2024年8月10日(土) チェーンを交換(その2) |
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8月4日(日)17:03 チェーンを交換したんだが・・・ 先週4日(日)、GSX-Rのチェーンの交換作業をしていましたが・・・・。 最後の工程、ジョイントのピンをカシメる段階で・・・・。 |
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大失敗 (+_+) 大失敗。 ピンを押し出してしまいました。 これでは、カシメたことになりません。 (カシメるのは、写真の反対側の部分ね) カシメジョイントは1回使いなので、これでオシャカ。 (+_+) 新しいカシメジョイントに交換してカシメ直さないとダメです。 さっそく部屋に戻って、ネットでカシメジョイントを手配。 しましたが、納期が・・・・。 8月13日以降との回答。 「ダメじゃん。」 これだと8月10日(土)からロング ツーリングに間に合いません。(ToT) |
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8月5日(月) 用品店で 明けて翌5日の月曜日、仕事終わりにバイク用品店に。 カシメジョイントが置いてないか、探してみました。 「ありました!」 けど、あったのは 530ZVM-”X”用。 自分が今回交換したのは、後継の 530ZVM-”X2”。 使えそうな気もするけど・・・・。 メーカのD.I.Dに直接メールでたずねてみました。 ダメだって。 「互換性はありません。」との回答。 ※ ご丁寧に回答いただき、ありがとうございました。 これは、今年の夏のロングツーリングに行くな!って言う天の声か? 否、それなら古い方のチェーン(ZVM-X)に戻せば行けるな。 (^_^)v |
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8月8日(木) 新しいチェーンのカシメジョイント 木曜日、自宅に戻ると予定より早く530ZVM-X2のカシメジョイントが届いていました。 これで、新しいチェーンはつなげます。 \(◎o◎)/ 天は見放さなかった! 10日(土)からのロング ツーリングは少しでも涼しい東北地方に行く予定で宿の手配とかもしてありました。 で、だ。 天気予報で台風が接近しているのは分っていたんで、金曜日の朝の天気予報で最終の判断をすることに。 昨日までは本州に接近するだけだった台風の進路予測が、東北地方に上陸する予報に変わっていました。 ダメじゃん。 (-_-;) 明日からのロング ツーリングはキャンセルすることにしました。 天はどうしても自分にロング ツーリングに行かせたくないらしい。 |
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8月10日(土)8:38 作業を続ける ツーリングをキャンセルしたので、3連休は暇になったよ。 (^_^;) 今日からツーリングに行けそうだったら、昨日の午前中仕事を休んでチェーンをつなげる予定だったんですよね。 でも、ツーリングには行かないから。 行けないから。 土曜日の朝からチェーンをつなげる作業をすることにしました。 台風接近は東北地方なので、時間があれば日曜でも月曜でも台風の影響が無い方にツーリングに行けますから。 いつでも走れるように、作業しておきます。 暑いけど。 さっそく、GSX-Rをガレージから引っ張り出して。 太陽光線全開。 |
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8:41 切断・カシメ治具を カシメ治具を準備。 大活躍。 |
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8:42 位置を合わせて 最初に、失敗したジョイントを外し(切り)ます。 まずはピンの位置に、手で回して圧入する治具を合わせます |
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8:45 ピンを押し出す 位置を合わせたら、レンチを使ってピンを押し出していきます。 バキッ! 「んっ?」 |
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8:47 治具がぁぁぁ ピンを押し出す、治具が折れた。 折れました。 心も折れましたぁ。(TOT) どうしても、”天”は自分をツーリングに行かせたくないらしい。 |
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8:53 ちょっと削ってみた ピンが折れちゃったので、ピンの頭の部分をグラインダーで削って外す作戦に。 新品のチェーンなので、グラインダーで熱があまり伝わらない様に手加減して削ってみました。 もう使わない古いチェーンだったら、熱が入っても問題ないんで、思いっきり削っちゃうんですけどね。 この状態でプレート部分をペンチでつかんで引っ張ってみたけど、全然。 これくらい削ってもダメなんだね。 (+_+) 確か治具のピンの部分だけ売っていたはず。 無駄なあがきは止めて、部屋に戻ってネットで手配することにしました。 ピンの治具は12日(月)に届くってさ。 |
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14:25 プレートを削る 治具はピンを抜く治具が折れてダメになっただけなので、プレートの圧入とピンのカシメは問題なくできます。 それだったら、カシメを失敗したプレートさえ取れれば、その後の作業はできます。 と言うことで、昼食を食べてひと段落した後、再チャレンジ。 カシメジョイントの頭の部分をグラインダーで削ります。 チェーン本体は、この後も当然使うので、出来るだけ削るときに熱が加わらないように細心の注意をして。 |
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14:29 プレート取れた ピンの頭を削って、プレートが取れました。 |
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14:30 ピンが飛び出している 外したジョイント部。 右側のピンが押されて、思いっきり飛び出しているがわかります。 こんな作業するようじゃ、プロじゃないね。 プロじゃないけど、素人だけど・・・・。 (-_-;) |
