2泊目にもどる

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2010年6月29日(火) 北海道ツーリング(3日目)

7:21 起床

 朝、目が覚めて、窓の外を見ると快晴。

 やっぱり、北海道には梅雨がない! (^_^)v  って、昨日と同じ書き出しじゃないかい! 手抜きだね。(笑)


 目の前の畑の向こうには、十勝岳連峰が薄ぼんやりと見ることができます。
 空気が澄んでいれば、はっきり見えるらしいですよ。

 
 今回の北海道ツーリングでは、事前にこの2泊目までは決めていましたが、今日3泊目、明日4泊目の宿は決めていません。
 道東方面に行こうとは思っていましたが、天気次第で、行き先を決めます。

7:46 朝食

 朝食は、パン。

 少し軽めですが、旅行に出ると、ついつい昼食、夕食を食べ過ぎてしまうので、朝は軽めが良いですね。 (^^)
 ホテルなどに泊まると、朝食バイキングなどをやっていて、つい食べ過ぎてしまい、昼も夜も食べ過ぎて、1日のカロリーが完全にオーバーなんてことは良くある話です。


 朝食を食べながら、テレビで今日・明日の天気を確認。

 明日の天候はイマイチですが、今日は大丈夫そう。
 当初の予定どおり道東方面に向かうことにします。
 今日は景色の良いコースで行くことにします。

 今夜の宿は、川湯温泉に決定。 携帯のネットで楽天から予約。 (便利な時代になりました)

 そして、明日はここ「旅の途中」に戻ってくることにしました。 居心地がいいもんでね。(^_^)v
 
8:56 走り始めてから

 朝食の後、焦ることもなく、ノンビリと準備をして出発します。

 いつもの様に走り始めの距離・・・・

 宿を出て、少し走ってから写真を撮っていないことに気付き、道ばたにバイクを停めてメータを撮影。

 走り始めの距離

 21,312 km


 気を取り直して、それでは出発です。 (^0^)/
8:58 かみふらの八景 

 宿を出て、昨日のジェットコースターの路へ。

 道の頂上にある絶景ポイント、”かみふらの八景”に止まって、写真を一枚。

 上富良野の丘陵地帯が眼下に広がっています。
 視界が良ければ、正面に十勝岳連峰が見えるはずですが、やっぱここも湿気が高く、ぼんやりと霞んでしかみえません。
 (デジカメには写りませんね。^^; )
 
9:12 ガソリンを給油

 朝、出発するときにエンジンキーを回したら、バッテリーが瞬断したのか、トリップメーターがリセットしちゃいました。(汗)
 (バッテリーが弱っているのか? セルは勢いよく回るのでそんなことは無いと思うのだが・・・)

 おかげで、満タンにしてから何キロ走ったのかわかりません。 (?_?)
 ちょっと早めですが、美瑛の市街地でガソリンを給油します。

 入ったガソリンは10.9リッター。まだまだ余裕がありました。


 ついでに、”TRIP1”の今回の北海道ツーリングの距離がリセットされてしまいました。(ちっ!)
 
9:20 ショートカット 

 美瑛の市街地でガソリンを給油した後、旭川方面に向けて国道237号線を北上してきました。

 この先、国道39号線で層雲峡方面に向かいますが、旭川の市街地は交通量も多く走りにくいので、ここで右折して旭川空港方面に向かい、北海道道で旭川の市街地をショートカットします。 
 ツーリングマップルによると、この先北海道道140号線は”スピード注意”と書いてあるので、スピード違反に注意して進みます。
9:27 土地勘がない

 国道237号線を右折して、北海道道68号線に入りました。

 ここまできて、標識が結構いいかげん! 土地勘が無いのでどっちに行ったらいいのか、瞬間的に判断できません。 (@_@)

 止まって地図を見て、右折します。

 
9:37 スピード違反

 あああああ!!! (@_@)

 捕まったぁ!

