14:38 今日も整備 昨年の3月に中古で購入したサーキット走行専用の2010年式CBR600RR。 聞いたところによると地方選手権に出場してライダーが所有していたものだそう。 なので、整備とかはキチッとしてあるようですが、整備の履歴とかがわかりません。 消耗や劣化するパーツは、調子が悪くなる前に整備をしておかないとね。 と言うことで、2月にはリヤサスペンションをオーバーホールしました。 例年であれば、すでにシーズンインしている季節ですが、今年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で、サーキットが営業していないこともあり、自粛中。 なので、今日も自宅で整備ネタです。 (ーー;) |
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14:40 スパーク プラグを 今日はスパーク プラグの交換をしようと思います。 プラグは、街乗りバイクでも消耗品。 ある程度の距離を走ったら、交換する部品ですよね。 レース用のバイクは街乗りバイクほど距離は走りませんが、ほとんどアクセル全開と条件はシビアなので、影響も大きいです。 前のオーナーがいつ交換とかしたのか不明なので、この機会に交換しちゃいます。 スパーク プラグはレース用車両専用のHRC品番、ちょっと特別感があります。 |
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14:49 はずす 整備をするに、まずはカウルとか外装を外します。 レース用車両なので、簡単。(に外せるよう作られています) |
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15:03 エアークリーナー ボックスは まずは、タンク カバーを外して、エアークリーナー ボックスに。 プラグを交換するのに、エアークリーナー ボックスを外さないとダメかな? ボックスの上にはECU(Electronic Control Unit)とか配線が一杯。 サービス マニュアルを確認したら、プラグの交換はエアークリーナ ボックスを外さなくても出来る様です。 (-_-;) マニュアル確認して、よかった! 危うく、エアークリーナー ボックスをバラして大作業になるところでしたよ。(笑) |
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15:03 クリーナーを外す ここまでバラしちゃったのでエアークリーナーの点検。 上部にあるフタを取るとエアークリーナーが現れました。 エアークリーナーを止めてある+ビス5本を緩めて、エアークリーナーを外します。 間違っても、インテークにビスを落とさないようにね。(笑) 最悪、エンジン下ろして、ヘッドをバラすことになるからね。 |
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15:10 エアークリーナーは エアークリーナを外しました。 まあ、この間交換したGSX-Rのエアークリーナと比べる由もない。 汚れてはいないけど、濾紙自体が経年変化で黄ばんで見えます。 部品を注文しておいて、次回交換だな。 これで記事のネタが1つ増えました。(笑) |
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15:53 戻した エアークリーナーボックスは外す必要が無かったので、戻しました。(汗) ただ、サービス マニュアルに書いてあることは、あくまでの(街乗り用)のノーマルバイクでの話。 ST600用に変更されたバイクでは通用しないこともあったりするので、油断禁物です。(笑) |
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15:53 ラジエータをずらせば サービス マニュアルには、ラジエータをずらせば、プラグを取り外すことが出来ると書いてある。 けど、それはノーマル(街乗り用)での話。 レース用車両は大きなラジエータが付いているんですが・・・・・。 まずは、ラジエータの上部を止めてあるボルトを外せば、ラジエータは前にずらせます。 |
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15:57 ギリで ボルト外してラジエータを前にずらしました。 ギリ入るね。 手が。 標準的な日本人より、自分は背が大きい分 手も大きいハズなので、かなり厳しい。 欧米の人はどうしているんだろうか。 なんて疑問が湧いてきてしまいます。 まずは、イグニッション コイルに電気を供給しているケーブルのコネクタを外します。 |
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15:59 ダイレクト イグニッションを ケーブルを外しました。 で、現れるのが(赤い丸の)ダイレクト イグニッション。 これにコイルが内蔵されていて、この先にスパークプラグが刺さってます。 昔は、コイルが別体でプラグキャップとハイテンション コード(プラグ コード)でプラグとつながっていたんだよね。 今でも、単気筒のバイクとかは、そのまんまだけど。 で、プラグを外すためには、このダイレクト イグニッションを引き抜くんですが、狭くてうまく手が入らないし、力を入れると反対側のラジエータのコアが当たって痛いし・・・・。 抜くのに苦労しますぜ。 |
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16:00 抜けました 抜けました。 ダイレクト イグニッション。 ダイレクト イグニッションは、たぶん 1980年代に HONDAのF1 で使っているのを雑誌で見たのが最初だったかな。 「スゲえなぁ〜。」と当時は思ったものですが、今はふつう。 まだ、(たぶん)自分が RZ-R に乗っていた時の話です。(爆) |
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16:08 交換しておけば 4気筒分、4つ全部抜けました。 どれが、どの気筒だかわかるように、頭にナンバーリングしておきます。 色々とネットで調べながら、この記事を書いていたら、以前自分の書いた記事がヒットした。 (^_^;) 以前乗っていたCBR600RRで2013年の12月に交換作業してましたね。 全然記憶から飛んでました。(汗) 今回はプラグの交換だけだったけど、色々と調べてみると、このダイレクト イグニッションも一緒に交換しておけば良かったね。 と、言っても、部品を手配してなかったので手遅れ。 まあ、そんなに手間はかからないので、そのうち・・・・・。やるかも知れない。 ネタが無くなったらやるかもしれない。 バイクを整備していると、次から次へと交換しておきたい部分が出てきますね。(笑) |
