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 2012年5月12日(土)  全日本ロードレース選手権 第3戦 筑波(予選)
       
6:01 筑波山を望む

 朝、目覚めてカーテンを開けると、ホテルの窓からは筑波山を望むことができました。

 くっきりと見えることから湿度も低く、天気が良さそうです。


 今日、土曜日は予選です。


 コースの延長が約2kmと短い筑波サーキットでは、一度に走れる台数は最大で30台程度になります。
 今回、ST600のエントリー台数は39台と多いため、予選はA・Bの2グループに分かれて行われます。

 國川くんはBグループ。

 Bグループの予選は、10:05から行われます。
6:28 出発
 
 6:30にロビーに集合。

 筑波サーキットに向かいます。

 ルートインホテル水海道は、関東鉄道常総鉄道の水海道駅の真ん前。

 関東鉄道常総鉄道は取手駅から下館を結んでいて、便利(?)かどうかはわかりませんが、ネットで調べると、朝夕には1時間8本を運転している結構繁盛しているようだ。

 なんて、雑談はこの辺にして、筑波サーキットに向けて Go!!!


7:02 サーキットに到着

 筑波サーキットに到着。

 サーキットホール前を走っていると、目の前に國川くんと同じST600クラスに参戦している中山真太郎選手が・・・。

 朝からテンション全快! (笑)


 中山真太郎選手はメカの清水さんと地元が同じ石川県。

 そんなこともあり、時間があるときはよく自分らのピットに顔を出しにきます。
 そして、いつも明るい。(^O^)
 

7:37 機材を移動

 Bパドックに到着後、テントを開けて機材の準備。

 そして、機材をピット裏にあるパドックに移動します。

 レースウィークには、これを毎日繰り返し。
 これで、雨でも降ろうものなら、もう大変。

 でも、今年の筑波は大丈夫そうです。
 
7:37 良い天気だね 

 良い天気だね。

 雲一つ無い、いい予選日和です。(^_^)v


 7:55 エネルギー補給

 機材を一通り運び終えたところで、エネルギー補強。
 みんなに内緒で隠れて注入。(笑)

 
8:30 暖気

 Bパドックからマシンを移動し、ウォームアップエリアでバイクを暖気。

 コース上では、J-GP3クラスの予選が始まっています。

 暖気をしながら、金網の後ろの1コーナーを立ち上がっていくGP3のマシンを観戦。


 J-GP3クラスもエントリー台数が多いため、A・B2つのグループに分けて行われています。


9:56 10分前

 予選10分前になりました。

 マシンの準備は完了。 國川くんも皮つなぎに着替えてパドックにやってきました。

 Aグループの予選がちょうど今終了したところです。
 Aグループは、SUZUKIのGSX-Rに乗る津田拓也選手が58秒084のコースレコードを叩き出し、現時点でトップに付けています。

 今回のST600クラスの予選は、A・Bの2つのグループに分かれて行われますが、A・Bグループ間のコンディションをなるべく同じにするため、両グループ、午前と午後の2回の予選が行われます。

 
10:00 ピットロードへ

 Aグループの予選が終了し、コースクリアーになったところで、マシンをピットロードに並べます。

 國川選手はDUNLOPのスタッフと確認をしつつ、ヘルメットリムバーを装着、そして走行の準備。
10:04 ピットロードオープン 

 10:05になったと同時にコースオープンになります。

 各ライダーは我先にとコースインするため、ピットロードエンドに向かいます。

 ST600クラス、1回目の予選は25分間で争われます。

 10:13 途中で
 
 予選開始から10分ほど経過した時点で一度ピットイン。

 セッティングを変更して、再度コースイン。

 タイムアタックを繰り返します。 


 1周2km余りの筑波サーキット。
 1分せずにホームストレートに戻ってくるため、サインボードを出していると写真を撮っている余裕はありません。 
 なので、途中の写真は皆無。 (-_-;)
10:32 予選終了

