CIRCUIT RUN  
   2013年11月23日(土) 鈴鹿サーキットスポーツ走行
       
 走行1本目 9:50-10:20 B2 

 いよいよ走行1本目です。

 走行10分前にコースインゲートでチェックを受けて、テクテクと歩いてピットに戻ると走行5分前。
 急いでバイクのエンジンをかけて暖機。

 暖機しながら、リムーバー、ヘルメット、グローブをはめて走行の準備。


 今回の走行は純粋にBIG BIKEのスポーツ走行枠、そして来週末にはNGK杯のレースが行われるので、走行するライダーは気合いが入ってそう。
 と言うことで、初心者マークのビブスを着用して走ることに。(^_^;)


 そしてエアー圧をチェックして、ウォーマー外して、スタンド外して・・・。と結構バタバタします。

 今度は、カードのチェック前に暖機をしておこう。

 そして、9時50分、ピットを出てコースインします。
   
 
 S字〜逆バンク

 ピットアウトをして、まずは1コーナー→2コーナーとインベタで回り、S字に入って左→右→左、そして逆バンクへ。

 『S字は結構スピード出るのね。』(笑)

 走行前 『S字はブレーキはかけなくて、アクセルワークだけだよ〜。』と聞いて、ブレーキを使わずアクセルワークだけで走りますが、全然アクセルの開け方が足らないね。 ちなみにシフトは3速。
 S字の各コーナー、インベタ気味になっちゃう。とどこまで寝かせてイイのかも、わからん。

 昔走ったときは1000ccだったので記憶も定かじゃないが、途中でスピードが落ちてもアクセル開ければどうにかなったような。
 でも、600ccだと一度スピードを落としちゃうとダメ。
 スピードにのりません。


 で次のコーナーへ。
ダンロップコーナー

 右コーナーの逆バンクを真ん中辺りで立ち上がって、左のDUNLOPコーナーへアプローチ。
 かなり上り勾配があるので、アクセルは出来るだけ開けて、スピードを乗せていかないと、その先のデグナーまでスピードがのりません。
 イン側にゼブラがあるので、奥の方でクリップに付くように。
 奥に行くにしたがって、上り勾配は緩くなってスピードも乗って、少しずつアウト側にはらんでいきます。
 これが怖い!
 どこまでアウト側に行っちゃうかわからないので、アクセルがなかなか思いっきり開けきれない。
 開けきれないと、DUNLOPの立ち上がりはコーナーのRが緩くなっているので、立ち上がりでインに付けちゃったりして、スピード乗せられないのを思いっきり痛感させてくれます。(笑)

 途中、思いっきりバンク中に3速から4速にシフトアップ。
 シフトアップの時に一瞬トラクションが抜けるので、この操作は慎重に、ビビリながら。
 大きく左にカーブしていて、入口が登り勾配で、真ん中辺りから勾配が緩くなっていくので、先が見えません。(>_<)
 気がつけば、アクセルの開け方が足りず、スピードが乗らずダンロップコーナーを立ち上がって、デグナーにアプローチ。
デグナーカーブ

 デグナー1個目の入口で、ブレーキングのポイントがわかりません。(T_T)
 と言うより、ダンロップコーナーを毎回違う立ち上がりをしているので、ブレーキングポイントが定まりません。→毎回、適当に違うブレーキングポイントで進入してます。
 で、進入で4速→3速へシフトダウン。 何回か2速まで落としちゃったけど、2速は落としすぎ!(笑)
 そしてデグナーの1個目はそれほど曲がってないんだね。 何周か走るとわかったけど。(走る前には、ちゃんとレイアウトを見ようよ!)
 それでも、解っていても、スピード落とし過ぎちゃう。
 本当はスピード乗せて、立ち上がりでアウト側のゼブラに乗るまでスピードをのせないとダメなんだけどね。 出来ない。
 実際はスピードが乗っていないので、アウト側まできれいにはらまない。

