from Circuit   
 2013年3月31日(日)  全日本ロードレース選手権 第1戦 もてぎ(3)
       
 10:57 J-GP3決勝

 ハイエースに忘れ物を取りに戻って(牛串を食べて)いたら、J-GP3の決勝が始まっていました。

 久しぶりの全日本観戦なので、コースのあちらこちらに行って写真を撮りたかったのですが、相変わらず小雨が降り続けているため、安直にダウンヒルコーナーに戻ってきました。

 カメラを構えていると、ちょうどダウンヒルを下りてきたのは、#41の宇井陽一選手。

 確か昨年、一昨年と監督業をしていたと記憶していますが、今年は自ら走る現役復帰ですね。
 予選11番手から、決勝では追い上げ4位でチェッカー。 流石百戦錬磨のベテランです。
 マシンは、HONDAのNSF250ではなく、IODA。

 10:59 トップ争い

 そして、こちらはトップ争い。

 トップを走るのはやはりベテランの#9菊池選手。

 それを追う#3山田誓己選手がドックファイトを繰り広げます。。

 
 最終ラップには、菊池選手が転倒。

 山田誓己選手が全日本初優勝を手にしました。


 11:38 ST600クラスの決勝

 J-GP3の決勝に続いて、ST600クラスの決勝が始まります。

 J-GP3の決勝から降り続いている雨は、小雨ながらも強くなってきたような気がします。

 気温5℃、路面温度9℃と場内アナウンスが今のコンディションを伝えてきます。


 ちなみに、冬場の様なコンディションのためか、お客さんの出足は鈍って、今日の入場者数は約6,000人とか。
 寂しい限りです。

 11:49 決勝スタート

 ST600クラスの決勝レースがスタートし、マシン次々とがダウンヒルストレートを下ってきました。

 トップは既に通過した#65チャランポン・ポラマイ選手。

 続いて、2番手に付ける#77はベテランの井筒選手。

 それにポールポジションスタートの#6の渡辺選手、#12の大崎、#9稲垣選手が続きます。

 
 11:49 國川選手は

 グリッド9番からスタートした國川選手は調子が悪そうに見えます。

 現在は11番手くらいを走行中。

 朝のフリー走行でも転倒していますが、見ているとリヤの動きが悪いみたいで、リヤが入っていませんね。
 マシントラブル? それともタイヤのマッチング?

 同じDUNLOPタイヤを履く#2中富選手も、昨日の予選は2番手でしたが、7〜8番手くらいに沈んでいます。
 けど、同じDUNLOPを履く#9稲垣選手は5番手あたりを走っているし・・・?
 
 
 11:49 また転倒

 國川選手が通過した後、ダウンヒルコーナーの立ち上がりで転倒!

 やはりダウンヒルの立ち上がりは、リヤの荷重が抜けやすく、難しいみたいですね。

 11:49 荒れる?

 と、ダウンヒルの立ち上がりで転倒している手前、ダウンヒルの入り口でもう一台転倒。
 荒れたレースになりそうです。


 このマシンはコースの外に出たので大丈夫そうですが、前の写真のマシンは転倒してコース上に残されました。

 撤去作業に手間取るようでしたら、赤旗中断でリスタートの可能性もありましたが、トップグループが2周目を戻ってくるまでには、撤去作業は終わりレースは継続です。

 11:54 厳しそう

 1周を終え、順位を14位まで落として國川選手がダウンヒルコーナーに戻って来ました。
 やっぱりコーナーリングと、立ち上がりが厳しそう。

 #18の中山真太郎選手が背後に迫ります。

 
 11:58 先に戻って来たのは

 2周回を終え、先に戻って来たのは#18の中山選手。

 ライディングを見ていると、やっぱりと言った感じです。
 12:03 徐々に追い上げ

 #13岡村選手。

 朝のフリー走行で転倒した様ですが、大丈夫の様です。

 九州出身の岡村選手にとって、もてぎは練習量の少ないサーキットです。
 マシンもタイヤメーカーも変わり、昨日の予選は25番手。

 決勝では、徐々に追い上げ、17〜18番手あたりを走行中。

 

 12:03 経験の年

 #46の小倉選手も朝のフリー走行で転倒した様です。

 スペアーのフロントカウルが無く、無塗装のマッドブラックのカウルにゼッケン”46”とメインスポンサーのDUNLOPのステッカーを貼ったのみで走行。

 全日本デビューイヤーで、今までは、鈴鹿をメインに、その前は筑波をメインに走ってきたので、もてぎはあまり走った経験が無いはず、今シーズンは色々経験してガンバってね。


