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 2016年11月6日(日) 全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJGP in 鈴鹿(決勝)
       
 7:53 サーキットの朝は

 タイトルにもある様に、今日は全日本ロードレース選手権の最終戦、MFJ-GPの決勝が鈴鹿サーキットで開催されます。

 昨日から鈴鹿サーキットに来ていて、昨日は予選を観戦。
 昨晩はサーキットの駐車場のホテル・ハイエースで車中泊。
 流石に、11月ともなると明け方かなり冷え込んで、自分が持っている寝袋ではちょっと寒くて、靴下を履いたまま寝てました。(笑)

 今日は決勝日。

 朝食にカップ麺を食べて、サーキットに向かいます。


 今朝は、駐輪場もバイクで一杯ですね。
 8:00 メインゲートから

 昨日はモータスポーツゲートからでしたが、今日はメインゲートから入場します。
 8:02 パドックへ

 今日はメインゲートでパス・コントロールはしてませんでした。

 その代わりに各シートの出入口や、パドックの入り口でパスコンしてました。

 それでは、パドックトンネルを通って、パドックに向かいましょう。


 8:05 パドックに到着

 「はい! パドックに到着。」

 パドックでは、各チームのスタッフが決勝に向けて準備中。

 コース上では、8時から J-GP3 の朝のウォームアップが始まっています。


 8:27 激観エリア

 パドックから、1コーナー側を見ると、手前の激観エリアは凄い人だ。

 後で、写真を撮りに行こうかと思ったけど、あの沢山の人を見てくじけた。
(笑)

 激観エリアは昨日の予選の時に見に行ったんだけど、8耐の時とかに設置しているオーロラ・ビジョンが設置されてないんだよね。

 あのオーロラビジョンって常設してあるのかと思ってたけど、違うんだ。
 イベントがあるときに設置してるんだね。

 でも、全日本のレースでオーロラビジョンを設置しないなんて、お金が無いんだね。 (>_<) 
 8:28 ダンロップ・コーナー

 パドックから見たS字コーナー後のダンロップ・コーナー。

 こうやって見ると、凄い登り勾配なんだね。

 走ってみると、そんなに急には感じないんだけど。

 登り勾配は7.8%もあるんだね。
 CBR600RRで走ると、開けて行くんだけど、この登り勾配を見ると、もっと開けられそうな気がするのは、たぶん気のせいだ。(笑)

 8:30 JSB1000

 8時25分から JSB1000 クラスのウォームアップ走行が始まりました。

 マシンが集団になって、ダンロップコーナーを駆け上がっていきます。

 ダンロップ・コーナーは登り坂から、デグナーカーブに向けてフラットになるので、バンクしてるバイクからコーナーの先が見えないんだよね。

 全日本のライダーは凄いね。 伏せ伏せで全開だ。

 そこをアクセル全開で行くのは、とっても度胸がいります。

 8:39 ホームストレートでは

 ホームストレートに目をやると、スポット参戦の#91のレオン・ハスラム選手。

 KAWASAKI の ZX-10R は直線が速いですね。

 8:40 水色の

 水色のバイクは、#71 Team KAGAYAMA の加賀山選手。

 ”水色”は他で使っていそうで、使ってないカラーリングで、目立ちます。



 8:41 唯一土を付けた

 続いて、デジカメが捕らえたのは、#104 TOHO Racing の山口 辰也 選手。

 今シーズン、初戦から負け無しで4連勝していた #1 YAMAHA FACTORY RACING TEAM の中須賀選手に対し、5戦 雨の岡山で唯一土を付けたライダーです。

