唐津に泊まる     TOURING     
  2016年5月4日(水) 唐津〜大阪 (九州ツーリング)
 8:16 九州を発つ

 ゴールデンウィーク・ツーリングも九州に上陸して5日目、終盤です。

 今日からは関東に向け戻り始めます。

 行きは大阪からフェリーで来ましたが、帰りは陸路です。

 今日は唐津を出発し、大阪まで戻り、大阪で一泊する計画です。


 唐津から大阪までの距離はおおよそ650km。

 100km/h巡航でおよそ7時間。 食事や給油、休憩でプラス1時間のざっくり計8時間。
 午後4時半ごろには大阪に着けるかな。

  
  8:20 出発!

 走り初めの距離計は、40,962 km。


 昨日到着時にいつものメータの写真を撮り忘れていましたね。

 昨日の走行距離は走り初めが 40,641kmだったので、

 40,962 − 40,641 = 321km ですね。

 それでは、出発!

 8:25 朝食を食べる

 ホテルを出発して、まずは朝食を食べます。。

 城内ホテルで予約したとき、朝食付きのプランがなかったので、途中で適当に食べようと考えていました。

 朝食で唐津のご当地グルメでもあれば良かったのですが、サカナは昨晩十分に食べましたし、イイ考えが浮かばなかったので、お得意の”吉牛”にしました。 となぜかネットで言い訳。(笑)

 食べたのは、いつものパターンで、朝から”牛丼並、玉子、みそ汁”のワンパターンのワンコイン。
 さっさと食べて、さっさと出ます。

 今日は650キロ先まで一日中高速での移動になるので、先を急ぎます。

 8:44 虹の松原

 唐津の市街地で吉牛した後、県道347号虹の松原線に入り、唐津の名所の一つ”虹の松原”を東進します。

 虹の松原は、その名のとおり松が県道の両脇におよそ5キロ弱にわたり植えられており、その数はおよそ100万本ほどらしいです。

 松林は、暴風、砂防のためのもので、その幅は400m〜700mほどあるため、バイクで走っていても見えるのは、それこそ松林だけになります。(笑)

 
 8:51 県道347号線から国道202号線へ

 虹の松原を通過し、引き続き県道347号線を東進続けます。

 左手に唐津湾を見て走っています。


 途中から国道202号線のバイパスに入るハズですが、ナビのご案内がイマイチ。

 この区間はバイパスと旧道が重複して走っている区間の様で、しばらく海沿いの旧道の方の202号線を走るとこになってしまいました。

 ただ、旧道の202号線の方が海沿いに近く、景色は良かったですね。

 
 まもなく、佐賀県唐津市から福岡県の糸島市に入ります。
 9:11 福岡前原(ふくおか まえばる)有料道路

 海沿いを走る国道202号線の旧道から、内陸に針路を取って、国道202号線の今宿バイパスに入り、前原東インターチェンジから福岡前原道路に上がり、前原本線料金所までやってきました。


 ここから先はひたすら高速道路の旅。  退屈しそうです。(´。`)

 9:21 福岡西本線料金所

 福岡前原有料道路を東進し、福岡西本線料金所までやってきました。

 この先、福重JCTから福岡都市高速環状線に入り、東進を続けます。


 9:30 博多を通過

 福岡都市高速環状線に入り、東進を続けます。

 左手は博多湾、福岡ヤフードームを右手に通過し、行く手にちょっとかわいい博多ポートタワーが見えています。

 昨日も風が強く走り難かったですが、今日も風が強く走行ラインがブレて走り難いです。

 走っていると、渋滞情報。

 これから向かう九州自動車道が事故で渋滞しています。

 10:45 めかりペーキングエリア

 福岡都市高速環状線からは福岡都市高速1号香椎(かしい)線〜4号粕屋(かすや)線経由で福岡ICから九州自動車道に入り、北東に進み、関門橋の直前にある”めかりパーキングエリア”までやってきました。

 すぐ脇に関門橋が見えています。

 福岡県の地理に詳しくない自分は、博多(福岡市)から関門海峡までは近くて20〜30分もあれば着くもんだと思っていましたが、実際に走ったら80kmぐらいあって、通常でも1時間くらいの距離なんですね。
 (ものを知らないって恐ろしい)