 12:08 怒濤の追い上げ

 写真がイマイチですみません。

 まさかここまで追い上げてくるとは予想していませんでした。

 昨日の予選、黄旗区間で転倒したため、予選タイムが剥奪。

 最後尾からのスタートとなったのは、#11横江選手。

 怒濤の追い上げで、8周を終えた時点で5番手まで上がってきました。


 12:12 トップ争い

 11周目。

 それまでトップを走っていた#65チャランポン選手を捕らえてトップに立ったのはスタートから2番手に付けていた#77の井筒選手。

 昨シーズンはチャランポン選手と同じタイのデチャ選手がST600クラスのチャンピオンになりました。

 今年は是非、日本人にトップを捕って欲しいなぁ。

 12:14 突っ込みで

 12周目。

 トップ争いを続ける#77井筒選手と#65チャランポン選手。

 ダウンヒルコーナーの突っ込みでハードブレーキング。

 レートブレーキングでマシンをイン側に寄せられない井筒選手のイン側に付けるチャランポン選手。
 12:14 あああっっっ!

 #77の井筒選手はブレーキングが遅れてマシンをバンクできず、ダウンヒルコーナーを真っ直ぐに。 (>_<)

 その右側を#65チャランポン選手が抜いて行きます。(残念)

 12:14 コースアウト

 転倒は逃れたものの、ダウンヒルコーナーをコースアウト!

 大きく順位を落とし、コースに復帰。


 12:18 DUNLOP勢トップ

 その後方で3番手に付けたのは#9の稲垣選手。

 井筒選手が順位を落としたことにより、4番手から3番手に浮上!

 ちなみに、履いているタイヤははDUNLOPらしく、DUNLOP勢のトップを走行。

 稲垣選手は全日本ロードレースの他に、DUNLOPタイヤ、ワンメイクのアジアロードレース選手権にもエントリーしているみたいだ。

 12:23 フィニッシュ!

 16周にわたるST600クラスの決勝が終了しました。

 ダウンヒルの観客席から見るリーディングボードは小雨に霞んだままでした。

 
 12:23 3位

 ウィニングラップでダウンヒルストレートを下りてきたのは、#11の横江選手。

 最終ラップに3位を走る#9の稲垣選手をかわし、3位に。

 最後尾からスタートし、驚異の33台抜きで、表彰台獲得です。
 (凄い!)

 レース中のベストタイムも横江選手が記録しました。


 12:23 残念 

 一時はトップを走る快走を見せた井筒選手ですが、12周目のコースアウトで順位を落とし、結果5位でフィニッシュ。


 12:24 亀谷選手

 昨シーズンはお休みをしていた亀谷選手、今年はMUSASHIハルクプロからのエントリ。

 このレース6位で終えました。

 12:24 そして2位

 井筒選手が脱落した後、トップを走るチャランポン選手を懸命に追いましたが、今一歩届かず。

 #12の大崎選手は2位表彰台を獲得です。

 やっぱり、大崎選手は上手いですね。


 12:24 優勝

 12周目以降トップを守りきり、優勝は#65のチャランポン選手でした。

 結果、マシン別に見ると
 1位〜4位までがヤマハのR6、5位にカワサキが入り、
 6位にホンダ、7位もポールポジションからスタートした渡辺選手のホンダが入りました。
 今年ホンダはCBR600RRのマイナーチェンジをしましたが、このレースを見る限り、ヤマハ優位だったと言えるようです。

 またタイヤ別に見ると
 1位 ピレリ(レインタイヤはBSを履いていたと言う噂も・・・定かではありませんが)
 2位、3位 ブリヂストン
 4位 DUNLOP、5位 ピレリ、6位 ブリヂストン とややブリヂストンが優位だったのかな。
 レインタイヤについては、雨の量とかそのときの路面温度とか各社レインコンディションの設定が異なるので、一概に雨なら”このメーカーが強い”と言えないようで、そのときの雨の状況によって、優位なメーカーが変わる様です。
 12:25 國川選手は

 そして、リヤの問題があったように見え、我慢のレースをしていた様な國川選手ですが、決勝は12位でフィニッシュしました。


 昨日の予選が9位、朝フリーでは転倒し、本意のレースが出来なかった様ですが、次戦のオートポリスではガンバって欲しいですね。
 (自分は応援に行けませんが)