶ宗谷丘陵が見えてきました。 |
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15:15 宗谷岬に到着 宗谷岬に到着しました。 知っての通り、日本最北端の地。 過去、2回のツーリングを含めて、北海道は何度か訪れていますが、宗谷岬は初めて。 今回の北海道ツーリングの目的地の一つではありました。 海面付近の視界が良好であれば、宗谷海峡を挟んで約40kmほどの距離にある樺太を望むことができるそうですが、今日は見ることができませんでした。 |
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15:32 先端感 宗谷岬にやってきましたが、最北端のモニュメントだけを見ても、どうも最北端って感じがしません。 なので、背後にある宗谷丘陵に登ってみました。 確かに! 1回でデジカメでは撮すことができない270°周囲は海。 宗谷丘陵に上がると、端っこまで来た感が味わえます。(お薦めします) |
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15:41 ランダムに 同じく、宗谷丘陵。 オロロンラインとは異なり、ランダムに設置された風力発電群を見ることができます。 宗谷丘陵は、宗谷牛を育てている牧場地帯になっています。 |
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14:49 宗谷岬灯台 宗谷丘陵から、宗谷岬灯台を写し込んで、一枚。 この宗谷岬から右側はオホーツク海だ。 それでは、少し早いですが、宿に向かうことにします。 |
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16:00 民宿 宗谷岬 今日の宿 民宿 宗谷岬 さんに到着しました。 民宿 宗谷岬 さんは、宗谷岬のモニュメントがある周辺にある何軒かの民宿・ペンションの中にある一軒です。 |
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16:00 バイク専用 民宿の建物の少し低くなった1階部分にあるバイク専用駐輪場にバイクを駐めます。 今日は雨も降っていませんが、こうゆう場所があると安心ですね。 |
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本日の走行距離 朝、小樽に到着して、札幌に立ち寄り、ノシャップ岬を経由して、宗谷岬まで、本日の走行距離は 20,906 − 20,477 = 429 km でした。 宗谷岬に泊まる。 |
ルートマップ |