 
 10:02 J-GP3決勝

 朝のウォーミングアップが終わり、これから各クラスの決勝が行われます。

 まず、最初はJ-GP3クラスから。 グリッド上ではスタート進行が行われています。


 写真に捕らえたのは、グリッド9番目からスタートするゼッケンが見難いですが #410 の宇井陽一選手。

 1972年生まれで43歳。
 もう、20年以上も前からレースをしていて、世界GPも9シーズン走っています。

 筑波サーキットでも、ちょくちょく見かけますが、本当に走るのが好きみたいです。 (^_^)v
 10:11 スタート

 J-GP3のスタートです。
 
 10:15 チャンピオンは

 オープニングラップ、ホームストレートを下ってきたのは、#36 徳留選手

 昨日の予選トップで、グリッド1番からスタート。

 今シーズンここまで4戦行われた中、2勝して現在ランキングトップで一番のチャンピオン候補です。

 この3台でトップ争いを繰り広げ、最終的に2位でチェッカーを受けました。

 優勝したのはここまでランキング2位に付けていた、#634の栗原選手で、最終的に1ポイント差で徳留選手が逃げ切って、2016年のチャンピオンを獲得しました。

 10:27 レース状況は画面で

 ピット上の観覧席の端には、2台のディスプレイが常設。

 一台はレース画像を、もう一台は順位とラップタイムを表示しています。

 レースが始まり、スタートが切られると、みんなこっちの画面でレースの状況を見ています。(笑)
 まあ、ホームストレートだけ見ていても、退屈だしね。

 でも、当然ですが臨場感はありますよ。
 10:59 レース1

 J-GP3の決勝が終わると、次はJSB1000の決勝です。

 JSB1000の最終戦、MFJ-GPは2ヒート制です。

 午前中、これからレース1、午後からレース2が行われます。

 
 スタートラインの向こう側に並んでいる人たちは、特別にグリッド・ウォークが出来るお客さん。

 グリッド・ウォークが出来るのは貴重な体験ですね。
 11:06 スタート1分前

 スタート1分前です。

 昨日、行われたノックアウト予選でトップを獲った#1の中須賀選手がポールポジション、2番グリッドは#91のレオンハスラム選手、3番グリッドには#634 HONDAのマシンを駆る高橋選手と続きます。


 11:10 レーススタート

 JSB1000のレース1がスタートしました。

 レース1は8周の超スプリントで争われます。

 11:11 コーナリングは

 コーナーリングはディスプレイで見る。(笑)

 レースの状況は他のネット記事で詳しく、正確に書いていると思うので、あえて自分は書くのを止めよう。 きっと間違えるから。(笑)

 で、レース1は#1の中須賀選手が優勝。

 中須賀選手は前戦の岡山までランキング2位の#12 ヨシムラの津田選手とは27ポイント差を付けていました。
 今回レース1で優勝したことにより、津田選手とのポイント差が34ポイント差に開きました。
 これにより、たとえレース2で津田選手が優勝して、中須賀選手がノーポイントに終わっても逆転することができないため、中須賀選手のチャンピオンが確定しました。

 中須賀選手は全日本初の5連覇。 これは、凄いとしか言いようがありませんね。
 11:53 ST600クラス決勝

 JSB1000 のレース1の次はST600クラスの決勝です。

 スタート進行が始まり、各ライダーがグリッドに並びます。

 14番グリッドには中山真太郎選手、そのお隣15番グリッドには#39 中村選手のメカをしている清水メカの姿が見えますね。
 ライダーはまだグリッドに到着してないので、待ってます。

 11:55 1列目は

 グリッド1列目、ポールポジションは現在ランキングトップ #5 の前田選手。
 2番グリッドは#65 タイ人ライダーのチャランポン・ポラマイ選手。

 そして、3番グリッドは#9 MotoBUM からエントリーしている榎戸選手。
 榎戸選手は前戦の岡山まで55ポイントを獲得し、首位に16ポイント差の現在ランキング6位です。

 榎戸選手は場内アナウンスで選手紹介され、ご挨拶中。
 12:05 レーススタート そしてチャンピオン

 12周で争われるST600クラスの決勝がスタートしました。

 レースは観戦に集中していたので、写真はありません。 (-_-;)

 オープニングラップ、予選1番手の優勝候補の#5の前田選手が痛恨の転倒。 リタイヤとなってしまいました。

 榎戸選手は3番手でスタートし、トップ集団で走るものの、トップに立てずタイヤを温存する作戦に。
 そして、最終ラップ、勝負に出てトップチェッカー、今期初優勝!

 榎戸選手自身、全日本で初優勝となりました。

 そして、1ポイント差でポイントでトップに立ち、なんとチャンピオンに!