 そしてデグナー2個目。
 1個目から2個目までちょっと直線区間があるので、ちょっとの間だけど、そこもしっかりとアクセルを開けないとね。
 2個目は1個目よりグッと曲がってる。 レイアウト見るとわかるけど、1個目が45度ぐらいのカーブで、2個目は90度ぐらい。
 コーナーにカントが思いっきり付いていて”すり鉢”状になっているので、立ち上がりまで良く見通せます。
 入口で、3速〜2速にシフトダウンして、アプローチ。
 コーナーは曲がっているけど、カントが付いているので、思った以上に曲がってくれます。 なので、本当はもっと高いスピードを保ったまま入っていける。 結果的にスピードを落としすぎ!
 結局、目から入ってくる情報でとっても曲がって見えるので、スピードを落とし過ぎちゃうんだね。
 ヘアピン〜シケイン

 デグナーを立ち上がると、ちょっとの間直線区間。
 立ち上がりで2速〜3速、そして4速に。
 4速に入れるとすぐにヘアピン手前の100R入口。 
 正直、まだスピードが乗っていないので、3速で引っ張ったままで100Rまで行けそうです。(爆)
 でも、3速のままだとエンジンが回り過ぎていてトラクションが解りにくい。
(確認済です。(^_^;))
 100Rの進入はブレーキ必要なんでしょうかね?
 ブレーキかけて、きっかけ作って入っていきましたが、ブレーキングしなくても回れそう。 スピードが乗ってきたら要るのかな?
 でも、現状では怖いのでブレーキしてます。(ーー;)

 100Rを回るとすぐにヘアピン。
 100Rからヘアピンってこんなに近かったけ?と思うぐらい。
 ヘアピンを出来るだけアウトから入るため、バイクを右に振りながらブレーキング、と同時に4速→3速→2速とシフトダウン。

 そして、ヘアピンへアプローチ! 上手くインに付けません。
 マシンが旋回してくれなくて、立ち上がりで外向いていて、大回りしちゃいます。
 (基本低速コーナーが苦手でつ。 かと言って高速コーナーが得意と言う訳ではありません)
 高速コーナーより低速コーナーはタイムの影響が少ないので、今回は気にしない。
 中高速コーナーを優先して走ります。

 ヘアピンを2速で立ち上がると、今度はシケイン。
 ちょうど2速で吹けきるぐらいで、シケインのブレーキングポイントなので、ギヤは気にしなくてOK!

 シケインはこんなに狭かったっけ?と言うぐらい狭い。
 ゼブラはほとんど段差なくフラットなので、載っても大丈夫だね。
 ここも、詰め処はたくさんあるけど、今日はやめておく。
 他のコーナーで一杯一杯です。(笑)
 
 マッチャン〜スプーンカーブ

 シケインを立ち上がると、通称マッチャン。

 立ち上がりが200Rでスプーンにつながる250Rで構成されています。

 シケインを立ち上がると、一旦マシンを直線的に走らせてアウト側に。

 ビデオとか見ていると「なんでアウト側を走るんだろう?」
 と思っていましたが、走ってみると必然。

 シケインの立ち上がりからインベタで走っていると、スプーン手前の250Rでインに付けずアウトにはらんじゃう。 そうするとスプーンをアウト側から入れない。 て、単純な理由。

 なので、シケイン出口を直線的に立ち上がって200Rでアウト側に、途中直線部分があるので、そこでマシンを250Rのインに向けてイン側にあるゼブラでクリップをとります。

 シフトは2速でシケインを立ち上がって、→3速→4速→5速まで入ります。

 マッチャンの出口側250Rでコース幅の3分の2ぐらい右側に寄って、スプーンに向けて出来るだけ直線的にブレーキング。
 ここで、5速〜4速→3速にシフトダウン。
 スプーン1個目でインをなめて、一旦アウトに。
 アウトからスプーン2つ目のイン側のゼブラに付くよう3速のままスピードを調整。
 2つ目のイン側のゼブラをなめるよう立ち上がって、バックストレートに立ち上がって行きます。

 スプーンは難しい。 進入速度が遅かったり、速かったり。
 途中の速度が速すぎて遠回りしたり、遅くてインに付き過ぎちゃったり。
 立ち上がりも、向きが変わりきる前にアクセルを開けすぎて、立ち上がりでアクセル開けきれなかったり、一筋縄ではいきません。 (-_-;)
 バックストレッチ〜130R