 ちなみに、”めかり”をググってみたら、この辺の地名で”和布刈”と書くらしい。 
 確かに、”和布刈PA”と書かれても、読めずに通過してしまいそう。(笑)
 (ひらがなで正解!)
 10:46 関門橋を渡る

 めかりPAで休憩しようと思ったけど、混んでいたのですぐに出発。

 関門橋を渡り「九州にさようなら。」

 今年のGWの九州ツーリングももう終盤になっちゃいましたね。(-_-;)


 この関門橋の上は、横風が強くて、1車線とは言わないけれど、車線半分ぐらいは簡単にレーンがずれて、さすがにビビリ気味。
 バイクは通行止めになってもおかしくないくらい。
 バイクで走るに、結構勇気がいりましたよ。(笑)
 


 11:32 山陽道 佐波川(さばがわ)サービスエリア

 関門橋を渡り、山口県に入り高速も中国自動車道になり東進。

 その後、山口JCTで山陽自動車道と分岐しますが、山陽道は広島県内で渋滞情報がありましたが、山陽道(?)に。

 東進を続け、佐波川SAまでやってきました。


 山陽道は渋滞情報が出ていたんですが、中国道には迂回しませんでした。
 中国道は、山間部を走っているため、トンネルが多く退屈だと話しを聞いていたので。
 でも、カーブは多いので逆に退屈しなくて、いいかもしれませんが・・・。


 しかし、相変わらず風が強い。
 
 普通に走って前から風がくる分には、カウルが上手く整流してくれますが、横からの風は整流されないので、ライディングウェアーがバタつきます。
 バタついたウェアーで、速度を上げるとヘルメットが振動して、視界がブレブレ。(笑) 走り難いったら、ありゃしない。
 11:39 昼食

 で、文句を書いていても仕様が無いので、ちょっと早めですがここで昼食にします。

 食事ができるのは、吉野家と海鮮専門店「海の幸」がありました。

 9コマ前で吉牛を食べているので、当然、”海鮮専門店「海の幸」”をチョイス 
 食べたのは、当店人気No.1の”海鮮丼”、みそ汁を”貝汁”にアップグレードして。(1,490円)

 せっかく山口県に寄ったので、フグでも食べようかと思ったけど、残念、置いてなかったですねぇ〜。(冗談です)

 貝汁はボリュームがあって、美味かったですよ。

 食べ終えてお店を出ようとすると、『お客さん。 お勘定!』
 高速の食堂だと”先払い”だと思い込みが強くて、危うく無銭飲食で山口県警のお世話になるところでした。(爆)
 11:55 ガソリン給油1回目

 お昼を食べたら、バイクにも。

 今日1回目のガソリン給油。

 中国道でなく山陽道をチョイスしたのは、シェルのスタンドが多いからもあります。

 それに、中国道は岡山国際サーキットで(全日本の)レースがあったとき、美作(みまさか)までは何度か来ていることもあってね。


 しかし、もうお昼だと言うのに、まだ山口県。
 意外に距離がありますね。
 夕方までに大阪にたどり着けるのか?


 ガソリンも給油したので、早々に出発します。

 13:38 小谷(こだに)サービスエリア

 佐波川SAから東進すること160km弱、広島県東広島にある山陽道 小谷サービスエリアに到着しました。

 交通情報に出ていた渋滞も通過したときにはすでに解消していたみたいですね。

 ここで今日2回目のガソリン給油。 カード払いのシェルでつなぎます。 (^_^)v

 足の短いYZF-R1だと、大阪に着くまで後1回給油が必要です。


 山陽道が少し内陸側に入ったこともあり、広島市を過ぎたころからは、風はかなり収まって、走りやすくなりました。
 14:53 吉備(きび)サービスエリア

 小谷SAから引き続き山陽道を東進することおよそ115km、岡山県岡山市にある吉備サービスエリアに到着しました。

 『飽きた! 高速道路飽きました。 』 (´。`)