 榎戸選手もまさかチャンピオンになるとは予想していなかった。らしいです。
 12:51 ピット・ウォーク

 ST600の決勝が終わったら、お待ちかねのピット・ウォークですよ。


 「寒そうだ。」 (~_~;)


 12:56 孫か

 カワイイ。

 でも、娘、否、孫みたいだ。(笑)
 12:57 人気者

 J-GP3に参戦中の岡崎静香選手。

 今シーズンのランキング6位で締めくくり、初のシリーズランキング、1桁を獲得。

 今年はロードレース世界選手権のMoto3クラスに主催者推薦枠で出場していましたね。

 ピットウォークでも人気者です。

 12:58 なかなか

 なかなか、前に出て撮れません。(>_<)

 昨日の予選日よりもさらにお客さんの数が増えて、なかなかカメラ目線ももらえません。(笑)
 12:59 津田選手

 ヨシムラの津田選手。

 JSB1000のレース1では4位に沈み、チャンピオンを逃しました。 今シーズンは残念でした。

 今シーズン、基本設計の古いGSX-Rで善戦しました。

 来シーズンは、モデルチェンジする様なので、期待してます。


 以前、國川選手のお手伝いをしていたとき、國川選手と同じST600クラスを走っていて、ピットで良く見かけたこともあり、(勝手に)親近感があります。

 13:02 カワサキの

 カワサキの傘を持つ、お姉さん。

 13:06 人だらけ

 ピット・ウォークはこんな感じで、人だらけ。

 正直、人混み苦手なんです。(笑)
 13:21 昼食は

 ピット・ウォークを途中で抜け出して、お昼にします。

 お昼は、パドックにあるレストラン”SUZUKA-ZE”で。

 食べたのは、無難にハンバーグ・カレー(1,050円)。

 盛りはまあまあ、味は無難です。(笑)

 
 14:00 MotoBUM

 昼食の後(ピット・ウォークの後)は、J-GP2の決勝です。

 写真は、#8 MotoBUMの大木選手。
 今日は13番グリッドからのスタートです。

 フロント側に立っているのは、チーム監督の岡部さん。
 前のST600で榎戸選手がチャンピオンになりましたが、MotoBUM自体もチャンピオンを輩出したのは初だそうです。

 リヤ側には清水さんも控えています。
 14:05 J-GP2

 J-GP2のスタートが切られました。


 ポイントリーダーの#94 Team KAGAYAMA の浦本選手は7番グリッドからのスタートです。

 浦本選手は、2位の関口太郎選手とは22.7ポイント差。

 最終戦は優勝ポイントがボーナスポイントが付いて28ポイント。

 関口太郎選手が優勝しても、18位(6ポイント)までに入ればチャンピオンが確定します。

 で、結果、関口太郎選手が今期初優勝で28ポイントをゲットしましたが、浦本選手は10位でチェッカを受け14ポイントを獲得。
 8.7ポイント差で浦本選手がチャンピオンに輝きました。
 15:10 レース2

 J-GP2の決勝の後は、JSB1000のレース2です。

 早速、レース2がスタート。 レース2は20周で争われます。

 レース2のポールポジションは#12 ヨシムラの津田選手です。


 
 15:27 再スタート

 オープニングラップ、最終コーナーを立ち上がってきた#71の加賀山選手がハイサイドで転倒。
 それを避けきれず後続のTeam GREEN の #91 レオン・ハスラム選手と #26 渡辺 選手が巻き込まれて転倒。
 ホームストレート脇にライダーが取り残される形となったため、、赤旗中断となりました。

 赤旗中断の後、レース2は再スタートになりました。
 15:29 傷だらけ

 最終コーナーでハイサイド転倒した加賀山選手。

 皮つなぎは傷だらけ。

 スペアマシンで再スタートします。

 15:36 再スタート

 レース2の再スタートが切られました。

 #91のレオン・ハスラム選手もスペアマシンで再スタート。

 #26の渡辺選手はケガをしたため、リタイヤとなりました。

 レース2、ポールからスタートして#12 ヨシムラの津田選手は、途中惜しくもシケインで転倒し、再スタートしたものの順位を落としてしまいます。


 16:18 ダブル・ウィン

 レース2は、序盤#91のレオン・ハスラム選手がトップを走ります。
 が、レース後半周回遅れが出始めると、#1の中須賀選手がトップを奪い、そのままチェッカを受け、今日ダブルウィンとなりました。
 
 中須賀選手は強いですが、スポット参戦したレオン・ハスラム選手もトップ争いに加わるあたり流石です。

 今後も、外国勢の参戦するのは、全日本のレースにはいい刺激になると思いますね。
 16:37 今シーズンも終わり

 JSB1000のレース2が終わり、今日のレースはすべて終了しました。

 2016年の全日本ロードレースもこれで終わりました。

 それでは、ボチボチ帰路に就くことにしましょう。