 1回目の予選が終了し、パドックに戻ってきました。

 ライダーとパドックを押して歩く姿は、ピットロードとピットがつながっていない筑波サーキットならではのもの。


 予選結果

 ST600クラスBグループの予選結果がリリースされました。

 Bグループトップはレコードタイムの58秒048を叩き出したタイ人ライダーのチャランポル選手。

 國川選手は、トップから0.882秒落ちの58秒930で予選6番手につけました。

 A・B両グループのタイムが出そろったところで、午後に行われる2回目の予選のターゲットタイムになります。
11:22 ミーティング中

 午前中の予選結果を元に、午後の予選のセッティングについて、清水メカとミーティング中。

 予選が終わってからすでに1時間近く経っていますが、いまだ皮つなぎを着替えずに熱談中。
12:23 方向を決めて

 午後の予選に向けてセッティングの方向を決めて、セッティングを変更中。

 Bグループの予選2回目は15:15からの予定です。


 13:10 昼食

 セッティング変更も目処が立ったので、ここでBパドックのベースに戻って昼食にします。

 昼食はチームの女性の人たちが準備してくれます。

 午後に予選があると、時間に余裕がなかったりするので、食堂とかに食べに行くことができません。 
 準備をしてもらえるととっても助かりますね。
 14:49 予選2回目に向けて

 15:15から開始される予選2回目に向けての準備。

 今回、予選は2回あるので、使えるタイヤは3セットです。

 決勝用に1セット使うので、予選で使うのは2セット。
 1回目の予選で1セット目を使っていますが、予選2回目は1セット目でスタートして、途中で交換する予定です。

 ピットロード脇に2セット目のタイヤを準備して、予選2回目にのぞみます。

 14:49 パドックでは

 パドックではマシンの準備が完了。

 Aグループの予選が終了するのを待ちます。


 この後、予選2回目が開始されますが、バタバタしていて写真撮ってないのよね。 すみません。<(_ _)>
 
 予選2回目

 予選2回目が終了しました。

 予選2回目は、日本勢が巻き返してベテラン井筒選手が午前中に更新したレコードタイムをさらに更新し、57秒853でBグループトップ。

 國川選手は、1回目のタイムを更新するも、伸び悩んで58秒881で順位を一つ落とし、Bグループ予選2回目7番手につけました。

 予選総合結果

 予選の総合結果が発表になりました。

 A・B両グループを合わせた予選結果は16番手。

 明日の決勝は6列目アウト側からのスタートになります。


 予選トップは、SUZUKIのGSX-R600に乗る津田拓也選手でタイムは57秒767と当然レコードタイムでした。

 津田拓也選手自身ST600クラス初のポールポジションで、SUZUKIとしても・・・。
 (SUZUKIがST600クラスでポールポジションを獲ったのを記憶がありませんが)
17:58 整備は続く 

 予選が終了し、明日の決勝に向け、整備を続けます。

 いつものように、決勝に向けクラッチの交換。


 そして、目の前に置かれたクラッチカバーの液体ガスケット取りは自分の仕事だ!(笑)


 そして、メカの清水さんはチームスポンサー様の息子さんに仕事を仕込み中。(笑)
 
 20:00 残業終了

 今日の整備とセッティング変更が終わりました。

 残業もここで終了。

 テントをしまって、撤収することにします。


 あとは、明朝のフリー走行の結果を確認して、最終的なセッティングを決定します。

 21:39 ホテルに帰着

 筑波サーキットを後にして、途中のファミレスで夕食。

 そして、ホテルに戻ってきました。


 筑波周辺は名物らしき食べ物って思い当たらない。
 そして、食事をする時間も遅いので、選択肢はファミレスぐらいしか思い当たらないね。


 それでは、お疲れ様でした。

 明日も早いので、早く寝ます。(-_-)
      決勝に続く。