午前中に戻る。   昼食を食べる。  TOURING     
  2016年9月1日(木) 北東北ツーリング【2日目:午後】
 12:13 入道崎を出発

 北東北ツーリング、2日目の昼食は入道崎にある美野幸で天然真鯛の石焼を食べました。

 入道崎の駐車場にはお食事処やお土産店などが並んでいます。

 ちょっと、ソフトクリームでも。と思いましたが、やめておきましょう。
 この先の道中、美味しいものがあるかもしれません。

 お腹もいっぱいになったので、午後のツーリングを続けます。

 12:18 秋田県道55号入道崎寒風山線(にゅうどうざき かんぷうざん せん)

 入道崎を出発して、今度は秋田県道55号入道崎寒風山線で男鹿半島の北側を南東に進みます。

 今日は9月1日の木曜日、こんな日に観光している人も少ないのでしょう。 道はガラガラで、快走。 気持ちいいです。


12:30 ボンヤリと

 入道崎から県道55号線を南東に走ること約12km、国道101号線との交差点にさしかかります。
 ここで県道55号線は一旦終了。

 その交差点を直進する形で進み、今度は国道101号線に入ります。
 
 国道101号線を南下すること4km弱、県道55号線が現れるので、左折してふたたび県道55号線に入り東進します。

 県道55号線に入ると、寒風山山頂に向け標高を上げてきます。

 途中で後ろを振り返ると、今走ってきた男鹿半島の北岸が眼下に広がっています。 その先にボンヤリ見えるのがお昼を食べた入道崎かな。
 12:34 景色がいい

 県道55号をそのまま進み、寒風山の頂上近くまでやってきました。

 南側の眼下には、今朝走ってきた秋田の市街地が見えます。

 海岸線のカーブがまさにきれいに湾曲、景色がいいですね。
 県道55号線をチョイスして正解でした。 (^_^)v

 入道崎から寒風山までの県道55号線は前半の国道101号線と交差するまでは、直線が主体で緩いカーブが所々にある路線です。 アップダウンもほとんどありません。
 国道101号線から先は、寒風山の頂上に向け標高を上げて行きます。
 頂上が近づくにつれて登り勾配はかなりきつくなります。
 中低速コーナーが短い直線でつながれたワインディングで距離は長くはありませんが、ライディングを楽しむことができます。
 が、それよりも景色が良くて、そちらを楽しんでしまいます。
 全線、センターラインのある片側1車線の対面通行で、交通量は少ない快走路線です。
 12:37 寒風山(かんぷうざん)山頂

 寒風山の頂上までやってきました。

 最後は10%を越えるであろうかなりの急勾配です。

 寒風山は標高355mと、山としてはそれほど標高は高くありませんが、周囲に高い山がほとんどないため 360°のパノラマが楽しめる、景観のいい山です。
 山頂に立つと、お山の大将の気分になれ、気持ちいいです。

 寒風山から、北側を望むと、これから訪れる青森県側の白神山地や、深浦まで見ることができます。


 12:37 東側は八郎潟

 東側の眼下には八郎潟が広がっています。

 これだけ360°視界が広がっている山も珍しいですね。

 山頂までクルマでアクセスできて、疲れ知らずで、便利です。
 山頂まで気軽に行けるのに、タダなので、お薦めです。(笑)

 これから先、八郎潟に向かって県道55号線を下りて行きますが、かなりの下り勾配です。
 一気に標高を下げますが、バイクで攻めると前転しそうになります。(笑)

 12:45 県道54号男鹿琴丘線(おが ことおか せん)

 寒風山から県道55号線を下りてきました。

 県道55号線はこの先の交差点で終わり、その先は左折して県道54号線に入り、北上して八郎潟を走ります。

 県道54号線は前半は水田の中を走ります。 その後は、県道の両脇に住宅が建ち並ぶエリアになります。
 この区間は県道54号線は干拓前の八郎潟の西側湖畔にあたる西部承水路の西側を走ります。
 北上を続けると、県道は途中の交差点で右に折れ西部承水路を渡り八郎潟に入り県道42号男鹿八竜線(おが はちりゅう せん)に突き当たります。
 県道54号線は一旦ここで途切れます。