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14:31 届いたカシメジョイント 昨日届いた、530ZVM-X2のカシメジョイント。 寸法を確認しましたが、X2 と x の寸法の違いが分りませんでした。 実際は微妙なところが違うんでしょうね。 x2のチェーンに、xのカシメジョイントを使ってトラブっても困るので、ちゃんとx2のチェーンには x2のカシメジョイントを使いますよ。 |
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14:34 組付け準備 さっそく、組み付けの準備。 たっぷりとグリスを塗って、シールリングを取り付けます。 |
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14:35 仮につなげる ピンの穴にもグリスを充填したら、ジョイントを挿入して、仮にチェーンをつなげます。 |
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14:36 シールリングを ピンが出た側にもグリスを塗って、シールリングを貼り付けておきます。 |
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14:36 プレートを グリスの粘着力でプレートを仮に貼り付け。 |
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14:40 プレートに治具をセット グリスで張り付いているだけのプレートに圧入用の治具をセットします。 |
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14:41 プレートを圧入 レンチを使ってプレートを圧入していきます。 |
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14:42 しっかりとピンが 圧入できました。 しっかりとピンが出てます。 |
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14:42 標準部の幅は プレートの幅を確認します。 標準部のプレートの幅は、22.3mm。 先週計ったときは、別のリンクでしたが22.5mmでした。 ちゃんと計れば、もっと精度いいんでしょうけどね。 |
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14:43 圧入したプレート幅は そしてプレートを圧入したプレートの間隔を測定。 21.9mm。 ( ̄▽ ̄;) 標準部より −0.4mm。 ちょっと圧入しすぎた感がありますが・・・・。 確実に作業しようと思っていたら、力が入り過ぎちゃったみたいですね。 力入れすぎると、プレートは結構圧入できちゃうもんなんですね。 今度から気を付けよう! |
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14:43 治具の位置は カシメ治具の位置。 前にも書きましたが、この治具には3つの昨日があって、 @ ピンを抜いて、チェーンを切る。 Aプレートを圧入する Bピンの頭をカシメる ですが、@とAの作業をするときは、”A”の位置で、 Bのピンの頭をカシメるときは”B”の位置で作業します。 って、取説に書いてあるんですが、 前回は、うっかりして”A”の位置でピンの頭をカシメようとして、失敗しちゃったんですよね。 |
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14:43 治具の穴は 治具のお尻側。 真ん中に穴が開いてます。 @のピンを抜くときは、反対側からピンが押されて、この穴からピンが出るような仕組みになってます。 Aのプレートを圧入するときと、Bのピンをカシメるときは、穴の左右にある丸いくぼみのところにピンがきて、ピンがズレない様な仕組みになってます。 |
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14:48 しっかりと仮固定 で、今回は同じ轍(てつ)を踏まない。 治具がしっかりと”B”の位置になっているのを確認しながら、手で回して仮固定。 |
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14:49 カシメた結果 仮固定をしたら、レンチを使ってピンをカシメます。 カシメ状態の管理は、潰した頭の径で確認します。 規格は、GSX-Rのサービスマニュアルに書いてありました。 結果は、規格内に入りましたので、OKですね。 後は、真円に潰れてない、とか頭がひび割れてない、とかを見て確認。 結果、大丈夫ですね。 |
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14:51 もう一つも 1つ目がOKだったので、もう一つもカシメます。 |
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14:51 ちょっと足らない 5.69mm。 規格の下限が5.7mm〜なので、ちょっと足らない。 (まあ、良いっちゃ、いいけど) もう一息。 |
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14:53 越えたので 気持ち、もうちょっとカシメて。 5.7mm越えたので、OKと言うことで。 ピンのカシメは結構力を入れても、広がらない感じですね。 |
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14:55 カシメ完了 カシメ完了後の写真。 作業中に付いた汚れを落としておきましょう。 |
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14:56 最後にチェーン調整 最後にカシメたリンクがわかりやすい様に、ペイントマーカで色を塗っておきます。 チェーンの施工が終わったら、最後にチェーンの張りの調整をしておきます。 |
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15:17 使い始めの距離 チェーン交換作業、終わりました。 使い始めの走行距離は、50,284kmです。 さて、このチェーンはどれくらい保つますかね。 |
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15:17 いつでも それでは、チェーンの確認と慣らしに、ちょっと走ってみることにします。 これで、次回いつでもツーリングに出かけることができますね。 (おわり) |