EATING      
  2014年8月30日(土) 三沢で寿司を愉しむ【すし割烹 福水】
 19:00 三沢のすし屋で

 仕事で青森県の三沢市に逗留しています。

 盆休みには嫁さんを連れて十和田湖方面を訪れたのですが、八割方雨で観光もままならず。
 そんなわけで、自分が三沢に滞在している間、8月末の土曜夕方嫁さんが再訪しました。

 そして、土曜日の夕食は嫁さんと一緒にここ”すし割烹 福水”を訪れました。

 それでは、さっそく入店。

 19:02 3回目

 ここ福水、個室の座敷もありますが、お寿司屋さんの醍醐味はやっぱりカウンター。
 カウンターでいただくことにします。

 このお店は、一番最初昼にウニ丼を食べに来て美味しかったので、仕事関係の人と夕食で再訪。

 その後、お盆休みに嫁さんとも来たのですがお盆でお休みで他のお店に行きました。

 それなので、今日で3回目の訪問、自分的にかなりお気に入りのお店です。(^_^)v


 そんなことは置いておいて、とりあえずビールで乾杯。

 19:04 突き出しは

 突き出しは、もずく酢と小っちゃい茶碗蒸し。

 昼にウニ丼を食べにきたときは、冷やしてありましたが、今晩の茶碗蒸しは普通に暖かいもの。

 19:11 お造り

 まずは、おまかせで”お造り”を。

 ネタは、サバ、マグロ、赤貝、カレイ、サンマ、さよりなど、地元の三陸で揚がる魚介類を中心に。

 マグロもいいものを置いてあります。
 カレイは肉厚、これだけ肉厚のものは首都圏のスーパーではまずお目にかかれない品物ですね。
 そして、さより、関東では”さより3月”などと言って春の魚ですが、北上してくる青森では夏でも美味しい。 甘みが半端じゃないです。
 こんなに味が濃いさよりは始めて。

 
 19:18 殻付きで

 そして、やっぱ嫁さんにも食べてもらいたいウニ。

 目の前の冷蔵庫に入っているものの身入りの良いものを選んでいただきました。

 三陸のウニは産卵期に入るので、ぼちぼち終わりですが、このウニは大丈夫。

 『ウニ。 旨いっす。 (*^o^*) 』
 いちご煮
 
 今回は頼まなかったけど、前回仕事関係の人ときたときは頼んだ”いちご煮”。

 八戸周辺の郷土料理でウニとアワビのお吸い物です。

 美味しいのは美味しいけど、やっぱ生で食べた方が旨いかと・・・。(^_^;)

 貧乏性が前面に出てしまい、火を入れたら「勿体ない」と思ってしまう。
 ウニにアワビと贅沢な料理だね。


 19:33 ホヤ

 ホヤ。

 主に東北地方北部で食べられる食材と認識しています。

 絶旨。

 
 首都圏で食べるときによく供される様な変な生臭さや苦みはなくて、旨いですね。

 この旨味は、ホヤ唯一無二で、「○○に似ている」とか表現は出来ず、その旨味を味わうためには食べてみるしかないですねぇ。
 
 鮮度が良く、手際よく正しく調理されたものは絶妙な味ですが、鮮度が落ちるのが早く、鮮度が落ちたものを食べると、もう一生食べたくなくなる人も多い食べ物です。(笑)

 関東に持って帰りたい。
 19:37 日本酒も

 さて、こんな魚介類を食べていて、いつまでもビールな訳はなく、日本酒に移行しています。

 このお店は、青森県内の日本酒の品揃えもよく、右から頭の2種久保田と八海山を除いて、そこから左に11種類が青森県産の日本酒です。


 前回、仕事関係の人ときたときは、3番目の田酒から順番に杉玉(すぎたま)→如空(じょくう)→豊盃(ほうはい)→駒泉(こまいずみ)→じょっぱりの6盃までは飲んだのを憶えているんですが、(味は覚えていない)、安東水軍は別のところで飲んだので、今晩は”八甲田おろし”からいただくことにします。
 19:39 青森と言えば

 ホタテ。

 水揚げ高は圧倒的にトップは北海道だけど、自分らの年代だと陸奥湾の帆立が有名。


 ホタテはお刺身もいただきましたが、お刺身で冷たいものばかりだったので、暖かいものをと言うことで、”帆立みそ貝焼き”。
 19:40 さよりの皮

 途中、つまみで出てきたサヨリの皮を串に巻いて炙ったもの。

 日本酒にピッタリの珍味。

 ちょっと強めに振った塩味と磯の香りがたまりません。

 ちなみに、日本酒の入った切り子のグラスには、確実に1合以上のお酒が入っていてお得。 (≧O≦)
 19:55 アワビ

 貝好きの嫁さんの好物、アワビ。

 下世話な話ですが、値段を聞いたら、首都圏で食べるのの半値!
 即、注文。

 キモ和えが旨いけど、夏のこの時期のキモは美味くないらしく、キモ無しで供されました。


 アワビは自分も嫌いじゃないけど、一切れでいいや。

 高いお金を出してまで食べる価値が見いだせないんだなぁ、アワビだけは。
 20:19 三沢の昼イカ

 知らなかったけど、三沢と言えばイカらしい。

 三沢漁港で昼間揚がったイカが夕食には登場するという新鮮さが売りです。
 
 イカが美味しいのは、嫁さんが前回きたときに確認ずみ。

 キモを和えて食べるのが旨い。


 20:26 エンガワ

 そして、エンガワ。

 エンガワも美味しいんですね。
 今まであまり美味しいと思って食べたことがなかったんですが、これは美味しい。
 ヒラメとかカレイとか、よく揚がるみたいで、どれもでかくて肉厚です。

 こういった三陸沖で捕れる地のものの美味さはビックリするね。
 正直、価値観がかわりました。


 22:13 ご馳走様でした。

 レポ書いていてビックリしたね。 (゜o゜;
 最後の写真が22時13分。

 エンガワを食べた後、握りを摘んだんだけど、こんなに長い時間居たとは思ってなかった。(汗)

 満足満足。

 これだけ食べて、日本酒も結構呑んで、二人で2万円しなかった。

 都内近郊で食べたら、完全に倍はいくね。

 『ご馳走様でした。 大変美味しかったです! m(_ _)m』

 青森に来ることがあったら、遠回りしてでも寄ってみたいですね。


 ※ 結局、三沢の仕事が終わったときに、もう一度、都合4回も通っちゃいました。