 県道42号線に突き当たったら、左折して北上します。

 県道42号線は、八郎潟の西部を南北に縦断する県道です。
 13:01 八郎潟を

 県道42号線に入り数百メートル北上したら、道路標識にしたがいふたたび
県道54号線が現れるので、右折して県道54号線に入り東進しています。

 八郎潟の中の県道54号線はひたすら真っ直ぐ、ひたすら真っ平ら。(笑)

 干拓する前の八郎潟は琵琶湖に次ぐ日本で2番目に大きな湖だったそうです。
 1957年から干拓が開始され、今は八郎潟調整池と東部承水路と西部承水路が残っています。 その残っている部分だけでも18番目の大きさらしいです。

 干拓によって作られた土地に走る道はひたすら東西南北にひたすら真っ直ぐです。 退屈です。 ( ̄。 ̄;)

 この真っ直ぐな道はおよそ10kmほど続き、東部承水路を渡り、国道7号線と交差します。
 13:13 補給

 県道54号線を東進して東部承水路を渡るとすぐに国道7号線と交差します。
 左折して国道7号線に入り、shell のスタンドで今日1回目のガソリンを給油します。

 9月に入りましたが、今日は天気も良くて暑いですね。
 (9月に入ったからって、急に涼しくなるものでもありません。)

 入道崎から先、途中に美味しそうなものが見当たりませんでした。
 のどが渇いたので国道沿いにあったローソンで水分補給。
 熱中症にならない様に気を付けないといけません。
 13:40 県道4号能代五城目線(のしろ ごじょうめ せん

 国道7号線脇のローソンで休憩した後、やっぱり7号線は避けて裏道に逃げます。
 国道7号線をちょっと北上し、右折して県道217号森岳鹿渡線(もりたけ かど せん)に入り西走すると、県道4号能代五城目線との交差点に到着します。
 その交差点を左折して県道4号線に入り、今度は北上します。

 この区間の県道4号線は国道7号線の山側を並行して走ります。

 この区間の県道4号線は、センターラインのある片側1車線の対面交通の県道です。
 県道は田園の中、緩いカーブを直線でつなげたルートを走ります。
 交通量も少なく、信号もほとんどないので、気持ち良くバイクを走らせることができます。
 ただし、日本国中どこにでもある田園風景で、眺望の珍しさはありません。
 13:48 国道7号線は1kmほど

 県道4号線を北上すると、程なく東進する国道7号線に突き当たります。

 国道7号線に突き当たったら左折して7号線に入り能代市の市街地方向に西走します。

 このまま、直進すると能代市の市街地に入ってしまいます。

 ツーリング・マップルを見てみると山側に県道64号線が走っていて、”能代を避けるバイパス的役割”とあります。
 能代市の市街地に寄る用事は特にありません。
 ツーリング・マップルの注釈にしたがい、国道7号線を1kmほど西走したら、道路看板にしたがい右折して県道64号能代二ツ井線(のしろ ふたつい せん)に入ります。
 13:51 県道63号常磐峰浜線(ときわ みねはま せん)

 国道7号線を右折して、県道64号線に入り米代川を渡ると、まもなく交差点で県道64号線は途切れ、直進すると県道は63号常磐峰浜線となり、引き続き北上します。

 県道63号線は最初写真にある様な田畑の中を走りますが、後半部分は丘陵部になり水田は姿を消して森林と畑を交互に繰り返す区間を走ります。
 全線、センターラインのある片側1車線で対面交通の県道で、緩いアップダウンがあります。
 県道63号線は緩いカーブを直線で結んだ様なルートで、奥の深いコーナーは無く、軽いアクセルワークでバイクを走らせることができる県道です。

 県道63号線をさらに進むと、針路は北から北西へと変わり、日本海側に出て国道101号線に突き当たります。
 14:05 国道101号線

 県道63号線から国道101号線に入り北上します。

 国道101号線は秋田市から青森市まで左手に日本海を見ながら南北に縦断する国道です。

 国道7号線と重複する能代市を過ぎ単独国道になると、グッと交通量が減って、左手に日本海を見ながら走る快走路です。
 海岸線に沿って走るこの区間は奥の深いカーブや低速コーナーはありません。
 アクセルワークだけでバイクを気持ち良く走らせることができます。