 
さっきの交差点から1kmちょっと行ったところ。

 道が正しいのか周りをキョロキョロしながら走っていたら、レーダー見落としたぁ。

 ゆっくり流しているつもりだったんだけど、ちょっと出てたね。
 と言うより、上の写真と左の写真の道路、制限速度40kmだって! (-ε-#)

 67kmで走っていたらしく、27kmオーバーだって! 減点3点! この道で40kmなんて、『勘弁してくれよなぁ〜!』って感じ。
 取り締まりやっているかもしれないって知ってて、違反しちゃうんだから、相当バカ! 自己嫌悪だね。 (-_-;)

 熱心な読者ならご存じだろう、去年の7月20日に、同じく速度違反で減点3点、累積6点で免停決定! (T_T)
 (あと、一ヶ月弱で1年経って、リセットされるところだったのにぃぃぃ。)
9:39 最北 更新

 「交通違反の最北、更新〜!」 って、冗談じゃねぇ! (怒)
 
 今回のツーリング、3つ目の最北。 (-_-;)


 自分が使っているGPSトラッカーは同じ場所に長時間止まっていると、多少の誤差で、軌跡がクチャクチャってなるみたい。


 ちなみに、近くにあった道路標識。
 1キロくらいしか離れてないけど、”旭川”以外、2枚上の写真の標識と行き先が違うでしょ。

 はっきり言って、分かり難いと言うより、ジモピーじゃないとわからない。
 
 ちょーお薦めしない路線。(爆)・・・・自爆!

10:07 国道39号線

 北海道道を早々に後にして、国道39号線に入り、東進して層雲峡方面を目指します。


 そう言えば、、さっきのネズミ捕り、対向車のパッシングが無かったなぁ〜。
 去年の四国ツーリングの時は、高知の人はパッシングしてくれたっけ。 (時代は、龍馬か? 関係ないと思うが)


 パトカーとか多くて、結構ビクビクで走ってます。
 セダン型の車を見ると、覆面に見えてきます。

 制限速度を守って走れば、何も問題ないはずですが・・・(^_^;)
 
  10:49 層雲峡に

 層雲峡に近づいてきました。

 石狩川の両岸は、石狩川によって切り取られた断崖絶壁がみごとな柱状節理を見せてくれます。

 
  11:01 銀河の滝

 層雲峡にある落差100mほどの銀河の滝

 日本の滝100選に選ばれている。

 国道39号線を使い道東方面に向かう場合、すぐ近くを通るので、ちょっとバイクを停めて休憩するのに良い場所です。

 過去、2回のツーリングでも、寄っています。

  11:03 流星の滝

 銀河の滝の横にある流星の滝

 こっちも、日本の滝100選。

 大きさも、銀河の滝と同様、落差100mほど。


 前回のツーリングの時の・・・・。
 パソコンの中あさっていたら、出てきたね。前回の写真。(下の写真)

 撮影年月日を調べたら、2003年8月だった。 7年前だ。
 自分とアイスエイジさん、2人とも今よりちょっと若いね。(笑)
 
  11:12 国道39号線から

 銀河の滝、流星の滝を後にし、国道39号線を北見方面に5km強東進。

 国道273号線との分岐まできました。


 ここで、右折して国道273号線に入り、糠平(ぬかびら)、士幌方面を目指します。
  11:23 273号線

 国道39号線を離れると、すぐに国道273号線は大雪ダムの堤体の上を走ります。

 はじめ、国道273号線は大雪ダムに沿って走る快適なワインディングロードです。

 交通量もご覧のとおり極少で、ハイスピードで走ることができます。

 が、さっきスピード違反で捕まったので、また捕まりはしないかと注意しながら走るので、いまいちワインディングロードを楽しむことができません。
 こんな道で、取り締まりとかしてるはずないですよね?
 (だが、ツーリングマップルには、「スピード注意!」の記述が・・・^^;)
  11:30 三国峠

 国道39号線の分岐から約20km、三国峠に到着しました。

 眼下に広大な原生林が広がり、遠くに見える2000m級の山々には、まだ残雪を見ることができます。

 ここ三国峠は、北海道内で最も高い位置にある峠らしい。


 三国峠は全国各地にありますね。(^^)

 
  11:37 松見大橋

 原生林を切り裂くように走る松見大橋。 (良く造ったね)

 原生林の深さを感じます。

 ダイナミックな風景だ!
  12:03 糠平湖(ぬかびらこ

 三国峠を下り国道273号さらに30kmあまり、糠平湖までやってきました。

 糠平湖は糠平ダムによって堰き止められた人造湖です。


 糠平湖でこの写真を撮るために、ダムサイトに向かう脇道に入ったら、道路上に熊のフンらしきものが。
 熊を見ることは”まれ”だが、熊のフンは脇道、林道に入ると結構目にするらしい。(熊出没注意!)
  