 スプーンを3速で立ち上がって、理想的にはアウト側のゼブラまではらむことだけど、なかなかピシッと行かない。

 そしてバックストレッチ。
 3速→4速→5速→6速とシフトアップして行きます。

 バックストレッチと言っても、途中に左に緩く(1000R)カーブしているので、その区間は真ん中付近までラインを取って、バックストレッチエンドの130Rに向けて右側にラインを取っていきます。

 そして、130Rのアプローチ。

 「プレーキングポイントが解りません! (>o<)」

 200m看板のところにポストと信号があるので、最初はそこでブレーキング!
 『って早過ぎ! オカマ掘られるぞ!』
 そのために初心者マーク背負ってます。
 いくら6速全開でも200mあったら、止まれるよね。(爆)

 でも、6速全開のスピードにビビッているので、どうしてもブレーキングポイントが詰められません。(>o<)
 シフトは6速〜5速→4速。
 そして、130Rへ。

 このタイミングで寝かせれば!とバイクをバンキングさせますが、ピッタリのタイミングで寝かせられない。

 大体、バンキングが半テンポくらい遅れてしまって、130Rクリップに付けないで。 
 『あ〜っ、クリッピングポイントが過ぎて行く〜。』って感じです。(笑)
 実際130Rと言っても、コースが改修されて、入口側が85R、出口側が340Rに改修されています。

 1個目の85Rのインに付けなくても、実際出口側の340Rでアウト側のゼブラまで行かないので、速度が全然遅いんだね。

 ここは、バイクを寝かせるポイントがしっかり決まらないとダメダメだね。
 シケイン〜最終コーナー

 なんて130Rを4速で立ち上がって、シケインに。

 『ブレーキングポイントがわかりません。(´_`)』

 シケインのところは下っているの、ブレーキングポイントのところではシケインが見えないんですね。
 どこか、ブレーキングポイントの目印を見つけないとね。
 でも、まだ走りが全然安定してないので、ブレーキングポイントも見つからない。
 シケインのアプローチは、フルブレーキングしながら、4速→3速→2速とシフトダウン。
 アウト側にマシンを振って、シケイン1個目の右コーナーにアプローチ。

 『狭っ!』 シケインてこんなに狭かったですかね?

 そして、難しい。

 難しいのは、スプーンを高荷重で旋回して、バックストレッチをフル加速、そして130Rをフルブレーキングして、高加重で旋回、そしてシケイン手前でフルブレーキング、三半規管が高荷重に慣れたところで荷重が低いシケイン、タイヤが正しく設置しているんだかなんだか、解りにくい!
 極端な話、130Rの5分の1ぐらいの荷重しか感じない、とっても微妙で繊細だ。 よく考えられて造られていると思うね。
 そして、ここで転んじゃうのもわかるね。

 そんな低速、低荷重のシケインを右→左と切り返すと最終コーナー。
 右の最終コーナーは、旋回するのに難しいコーナーじゃありませんね。
 最終コーナーはいかに早くアクセルを全開に出来るかがポイントですね。 ストレートに向け思いっきり下っているんで、スリップダウンで飛んでっちゃうイメージがある。
 自分なんかは全然アクセル開けられていないので、滑る気配は無いんだけど、やっぱ開けきれない。

 1コーナー、2コーナー〜S字へ

 最終コーナーを右にバンクさせなが立ち上がり、シフトを2速→3速→4速。 そのままバイクを起こしつつホームストレッチを5速→6速と加速していきます。
 ホームストレートは下っているので、スピードがのります。

 1コーナーめがけて下っているので、結構ビビリます。(゜o゜;)
 で、ここもとっても早くブレーキング!
 横を鈴鹿に慣れたバイクが、結構な勢いで抜いて1コーナーに飛び込んで行きます。 (゜´Д`゜)