 国道は緩いカーブがある区間では、センターラインはイエローに変わります。
 まれに前に遅いクルマがいると、必然的に引っかかります。
 信号機がほとんどないので、この区間で引っかかると、(道交法を厳守すると)なかなか前に出られません。
 (白線の)追い越せるところで、さっさと抜いておきましょう。(笑) 
 14:16 あきた白神

 国道101号線を北上し、途中にドライブイン的なあきた白神体験センターがあったので、そこでちょっと休憩します。

 さっきローソンで休憩してから1時間ほどしか経っていないんですけどね。
 今日は暑いので、炎天下の中走っていると体力が消耗します。(~Q~;)

 あきた白神体験センターは五能線のあきた白神駅に隣接しています。
 この前後の国道101号線は、五能線と並行して走っています。

 
 こうして写してきた写真を見てみると、新しくかったデジカメのG9Xは黒が弱いかな。
 一般的に感度がいいと言われている裏面照射型CMOSセンサーを使っているんですけどね。
 結構、ベタ〜って感じになっちゃってますね。
 でも、青の発色はきれいだと思います。
 14:19 紛失届けの取り下げ

 ここまで来て、思い出しました。

 今朝、秋田駅前交番で鍵の紛失届けを出してきたんですが、ホテルに戻ったら見つかりました。 (゜o゜;

 紛失届けを取り下げないとダメでした。

 もらったメモ書きに電話番号が書いてあったので、電話をしようと思ったら、『ダメじゃん!』
 
 市外局番が書いてありません。 ´_`

 携帯電話が音声通信の主体の今、市外局番無しの電話番号なんて・・・・・。

 今、市外局番を調べるのも面倒なので、宿に着いてから電話しよう。
 14:27 青森県に

 あきた白神体験センターで休憩した後、ふたたび国道101号線を北上し、青森県との県境までやってきました。

 わかっていた事ですが、秋田・青森県の西部に位置するこの辺り、特に何もありません。
 延々と海岸線が続くだけです。
 この周辺の白神山地も、手付かずの自然が残っていることで世界遺産になったぐらいですから。
 自分自身、何も無いことを確認しにきた様なところもあります。

 ただただ空いている国道101号線がそこにはあります。


 ちなみに、さっき休憩したあきた白神体験センター脇にあった”あきた白神駅”の1日当たりの平均利用者数は2015年で27人だったらしい。(wikiより)
 14:29 海岸線は

 青森県に入り北上を続けます。

 国道101号線は、日本海の荒波によって削られた海岸線を見ることができます。

 この海岸線がずうーっと続きます。


 クルマはほどんど通りません。 ( ̄。 ̄;)
 十二湖は見ずに

 国道101号線を北上し、途中で”十二湖”の看板が。
 事前に調べませんでしたが、国道101号線を山側にそれて、ちょっと寄ってみることにしました。

 脇道に入るとぜんぜんクルマが走ってません。
 道はずんずんと山の中へ。
 なかなか、湖らしいものも見えてきません。
 だんだんと不安になって、熊が出たら・・・・。なんて思ったら。
 根性が無いので、引き返します。(笑) 

 十二湖は見ずに終了。 (>_<)


 後から、GPSレコーダーの軌跡を見たら、十二湖はもっと奥だったんですね。
 下調べと根性が足りませんでした。 (^_^;)
 15:04 深浦の港に到着

 十二湖を諦めて、ふたたび国道101号線を北上。

 深浦の港に到着しました
 15:13 宿に到着

 深浦の港を見た後、国道101号線からちょっと山側に入った丘の上にある今夜の宿”深浦観光ホテル”に到着しました。

 到着がちょっと早かったですね。


 ここから先にある岩木山まで行ってみようかと考えました。

 が、宿の人にたずねると、途中にある鰺ヶ沢(あじがさわ)まででも一時間ぐらいかかるとのこと。
 岩木山まで往復するとゆうに2時間以上はかかりそうです。

 今から行くと、走りっぱなしで戻ってくるのは6時頃になってしまいそう。
 (翌朝は早いんです。後述)
 と言うことで、あきらめて早めのチェックインをすることにします。
 15:15 本日の走行距離

 本日の走行距離は

 45,857 ー 45,623 = 234 km

 と言うことで、今日はあんまり走りませんでしたね。

 でも、暑かったので結構疲れました。
 体力の衰えを感じる今日この頃です。(笑) 
 
 男鹿半島(入道崎)〜深浦:152.7km
     
     深浦に泊まる。