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6月22日(日) ブリヂストンのR11に変更 サーキット走行専用のCBR600RRですが、ST600と言うクラスのカテゴリーのレースで走っていたバイクを中古で購入したものです。 これまでサーキット走行の時のタイヤは、PIRELLIのDIABLO SUPERCORSA V4(Version4)を使っていました。 昨今、タイヤの値段が高くなったので、もう少し長持ちするタイヤに変えてみようと、ST600の公認タイヤのブリヂストンのR11を履いてみることにしました。 たまたま、そんなことを考えていたら、ほぼ新品同様のユーズドタイヤを手に入れることができました。 6月22日の記事で、そのタイヤをホイールに組付けました。 今日の記事はその続き。 |
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9:18 タイヤの大きさが違う PIRELLI のDIABLO SUPERCORSA とブリヂストンの R11のリヤのタイヤを見比べると、PIRELLIの方が大きい。 規格的には DIABLO SUPERCORSAが 180/60 R17、ブリヂストンのR11が180/640 R17。 規格の表示の仕方が違うので、一概に比較は出来ないので、外形(周長)を実際に計ってみることに。 |
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9:18 PIRELLI のDIABLO SUPERCORSAは PIRELLI のDIABLO SUPERCORSAの外形はざっくり205cm。 |
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9:20 ブリヂストンのR11は 対して、ブリヂストンのR11は 201cmくらい。 (メジャーが見難いけど) ブリヂストンのタイヤの規格 640はタイヤの外形なので、計算してみると。 640×π= 201.06・・・・ とほぼ計算値と一致。 ここで問題になるのが、ギヤー比。 |
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9:28 内項の積は外項の積 部屋に戻って、エクセルで計算。 現在、CBR6000RRのリヤに付いているスプロケットは44丁。 ブリヂストンの場合、何丁に相当するか計算してみると・・・。 比例式で”内項の積は外項の積”をあてはめると、43.14。 ブリヂストンのR11の場合、43丁のスプロケットが現状と同等と言うことになります。 ので、スプロケットを44丁から43丁に付け替えることにします。 |
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9:37 スプロケットを外す CBRからリヤタイヤを外して、まずはスプロケットを外します。 |
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9:39 これまでは44丁 これまで付いていた44丁 |
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9:42 在庫から スプロケットの在庫を引っ張り出してきました。 |
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9:43 43丁 43丁はありますよ。 このCBR600RRを購入したときに付いていたのが、この43丁のスプロケット。 |
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9:45 取付け 43丁のスプロケットと取り付けていきます。 |
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9:49 規定トルクで 取り付けたら、規定トルクで締め付け。 タイヤはまだPIRELLIのDIABLO SUPERCORSAだけど、後からブリヂストンに入れ替えますよ。 |
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10:12 チェーンはタルタル 今の状態でチェーンの伸びを確認すると、スプロケットの径が小さくなった分、チェーンがタルタル。 もちろん、チェーンの調整が必要。 |
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10:12 引き代一杯 チェーンの引き代は一杯一杯なので、チェーンを詰める必要があります。 ので、次の作業はチェーンのコマを詰めます。 |
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10:18 コマを詰める チェーンの長さを詰めるのは、1コマ=2リンク単位。 繋げるコマが1コマ入るので、とっちゃうコマは2コマになります。 詰めるコマは面倒なので、ピンの頭をグラインダーで削り落として。 |
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10:18 チェーンジョイント チェーンジョイント。 つなぐのに使います。 (別売り) あっちこっちのサーキットを転戦してサーキット毎にファイナルを変更する全日本のレースだと、必需品の部品です。 |
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10:25 かし丸君登場 チェーンを切ったりつないだりするときの工具。 D.I.D社製のかし丸君。 去年8月にGSX-Rのチェーンを交換したとき以来久しぶりの登場。(笑) カシメタイプのチェーンだと、この手の工具が無いとチェーンの交換はできません。 逆に、この工具があればチェーンの交換は出来ます。 |
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10:31 ピンを抜く それでは、かし丸君を使ってさっきグラインダーで削った抜き取るコマのピンを抜いていきます。 |
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10:34 ピンを抜いたら 2箇所のピンを抜きました。 |
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10:34 取り外したコマ 取り外した2コマ分のチェーン。 捨て。 |
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10:36 チェーンジョイントを 新しいチェーンジョイントを開封。 グリス付き。 チェーンの間に挟みこむOリングも付属。 失くさないように注意しないとね。 |
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10:39 ジョイントを挿入 同封のグリスをたっぷり塗って、ジョイントを挿入します。 |
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10:40 Oリングを こちら側にも忘れないように、グリスをたっぷり塗ってOリングを取り付けます。 |
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10:40 外プレートを Oリングを付けたら落ちないように注意して、外側のプレートを取り付けます。 外側のプレートの穴よりピンの方が少しだけ大きいので、腕力じゃ入りません。 ので、かし丸君を使って、この後圧入。 |
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10:45 外プレート幅を 外プレートの圧入量を確認するために、標準部分の外プレートの幅をノギスを使って計測。 17.75mmですね。 |
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10:45 圧入して かし丸君を使って圧入しました。 17.49mm。 ちょっと気合(力)を入れすぎたか。(笑) 0.26mmなので、許容範囲でしょう。 |
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10:48 ピンの外径を 外プレートの圧入が出来たら、今度はピンの頭をカシメて潰して、外プレートが外れないようにします。 カシメ量は、つぶしたピンの外径で管理します。 つぶすしている途中のピンの外径は5.40mmで・・・・。 |
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D.I.Dのホームページから D.I.Dのホームページからかしめ寸法を確認。 ZVM-Xシリーズで520のかしめ外径は5.5mm以上 |
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10:55 つぶし具合 かし丸君を使って、もう一息。 つぶし過ぎると、ピンの頭にヒビが入ったりするので、やり過ぎ注意です。 |
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10:58 寸法OK 寸法を計ると、5.51mmでOK。 念のために、もう一回かし丸君で力加えるけどね。(笑) |
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11:00 かしめ終わり 2個のピンの頭のかしめが終わりました。 カシメた場所が分かりやすいように、青色のマーカーペンで塗っておく。 |
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11:09 チェーンを調整 最後にブリヂストンのタイヤに入れ替えたホイールを付けて、チェーンの遊びを調整。 チェーンを詰めた分、アジャスターの位置がかなり前になりましたね。 リヤタイヤはこれでOKです。 |
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11:27 フロントタイヤも 続いて、フロントもブリヂストンのR11が付いているホイールに入れ替え。 締め忘れ防止で、トルクレンチで締めているところを写真に撮っておく。 これで、安心できるんですね。 |
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11:29 キャリパーを取付け 同じようにブレーキキャリパーも取り付けたら、トルクレンチを使って。 これも写真を撮って、ひと安心(笑)。 反対側も同じように。 写真に撮ってあるけど、わざわざ記事に載せるほどじゃないので省略。 |
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11:34 来週は初乗り 前後のタイヤをブリヂストンのR11に入れ替えて、作業終了です。 今度の週末は筑波サーキットで初乗りになります。 (おわり) |
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