 ブレーキングから、シフトダウン6速→5速→4速と落として、1コーナーのイン側のゼブラを舐めつつ、2コーナーに向けて一旦アウトへ。
 自分なんかは、スピードがのっていないんで、1コーナーに関して言えば全然アウトに出る必要はないんですが、アウト側まで行かないと2コーナーが厳しくなるので、ノペーっとアウトにはらんで行きます。

 そして、1コーナーの立ち上がりから2コーナーのアプローチで1個落として3速へ。
 2コーナーは比較的旋回しやすくて、次のS時に向けて目一杯アウトまで立ち上がらないラインがたぶん標準で、前のバイクを抜くときは、目一杯アウトまではらんで、S字の入口までにインを刺すラインがあるみたいです。
 自分の場合、スピードがのっていないんで、中途半端にアウトまで立ち上がって、次のS字にアプローチする感じです。

 これで、鈴鹿1周。

 まず、走ってみて走り慣れた筑波よりアベレージスピードが全然高いんで、目がついていかない。
 結果、どのコーナーもスピードを落としすぎてるのが、わかる。(>_<)

 自分的には、これはある程度走って慣れないとダメだね。

タイムは?

 で、タイム。

 この間の全日本の鈴鹿のときにエ”マさんと
 『いくら鈴鹿を初めて走るからって、CBRカップのCBR250よりタイムが遅かったら恥ずかしいよね!』
 なんて話をしていました。
 ちなみにCBRカップのコースレコードは2分41秒8だ!(滝汗)

 B2クラスのコースオープン時刻9時50分になって、真っ先にコースインすると後ろからガンガン抜かれるのは必死なので、ある程度マシンがコースインしていくのを見届け、少しタイミングをずらしてとコースイン。

 とりあえずタイヤが暖まるのと、コース確認で3〜4周ほど。

 タイムを見ると2分44秒!

 『ちと、まずい! (汗)』

 で、少しずつ頑張って、やり過ぎちゃったり、上手く行かなかったところもあって、それでも少しずつタイムアップ。
 7周目に40秒台を切って、
 「とりあえずCBR250のタイムはクリアーしたな!」
 なんて悠長な事は言ってられません。 レベル低すぎ!

 で、少しずづ頑張って、9周の2分37秒台がこの走行ベスト。

 10周目はちょっとお疲れ? チェッカーを見て気が緩んだか38秒台で、この回の走行終了!

 10:28 インターバル

 チェッカーが振られコースを1周してきてピットイン。

 鈴鹿のスポーツ走行は30分の時間いっぱい走れるんですね。

 
 タイヤは新品を履こうかと思ったんですが、今年の夏の筑波TTの時に使ったタイヤ(筑波を20周=40kmほど)が残っていたんで、それを使うことに。
 
 リヤタイヤのパワーをかける部分が多少ザクってますね。

 右回りの筑波と違って、8字レイアウトの鈴鹿は、左右両方同じように減るので経済的(?)。

 30分間走った感想は、気候が涼しかったこともあってか筑波より疲れませんでした。
 低速でコーナーが連続する筑波はブレーキングを多くて忙しく、腕が疲れます。
 対して、バックストレッチとホームストレートが長い鈴鹿は、少しの間休むことが出来るので、腕は疲れませんが、アベレージスピードが高い分、下半身でマシンをホールドしているので、下半身が疲れた。

 
 12:15 昼食 

 1本目の走行が終わったら、まずは今の走行の記録。
 ラップタイムとか、ガソリン残量とか。
 走行の感じとか、ポイントとか。

 サスがフルストロークしているところとかは無いので、とりあえずセッティングはそのままで。

 今回、新品のタイヤを持ってきましたが、交換する必要はなさそうです。
 と言うより、慣れない段階で新品タイヤをおろすのが、もったいなくなりました。(笑)

 2本目の走行の準備。 まあ、ガソリン入れるぐらいですけどね。

 一段落したら、パドックのセンターハウスにあるレストランへ。

 注文は、筑波じゃないから”モツ煮”はない。

 で、カレー。(¥750) にしたけど、1本目の走行が結構効いていて、食欲イマイチ。 カツカレーもあったけど、自粛しておきました。(^_^;)
         午後の走行に続く!