  12:26 国道241号線

 糠平湖を後にして、国道273号線で士幌まで南下しました。

 士幌で国道241号線と交差したら、そこを左折して国道241号線に入り、足寄に向け東進します。

 士幌を出た国道241号線は、最初のうち畑の中を走る直線道路です。
 足寄が近づくにつれ、中速カーブが多くなり、バイクを操ることが楽しい約25kmの片側1車線の路線です。

  13:01 足寄に到着

 足寄の市街地に到着しました。

 昼食にします。 (*^o^*)

 松山千春の出身地として有名な足寄ですが、思ったほど、想像以上に小さな町で、食事をするところがほとんど見あたりませんでした。
 蕎麦屋はあったのですが、昨日も蕎麦と言うことで、今日は麺のもう一つの雄、サッポロラーメン。
 (道中に、帯広名物の豚丼のお店があったので、そっちの方が良かったかな?)

 昨日までほどではないにせよ、今日も結構暑いです。
 でも、ラーメン。
  13:11 昼食

 入ったお店は、寶龍(ほうりゅう)。

 この後、北海道ツーリングを続けていたら、あっちこっちで見かけたので、フランチャイズ展開をしているお店のようです。


 注文はミソチャーシュー麺(\900)。 値付けは東京などと変わらないんですね。
 

 チャーシューは北海道産のブタをトロトロになるまで煮込んでいて美味しい。(*^_^*)
 味噌ラーメンは味が濃厚で、グルマンの自分としては、これも好みです。

 北海道は寒さの影響もあると思いますが、濃いめでわかりやすい味付けが多いと思います。


 ご馳走さまでした。

 食べた後、汗がどっと噴き出しました。 (^^;)
  13:30 ホクレンで給油

 昼食を食べたら、今度はバイクに給油。

 足寄の街でシェルを探したけどありませんでした。
 今回のツーリング、初めてのシェル以外のガソリンスタンド。
 と言うことで、北海道と言えば、ホクレン

 
 ちなみに、ツーリングライダー向けのフラッグは、まだ配っていなかった。
 (今年のフラッグ配布は7月17日〜8月一杯)
  13:59 雌阿寒岳、阿寒富士

 足寄の市街地を後にし、ふたたび国道241号線を阿寒湖を目指して東進します。

 走り始めて約30分、阿寒湖の雌阿寒岳、阿寒富士が見えてきました。

 足寄から先、阿寒湖までの国道241号線は、直線と高速コーナーが組み合わされた区間です。

 この区間は約50km、交通量は少なく、快適に走ることができます。
  14:08 国道240、241号

 国道241号線を進み、阿寒町に入ると、今度は国道240号線に突き当たります。

 ここを左折すると、美幌、網走へと続きます。
 自分はここは右折して阿寒湖方面に向かいます。

 ここから、阿寒湖まで、国道は240号線と241号線の重複区間です。
  14:22 阿寒湖に到着

 国道240号線で東進し、阿寒湖に到着しました。

 阿寒湖の周辺で、一般の車両が湖畔まで行けるのは阿寒湖温泉のあたりだけの様です。

 阿寒湖温泉では無料の駐車場が見つからず、休憩するには有料駐車場に停めなければなりません。
 また、阿寒湖温泉の周辺は、温泉ホテル街で開発が進み、「自然を満喫!」と言う雰囲気ではありませんでした。

 せっかくの景勝地のはずですが、写真を撮って、早々に移動します。 (>_<)
  14:28 人が走って

 阿寒湖を後にし、摩周湖に向かいます。

 延々と続く直線路、前から人が走ってくる! ???

 阿寒湖の集落を離れてすでに4kmほど、この先にも民家らしきものはなし?

 どこから来て、どこに行くんだ?この人は。

 しかも、ランニングをする格好じゃなく、完全な普段着。

 ??? 不思議に思いながら、そのままバイクを進めます。 
  14:32 ふたたび241号線で

 阿寒湖は離れしばらく進むと、重複区間は終わり、国道240号線は南下して釧路方面へ、国道241号線は摩周方面に東進します。

 ここで、ふたたび国道241号線に入り、摩周湖方面に進みます。

 
14:41 双湖台

 阿寒湖から国道241号線を東進してきました。

 道中、ペンケトー、パンケトーのふたつの湖を展望できる双湖台と言うところがあったので、ちょっと立ち寄り。

 駐車場にバイクを停め(もちろん無料)、展望台まで徒歩1,2分。

 デジカメを持ってウロウロしていたら、『撮りましょうか』と言われたので写真を撮影。(たまには顔出し)

 下のペンケトーは北海道の形に見えるんだって。
  15:02 捕まってる!