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16:09 スパークプラグは おニューのスパークプラグ。 レース車両専用で、NGKの R0409B-10、イリジウムプラグです。 街乗り用のプラグよりもちと高い。(^_^;) |
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16:10 電極は イリジウムプラグなので、電極はとっても小っちゃい。 肉眼(老眼)で見ても、電極が見えません。 デジカメの接写で撮れば、後から画面で拡大して見えますけどね。(笑) なので、電極のギャップが狭いだの広いだのは議論の外。 もう信じて、付けるしかありません。 けどね、今までの40年近いバイク人生で、新品のプラグの電極に異常があった事例は無いわ。 流石、ジャパン クオリティ。 まあ、この状態で手を滑らせて、電極を下にして落とすことだけは、絶対に避けよう! |
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16:11 プラグ レンチ プラグ レンチ、KTC製で。 プラグレンチはプラグのサイズによって3〜4種類ほど。 CBR600RRの場合、2面幅が16mmの B3A-16P。 マグネット付き。 同じサイズのソケット レンチじゃプラグを緩めることは出来るけど、マグネットが無いと引き上げることが出来ません。 これが無いと、ほっそ〜い穴の底に落ちているプラグを取るのが一苦労。 まあ、バイクを180°ひっくり返せば落ちてくるけどね。 そっちの方が100倍大変。(笑) 自分でプラグ交換する人は、準備しておくことを絶対にお薦めします。 ただし、プラグの寸法を間違えないようね。 間違えて買うと、一生一回も使わなかった。なんて工具箱の肥やしが増えちゃうからね。 一度経験すると身に染みます。 (-_-;) |
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16:12 プラグの穴に プラグ取ります。 この通り、プラグの穴にレンチを入れて、エクステンションを足す必要があるほど深いです。 ヘッドカバーからちょこっと顔をのぞかせているのが、9.5sqのエクステンション。 ちなみに、プラグを外す前には、マニュアルにも書いてあるけど、事前のエアーブローは忘れないようにしよう。 穴の底に、砂とかゴミが入っている可能性があるから。 |
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16:15 使ったプラグ プラグ、外れたよ。 やっぱりこれも細すぎて、消耗しているかどうか なんて見てもわかりません。 やっぱり走行時間とか走行距離で管理するのがよろしいかと。 |
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16:29 トルクレンチで 古いプラグが外れたら、新しいプラグを付けて締付け。 締め付けるのは、「手で回して締まるところまで締めてから、1回転半」とか書いてあったらどうしようかと。 (以前はこのタイプが多かった。) なんせ、狭いのでレンチが振れるのがせいぜい30°ほど。 1回転半とかだと、360°×1.5 = 540° 540°÷30°= 18回 って絶対に間違えるよね。 (個人の能力です) マニュアルをみると 規定トルクで。 て、トルク管理でした。 ので、トルクレンチを使って締付けます。 |
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16:37 キープ 全部のプラグを交換したら、外した古いプラグはキープ。 捨てない。 また使うかもしれないから・・・・。 レースに出ていた時分は、トラブルがあった時用にスペアで取っておいたものです。 新品のスペアーを揃えておくのがベストだけど、そんなお金はなかなか無かったから、もしもの時のために古いのを取っておいたものです。 その時のクセがまだ抜けなくて・・・・。 今だったら、トラブル出たら走らなきゃ良いだけ話ですから。 こうして古い部品がどんどんと貯まっていくわけで。(笑) |
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16:41 シールが プラグの取付が終わったら、ダイレクト イグニッションを取り付けます。 で、「あれっ?」と。 ダイレクト イグニッションとコネクターをつなぐところに入っているシールがありませんね。 コネクター側にくっついちゃっているのもあれば、下に落っこっているのもありました。 (あぶないあぶない) |
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16:41 イグニッションを イグニッション取り付けました。 オレンジ色のがシール。 イグニッションはプラグにしっかり押し込むのが、また力が入らないので、キチッと差し込むのがまた大変。 |
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16:45 取り付けたら ダイレクト イグニッション 4つ全部取り付けました。 ここまでくれば、後は配線だけ。 |
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16:49 ケーブルを固定 イグニッションにコネクタを確実に取り付けたら、コネクターのケーブルがプラプラしないようにインシュロックタイで固定します。 |
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16:52 ラジエータを戻す ケーブルを固定したら、ラジエータを元の位置に戻して、ボルトで固定。 |
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17:09 作業終わり? 最後に、タンクカバー、テールカウルとアッパーカウルをつけます。 アンダーカウルはまだ外しておこう。 しばらく走る予定がないし、まだイジるとおもうから。 で、作業が終わって、全体の写真を撮ると、なんか違和感。 |
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17:09 ちょっと違う ラジエータ部分を拡大すると、さっき取り付けたイグニッションのコネクターの位置が・・・・・ちょっと違う? 最初に撮った写真と比べたら、コネクタはシリンダーヘッドのメクラの後ろで止めてましたね。 これで、特に問題はありませんが、アッパーカウルをまた外すのが面倒なので、次回に。(笑) (続くか) |