 読んでる方も、サービスエリアの写真ばかりで、面白く無いですよね。
m(_ _)m

 アウトバーンみたいに速度無制限だったら、少しは退屈しそうもありませんが、1000ccのスポーツバイクを捕まらない速度で高速道路を走るのは退屈なことこの上もありません。 退屈過ぎて睡くなりそうです。 (T_T)

 そして、今日はそこそこ暑いので、水分補給も兼ねて休憩します。

 先ほどの小谷SAより東、大阪まではシェルのスタンドはありません。
 致し方なくENEOSのスタンドで、ちょっと早いですが、今日3回目のガソリンを給油。

 ここで給油しておけば、大阪まで給油の必要はありません。
 16:22 西宮名塩(にしのみや なじお)サービスエリア

 山陽道の吉備SAを出た後、東進を続け神戸JCTでふたたび中国自動車道へ。
 そのまま東進を続け、兵庫県西宮市にある西宮名塩サービスエリアに到着しました。

 神戸JCTから東側は、休日の夕方はいつも渋滞しているイメージがありましたが、今日はそれほどでもなかったですね。

 ここで、ちょっと休憩。 ちょっと連絡。

 ナビの目的地を宿泊先にセットして ルートを確認。

 ホテルまではあと40km弱、1時間くらいで着けますかね。

 16:54 吹田(すいた)JCT

 西宮名塩サービスエリアから引き続き中国自動車道を東進し吹田JCTにある本線料金所までやってきました。

 ここから先は近畿自動車道に入ります。


 
 17:15 宿に到着

 吹田JCTから先はナビのルート案内を素直きいて、摂津南ICで一般道へ。

 一般道の大阪府道2号大阪中央環状線で淀川をお渡り、守口JCT下で、左折して、国道1号京阪国道へ。

 その後、ウネウネと市街地を走り寝屋川(ねやがわ)にある、今夜の宿
ニューコマンダーホテル”に到着しました。

 17:18 本日の走行距離

 バイクはホテルの駐輪場に駐車。

 チャリと一緒なのでヒットされないかちょっと心配。( ̄。 ̄;)

 それでは、荷物を下ろしてチェックインしましょう。

 本日の走行距離は

 41,635 −40,962 = 673km

 でした。

 唐津市〜大阪:669.6km
 自走の経済学

 今回、佐賀の唐津(からつ)から大阪の寝屋川市(ねやがわし)まで自走しましたが、この区間福岡県北九州の門司港(もじこう)〜大阪南港まではフェリーを使うことも可能です。
 そこで、ちょっとどっちがお得か比較してみました。

 @ 自走(陸路)の場合:移動距離は540km
   ガソリン代: 540km ÷ 15km/リットル(YZF-R1)の場合 × 140円/リットル(高速でハイオクの平均的な料金) = 5,040 円

   高速料金(ETC):関門橋 門司IC〜(大阪)南港北IC:休日割引の場合=7,000円、平日通常料金の場合=10,170円

  合計 12,040円(休日)、15,210円(平日) 

 A フェリー(海路)の場合:
   乗客:通常期:二等洋室(ツーリスト:2段ベット)=7,050円
   バイク(750cc)以上:通常期:ネット割引(20%)= 6,170 ×0.8 = 4,936円

  合計 11,986 円

 と言うことで、条件によりますが、金額的にそれほど差は出ないということになりました。

 ただし、バイクの場合、その他にタイヤやオイルの消耗費がありますので、フェリーの方がお得と言えると思います。

 また、自分の場合、関東が起点・終点となりますので九州まで自走となると疲労度もハンパじゃありませんので、フェリーの方が圧倒的に楽だと思います。

 さらに、今回は単純に比較するため、ほぼ並行に走っている門司港(もじこう)〜大阪南港で比較しましたが、大阪〜別府、さらに今回往路で使った大阪〜志布志などのルートであれば、圧倒的にフェリーの方がお得、と言うことが言えます。
 ちなみに、今回行きで使った大阪南港〜志布志港のフェリー代は13,980円でした。
 
 ※ 金額はあくまでも2016年5月現在の参考金額です。
      大阪に泊まる。