 双湖台を後にして国道241号線を東進し、摩周湖に向かいます。

 双湖台の手前から、摩周の市街地の手前までは、北海道にしては珍しく低速コーナーもあるワインディングロードが続きます。
 高低差もあり、忙しいほどではありませんが、積極的にバイクを操ることができる楽しい区間です。


 この楽しい区間も終わり、摩周の市街地も近づいてきました。

 『あー、反対車線で捕まってる!

 レーダパトだね。 ちなみに、この区間50km。
 延々と続く直線で50kmは、正直拷問のようだ。

 
 しかし、1日に2回も捕まったら、洒落にならないね。注意注意!(-_-;)
  15:09 国道243号線

 摩周の市街地に到着しました。

 国道243号線に突き当たって、国道241号線はここで終わり。

 左折して、摩周湖方面に向かいます。
  15:11 北海道道52号屈斜路摩周湖畔線

 国道243号線に入り、500mほど走ってすぐに右折、北海道道52号屈斜路摩周湖畔線に入ります。

 ここまで来て、青空は消え、曇天に。 (^_^;)

 
 摩周湖は過去2回訪れていますが、2回とも””で見ることができませんでした。


 
  15:19 第一展望台は

 国道243号線から約8km、摩周湖第一展望台に到着しました。

 第一展望台はご覧のとおり、雲の中

 三回訪れて、全敗! 恐るべし、霧の摩周湖


 ここまでの道道52号線は、当初直線区間ですが、摩周湖が近づき標高を上げるにしたがい、中低速コーナーが連続するワインディングロードに変わります。
 天気が良ければ、ライディングを楽しむことができると思いますが、今日は雲の中、路面はウエット、視界は利かずノロノロ運転でした。

 第一展望台の駐車場は有料でした。 見えない摩周湖を確認するために駐車はしない。
 写真だけ撮って移動します。
  15:25 第3展望台は

 第3展望台、もとい、第3展望台雲の中。

 第一展望台から雲の中をバイクを走らせ約3km、第3展望台に移動してきました。
 (第二展望台は対岸にあり、周回路はないので、直接行けません)

 第3展望台は、車数台しか駐めるスペースしかありませんが、駐車無料。
 見えない摩周湖を見る(?)ために、バイクを停めて展望台へ。

 

 
15:25 第三展望台から

 のぞき込んだ斜面の下には摩周湖の湖面がある。はず? (@_@)


 ちょっとやそっとじゃ、雲は切れそうにないですね。


 撤収! (>_<)/
  15:40 アトサヌプリ(硫黄山)

 摩周湖第三展望台を後にして、道道52号線を下り、突き当たって右折して国道391号線へ。

 国道391号線を1kmほど北上して、今度は左折してふたたび道道52号線に入り、川湯、屈斜路湖方面を目指します。

 摩周湖から下界に下りてくると、雲は無くなり、普通の曇天へと変わりました。
 雲の中を走ったおかげで、ジャンパーもジーンズも濡れてしまいました。


 道道52号線を走っていると、左手にアトサヌプリ(硫黄山)が見えてきます。  

 アトサヌプリは盛大に水蒸気を上げています。
 このアトサヌプリが川湯温泉の元になっているそうです。
 (確かに、お湯がたくさん沸いてそうだ)

 この風景は箱根の大涌谷に似ています。
  16:07 屈斜路湖

 アトサヌプリを後にして、途中今夜の宿がある川湯温泉の場所を確認し、屈斜路湖まできました。

 屈斜路湖畔にある砂湯
 
 「岸辺の砂を掘ると温泉が出ます」と書いてある。
  16:08 熱ちっ!

 観光用に砂を掘ってある場所があったので、手を入れてみました。

 『熱ちっ!』 (>_<)

 湖が近いもんだから、”ほんのり暖かい”程度と思ったら、結構熱い。
 手を入れてられません。
 不思議!
  16:16 快晴

 摩周湖でのさっきまでの雲(霧雨)がウソの様、屈斜路湖畔では青空が顔をのぞかせていました。


 ぼちぼち、いい時間になりましたので、宿に向かうことにします。
  16:27 宿に到着

 屈斜路湖畔からは、さっききた道をアトサヌプリ(硫黄山)方面に戻って川湯温泉に到着しました。


 今日も、屋根付きのガレージにバイクを駐輪。

  16:27 本日の走行距離

 本日の走行距離

 21,699 −  21,312 = 387 km

 でした。
GPSが最後バッテリー切れで、終わってます。 <(_ _)>

 川湯温泉に泊まる