CBR600RR    
   2025年6月22日(日) CBRのタイヤを準備
 
     
 16:10 ブリヂストンのR11を

 2024年の4月からタイヤはPIRELLIのDIABLO SUPERCORSA V4(Version4)を使っています。

 それまではV3(Version3)を使っていましたが、V4になって摩耗が早くなった様な・・・・。
 特にエビス サーキットを走った時の減り方が早いです。
 今のペースだと、年間で2セット以上、下手したら3セット使いそうです。

 昨今、タイヤの価格上昇が激しくて、タイヤ代が優しくありません。

 それでは、ST600の公認タイヤのブリヂストンのR11を履いてみようと考えました。

 16:11 ほぼ新品
 
 そんなことを考えていたら、(ここでは名前は書けないけど)知り合いから、「ほぼ新品のR11があるから試しに使ってみたら。」 とタイヤをいただきました。
  <(_ _)>

 写真はもらった R11のリヤタイヤ。

 確かにほぼ新品。

 R11はST600のレースの公認タイヤですが、耐久性もあります。

 ST600のワンメイクの公認タイヤ制度は(確か)2015年から始まりました。

 それ以前は、幾つかのタイヤメーカがST600レースに参入しており、レース向けのタイヤを供給していました。
 複数のメーカーが参入すると、勝つために1レース持てばいい、ハイグリップタイヤの開発競争になるのが必然です。
 そのため、当時は練習用、予選用、決勝用とレースごとに3セット以上のタイヤを準備する状況になりました。
 そこでワンメイクタイヤ制度にしてメーカー間の競争をなくし、耐久性のあるタイヤを供給することになりました。
 16:16 ビートを落として

 さっそくタイヤを入れ替えます。

 ガレージに仕舞ったおいたCBRの慣らしの時に使ったタイヤ。
 終わっているので、このタイヤを外します。

 まずはバルブを外して、エアーを抜いたら、ビートブレーカーで、ビートを落とします。
 16:24 交換した年月日を

 タイヤを外したら、エアーバルブを使い始めた年月日を確認。

 このバルブは 2023年10月14日に交換していますね。

 交換して2年弱。
 まだ交換しなくても大丈夫でしょう。

 16:29 刻印を

 タイヤを確認。

 ”FOR RACING PURPOSE ONLY”の刻印がしびれますね。(笑)

 16:30 製造ロットは

 一応製造ロットを確認。

 ”4024”なので、2024年の40週目・・・・。

 去年の秋の製造ですね。

 これまで履いていたPRELLIだと1年以上前の製造とか結構あったので、1年以内の製造なんて新しいですね。
 16:30 タイヤのサイズを確認

 タイヤサイズは”180/640R17”。

 180/640R17の640?って。

 公道用のタイヤのサイズだと 180/60R17とかが標準で、二つ目の数字の”60”は偏平率。
 タイヤ幅180mmの60% → 108mm(くらい)っていうことで表記していますが。

 で、この表記の 640はタイヤの外形で640mmだそうです。
 (BSのホームページより)

 
 16:30 ローテーション マークを

 取り付ける前に、回転方向(ローテーション マーク)を確認。

 前に使っていたライダーは、溶けたトレッドのゴムがこんなところまではみ出すくらいバンクさせてたみたいです。
 恐るべし。
 自分には無理だな。(笑)
 16:33 ローテションを合わせて

 ホイールの取り付ける前に、ローテーションを確認。

 タイヤのローテーションも、ホイール(ブレーキディスクに刻印)も時計回り。

 この状態で組めばOKですね。
 16:40 タイヤを組んだら

 この状態からエアーを入れて、ビートを上げていきます。
 16:55 エアーを入れたら

 ビートが上がったら、エアーバルブのムシを取付けて、エアー圧を調整します。

 この後、ホイルバランスを取ります。
 (写真撮り忘れ) ( ̄▽ ̄;)

 
 17:10 タイヤを外した

 続いて、フロント タイヤの入れ替えをします。

 すでに古いタイヤは外しました。
 17:10 フロントは

 フロントもエアーバルブの交換時期を確認。

 2021年2月23日ですね。

 4年経っているので、交換。 しようと思ったら、ストックが無かった。(汗)

 まあ、見なかったことにして、次回交換することにしましょう。
 いずれにせよ、1年以内には交換しますので。

 後で、エアーバルブを買っておかないとね。
 17:17 製造ロットと回転方向は

 フロントタイヤも製造ロットも確認。
 
 2024年の38週、去年の初秋ぐらいかな。

 こっちも一年以内で問題なしですね。

 やっぱり国内メーカーだと、ロットが新しいや。
 17:17 フロントのタイヤサイズも
 
 タイヤサイズは”120/600R17”。

 こっちはタイヤの外形が600mmってことですね。

 なので、周長は 600×3.1415 = 1,885mm
 タイヤが1周すると、1.885m進むってことですね。
 と言うことは、ツクバサーキットは1周約2kmなので、1周で1,000回転以上するんですね。 妙に納得。
 17:19 回転方向を

 タイヤを組付ける前に、こちらもホイールの回転方向を合わせるためにローテション マークを確認。

 17:19 軽点マークを

 黄色い丸は”軽点マーク”。

 タイヤの一番軽いところに付いてます。

 自分が使ってきた PIRELLI とか MICHELINとか外国製のタイヤだと付いてない場合が多いですね。

 軽点マーク、久しぶりに見た感じ。(笑)

 この軽点マークは、アンバランスを出来るだけ相殺する様にホイールで一番重いと思われるエアーバルブの位置に合わせて組むのが一般的です。

 でも、マニアックなところだと、ホイル単体でバランスを計測して、ホイールの一番重いところに軽点マークを持ってくる人もいるみたいです。
 17:21 取り付けた

 ホイールにタイヤを取り付けました。

 後は、エアーを入れてビートを上げます。
 17:41 バランスを取る

 ビートを上げてエアー圧を調整したら、最後にバランスを取ります。

 リヤタイヤは写真を撮るのを忘れたけれど、フロント側は忘れなかった。

 タイヤを組付けたホイールをバランサーにセットします。

 原理は簡単。

 一番重いところが、自然に一番下にいきます。

 一番上のところが一番軽いので、そこに重りを貼り付けます。
 17:47 ガレージの中で

 取り付ける重りの重さは、”勘”って言うか、経験から。

 タイヤの一番上にきたところにチョークでマーキング。
 そして、左右どちらかに90°回して、戻るスピードを観察。
 タイヤ交換を何回もやっていると、戻るスピードでどれくらいバランスが崩れていて、どれくらいの重りを付ければバランスが取れるか、大体わかるようになりますね。
 試しに一番軽い場所に少し軽めの重りを付けて、また90°回してバランスを確認。
 小さい方の重りの重さは5gなので、その範囲で大体バランスが取れるところでやめておきます。
 (実際には、1gとか2gの重りもありますが、その程度のアンバランスは走行上問題ないみたいです)

 ここまでの作業で夕方になってしまいました。

 まだ作業が残っていますが、夕飯を作ったりしなければならないので、今日はここまで。

 続きは、後日やることにします。


 (つづく)